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ばくうどの悪夢
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ばくうどの悪夢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 1~20 1/2ページ
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自分にも経験がある。嫌なことがあると夢の世界へ逃げたくなった、中学生の頃に。 ずっと眠っていたい、現実から逃れたいは誰もが通る道なのか? 怖いけども現実の嫌な事から目を逸らさない事が鍵になるのかな、、、 昔の自分とシンクロしてとても怖くてとても面白かったです。 | ||||
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シリーズ初期作品ほどの評価はしないがこの作家の作品は好き。 | ||||
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最近それこそ憑りつかれたような気分になって怪奇ホラーミステリー小説を漁って読んでいるが、怖いと思ったのはこれが初めて。何度目覚めても覚めない悪夢。一ひねりどころか二ひねり、三ひねりもあるプロット。最初はなんだか訳がわからなかったが、その分からなさは後半で判明。今また最初から読み直しているのだが、あまり読んだら夢に見そうでなんとなく嫌な気がするくらい、小説という気がしない。 | ||||
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一昨年出産、2歳の子どもがいるので序盤、いや物語通してずっとしんどさがありました。澤村先生の文はいつも人間の絶妙に嫌なところ、それも、表に露骨に出てこない、庭の石をひっくり返してうじうじと湧いてくる虫をみたときみたいな、うわーわかる、あれ気持ち悪いよね、っていう感覚をめちゃくちゃ鋭く描写されるので余計だと思います。 元々ホラーも苦手で、文章読むのも得意ではありませんが、それでも読んでしまうのは単に比嘉姉妹の頼もしさ故です。 でもそれを踏まえても今作はずっと怖かった。しんどかった上に怖かったので暫くトイレ行けません。 文庫は来年かや?でたらそっちも買います。 | ||||
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〝悪夢〟をモチーフにしたミステリーの趣向、〈ばくうど〉という化け物の手強さ、夢の中に潜(もぐ)る展開のスリリングなどきどき感。昔読んだ「ミステリーゾーン」(サーリング編だったかな。文春文庫から複数冊、出てました)に似た妙味があって、とても面白かったです。 ぶっちゃけ、第二章の半ばまでは「たるいよなあ。わけ分からん話だいなあ」てな感じで読んでたんですが、第二章の最後のほう、話のからくりが見えてきた瞬間からは、もう一気読み。ぞくぞく感が高まっていく、そんなおもろい話のスイッチが入りましたからね。 あと、■■■■が見る「一家団欒(いっかだんらん)の夢風景」に、胸がぎゅってなりました。そして、比嘉琴子(ことこ)、真琴(まこと)姉妹への親近感が、一段、二段、アップしました。 | ||||
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最近は短編や中編が目立っていて、そのどれもが後味の悪い(褒め言葉です)作品で好きでしたが、やはりぼぎわんのように一気呵成に読ませる人怖やグロ、歴史ロマン(?)に妖怪オカルトムー的な要素が詰まったホラー小説界の豪華幕の内弁当みたいな長編を待っていたのも事実。 「読み終わりたくない」っていう気持ちに応えてくれてるいるかのような幾重にも重なった構成。 主要キャラ以外にも愛着が湧いてくるのは何故だろう。 他作品の話がさらっと出てきたりする辺りなんて、最早スティーブン・キングのメイン州の如く澤村ユニバースを感じたり。 最高でした。 | ||||
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今までこの比嘉姉妹シリーズを順に読んできましたが、この本は冒頭で読んでいて気分が悪くなりました。 最近自分も子供が生まれたばかりというのもあるかも知れませんが冒頭の産婦人科での無差別殺人は精神的に来るものがあります。 ホラー小説としては掴みはバッチリなのかもしれません笑 それでも続きが気になってくるので澤村さんは本当に文才があるなと思います。少しずつ読んでいこうと思います。 | ||||
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また何度か読むと思う。 比嘉姉妹シリーズ久しぶりの長編、見逃していた。 すみせごを先に読んでなんだかおかしいと思ってこちらの存在に気付く。 アマゾンの比嘉姉妹シリーズのリストの中にも入っていないので、わかりにくい。 値段も高めだが、読んだらそれはどうでもよくなる。 | ||||
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ビックリな展開の数々に「あー、読了するのが惜しい」と思わされます 人ってここまで歪むものなんですね 恐ろしい 無差別殺人が増えているご時世ですので、そういった意味でもホラー感マシマシですよ おお怖っ | ||||
