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テスカトリポカ
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テスカトリポカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全240件 81~100 5/12ページ
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暴力、麻薬、血、心臓と信仰。 コシモの人間でありテスカトリポカとなっていく過程がとても丁寧で細やかで最高だった | ||||
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主役の3人(バルミロ、末永、コシモ)に限らず、その他の伊川やパブロなどの生き様も躍動感を持って描かレていて素晴らしいです!戦闘や拷問シーンも臨場感あって好きですね。 一方、日本で資金と戦闘力を蓄えメキシコでのカルテル復活を目論むバルミロと、巨大な臓器売買ビジネスの成功を夢みる末永、手を組んだ二人が最後に袂を分つ箇所はちょっとあっけなかった気がする。末永の気持ちの変容をもう少し丁寧に書き込んでも良かったかも。 久々に重厚感があって面白い物語に出会えました。 | ||||
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麻薬、臓器売買、暴力など南米、アジアの裏社会を舞台にしたダークストーリー。 最後はダークヒーローみたいな感じです。この続きが読みたいです。裏社会のダークストーリーをシリーズ化してほしいです。コシモの今後が気になる。 | ||||
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すごい小説である。良い意味でそう感じた。読んでいて飽きる箇所がなく、休日の土日まるまる2日間をこの小説を読むために費やした。読みながらうなりそうになることがしばしばだった。 それは残虐な殺戮シーンや臓器摘出の場面に驚愕することもそうではあるが、それ以上にこの小説の舞台の広さと、登場する街や事物についての詳細な記述、それに著者の優れた文章力に圧倒された。目をそむけたくなるような題材を扱いながら、著者は確実な筆致で淡々と文章をつづり、少なくとも一読者の私を終始飽きさせなかった。それどころか、食事や入浴、トイレもそこそこに続きを読みたくさせるほどの引力があった。 この小説を書くのに約3年かかったというが、実際、これだけの舞台構想を練り、登場する街についての詳細な描写、アステカ文明や麻薬産業、臓器売買、それに銃やナイフ等についてのディープな知識をものするためにはそれぐらいの年月を要しても不思議ではないと思った。著者の執筆態度はあくまでも真面目であり、残虐さを売りにした扇情的な小説とは一線を画す創作品である。 著者は、小説である以上、メッセージ性に寄りすぎないように留意しているとインタビューで述べてはいるが、強いてこの小説のメッセージを1つ挙げるとすれば、それはネグレクトについての警鐘であろうか。加害者のコシモも、被害者の子供たちも、いずれもネグレクトが生み出した不幸な人間であり、育児放棄する身勝手な大人たちがこの小説のような悲惨な出来事を起こさせる元凶になっているのではないか。 繰り返しになるが、この小説には本当に圧倒された。プロの作家の豪腕ぶりをまざまざと見せつけられ、目からうろこが落ちる思いがした。 | ||||
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恥ずかしながらアステカ神話をこの度初めて知ったのですが、 なかなかハードで、 かつ所謂「正解」とやらがないとなると、 神話に基づく正義で繰り広げられる裏社会は 果たしてなんなのか、と考えさせられます。 考えさせられる間も与えられつつ、 進んでいくストーリーに目が離せず、一気に読んでしまいました。 | ||||
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麻薬の密売や臓器売買などを扱った犯罪小説。 とにかく、一人一人の人物描写が細かくて、生い立ちから現在に至るまでを丁寧に描写している。 スピード感溢れる展開にページをめくる手が止まらない。 グロテスクな描写も多々あるが、ものすごい臨場感と迫力だ。 ボリュームはあるが、一気読みしてしまうくらい面白かった。 | ||||
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グロテスクな描写連発、しつこい言い回し、内容に引き込まれる事が一度も無く、続けて読むことに耐えきれなくなり、途中で読むの断念。本当に受賞作なのか。 | ||||
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多くのいけにえを捧げるアステカ文明、あー、そんな感じの宗教だったのね。いきなり麻薬密売人を夜間襲撃するというフィリピン警察、密売組織の武装度が高いとやむ負えないとこがあるんだね。ふーん、臓器移植ってほぼほぼ血液型が合えばできるんだ。知らなかったよ。 人は死ぬんだよな。少なくとも小説の世界じゃ死んだ方が良い奴っているな。怖い怖い。 | ||||
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前半部、綿密だがくどくなく、それでいて手抜きでもない文章に圧倒された。さすが直木賞だと感嘆したものだ。それだけに後半部の展開が残念でならない。キャラクターたちには太平洋の両岸を支配する裏社会の帝国を築き、そこから転落して欲しかったのだ。あんな中途半端はないよ。 | ||||
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犯罪と神話。 身近なところで起こっていることなのか。遠くの話なのか。グロテスクな描写が多いがそれが苦にならないほどのボリュームとストーリー性に感服する。 | ||||
