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ばくうどの悪夢
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ばくうどの悪夢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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産婦人科病棟の事件は子供を産んだばかりの私には辛すぎました。これまで澤村さんの作品を愛読してきて、フェミニスト的な表現も多く見られるなと感じますが所詮は産まない側の生き物なんだなと思ってしまいました。こんな惨たらしい表現を世に出せるのだから。ストーリーや構成の善し悪し以前の問題。せめて注意喚起をつけて欲しかった。多くの妊婦や赤ちゃんがこんな目にあうと知っていたら絶対に読まなかった。 現実に干渉する悪夢というテーマは好きなので期待していただけに本当に残念です。 子供がいる方、子供が好きな方、これから産もうとしている方は絶対に読まないことをお薦めします。一生のトラウマになります。 | ||||
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ほんと悪夢でした。何を読まされているんだろうというのが正直な感想。 夢のループとでも言いましょうか、どんでん返しの連続ですが、読むのに疲れます。 全くホラー要素はないです。ジョジョのセリフが出てきたのは噴飯ものでした。 うーん。一度枯れたら最後、才能って戻ってこないんですね。残念です。 | ||||
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「ぼぎわんが、来る」を読んだときに感じたゾクゾクするような恐怖感が本作からは全く感じられなかった。そもそも、覚めたくなくなるような「いい夢」をみさせられて死ぬ怪異という設定にした時点で失敗だろう。これでは恐怖の描写が盛り込めない。夢の怪異よりも現実世界で起きた事件の方が恐ろしい描写になってしまっている。 終わり方も、別にハラハラもドキドキもしない冗長な描写がダラダラ続いた割りに、え?これで終わりなの?というぐらいの雑な終わらせ方に感じてしまった。比嘉姉妹シリーズの良さというのはとてつもない恐怖から、最後は姉妹、特に琴子の力で窮地を脱してスカッとする、ある種ベタな、水戸黄門的なストーリー展開にあると思っているが、今作ではそのすっきり感も全くなかった。 | ||||
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比嘉姉妹のシリーズは好きなのですが、この作品は読みづらくてわかりにくく、今のところまだおもしろいと感じることができませんでした。 読み直すつもりですが、読後感もよくなかったので、ちょっと時間をおいてからになりそうです。 | ||||
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当作品では夢と現実を行き来し、読み手も登場人物も混乱する・・・というのは古くからある手法を用いられる。 この手法はクラインの壺や完全なる首長竜の日・・・他も映画や漫画でも数えきれない。決して目新しいものではない。 一方で夢を扱うのは難しい(シナリオを書く上で、扱い方によっては禁じ手という扱いさえ受ける)。 「夢はなんでもあり」だからだ。「なんでもあり」な小説でさらに「なんでもあり」を持ち込むのは技術がいる。小説の中での現実を感じさせながら、夢を感じさせるというのはそれだけで、何重ものリアリティの階層がいる。 今回、作者はそこまでの技術に到達していなかったかなと思える。というのも、途中に挟まれる怪異に対しての推察は基本的に「独自に調べてきました」という会話を、まとめて(まるで定例会議のように)、話す。 「独自に調べてきました」でも良いのだけれども、作内の設定を口で話すよりも、物語内にちりばめられなかったのかな、と思う。 | ||||
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高レビューだっため読んでみましたが、出てくる人たち、キャラクターがみんな何かの二番煎じじゃないかなと思いました。 何かの二番煎じと何かの二番煎じが会話して、どっかで何回も読んだような事件がうっすーく描かれて、急展開に読者だけ置いてけぼり感が続き、そして物語はヌルヌルと流れるようにクライマックスへ…。 目新しいことがこれとしてない新作ですが、比嘉姉妹が好きな方なら満足するかなと思います。 | ||||
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ぼぎわん、ずうのめのクオリティに驚き、この人の作品をかなり読みましたが、結果、当たりと言えるのは前述の2つのみで、かろうじて及第はししりばだけというありさま。本作もシリーズで久しぶりの長編ということもあり予約して購入し読み終えましたが、結果は外れ作品が一作増えただけでした。ずうのめ人形の緻密なストーリーの積み上げと、クライマックスへの盛り上げの技術はなんだったのか、もしやゴーストライターでも使っていたのか、或いはリングの手法を単にトレースしていただけで、作者の実力など関係なかったのか。思うにこの作品は夢が大きく関わってくることもあり、シリーズの主要人物の動きより、本作品のみに登場してくる面々が見る夢の描写に多くを費やしており、そのせいか野崎や真琴の調査の過程の行動の描写が皆無と言ってもいいくらいに少なく、唐突にこんなことを見つけてきたからこうしてみるねと、行き当たりばったりに怪異に対峙しているように見えてしまい、長編と言いながら非常に短い話に感じられてしまいます。とにかく期待はずれの肩すかしという感覚しかありません。才能が早くも枯れたのか、最初からまぐれだったのか、注目して期待していた作家の作品であるだけに失望が大きいです。 | ||||
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