■スポンサードリンク
テスカトリポカ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
テスカトリポカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全240件 21~40 2/12ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
麻薬取引や心臓移植ビジネスの展開は面白かった。 しかし、物語の軸になるアステカの神については、バルミロが信徒として語っていることで薄っぺらく感じてしまった。結局バルミロがやっていることは全て金儲けのためだよなと感じてしまったから。コシモの信仰のあり方が対比となっているけど、あまりにもバルミロが信徒っぽさを見せるシーンが長すぎた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文庫版として本屋にうず高く積まれているのを先日発見し興味本位で手に取ってみた。 しばらく立ち読みしていたものの、冒頭から一気に引き込まれてしまい、 その勢いのまま購入。 まるで映画を鑑賞しているが如く情景が浮かび上がり特に後半のパートは 途中で止めることができず、そのまま一気に読んでしまいました。 久々に読み応えある作品に出会えた感じです。 今は読後の余韻に浸っていますが、時間おいて今度はじっくりと読み込んでみようと 思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めのグイグイ読ませる文章力は凄い。その分中盤からの失速が半端なく読むのが辛くなった。 容姿の表現力が飛び抜けていて生々しく想像でき惹かれたので残念だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ものすごく面白かったです。読了直後ですが今はちょっとそれ以外の言葉が見つからない。最高でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んだ後に(というか数分後や数時間後には)自分は忘れるだろうなという「情報」の記載が多く、プリミティブな題材ながらある意味でオタク感に溢れており、not for me という感じでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文庫本の裏の説明にはこの様に本作が紹介されている。 『メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルロマは、潜伏先のジャカルタで日本人の臓器ブローカーに出会う。中略 少年コシモは、バルロミに見いだされ、彼らの犯罪に巻き込まれていく。海を超えて交錯する運命の背後に後略。』 結局本作は何を描きたかったのかというとテスカトリポカのうんちくで、私が興味を持ったカルテルの抗争や臓器売買云々は添え物でしかなかった。兎に角難しく書かれてて読み辛い。 本作と関係ないが、この作者は、乱歩賞も受賞してたけどあれも同様に読み辛かったのを思い出した。 審査員はこのような作品を受賞させることに何か賞の品位保とうとしてるんではと勘繰ってしまう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物があだ名の為、よく分からない、ストーリーも期待していたよりはシンプル。 バイオレンス的要素が強く、ストーリー展開は単調だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表紙と中扉がよかった。 前半で丁寧に生い立ちを語った割に、結局最後はどの人もあっさりというか…脇の人の死のほうが丁寧?な書き方をされていて、主要な人たちはボカされるという、なんか不思議な話。 最後は、もう早く終わって次の本読みたいなって思いながら、終点はまだ?という感じだった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語が重厚過ぎる…! 相変わらず直木賞作品はほんとにハズレない。 面白かったー! ただ、麻薬の密売や裏社会について深く書かれてる本なので、暴力とかグロが苦手な人は読まない方がよさげ。 裏社会の人も賢いんだなぁと思った… そんな方法が…!って思わせられるような犯罪とかがいくつもあって、ちょっと組織犯罪の裏側を除いた気分。 個人的にはパブロとラバ・ラバが好きでした。 実写化とかして欲しいけど…絶対無理だろうなぁ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
雰囲気だけで途中で終了。 2009年、カンクンに行って、WBCの話で現地の人と、 ちょっと盛り上がったのを思い出した。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
分厚いですが,一瞬で読み終わりました!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大変面白く、ページを捲る手が止まらないような感じで一気に読みましたが惜しむらくはなんだか中途半端なところで終わったところ 海外ドラマのナルコスやブレイキングバッドのようにバルミロが悪の帝国を築き上げてからの破滅が見たかった バルミロが息子同然に育て可愛がってきたコシモに殺されるという終盤の展開は良いと思ったが、血塗られたビジネスモデルを確立してこれから世界を席巻していくぞというところで極東の島国でバルミロがあっさり死んでしまったのでカタルシス感は少なめ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
