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水晶のピラミッド
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水晶のピラミッドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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エジプトピラミッドの謎と密室殺人との奇妙な繋がり。少し無理があるが、奇想天外の物語であった。 | ||||
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僕が急ぎ過ぎなのかもしれませんが本編が始まるまで長かった。 不気味な化け物の話、古代エジプトの救われない話、タイタニックの話… 全体の1/3ほど読み終わり、ようやく本編でした。 僕みたいに我慢ならない方はこれらの話を読まなくても大丈夫です。 今回も変化球でした。 指名手配された人、金があるとはいえこれから辛すぎない? | ||||
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改訂完全版 暗闇坂の人喰いの木 (講談社文庫) に好感を持ち、解説で勧められていた本作品も早速購入。 夢中になって最後まで読みました。 壮大な歴史的世界観。石岡さんと同じように考え、松崎さんの魅力に惹き付けられ、御手洗さんと同じように考えられたとちょっと嬉しく思ったら突き放される。そのどれもが魅力的で、私は惹きつけられました この後に松崎さんが出てくる「アポトス」の紙の本は絶版になってしまったのですね。読みたかったです。目が悪いので電子版は読めないのです。残念です。 以下、万一、目に触れてもネタバレにはならないようにわからないように伏字も用いて婉曲的に書きますが気になる方は読後に読んでいただけたらと思います。 ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ 酸素が燃焼しても一酸化炭素(2C+O2→2CO)や二酸化炭素(C+O2→CO2)になるだけで酸素は消滅しても原子レベルでは存在するハズです。 また、熱による気圧の変化により、空間から抜けた分に◯◯が入ってくることがあるかもしれません。その場合でも熱量によって抜ける気体の量が変わるため酸素の割合とは無関係だと思います。またその場合に✕✕にも内向きの圧力がかかって開けられるのかなとも思いました。私の認識が間違っていたら申し訳ないのですが、その点がいまひとつ納得できませんでした。 | ||||
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素潜りしてる時に読みました。 御手洗さんが出てこないまま終わるのかと思いました。 | ||||
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御手洗ものとしては本作が初の海外を舞台にした作品となる。 90年代初頭の新本格ブーム最盛期に巨匠が満を持して放った超大作だ。 最初の複数の地域時代を繋ぐエピソードからアメリカでの人工ピラミッド内での溺死密室殺人まで一気に読ませる。 単行本として最初に出た時はこのメイントリックは物理学的に無理だという批判があったためか、その後のノベルス版以降では物理的に不可能であるという批判を逆にうまく取り込んで再構築されているようであり、当初の批判はこのバージョンでは当てはまらない。 | ||||
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前半のミクルの話が壮大で、惹き付けられます。 推理小説ですが、人間がしっかり描かれているので、胸に迫るものがあります。 探偵が格好いい助手が可愛いだけの推理物とは違います!島田荘司最高! | ||||
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最後の最後まで読み後耐えがありました 読み始めたら止まらなくなり。 二日で読んてしまい 読み終わってからも心地良い余韻が 残りました。 御手洗さん最後です〜 | ||||
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後半は圧倒的なスケールの大トリックで巻き返した。 一気に読ませる筆力には感服です さすがは島田作品スケールが違います トリックも奇想天外、大トリック 後から考えると、あの前フリはあれだったのか、これだったのかと余韻に浸ってしまう。 この前フリは長かったけど、作品に深みを持たせてると思います たとえばあの前フリがなかったら、説得力にかける展開になったことでしょう 戦争、ピラミッド、エジプトロマン、ハリウッドにタイタニック いろんなものが一度に体験できた気分です この一大スケールの時代と世界の話を数日で世界を飛び回り、 FBIや海外の警察を出し抜く痛快さ、御手洗は僕らのヒーローですな! | ||||
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こんなにページ数があっていいのか!と思わせてくれる作品です。第一700ページを超える作家が国内では数が限られます。この作品はそんな作家が書いた作品です。これはまずということで注意事項を言っておきましょう。まず、本編が始まるのが非常に遅い作品です。残念ながら彼の作品は「冗長」なのです。半分以降にならないと本当の始まりは出てこないので気をつけましょう。ただしそれなりにそそられる内容は描かれていますので悪くはないとは思いますが…犯行に関してはある意味芸術作品というべくこちらの突っ込みは受け付けない!的な構成となっていますのでその鮮やかな推理劇をお楽しみください。だけれども油断は絶対に禁物です。ああ、事件が解決したねおめでと〜なんて油断した日には終盤に打ちのめされますからね。基本的に著者の作品は長いです。そのため、夜寝る前に少しずつ読んでいく等、工夫してお付き合いしましょう。 | ||||
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ありえないことが物理的に実現できることを、紐解くのが、推理小説の醍醐味だと思いますが、この作品にかんして、現実的には、決してありえないファンタジー的な要素を現実の物とする。おすすめの正統派推理小説です。 | ||||
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御手洗シリーズ734ページの長編。アメリカ・オーストラリア・エジプト・タイタニック号・日本と時間も場所もバラバラに起こる事象が最後に一つに連環し、ちりばめられた恐怖が一挙にリンクする素晴らしいプロットが本作でも用いられている。読みどころは御手洗のビラミッドの不思議に対する理路整然とした解釈論の展開で立て板に水のごとく、多くの謎への解答を示すくだりは圧巻の一言だ。『アトポス』と同様ストーリーを動かす主軸はレオナとなっている。本作がアイーダ、『アトポス』がサロメをバックグランドに据えていて、オペラ好きにも響く。併せて本作にも氏の社会問題への氏なりの解釈と警鐘が現れている。その踏み込みの深さが素晴らしい。ただ犯人のしかけた殺害方法の『謎』は途中で解けてしまったのがちょっと残念だった(●^o^●)。でも御手洗好きには外せない傑作です。 | ||||
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はっきり言って今回の建物トリックはかなり凄いですその凄さをトリックだと言って読ませ切る島田荘司の筆力もまた凄いですこのころの御手洗物は大体力業なトリックが幅をきかせていますね | ||||
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探偵御手洗潔シリーズ。遙か数千年前のエジプトから現代まで、そのスケールが気持ちよい。ミステリーにありがちな密室トリックに縛られた幣束感とは無縁。荒唐無稽でありながら、それらが結びつく筆致の確かさ。豪放な推進力に引きつけられる。個人的には主人公によってネガティブに規定される「女性の定義」が本筋とは関係なくも、ヒット。『女性の典型、すなわち表面的には必要にして十分だけ優しげで、他者への思いやりに充ちているように見せているが、その実一円も損をすまいと絶えず身構えている図太い利己主義者』ああ、そうかも知れない。 | ||||
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御手洗潔シリーズであるこの作品はシリーズの中でもっとも派手な作品だと思う。『暗闇坂の人喰いの木』のレオナが再登場し、彼女を救いに颯爽と現れる御手洗はスーパーマンのように謎を解き明かしていく。その様はまさにアメリカンヒーロー。派手な舞台と仕掛け,豪華な登場人物と、とても楽しめる作品です。 | ||||
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