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参考文献の多さを見ても、如何に多くの事を作家が調べ尽くしたか、その情報量に圧倒される。物語もそういう土壌できめ細かにフィクションが綴られていて、残酷な描写でも勢いで読める。そうやって次第に数年の物語が進んでいくのだが、映画で言えば編集であっさり尺を縮めたように、唐突に山場が訪れエンディングになるのは残念。あと200頁は必要だったかもしれないが、読む側の体力も必要な大作であることに違いはない。 | ||||
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めちゃくちゃ面白い。子供の時コインロッカーベイビーズを一気に読んだ時以来30年ぶりくらいに面白い小説。 | ||||
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迅速かつ完璧な丁寧な包装ありがとうございます。 若干ですが、思ったよりもシミがありました。 | ||||
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麻薬組織同士の抗争が新たなビジネスにより中断してしまう。禍々しい神々の描写は単調な作業の繰り返しに感じられた。登場人物の野心、心情描写も感情移入出来ない部分が数カ所あり低評価につながった。 期待が大きかった分、残念でした。 作者の次回作に期待したい。 | ||||
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【読書のきっかけ】 2021年の年末ミステリランキングで高く評価されているうえに、直木賞と山本周五郎賞をダブル受賞。 これは、読まずにはいられませんでした。 【率直な感想】 <ミステリというより犯罪小説> 本作品は、いわゆる「謎解き小説」ではありません。 探偵による推理や、意外な結末といったものは全くない。 ここに描かれているのは、現実に起きたとしたなら、正視することのできない、犯罪行為。 これでもか、というくらいの凄まじい殺戮や暴力の描写が続く。 本作品のひとつの大きな特徴は、題名の「テスカトリポカ」から分かるとおり、古代のアステカ神話がモチーフとなって、作品全体を覆っていることです。 「犯罪+神話」というこれまでになかった組み合わせで読者を圧倒します。 <面白くなるのは、中盤からだった> 物語は、メキシコでの麻薬戦争から幕を開け、東南アジアや日本へと舞台が移り、登場人物も次々と入れ替わっていきます。 起伏に富んだストーリー展開というのは、物語前半にはあまりなくて、最初はあまり物語世界に没頭できませんでした。 しかし。 物語中盤以降、前半で描かれた登場人物たちの物語が、交錯を始めるところから、本作品は、読者を惹きつけて止まない、魅力的なものへと変貌していきます。 彼らの犯した犯罪行為は、決して許されるものではないけれど、それぞれが「犯罪哲学」というか、ある信念をもって行動していることが分かります。 もちろん、それは「犯罪」を正当化するためのものであり、危険な思想です。 しかし、本作品は、あくまで虚構の世界。 そのように割り切っていくと、登場人物のそれぞれが、どんな運命を辿るのか、目が放せなくなり、物語に没頭することができました。 【全体評価】 本作品で舞台となる日本のある都市は、その近くに以前住んでいたことがあって、土地鑑があるので、個人的には、「あの場所か」と場面を想像しながら読むことができたことは、ラッキーだったと思います。 もちろん、土地鑑がなくとも楽しめます。 「犯罪+神話」という独特の世界を圧倒的な筆力で描いた傑作と感じています。 | ||||
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バイオレンスな描写が多く、ディテールが詳細すぎる割には本編のストーリーは単純。もう少しシンプルな内容にしてページ数を減らした方が良かった。 | ||||
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デジタルブックは、通勤時間や休み時間に読めるのでありがたいです。 内容は文句なしで面白かったです。 | ||||
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どちらかと言えば、読みだすとぐいぐいと止まらなくなる前作『Ank』の方が好みと感じますが、本作は本作でなかなかのボリュームで読み応えがあります。 「麻薬密売人」「臓器売買」「闇医師」「古代アステカ文明」「神にささげる生贄」、そして「常識を超えたとてつもないパワーを持つ若者」といったキーワードが読者の好奇心をくすぐり、先を読みたいというワクワク感が生まれる。 しかし裏社会における命の軽さたるや。 いとも簡単に人の命が奪われていく場面が連発される。 それは巨大犯罪組織カルテルに君臨していたバルミロが幼少期に祖母から得た、アステカ文明に関する生贄の物語が身に沁みつき、アステカの教義を現代に再現しようとしているためだ。 「すべてはテスカポリカに支配されている。テスカポリカは暦の背後にいる時の超越者だ」 とバルミロはコシモに教え諭す。 「人間の群れが生きていくためには、神に生贄を差し出すほかない。人間が供犠をやめてしまえば、その日から暴力の伝染が始まる。たちまち人間どおしで殺しあうようになる」 一方、バルミロとは違う考えを持つパブロは、コシモにこう伝える。 「神が求めるのは憐みであって、生贄ではない」 生贄か憐みか。 物語の行きつく先にあるものは・・ | ||||
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世界を股にかけた犯罪組織、、みたいな感じなんだけど、一瞬途中で香港警察が何もしてない若者に発砲して殺したという表現があり、2年前のデモをきちんと調べてない感じでがっかり。あと、残酷といえば臓器、っていうのももう新鮮味がない。文体はずっと何かのあらすじを読んでるみたいで一つ一つの文章や単語にひねりがない。ストーリー盛りすぎで登場人物多いけどその誰にも入り込めなかった。 | ||||
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タイトルに書いたとうり。買い替えようとしても、キャンセルもできないし、ヤダヤダ。 | ||||
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