直木賞選考の際に、あまりの暴力描写が受賞にふさわしいかどうか論議になったという作品。 バイオレンスな作品だとどうしても語り過ぎたり過剰な描写になり、過度にウェットな表現になりがちだが、あくまでも淡々と乾いた描写に徹することで逆にその暴力性や凶暴性が浮かび上がっている。ストーリーも間延びすることなく進んでいくので、最後まで飽きることなく楽しむことができた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
受賞作品だしレビューも良かったので内容を知らずに買ったら、どのページにも暴力表現が書かれていて刺激が強く、序盤で挫折してしまいました.... | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
200ページ超えたあたりから一気に展開していきページをめくる手が止まらなくなる。単なるエンタメ作品としても楽しめるが、親から子へ受け継がれる貧困や暴力の連鎖はニュースなどでよく見かけるテーマなので考えさせられる。本作では宗教のもつ人を行動へと駆り立てる力の強大さがありありと描写されている。大人よりも純真無垢な子どもの方がより教えに忠実であり、その純粋さが時に残虐性となり、時に暴力の連鎖を断ち切る希望にもなるんだなあと感じた。 アステカ文明、マフィア、薬物、暴力団、臓器移植その他の小道具に至るまでの専門用語が何度も出てくるし、犯罪の手口もそれっぽく説明され、実際の地名、東京オリンピックや新型コロナウイルスなどの時事問題も物語に組み込まれておりリアリティが高い。相当詳しく調べ上げられている。私のような詳しくない人間が読むと、いい意味で虚構と現実の区別がつかなくなるし、現実がこの物語に合わせに言っているんじゃないかという都合の良ささえ感じる(もちろんいい意味で)。 他の方のレビューでも見かけた通り主要人物の心変わりについてはもっとページを割いてほしかったとは思うが、総じてこの作者のほかの作品も読んでみたいと思わせられる一冊だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
非常に面白く読ませていただきたました。 最後まで読んで惜しいなと思った部分は、コシモとバルミロが出会うあたりからどんどん失速していったように感じられたことです。コシモは出生から少年院、パブロとの出会い辺りまで、バルミロはインドネシアで末永たちと組む辺りまでがいちばん面白かったように思います。 後半の展開は概ね予想通りだったわりには盛り上がりに欠けているように感じたので星はマイナス1です。 この著者の別の作品もまた読んでみようかなと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ものすごいプロット、壮大なスケール、闇産業だけでなく、トピックになるナイフメイキングや銃器などの専門的な記述、そして、全編を貫くアステカの神々、信仰と儀式、圧倒されました! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
のめり込みすぎて「まだまだ続く、まだまだ楽しめる」と分厚さに感謝したほど。 メキシコ、インドネシアで行われる「ラテンアメリカ流の惨殺」と、日本を舞台に行われるそれは全く異なって見えるから不思議だ。なんというか悪の法則と半グレ映画くらい違う。圧倒的パワーに見えたものも舞台が身近だと生々しいリアリティを感じる狂気にしか映らなくなる。 信仰ありきのバルミロと、欲望と自尊心のために健康な子供から心臓を取り出せる末永と、より血の資本主義に染まっているのはどっちかと考えると・・末永はバルミロ以上に壊れた人間なのかもしれない。 行き着き先まできてしまった問題ありすぎのこの文明が生んだ魔物たちの物語。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
不思議な小説でしたがとても面白かったです。 南米のあちこちに残っている濃厚な死の気配と凶暴でありながら静かさを感じさせる生の対比に、ガルシア・マルケスの百年の孤独を思い出しました。 人間の知恵や作為で世界は動いているようでいて、結局はテスカトリポカの掌で翻弄されているだけのようにも思えました。 また、テスカトリポカは神のようにも思えますが、この先いつか必ず作り出される超高度AIのようにも感じました。 コシモはきっと優れたナイフメーカーとして生きていくんでしょうね。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
直木賞取ってるし、QJKQJやAnkより面白いんだろうなと思って期待して読んだ。 まあまあ、面白いものの、いろんな人の一生、半生がつづられ、特に、盛り上がりが無い状態で、物語の半分ぐらいまで、進む。前半のルシアのくだりっているのかというのは読み終わっても疑問が残る。 物語り半ばでようやく、動きはあるものの、その後も若干の盛り上がりしかなく、登場人物の一生、半生がつづられて、話は終わってしまう。 物語のほとんどは、登場人物の一生、半生がつづられており、それがメインのようにすら思える。 佐藤究氏の作品は、スリリングなものが多いですが、この作品はスリリングところが少なかったです。 これが直木賞か。残念感しかありません。 アステカを詳しく知らなかったので、この本のおかげで検索をかけ、アステカについて多少なりと知る事が出来ました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!