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テスカトリポカ
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テスカトリポカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全240件 61~80 4/12ページ
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ハードカバーは普段は買わへんねんけど(寝転びながら読むと落として顔を痛めるからw)、平山夢明のダイナーや冲方丁のマルドゥック・スクランブルのハードカバー以来、久しぶりにハードカバー買おうか迷った。あらすじを見るまでもなく、アステカの文化にずっと興味あるのと、本に対する感覚が近くてフォローしてるXの人が大絶賛してたから。 で、仕事の移動中に「よし今日は買うたろ」と思って立ち寄った本屋で、文庫化されてるの知った… 内容は、想像してたよりも濃くて、中南米の麻薬に関わる色々な事を作者さんが勉強してはるのがよく分かったし、アステカの神様の事やなんかもホンマにめちゃくちゃ理解してはるなーと思った。こんなに日本の作家さんやのに異国感をおぼえる作品、ひっさしぶり。若い頃に初めて馳星周の「不夜城」読んだ時の感覚が蘇った。 映像化は色々な意味で無理そうやけど、…日本じゃ無理やろうな…いやネトフリあたりなら出来るかも。 出来れば、登場人物のサイドストーリーみたいなの膨らませて短編集とか書いてほしい。まだまだ読みたい。 | ||||
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映画化希望! | ||||
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ひたすら呪術やら神やらと説明をされる 宗教の本かと思った 本屋大賞の価値が地に落ちたように、もう直木賞の作品は買いません | ||||
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古代メキシコ文明、麻薬、臓器売買を絡めた壮大な物語。 久しぶりに、最初から最後まで集中して読めた。エピソードで膨らませた映画や小説が多いが、この小説はそんなことは全く無縁だ。参考文献も多く、著者が相当勉強した上で執筆していることがわかる。私も古代メキシコ文明に関する書籍を何冊か購入して、かなり勉強になった。 麻薬に関しては、私の知り合いの医師が当直中に中毒で死亡した事件があり、麻薬中毒の医師は少なからずいるのではないだろうか。ただし、その事件は世間に公開されることはなかった。麻薬に関しては、わたしは無知だ。外科手術を受けた時に一回だけ麻酔をしたことがある。麻酔に関してもかなり勉強しているようだ。私は知らない世界だが・・ グロテスクな面もあるが、古代メキシコ文明なので仕方ないと思う。生贄の心臓取り出しが、この作品の重要なテーマになっている。なお、古代メキシコ文明で生贄が多数用いられたのは、雨が少ない地域なので、神への祈りが必須だったためのようだ。一度生贄から心臓を取り出した時に偶然雨が降り、定着してしまったようだ。(この小説にはその記載はない)。 | ||||
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細部に宿るなんとやら 外科医のディテールにわずかな違和感があるがゆえにこれらは夢の話であると分かっていて観ているようなそんな心地だ | ||||
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新書を注文したのに228頁憮然の所に〇印があり噴の字が書きこんであった?? 本の内容はインカ帝国が滅びた経緯やその末裔達が祖先から口伝で伝えられた宗教などを信じ貧困から脱出して行く過程の麻薬組織犯罪など世界の闇組織を書いている。日本では日本語を覚えられない海外にルーツを持つ青年達が半ぐれなどに入って麻薬の売人などをしていく様子なども細かくなかれて今の日本を象徴していた。若者のネット犯罪など幾つもの暗号を重ねて犯罪組織化している様子が分かる。大国の意思決定による侵略戦争の裏を書いていて読み応えがあった。 | ||||
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一つ一つの章が短く、普段本を読まない自分でも読みやすかった。 メキシコという場所柄からか、殺伐とした空気で導入部分から最後までハラハラする内容も多く飽きずに読めた。 こんなに面白い本は初めてだった。 | ||||
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怖いし、面白いし、どんどんページをめくってしまう、まさにそんな本でした。最高! | ||||
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マフィアのボスと闇医師が話の中心の前半は面白かったのですが 殺し屋の四人が出てきてから一気につまらなくなります。 四人とも頭の悪いゴリラみたいな人たちで 知性ゼロ 魅力ゼロ(強さと残忍さはすごいが中身空っぽ) マフィアのボスは知的でかっこいいのですが 途中からゴリラの飼育係に見えてきました。 ゴリラにアステカの儀式をさせてました。 | ||||
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とにかく話が進まない。以下アマゾンのレビューにあるあらすじ 「メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロ・カサソラは、対立組織との抗争の果てにメキシコから逃走し、潜伏先のジャカルタで日本人の臓器ブローカーと出会った。二人は新たな臓器ビジネスを実現させるため日本へと向かう。川崎に生まれ育った天涯孤独の少年・土方コシモはバルミロと出会い、その才能を見出され、知らぬ間に彼らの犯罪に巻きこまれていく」 ここまでくるのに物語の半分以上、P350を費やす。そしてそこからさらに登場人物を並べ続ける。物語が動くのは550pのうち520pくらいから。それまではずっととある臓器取引に関わる人間たちの紹介を永遠と続けるだけ。彼らに共通するのはとある組織に少なからず関与しているというだけど、それ以上の関係性はなく、登場人物が出会いすらしない。ただとにかく人物描写だけしか書かれていない本。文学とはそう言うものかもしれない。エンタメとしては0点。 他にこの作品の特徴を端的に表しているのは、参考文献の多さ。巻末に三ページにわたるほどの引用の羅列。作者がアステカについて調べたことをふんだんに盛り込んでいるのだが、私が小説に求めるものは「情報」や「豆知識」みたいな、左から右に横流しできるものではなく、例え信憑性がなくても面白くて信じたくなってしまうような「物語」であり「作者の想像力やセンス」であるため、この本は非常に退屈だった。 | ||||
