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水晶のピラミッド
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水晶のピラミッドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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エジプトピラミッドの謎と密室殺人との奇妙な繋がり。少し無理があるが、奇想天外の物語であった。 | ||||
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僕が急ぎ過ぎなのかもしれませんが本編が始まるまで長かった。 不気味な化け物の話、古代エジプトの救われない話、タイタニックの話… 全体の1/3ほど読み終わり、ようやく本編でした。 僕みたいに我慢ならない方はこれらの話を読まなくても大丈夫です。 今回も変化球でした。 指名手配された人、金があるとはいえこれから辛すぎない? | ||||
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改訂完全版 暗闇坂の人喰いの木 (講談社文庫) に好感を持ち、解説で勧められていた本作品も早速購入。 夢中になって最後まで読みました。 壮大な歴史的世界観。石岡さんと同じように考え、松崎さんの魅力に惹き付けられ、御手洗さんと同じように考えられたとちょっと嬉しく思ったら突き放される。そのどれもが魅力的で、私は惹きつけられました この後に松崎さんが出てくる「アポトス」の紙の本は絶版になってしまったのですね。読みたかったです。目が悪いので電子版は読めないのです。残念です。 以下、万一、目に触れてもネタバレにはならないようにわからないように伏字も用いて婉曲的に書きますが気になる方は読後に読んでいただけたらと思います。 ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ 酸素が燃焼しても一酸化炭素(2C+O2→2CO)や二酸化炭素(C+O2→CO2)になるだけで酸素は消滅しても原子レベルでは存在するハズです。 また、熱による気圧の変化により、空間から抜けた分に◯◯が入ってくることがあるかもしれません。その場合でも熱量によって抜ける気体の量が変わるため酸素の割合とは無関係だと思います。またその場合に✕✕にも内向きの圧力がかかって開けられるのかなとも思いました。私の認識が間違っていたら申し訳ないのですが、その点がいまひとつ納得できませんでした。 | ||||
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島田先生の御手洗シリーズが好きで、久方ぶりに読んだのだが、やはり得心いかないので以下に記そうと思う。 この作品への不平不満は申し訳ないが枚挙に暇が無いと推察する。たとえば過去の話が長い、事件発生までが長い、御手洗登場までが長すぎる、など…。 まあそういった点は御手洗シリーズには珍しくないとして、私が最も疑問視する点、言い換えれば納得いかない点、より有り体にいうならふざけんなくそぼけ、と怒罵したくなる点がこの作品には存在する。 以下はネタバレになるゆえ注意されたい。 すなわち、ピラミッド脇に聳え立つ塔の密室の解答が、 「ああすみません、あの窓、はめ殺しと書きましたが実は窓枠ごと外れるんですよw」 と唐突に言われたに等しいからだ。 これマジ、絶対やってはいけない反則でないかしらん。 はめ殺し、と言ったからにはその出入り口は完全に殺された、とされるのが暗黙のルールだったのではあるまいか? いかに足跡が残っていたからといって、「いやー実は窓枠ごと外れるんすよw」とドヤ顔で言われたらその瞬間に壁投げではあるまいか…。 御手洗シリーズはバカミスではないので(そう信じたい)、本当にマジでこういった安易な手段は取ってもらいたくない。 | ||||
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素潜りしてる時に読みました。 御手洗さんが出てこないまま終わるのかと思いました。 | ||||
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途中、あまりの長さに、何度も読むのをやめようと思いましたが、読み終えることができました。その意味では、これだけ長い作品を読ませる物語作りができる作家なのだと思います。 とはいえ、冒頭3割ほどのエジプト昔話やタイタニックの話は、物語を膨らませるというよりも、山盛りのフライドポテトの如く、読者の前に立ちふさがり、これを食べきらない(読みきらない)とステーキ(本筋)にたどり着けないという試練を読者に与えるだけのように思えます。 肝心の本編も豊かな物語というよりも、無駄が多いという印象が残ります。 同じ長いミステリーなら、綾辻行人の「暗黒館の殺人」のほうが迷宮的な物語世界を堪能できる分、一枚上手かな。 | ||||
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前作『アトポス』と同じく、松崎レオナが遭遇した、風変わりなロケ地での映画の撮影中に起こる怪事件。 『アトポス』は小説として面白く読み進められる反面、トリックとストーリーがアレすぎて失敗作にしか見えない珍作でした。その『アトポス』と類似した舞台を使った復讐戦が本作だと思われますが、残念ながら成功しているとは言い難い。 『アトポス』と同様、トリックや背景は壮大なのに、事件自体がショボすぎるんですね。殺す側(犯人)のロマン(動機)は存分に語られていて、その伏線として本書の膨大な部分が存在しているのにも関わらず、事件自体に魅力がない。肩透かしになってしまう。 ものすごい労力が注ぎ込まれた力作なのは疑いないので、残念! | ||||
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御手洗ものとしては本作が初の海外を舞台にした作品となる。 90年代初頭の新本格ブーム最盛期に巨匠が満を持して放った超大作だ。 最初の複数の地域時代を繋ぐエピソードからアメリカでの人工ピラミッド内での溺死密室殺人まで一気に読ませる。 単行本として最初に出た時はこのメイントリックは物理学的に無理だという批判があったためか、その後のノベルス版以降では物理的に不可能であるという批判を逆にうまく取り込んで再構築されているようであり、当初の批判はこのバージョンでは当てはまらない。 | ||||
