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テスカトリポカ
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テスカトリポカの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全249件 181~200 10/13ページ
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| この本は読み応えが凄くあり登場人物の経歴や関係性、そしてどう展開していくかのワクワクさがとても素晴らしく楽しく読めました! ただ登場人物1人1人の厚みが凄い割に最期がびっくりするほどあっけなくてちょっと惜しく感じました。3分の2の量にしてさらにもう1冊の上下巻構成にすればさらに最期が長く楽しめた気がします。でも読んで良かった! グロ耐性が無い人は厳しいかもしれませんが... | ||||
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| 密度の高いレビューは他の方がされているので私のほうでは直感、ライトなネタバレ無しレビューとしたいと思います。 幼い頃からアステカ神話に心惹かれるものがあり、タイトル、表紙を見て直感で購入。 読み始めから中盤までは非常にワクワク、こんなにも自分の趣味に合う小説に出会えたことに喜びを感じました。 中盤から終盤にかけ、物語が加速して盛り上がる期待感がありましたが、少々肩透かし感でした。 序盤が秀逸ですが、そこで読者に与えた期待感に展開が追い付いていない印象です。 物語は大きな盛り上がりなく平坦に進み、ラストを迎えます。 特筆する読後感はありませんでした。 徹底的な取材とそれによる情報量は凄まじく、何度人生を生きればこんな冒険譚が書けるのか、関心した部分はありますが、物語としては今一歩な印象でした。 少し違和感を感じたのは、暴力表現です。 少々あっけなく人が死に過ぎな印象で、ファンタジーな印象を受けました。 映画化などされると駄作になりそうな内容に感じるので、映画化は考えなくて良いと思います。 もしかしたら監督によっては簡潔にまとめられ、良くなる印象も。 | ||||
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| 500ページくらいの長大作だが、498ページくらいまでは絶望の連続。 残り2ページでようやく救われる。 筆者はクリスチャンなのかな? 個人的には良いラストで、面白かった。 直木賞を獲るべくして獲った作品といえる。 | ||||
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| 素晴らしい題材、着想点、発想力……… 魂が震えるほどの暴力性。 しかしながら後半368ページより失速。「筆が荒れ」だし複線回収もグダグタ、魅力的な登場人物たちも荒い処理。 折角の才能とアイデアをドブに棄てるような展開に怒りを通りこして呆れる。 同様の厚さで上中下と分巻してもよいから、遅筆でもしっかり書き上げてもらいたかった。 結果、直木賞と山本周五郎賞のW受賞らしいが審査員の審美眼も地に堕ちたものである。 恥じを知れ!折角の「才能」をドブに棄てるよう「一役買った」罪は万死に値する。 これで販売にGOサインを出した編集はプロ失格である。作家トマス・ハリスの有り様を大いに学んで欲しい。 | ||||
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| 読み応えあり! 好みは分かれるが、自分は好みの小説。クライムでノワールで社会派エンタメ。 黒く重い話しだが、苦なく読み進められます。 | ||||
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| 読み始めると、この小説の描くノワールの世界に思考が没頭し、一気に引き込まれる傑作小説。 現代作家で久しぶりに骨太でエンタメで周到で、魅力的な作品。 生まれて初めてのノワール小説。 軽い気持ちでこの本に魅き込まれ、魅了される頃にはあまりの恐ろしい描写が悪夢となり寝汗をかき、眠れない夜を過ごした。小説の世界と同じく、一歩踏み入れたら引き返すコトの出来ない恐怖と息苦しさ。それにも関わらず翌日にはまた続きを読み没入する数日間を過ごした。 「お話」と思う風景が存在する現実。 一般的な日本人として平和に暮らしている人間には、想像を絶する狂気、恐怖、残虐性… 狂気の世界に思えるこれらの風景の動機が、生まれ育った土地の歴史や文化により受け継がれ、育まれた信念や大義だった時…。 理解できなかったことが理解できた。 仏教や禅は、無意識に自然に日本にある。 アステカ神話は、無意識に自然にメキシコにある。 メキシコ国旗の意味を理解した時の衝撃。 ネットに流されるカルテルによる惨殺映像が現実と小説の境を曖昧にする。 | ||||
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| 見事なストーリー展開で一気に読了しました。 | ||||
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| 読んでいて離れられないけど最後が尻すぼみでした。 | ||||
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| 巻末を見ると相当な量の資料を参考にしており、アステカ文明に詳しい方などには堪らないかもしれない。 肝心の内容はノワール小説にしては起伏がなく単調に感じる。ページ数が多い割に物語が進むのが遅く、惹きつけられるシーンも少ない。9割ほど読み終えてもこんな感じなので、まさか次作に続くというオチなのかと思いきや終盤でバタバタと人が死んで打ち切り漫画のごとき展開で終わってしまった。エピローグも凡庸。 | ||||
