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水晶のピラミッド
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水晶のピラミッドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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雰囲気作りのうまい作家です。 でも、いくら雰囲気作りといっても、古代エジプトの話しや、タイタニック 号の話が延々続くのには参りました。読み終わってみると、結局事件の 本筋には大して関係なかったりするので徒労感を覚えました。 名探偵・御手洗潔が登場して事件を追い始めるのは、本のページが 半分以上過ぎてからです。 御手洗潔シリーズを読むのは、この作品が始めてです。 ずいぶん自己中心的な人だなと思いました。 この作品を読んだだけでは、ワトソン役のパートナー石岡氏との関係が 良く判りませんでした。 事件の解決は御手洗潔の独壇場です。 読者は、ヒロインのレオナや石岡氏と共に、御手洗潔の背中を追いかけ、 古代ピラミッドのロマンや、壮大なスケールの謎解きを体験します。 | ||||
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ありえないことが物理的に実現できることを、紐解くのが、推理小説の醍醐味だと思いますが、この作品にかんして、現実的には、決してありえないファンタジー的な要素を現実の物とする。おすすめの正統派推理小説です。 | ||||
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御手洗シリーズ734ページの長編。アメリカ・オーストラリア・エジプト・タイタニック号・日本と時間も場所もバラバラに起こる事象が最後に一つに連環し、ちりばめられた恐怖が一挙にリンクする素晴らしいプロットが本作でも用いられている。読みどころは御手洗のビラミッドの不思議に対する理路整然とした解釈論の展開で立て板に水のごとく、多くの謎への解答を示すくだりは圧巻の一言だ。『アトポス』と同様ストーリーを動かす主軸はレオナとなっている。本作がアイーダ、『アトポス』がサロメをバックグランドに据えていて、オペラ好きにも響く。併せて本作にも氏の社会問題への氏なりの解釈と警鐘が現れている。その踏み込みの深さが素晴らしい。ただ犯人のしかけた殺害方法の『謎』は途中で解けてしまったのがちょっと残念だった(●^o^●)。でも御手洗好きには外せない傑作です。 | ||||
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主な舞台はアメリカです。このときの御手洗さんは、鬱の状態でしたね。レオナさんが再登場してきます。何だかファンタジー要素も入ってましたし、途中読んでてワケわかんなくなってるところもありましたが、御手洗さんの推理にはキレがあり、感服させられました。御手洗さんの魅力にうっとりです。 | ||||
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はっきり言って今回の建物トリックはかなり凄いですその凄さをトリックだと言って読ませ切る島田荘司の筆力もまた凄いですこのころの御手洗物は大体力業なトリックが幅をきかせていますね | ||||
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探偵御手洗潔シリーズ。遙か数千年前のエジプトから現代まで、そのスケールが気持ちよい。ミステリーにありがちな密室トリックに縛られた幣束感とは無縁。荒唐無稽でありながら、それらが結びつく筆致の確かさ。豪放な推進力に引きつけられる。個人的には主人公によってネガティブに規定される「女性の定義」が本筋とは関係なくも、ヒット。『女性の典型、すなわち表面的には必要にして十分だけ優しげで、他者への思いやりに充ちているように見せているが、その実一円も損をすまいと絶えず身構えている図太い利己主義者』ああ、そうかも知れない。 | ||||
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御手洗潔シリーズであるこの作品はシリーズの中でもっとも派手な作品だと思う。『暗闇坂の人喰いの木』のレオナが再登場し、彼女を救いに颯爽と現れる御手洗はスーパーマンのように謎を解き明かしていく。その様はまさにアメリカンヒーロー。派手な舞台と仕掛け,豪華な登場人物と、とても楽しめる作品です。 | ||||
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