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やっぱり、この人は比嘉姉妹シリーズの長編が真骨頂だな。短編も面白いし、シリーズ外の作品にもよいものが多いけど。 タイトルの通り、今回は悪夢ものだ。本作自体が、極彩色の悪夢のような酩酊感を読者に与える。 いつもながらの凝りに凝った構成だが、今回はそれが裏目に出ているような……。前半と後半が異なる展開になっているが、それが相乗効果になっていない。 後半の展開のみを膨らませて1本の「普通の長編」にしたほうが面白かった気がするのだ。 作者としてはどうしても、“シリーズ旧作をただなぞったような作品にしたくない、新しいことに挑戦したい”という思いになるのだろうな。 その意気やよしだが、残念ながら、実験的な分だけ面白さが減衰してしまった印象だ。 悪夢ものであるだけに、作中の現実と悪夢の境界線が曖昧で、わかりにくいし。 夢・悪夢を巡る古今東西の伝承等が、会話などに自然な形で織り込まれていく点は、とても面白い。 そういう美点も多い一方、瑕疵に思える点もある。 たとえば、過去のシリーズ長編では、「ぼぎわん」「ずうのめ」「ししりば」といった土俗的怪異の正体について整合性ある謎解きがなされ、「なるほど~。そういうことか」という深い得心があった。 本作にはそういうカタルシスがない。「ばくうど」の正体は中途半端なままで終わるのだ。 ……と、ケチをつけてしまったが、全体としては十分に楽しめた。 | ||||
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さえづちの眼を読んでから今作を読みましたが、その順で良かったと思いました。 この続きがかなり気になります… 個人的には一生懸命な真琴に幸せになって欲しいです。琴子もですが。 | ||||
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はじめは えぇー!ハードカバー重いやん!2,000円越え高って思いましたが 図書館でも順番待ちできっと読めるのは今から1年後?と 踏ん切りついて ジュンク堂へ急ぎました。普通の本屋さんだと取寄せになるそうで 待っていられなくて バス代使っても 早く読みたかったのです。 逸る気持ちで読み始め もくじの次のページに書かれている 文章も適当に読んでて 、登場人物の紹介とかも 全部 いい加減読み飛ばした?コレが間違いでした。 後でもう一度登場人物の紹介があります。是非比較して読んでください。 夢,願望と現実の境が何処からはじまるのか。にも注意して読むといいです。 | ||||
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分厚いのでしばらく放置していました。いい加減読もうとめくり始めたら、先が気になり、どんでん返しになり、あれよと2日で読み切りました。 は〜〜〜満足です…比嘉シリーズが好きで面白いのはもちろん。 現代社会の腐った部分を見せつけてる感じも、独特で好きです。 | ||||
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「ぼぎわんが、来る」から ここまでの比嘉姉妹シリーズ読んで、この作品が一番心に残った。後半 ちょっとだらける箇所があるものの、構成が素晴らしくて是非読んで欲しい傑作。心に刺さる。 | ||||
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ぼくうどが存在することに気づいたのは、最近発売した澤村さんのさえづちの眼を購入する、ちょっと前でした。 お金に余裕がなくいつ買うか悩みつついたところ、さえづちが発売し、先にさえづちを購入。 久々に澤村さんの世界観にひたり、読み終わる前にばくうども購入。 2000円でいいの!?と思える満足感。 映画来るだと、松さん演じるコトコは強さが表だってましたが、小説だと人間味のが強い。 またそれがよい。 そして現代比喩や皮肉、悲しみ、深み、闇、美しさ…そこもフラグだったんだ!?と 本当は全部映画化してほしい。 そして、なぜか私がいままでお世話になった地名などが頻繁に出てきたりして勝手に親近感もわいたりなんかして…。 ぁあ早く新刊が読みたいです。 | ||||
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この方の作品は全部そうですが、なんかありそうな嫌なシチュエーション、いそうな嫌な人、を書き出すのが抜群にうまいです。今回はそれに拍車をかけた嫌悪感を感じる内容がわんさか出てくるので人によってはかなりキツイかと思います。自分もいくつか似たようなシチュエーションや人、場面を思い出してしまい、かなり気分が下がりました。ちなみに今回の事件の元凶になった人物、こんな奴いるのかって思う方もいるかもですが、実際マジでこんな人と接したことがあるのでいます。それがまた恐怖。。 | ||||
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澤村伊智作品はほとんど読んでいますがトップクラスのおもしろさでした。 暴力描写、小者の心理描写(大好き)、展開の疾走感、オカルト知識、混沌からのすっきり……からのさらに混沌。大満足です。 | ||||
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黒幕の痛々しさといい、ぼぎわんの時と同じくうっかり図星ついて事態を悪化させてしまう野崎夫婦といい、昨今のSNSの普及による無責任な誹謗中傷や差別の表現が見ていて嫌な気分になるのに見てしまう不思議な作品 | ||||
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本当に久しぶりの比嘉姉妹シリーズでワクワクして読みました。 確かに面白い。面白いけどもっ! 最初の方はグロい描写に読むのをやめようと思った事が何度もありましたが、メインストーリーに入るとページを捲る手が止められない…。一気に読んでしまいました。 夢の話なので地の文のどこまでが現実でどこからが夢なのか登場人物と一緒に翻弄されました。とにかく騙された。 ぜひ、続編を早めに読みたいです! | ||||
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何か出来事がある→夢でした の繰り返しでじゃっかんストレスがあるが後半にその意味があきらかになる。 ストーリーは救いが少なくいたたまれない読んでて苦しくなる。 | ||||
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