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ばくうどの悪夢



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【この小説が収録されている参考書籍】
ばくうどの悪夢

ばくうどの悪夢の評価: 4.00/5点 レビュー 52件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全52件 1~20 1/3ページ
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No.52:
(4pt)

面白かった

自分にも経験がある。嫌なことがあると夢の世界へ逃げたくなった、中学生の頃に。
ずっと眠っていたい、現実から逃れたいは誰もが通る道なのか?
怖いけども現実の嫌な事から目を逸らさない事が鍵になるのかな、、、
昔の自分とシンクロしてとても怖くてとても面白かったです。
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No.51:
(4pt)

面白く読めた

シリーズ初期作品ほどの評価はしないがこの作家の作品は好き。
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No.50:
(3pt)

普通です。

今までのが面白すぎたのかな?あまり面白くなかった。買った事を少し後悔した。文庫版になるのを待てばよかったと思った。
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No.49:
(5pt)

怖かった

最近それこそ憑りつかれたような気分になって怪奇ホラーミステリー小説を漁って読んでいるが、怖いと思ったのはこれが初めて。何度目覚めても覚めない悪夢。一ひねりどころか二ひねり、三ひねりもあるプロット。最初はなんだか訳がわからなかったが、その分からなさは後半で判明。今また最初から読み直しているのだが、あまり読んだら夢に見そうでなんとなく嫌な気がするくらい、小説という気がしない。
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No.48:
(5pt)

子持ちにはキツかった

一昨年出産、2歳の子どもがいるので序盤、いや物語通してずっとしんどさがありました。澤村先生の文はいつも人間の絶妙に嫌なところ、それも、表に露骨に出てこない、庭の石をひっくり返してうじうじと湧いてくる虫をみたときみたいな、うわーわかる、あれ気持ち悪いよね、っていう感覚をめちゃくちゃ鋭く描写されるので余計だと思います。
元々ホラーも苦手で、文章読むのも得意ではありませんが、それでも読んでしまうのは単に比嘉姉妹の頼もしさ故です。
でもそれを踏まえても今作はずっと怖かった。しんどかった上に怖かったので暫くトイレ行けません。
文庫は来年かや?でたらそっちも買います。
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No.47:
(5pt)

話のからくりが見えた後半は一気読みでしたわ。ぞくぞくしたなあ、もう。

〝悪夢〟をモチーフにしたミステリーの趣向、〈ばくうど〉という化け物の手強さ、夢の中に潜(もぐ)る展開のスリリングなどきどき感。昔読んだ「ミステリーゾーン」(サーリング編だったかな。文春文庫から複数冊、出てました)に似た妙味があって、とても面白かったです。

ぶっちゃけ、第二章の半ばまでは「たるいよなあ。わけ分からん話だいなあ」てな感じで読んでたんですが、第二章の最後のほう、話のからくりが見えてきた瞬間からは、もう一気読み。ぞくぞく感が高まっていく、そんなおもろい話のスイッチが入りましたからね。

あと、■■■■が見る「一家団欒(いっかだんらん)の夢風景」に、胸がぎゅってなりました。そして、比嘉琴子(ことこ)、真琴(まこと)姉妹への親近感が、一段、二段、アップしました。
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No.46:
(5pt)

凄くいい。

最近は短編や中編が目立っていて、そのどれもが後味の悪い(褒め言葉です)作品で好きでしたが、やはりぼぎわんのように一気呵成に読ませる人怖やグロ、歴史ロマン(?)に妖怪オカルトムー的な要素が詰まったホラー小説界の豪華幕の内弁当みたいな長編を待っていたのも事実。

「読み終わりたくない」っていう気持ちに応えてくれてるいるかのような幾重にも重なった構成。
主要キャラ以外にも愛着が湧いてくるのは何故だろう。
他作品の話がさらっと出てきたりする辺りなんて、最早スティーブン・キングのメイン州の如く澤村ユニバースを感じたり。

最高でした。
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No.45:
(4pt)

冒頭で…

今までこの比嘉姉妹シリーズを順に読んできましたが、この本は冒頭で読んでいて気分が悪くなりました。
最近自分も子供が生まれたばかりというのもあるかも知れませんが冒頭の産婦人科での無差別殺人は精神的に来るものがあります。
ホラー小説としては掴みはバッチリなのかもしれません笑
それでも続きが気になってくるので澤村さんは本当に文才があるなと思います。少しずつ読んでいこうと思います。
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No.44:
(5pt)