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あまり書くとネタばれになりますのでぼかしますが、島田トリックの暴力的な豪快さも、物理法則に反してしまっては興ざめ。中学の理科レベルの知識で論破されちゃいます。 ストーリーを楽しむ分には島田ファンなら問題なく楽しめますけど…。 | ||||
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前半のミクルの話が壮大で、惹き付けられます。 推理小説ですが、人間がしっかり描かれているので、胸に迫るものがあります。 探偵が格好いい助手が可愛いだけの推理物とは違います!島田荘司最高! | ||||
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前半の話が何だったのか・・・ タイタニックの話はなんだったのか・・・ 実話でもないみたいだし | ||||
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前半、ミクルの物語にひきこまれました。 実際にあったように書いたものなのか、夢なのかはわかりませんがこのパートのためにだけでも一読の価値ありかもです。 前作、暗闇坂解決から数か月後が舞台。 トリックに関しては、「う~ん」どうなんだろう?と思うことも。 アメリカの裁判所も検証はするでしょうし・・・ 個人的にはレオナが登場し、御手洗がもてる。 このシーンがあるだけで満足はできました。 はじめて"御手洗シリーズ"を読んだ頃は、御手洗潔に対してはちょっと猫背で理屈をこねる博士タイプの外見イメージをもっていました。 レオナ登場以降、私の中での御手洗は完全に2枚目イメージに変わりました。 個人的には、この本を読んだのが8月31日ということもあり本の中の季節感とリンクすることもできました。 | ||||
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最後の最後まで読み後耐えがありました 読み始めたら止まらなくなり。 二日で読んてしまい 読み終わってからも心地良い余韻が 残りました。 御手洗さん最後です〜 | ||||
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時系列的には暗闇坂の人喰いの木とアトポスの間の作品ですが、その2作と比べても、もう一つ盛り上がらなかったかなと思います。謎の突拍子の無さはいつもの事なのですが、殺された人も一人だけだし、最初の別物語もそれなりに面白いけど、事件とはさほど関係も無いし、タイタニックの話はざっとあらましだけで済ましてもいいのではと思いました。御手洗シリーズをいくつか読んだ事のある人にはちょっと物足らない出来だと思います。 | ||||
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後半は圧倒的なスケールの大トリックで巻き返した。 一気に読ませる筆力には感服です さすがは島田作品スケールが違います トリックも奇想天外、大トリック 後から考えると、あの前フリはあれだったのか、これだったのかと余韻に浸ってしまう。 この前フリは長かったけど、作品に深みを持たせてると思います たとえばあの前フリがなかったら、説得力にかける展開になったことでしょう 戦争、ピラミッド、エジプトロマン、ハリウッドにタイタニック いろんなものが一度に体験できた気分です この一大スケールの時代と世界の話を数日で世界を飛び回り、 FBIや海外の警察を出し抜く痛快さ、御手洗は僕らのヒーローですな! | ||||
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こんなにページ数があっていいのか!と思わせてくれる作品です。第一700ページを超える作家が国内では数が限られます。この作品はそんな作家が書いた作品です。これはまずということで注意事項を言っておきましょう。まず、本編が始まるのが非常に遅い作品です。残念ながら彼の作品は「冗長」なのです。半分以降にならないと本当の始まりは出てこないので気をつけましょう。ただしそれなりにそそられる内容は描かれていますので悪くはないとは思いますが…犯行に関してはある意味芸術作品というべくこちらの突っ込みは受け付けない!的な構成となっていますのでその鮮やかな推理劇をお楽しみください。だけれども油断は絶対に禁物です。ああ、事件が解決したねおめでと〜なんて油断した日には終盤に打ちのめされますからね。基本的に著者の作品は長いです。そのため、夜寝る前に少しずつ読んでいく等、工夫してお付き合いしましょう。 | ||||
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途中までは、斜め屋敷の犯罪のように面白く読めた。タイタニックやピラミッドの部分も私には不要ではなかった。 が、トリックの現実性を持ち出しての最後のどんでんがえしは、不要に思える。 確かに現実に可能なトリックかどうかは重要な気もするがなんだかね〜。。。 | ||||
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このあたりの御手洗の小説は、全部やたら長いです! それも、無駄なモンがひっついて、冗長になってる感じなんですよ!! たとえばタイタニックのエピソードなんて、いらないでしょ!? たしかに、後の伏線にちょっとだけなってますが、なくても全然構わないでしょこの程度なら それに、メインの真相がタラリ〜ラってくらいに、ショボです。 御手洗が、ピラミッドについての新解釈たれてましたが、あとで嘘と判明! なめるな! 吉村先生怒るよ!! レオナが、馬車道までわざわざやってきて御手洗に依頼したが断られて 雨の中をずっと立ってるシーンが、馬鹿みたいだった。 御手洗も、あれこれ言いながら結局乗り出してるし、 物語の最後で、すげー気障な台詞吐いてるし・・・まったく(>o<)クピーン | ||||
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作者は「暗闇坂」以降、長いだけの"こじつけ小説"しか書かなくなってしまった。本作も長いだけで何の取柄もない。 途中で古代エジプトの長い物語とタイタニックの挿話が入るのだが、本編とは何の関係もない。唯の分量稼ぎだ。特にヒドイのはピラミッドが"水汲上げ装置"だとか言って行なう燃焼実験である。酸素が空気中で1/5程度しかないのは小学生でも知っている。作者は読者の知的レベルをどの辺に想定して書いているのであろうか。作中で御手洗は意味もなく年中回りに怒っているが、怒りたいのは読者の方である。 作者はデビュー当時、斬新なアイデアで読者を随分楽しませてくれた。だが、この変貌ぶりはどうだろう。もう一度、初心に返って欲しい。 | ||||
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