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「究極のクライムノベル」との評判。 主要な登場人物については、過去にも焦点があたっており、 犯罪に加担・巻き込まれていく状況が理解できた。 個人的にはアステカの神の説明が多過ぎのように感じたが、 作者にしてみれば必要だったのだろうと思う。 舞台が外国の時はリアリティーがあったが、 日本に移ってからは現実味が薄くなった。 ラストが慌ただしく、ある主要人物の思考がよく分からずに、 消化不良を感じた。 | ||||
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全盛期の船戸与一を彷彿とさせる骨太の犯罪小説。序盤から丁寧に設定とキャラクターを描写していく。がそこに力を入れすぎた弊害が大きい。 起承転結のうち、起承に8割を割いてしまったため転結が2割。本読んでいて「これ残り少ないページ数でどうやって話終わらせるんだ?」と思っていたら不安的中。ひどく雑な展開でかけあしで終わらせた格好。 丁寧に下拵えした料理が最後で台無し。慎重狡猾で超有能キャラが話をリードしてきたのに、終盤でいきなり無能にしてミス→破滅という展開には萎えた。打ち切りマンガみたいな畳み方。 作者に力量があるのは分かるだけにページ数の都合でこんな風になってしまったのかな~と邪推。とてももったいない作品。 | ||||
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いつか読んでみたいと思っていた一作。最初から引き込まれる筆力。容赦ない暴力、抜けられない貧困と闇。これでもかと迫ってきた。正義が勝つということではなく、欲望に身を委ねたものには報いがあるという点にフューチャーされた点が興味を注いた。面白かったっス。。。 | ||||
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古代メキシコの神についての記述が物語のキモだと思うけど、登場する人間たちのキャラが強いのでもっと盛り上がりが有ると期待したが、淡々と進んでいく感じ、コシモには何かもっと活躍できる所が欲しかった。 | ||||
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単行本とkindleと両方購入したけど単行本は字が小さいし重いし疲れた。今で4回読んだけどまだまだ飽きない。自分が住みたい町が舞台になってるので3回目からはgoogleMapや地図を見ながら楽しんでます。ほとんど架空の場所だと思うけどコシモとパブロが初めてステーキを食べたお店はここかなとほぼ特定できました。パブロが矢鈴に指示したルートを地図でたどるのも楽しかった。悪党だけどチャターラはなんとなく親しみがもてた。絶対にチャターラだけは怒らせてはいけないと思いました。ソモス・ファミリア、ビーバメヒコ、スペイン語にも親しみが持てました。まだまだ読み切っていないし、飽きていない、読む度に新しい発見がりそうです。 やっぱりおもろい!。この本には嫌な人間が誰も出て来ない。純粋なピカレスク小説ですね。組織再興と復讐を目指すバルミロも理解できるし21世紀の全く新しいビジネスと自身の復活を目指す末永も理解できる。両方とも目指す物のために恐ろしく純粋ですね。しかしやっぱりコシモの純粋さには敵わないです。コシモの黒曜石のような純粋さはエピローグにも出てきました。まさに夜と風なのではないですか。目頭が熱くなりました。Koshimo y Pabloと彫られたペンダントが思わず欲しくなりました。凄惨なピカレスク小説なのにエピローグを読んだ後は何度読んでも清々しい気持ちになります。今回は図書館で神奈川県道路地図を借りてきてgooglemapで確認しながら読みました。だいぶ土地勘が出てきて情景がハッキリと見えだしました。この街に住みたいな。まだまだ何回も読むつもりです。好きな本は何度読んでも新しい発見がある。単行本、電子書籍、スマホを駆使して読むのは楽しい。いい時代になりましたね。 | ||||
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作者の熱量が伝わる重厚な物語。裏社会の凄惨さや日常が伝わり興味深かった。エンタメ要素も多くあるがもう少しストーリーを早く進めてほしい。アステカの宗教儀式の説明が無駄に長い。キャラクター名が覚えにくい(Audibleだと特に)。 | ||||
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知人から半ば無理矢理に貸し付けられ内容も分からないまま読みました。自分の知らなかったメキシコの実態(だから某大統領は壁を作ったのだとか)や世界的に行われ所謂「普通に善良の人々」が遭わない日常がリアルに描かれており衝撃と共に勉強不足な思いに駆られました。無宗教ですが何かに入信してしまう瞬間を錯覚し目眩すら覚えました。日本でも有名密入国者(本人談)や外国人が増えましたが本当に恐ろしいものです。著者が言う通り消されるかもしれないくらい真実が描かれていると思います。個人的には最後の「正しい事をして疑わない」女性の行動の人間の業たるやなんやらが心に突き刺さりました。自分もそうかもしれない。でも分からない。私達は悪にも善にも加担して生きているのだと思います。 | ||||
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ファミリー、麻薬、狂気、オカルトがてんこ盛り | ||||
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長編の大作、一流のクライムノベル。宗教描写を多くして量を水増しして、重厚感を演出しているが、その部分にはそれ以外に意味がないと割り切ってその部分を読み飛ばすと(読み飛ばしてもストーリー把握に全く問題ない)シンプルで良い小説です。 | ||||
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会社で読んでいたが、持ち運ぶには某ファンタジーRPGの武器なみなので(笑) 結局自宅で待ちきれず電子書籍購入、内容は他レビューで書いてあるのに譲るとして、 とにかくそれくらい引き込まれ圧倒された。 絶対悪しかいない中、唯一の良心は…見た目がリクドウの兵藤、中身がクライ・ベイビー・サクラみたいな感じかな。 | ||||
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