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| メキシコのドラッグビジネスシーンの残忍さから始まり、インドネシアでの裏社会での臓器移植へとスケールの大きさと残忍さで読者の心を鷲掴みにする。 当然クライムシーンの残酷さから受け付けない人もいるが、一方妙なリアルな残酷さがストーリーから離れなくさせる描写でもある。 同様に古代アステカ文明の分かりにくさで敬遠する部分もあるが、ストーリー全体に通じるものであり避けては通れない部分である。 登場人物がそれぞれ脇役も含めて、欠かせない人物になっている。 ほぼすべてがドラッグに関わる人物である中、カルテルはもちろん麻薬を用いながら日常生活を送っている人間の二面性の狂気が伝わる。 中盤まではどのような展開になるのだろうという魅力に取りつかれるが、後半になるにつれて平凡な展開になってしまう。 そのためボリュームある割には、読了後の充実感が薄まってしまい、かえって途中前読んでいた時の方が充実感が高かった。 | ||||
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| 佐藤さんの作品は、なんといったらいいのでしょうか… この人にしか書けない力強さというのを感じます。 読むことでそれに触れることが出来、とても幸せでした。 | ||||
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| この手のアウトサイダーものが直木賞って久しぶりですね。 ただ、アステカ文化への傾倒は特筆すべきレベルで、重厚な小説となっているけど、ちょっと、グロくてエグいので、評価は分かれるとおもいます。 | ||||
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| アステカの話を綴っているようだが、実は、今現在の人々の 心に潜んでいるものをあぶり出しているようだ。 | ||||
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| リアリティがあってとてもよく、詳細に取材をされているんだと思います。 ただ、取材した要素・蘊蓄を盛り込みすぎて表現が薄い感じがします。 たくさん仕入れた話が全部うまくつながるように作品を仕上げた印象。 メキシコ、アステカの文化についてが一番面白い要素だったと思います。 | ||||
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| 残酷さと無垢さと絶妙なバランスで成り立っていると感じました。 圧倒的な暴力描写があるので、読む人を選ぶかもしれません。 あと異文化描写が多く、ここでつまずく人もいるかも。 話的に若干無理筋なところもあると思いましたが、個人的には色々と感動するところがあり面白かったです。 作者の次回作に期待します。 コシモのナイフが欲しい。 | ||||
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| 久々に面白い作品に出会いました。メキシコ人の母親と日本のやくざの父親を持つコシモとメキシコの麻薬カルテルのボス・バルミロの2人を中心とした物語ですが、バルミロの祖父から受け継がれたアステカの神話が2人を強く結びつけ、破滅に導きます。バルミロのカルテルを破滅に追い込んだ対抗勢力への復讐心が物語の動機になりますが、臓器売買の組織を作りあげ、私兵団を結成してゆきます。すわ祖国に戻って仇討ちなのかと期待しましたが、その前に造反で唐突に物語は終わります。超人的な人物もいますが概ねキチンとした個性を持たせつつ、うまくアステカの神話を絡めて、全体の流れを作っているところはなかなか感心させられました。次回作以降も少しフォローしたいと思っています。 この作品、kindleで読んだんですが、たまに文章が飛んでいるような箇所があり、字の大きさや表示の枠組みを変えることで、正常に表示させることが出来ました。電子書籍ほぼ初心者なので、こういうことがあるんだなと経験値を積めましたが、これは但し書き入れるなりした方がいいのではと思いました。 | ||||
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| アステカ文明に取り憑かれた男が臓器売買の組織を日本でつくっていく話なのだろうけど、とにかく登場人物が多い。というか、物語の語り手がちょくちょくかわり、誰が主人公なのかも定かではない。この膨大な人物それぞれの人生が丁寧に描かれているので、よく言えば読み応えはあるのかもしれませんが。 客観的にみれば、現代においてこの人たちのやっていることは鬼畜以外の何物でもなく、おぞましく、ただの殺人であり、残酷な拷問なのですが、アステカ文明の世界では当たり前のこととされていた?のであれば、もう何が正しいのかもよくわからなくなりますよね。 まあ、ただ、こんな暴力的で残酷な世界は嫌いだし、好みではなかったです。 | ||||
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| 内容が面白く満足です。かなりぶ厚い本ですが、読み終わるまで飽きませんでした。ただし、バイオレンスの表現に抵抗ある方も多いと思います。私もあまり得意ではないですが、問題無かったです。全体には細かな描写がすんなりと入ってきました。外国人や神様の名前がカタカナ長くて何度も読まないと理解しづらいかったのですが、イメージが出来れば物語として理解出来たと思います。 | ||||
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| ”ノワールの帝王”アメリカのジェイムズ・エルロイの作品は、その緻密なプロットと激しい暴力性で【暗黒の交響楽】とも呼ばれるが、本書も同様の凄まじさ。 あらすじは勿論、2人の主人公(バルミロとコシモ)については多くのレヴューでも触れられているので、あえて割愛するが、特に強調したいその他の点として、主人公2人を取り巻く脇役ー犯罪者達が、それこそ交響楽団の演奏者たちのように、この物語に不気味で鮮烈な陰影を添えている。 彼らの過去と現在は、鋭い断面と短い言葉とで語られるが、この現代の日本社会に実際に蠢いているようなリアリティが間違いなくあり、そして、恐ろしい。 加えて彼らは、ドローンやダークウェブ、暗号通貨などの最新式の小道具の数々を採用し、主人公のバルミロとコシモが奏でる暗黒の物語の奔流に、鋭い悲鳴のような演奏を奏で続ける。 一度読了して、すぐに二週目。 間違いなく本物のノワール。 | ||||
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| ほとんど意味わからんかったし、共感もできへんかった。まじつまらん。 | ||||
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