値段の価値がある

また何度か読むと思う。
比嘉姉妹シリーズ久しぶりの長編、見逃していた。
すみせごを先に読んでなんだかおかしいと思ってこちらの存在に気付く。
アマゾンの比嘉姉妹シリーズのリストの中にも入っていないので、わかりにくい。
値段も高めだが、読んだらそれはどうでもよくなる。
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No.43:
(5pt)

えっ

ビックリな展開の数々に「あー、読了するのが惜しい」と思わされます
人ってここまで歪むものなんですね
恐ろしい
無差別殺人が増えているご時世ですので、そういった意味でもホラー感マシマシですよ
おお怖っ
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No.42:
(4pt)

極彩色の悪夢のような実験的作品

やっぱり、この人は比嘉姉妹シリーズの長編が真骨頂だな。短編も面白いし、シリーズ外の作品にもよいものが多いけど。

タイトルの通り、今回は悪夢ものだ。本作自体が、極彩色の悪夢のような酩酊感を読者に与える。

いつもながらの凝りに凝った構成だが、今回はそれが裏目に出ているような……。前半と後半が異なる展開になっているが、それが相乗効果になっていない。
後半の展開のみを膨らませて1本の「普通の長編」にしたほうが面白かった気がするのだ。

作者としてはどうしても、“シリーズ旧作をただなぞったような作品にしたくない、新しいことに挑戦したい”という思いになるのだろうな。
その意気やよしだが、残念ながら、実験的な分だけ面白さが減衰してしまった印象だ。

悪夢ものであるだけに、作中の現実と悪夢の境界線が曖昧で、わかりにくいし。

夢・悪夢を巡る古今東西の伝承等が、会話などに自然な形で織り込まれていく点は、とても面白い。
そういう美点も多い一方、瑕疵に思える点もある。

たとえば、過去のシリーズ長編では、「ぼぎわん」「ずうのめ」「ししりば」といった土俗的怪異の正体について整合性ある謎解きがなされ、「なるほど~。そういうことか」という深い得心があった。
本作にはそういうカタルシスがない。「ばくうど」の正体は中途半端なままで終わるのだ。

……と、ケチをつけてしまったが、全体としては十分に楽しめた。
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No.41:
(5pt)

続きが気になる!!

さえづちの眼を読んでから今作を読みましたが、その順で良かったと思いました。
この続きがかなり気になります…
個人的には一生懸命な真琴に幸せになって欲しいです。琴子もですが。
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No.40:
(5pt)

買わない理由があるでしょうか?

はじめは えぇー!ハードカバー重いやん!2,000円越え高って思いましたが 図書館でも順番待ちできっと読めるのは今から1年後?と 踏ん切りついて ジュンク堂へ急ぎました。普通の本屋さんだと取寄せになるそうで 待っていられなくて バス代使っても 早く読みたかったのです。
逸る気持ちで読み始め もくじの次のページに書かれている 文章も適当に読んでて 、登場人物の紹介とかも 全部 いい加減読み飛ばした?コレが間違いでした。
後でもう一度登場人物の紹介があります。是非比較して読んでください。
夢,願望と現実の境が何処からはじまるのか。にも注意して読むといいです。
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No.39:
(5pt)

読み終えた後の満足感たるや

分厚いのでしばらく放置していました。いい加減読もうとめくり始めたら、先が気になり、どんでん返しになり、あれよと2日で読み切りました。
は〜〜〜満足です…比嘉シリーズが好きで面白いのはもちろん。
現代社会の腐った部分を見せつけてる感じも、独特で好きです。
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No.38:
(5pt)

いや これは本当に

「ぼぎわんが、来る」から ここまでの比嘉姉妹シリーズ読んで、この作品が一番心に残った。後半 ちょっとだらける箇所があるものの、構成が素晴らしくて是非読んで欲しい傑作。心に刺さる。
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No.37:
(1pt)

読んだ記憶を消したい…

産婦人科病棟の事件は子供を産んだばかりの私には辛すぎました。これまで澤村さんの作品を愛読してきて、フェミニスト的な表現も多く見られるなと感じますが所詮は産まない側の生き物なんだなと思ってしまいました。こんな惨たらしい表現を世に出せるのだから。ストーリーや構成の善し悪し以前の問題。せめて注意喚起をつけて欲しかった。多くの妊婦や赤ちゃんがこんな目にあうと知っていたら絶対に読まなかった。
現実に干渉する悪夢というテーマは好きなので期待していただけに本当に残念です。
子供がいる方、子供が好きな方、これから産もうとしている方は絶対に読まないことをお薦めします。一生のトラウマになります。
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No.36:
(3pt)

