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水晶のピラミッド
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水晶のピラミッドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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島田先生の御手洗シリーズが好きで、久方ぶりに読んだのだが、やはり得心いかないので以下に記そうと思う。 この作品への不平不満は申し訳ないが枚挙に暇が無いと推察する。たとえば過去の話が長い、事件発生までが長い、御手洗登場までが長すぎる、など…。 まあそういった点は御手洗シリーズには珍しくないとして、私が最も疑問視する点、言い換えれば納得いかない点、より有り体にいうならふざけんなくそぼけ、と怒罵したくなる点がこの作品には存在する。 以下はネタバレになるゆえ注意されたい。 すなわち、ピラミッド脇に聳え立つ塔の密室の解答が、 「ああすみません、あの窓、はめ殺しと書きましたが実は窓枠ごと外れるんですよw」 と唐突に言われたに等しいからだ。 これマジ、絶対やってはいけない反則でないかしらん。 はめ殺し、と言ったからにはその出入り口は完全に殺された、とされるのが暗黙のルールだったのではあるまいか? いかに足跡が残っていたからといって、「いやー実は窓枠ごと外れるんすよw」とドヤ顔で言われたらその瞬間に壁投げではあるまいか…。 御手洗シリーズはバカミスではないので(そう信じたい)、本当にマジでこういった安易な手段は取ってもらいたくない。 | ||||
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前作『アトポス』と同じく、松崎レオナが遭遇した、風変わりなロケ地での映画の撮影中に起こる怪事件。 『アトポス』は小説として面白く読み進められる反面、トリックとストーリーがアレすぎて失敗作にしか見えない珍作でした。その『アトポス』と類似した舞台を使った復讐戦が本作だと思われますが、残念ながら成功しているとは言い難い。 『アトポス』と同様、トリックや背景は壮大なのに、事件自体がショボすぎるんですね。殺す側(犯人)のロマン(動機)は存分に語られていて、その伏線として本書の膨大な部分が存在しているのにも関わらず、事件自体に魅力がない。肩透かしになってしまう。 ものすごい労力が注ぎ込まれた力作なのは疑いないので、残念! | ||||
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あまり書くとネタばれになりますのでぼかしますが、島田トリックの暴力的な豪快さも、物理法則に反してしまっては興ざめ。中学の理科レベルの知識で論破されちゃいます。 ストーリーを楽しむ分には島田ファンなら問題なく楽しめますけど…。 | ||||
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前半の話が何だったのか・・・ タイタニックの話はなんだったのか・・・ 実話でもないみたいだし | ||||
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このあたりの御手洗の小説は、全部やたら長いです! それも、無駄なモンがひっついて、冗長になってる感じなんですよ!! たとえばタイタニックのエピソードなんて、いらないでしょ!? たしかに、後の伏線にちょっとだけなってますが、なくても全然構わないでしょこの程度なら それに、メインの真相がタラリ〜ラってくらいに、ショボです。 御手洗が、ピラミッドについての新解釈たれてましたが、あとで嘘と判明! なめるな! 吉村先生怒るよ!! レオナが、馬車道までわざわざやってきて御手洗に依頼したが断られて 雨の中をずっと立ってるシーンが、馬鹿みたいだった。 御手洗も、あれこれ言いながら結局乗り出してるし、 物語の最後で、すげー気障な台詞吐いてるし・・・まったく(>o<)クピーン | ||||
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作者は「暗闇坂」以降、長いだけの"こじつけ小説"しか書かなくなってしまった。本作も長いだけで何の取柄もない。 途中で古代エジプトの長い物語とタイタニックの挿話が入るのだが、本編とは何の関係もない。唯の分量稼ぎだ。特にヒドイのはピラミッドが"水汲上げ装置"だとか言って行なう燃焼実験である。酸素が空気中で1/5程度しかないのは小学生でも知っている。作者は読者の知的レベルをどの辺に想定して書いているのであろうか。作中で御手洗は意味もなく年中回りに怒っているが、怒りたいのは読者の方である。 作者はデビュー当時、斬新なアイデアで読者を随分楽しませてくれた。だが、この変貌ぶりはどうだろう。もう一度、初心に返って欲しい。 | ||||
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