キツいなあ……(ネタバレあり)

冒頭からキツい。妊婦と幼児はさすがにキツい。綾辻行人の殺人鬼シリーズも「Ⅱ」の冒頭だけはつらかったけど、あれに匹敵する。まあホラーだし、ここは耐性の問題だろう。

どうしても嫌だったのは、京アニの事件とかを、例としてダイレクトに挙げていること。
言いたいことは分かるし、一番効果的だけど、現実の事件の衝撃があまりにも酷いものだったから、読んでてつらすぎる。ここだけは、ぼかしてほしかった。

それ以外は普通に読めたが『ばくうど』の正体が明らかになるのが、やや唐突な気がした。急に駆け足で正体が判明しちゃった感じがする。夢の知識を前置きにするよりも、ここに力を入れてほしかった。この結果、澤村作品ならではのハラハラする怖さが薄れてしまってる気がして残念だった。

作中の殺人犯や少年の死に様、夢の中で母親が少女に最後にかけようとした言葉などを見ると分かるが、ばくうどは「最高に幸せな夢を見せ、最後に途轍もない絶望の悪夢を与えてから殺す」化け物だ。
姿形も含めて、まさに某作品の中に出てくる『魘夢』そのものだが、苦言でも否定でもなく、読んでて楽しかった。

とはいえ、ばくうど自体は、最後の「絶望」を強く描いてないから、怖く感じない。乱暴な言い方をすると、もっとばくうどの被害者を出して、絶望の恐怖を強調した方が良かった気がする。

全般的に思ったのは『ぜんしゅ』に近いなということ。怖さはなく、出てくる奴のイヤな感じがよく似てる。
総合的に悪い訳じゃないんだけど、これでこの値段というのはちょっと。今後はハードカバーで出ても、文庫になるまで買うまいと決めた。
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No.35:
(2pt)

ほんと悪夢だ。。。

ほんと悪夢でした。何を読まされているんだろうというのが正直な感想。
夢のループとでも言いましょうか、どんでん返しの連続ですが、読むのに疲れます。
全くホラー要素はないです。ジョジョのセリフが出てきたのは噴飯ものでした。
うーん。一度枯れたら最後、才能って戻ってこないんですね。残念です。
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No.34:
(2pt)

全く怖さを感じなかった

「ぼぎわんが、来る」を読んだときに感じたゾクゾクするような恐怖感が本作からは全く感じられなかった。そもそも、覚めたくなくなるような「いい夢」をみさせられて死ぬ怪異という設定にした時点で失敗だろう。これでは恐怖の描写が盛り込めない。夢の怪異よりも現実世界で起きた事件の方が恐ろしい描写になってしまっている。

終わり方も、別にハラハラもドキドキもしない冗長な描写がダラダラ続いた割りに、え?これで終わりなの?というぐらいの雑な終わらせ方に感じてしまった。比嘉姉妹シリーズの良さというのはとてつもない恐怖から、最後は姉妹、特に琴子の力で窮地を脱してスカッとする、ある種ベタな、水戸黄門的なストーリー展開にあると思っているが、今作ではそのすっきり感も全くなかった。
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No.33:
(5pt)

ぁああああ展開転じ拾って予想以上に

ぼくうどが存在することに気づいたのは、最近発売した澤村さんのさえづちの眼を購入する、ちょっと前でした。
お金に余裕がなくいつ買うか悩みつついたところ、さえづちが発売し、先にさえづちを購入。
久々に澤村さんの世界観にひたり、読み終わる前にばくうども購入。
2000円でいいの!?と思える満足感。
映画来るだと、松さん演じるコトコは強さが表だってましたが、小説だと人間味のが強い。
またそれがよい。
そして現代比喩や皮肉、悲しみ、深み、闇、美しさ…そこもフラグだったんだ!?と

本当は全部映画化してほしい。
そして、なぜか私がいままでお世話になった地名などが頻繁に出てきたりして勝手に親近感もわいたりなんかして…。

ぁあ早く新刊が読みたいです。
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