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テスカトリポカ
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テスカトリポカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 1~20 1/2ページ
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雰囲気だけで途中で終了。 2009年、カンクンに行って、WBCの話で現地の人と、 ちょっと盛り上がったのを思い出した。。 | ||||
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受賞作品だしレビューも良かったので内容を知らずに買ったら、どのページにも暴力表現が書かれていて刺激が強く、序盤で挫折してしまいました.... | ||||
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アステカについて勉強しました 麻薬カルテルについても勉強しました それを元に小説の設定を考えました 物語り風に設定資料集を作りました そういう本だった 物語りが縦糸と横糸で作られるとするなら横糸だけが目立ち、縦糸はボロボロ。脇役の描写は物語を意識しない丁寧さにあふれていて音楽で言えば強弱記号を無視した全フォルテシモな演出がだるい。 直木賞とかいうよく名前を聞く賞をもらってるなら出来としては外れが無いだろうと思ったのに全くそんなことは無かった。 日本語自体は下手ではないので最後まで通して読めたから★二つ付けるけど、これで受賞は信じられない。過去にいい小説を書いていたから著者名で獲ったんじゃないかと疑いたくなる本だった。 | ||||
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舞台設定やキャラクターの背景描写にページ数を割きすぎて、 主要キャラクターが出揃い組織犯罪が実行に移されるころにはページ数が残り4分1ぐらい 結末もあまりにも描写のない放り投げた感があり、500ページ以上の大作ですがバランスが非常に悪いという印象です ほとんどの人は長過ぎて退屈であろうアステカ神話の描写も、我慢して読んだ割にはあまり物語の中で活かせていない 巻末の参考文献など読むと、著者はよく勉強して入念に準備はされたのだと思いますが、無しにして100ページぐらい削ってもお話は成立するのでは 特に残念に思った点が、これだけ全編に渡ってアステカの神話や死生観が物語に組み込まれているのに、 主人公の物語中の決定的なターニングポイントとなるのが、キリスト教の教え一言となっているところ 物語の構造的にはスペイン人により滅ぼされたかのように見えたアステカ文明ですが、今も消滅せずに悪役バルミロに象徴的な暴力という形で生き残り続けている アステカ文明にはただ神への盲従だけがあり生贄を捧げるという形で各種犯罪の犠牲者が生み出され続けていたが、 キリスト教の教えにより自分自身の意思に目覚めた主人公が、再びアステカ文明を滅ぼす 理性のない野蛮なアステカ文明は理性的なキリスト教によって再び滅ぼされて良かったね。という結末になるわけですが、 こんな結末ではあまりにも勧善懲悪的で深みに欠ける印象です 例えば全盛期の村上龍であれば同じテーマをもっと文学的な深みと詩的な文章表現で語れるでしょう 前半の物語のドライブ感は素晴らしく、私も引き込まれてグイグイ読まされただけに、せっかく作ったキャラクターや舞台装置を十分活かしきれなかった印象の後半が残念 消化不良的といった印象の作品でした | ||||
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ページを捲る手を止められず一気読みしてしまったが、面白かったかというと残念ながらそうでもない。化学調味料に塗れたジャンクフードを知らない間に全部食べてしまった後のような読後感だった。 ・最近の読者は長いセンテンスを読み下せないからなるべく短く、とアホな編集者に入れ知恵されているのか、長い滞空時間に筆が“持たない”ため読点に着地したがるのかは不明だが、細切れのセンテンスの羅列に下手な点描画を見せられている気分になった。 ・著者はコーマック・マッカーシーがお好きとのこと。言うまでもないが、未読であればマッカーシー作品を読む方が良い。あとブレイキングバッドとか好きそう。なんというか、浅い。 ・この著者に限らないが、メディアミックスを意識して書かれているな、と感じた時点で白ける。Netflixあたりから映像化の話が入れば良いね。 ・マジックリアリズムを表層だけなぞったような描写に失笑。 ・描写に痛さも残酷さも感じない。心臓を鷲掴みにされて魂ごと持っていかれたかったよ。 | ||||
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物語が面白そうだったので読んでみたが、メキシコカルテル絡みのドン・ウインズロウの三部作の足下にも及ばない。 多数の人物の紹介と背景描写が延々と続いて話が進まない。動きがない。アステカの描写がやたら詳しく冗長的なのだが、本筋に全く絡んで来ないので無意味な描写でしかない。 主人公もいまいち誰だか分からない。パルミロ、コシモが出会って繰り広げるドラマかと思いきゃ3分の2まで進んでも出会わない。 | ||||
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頭で作った、現地取材のない「子ども向け冒険小説」もどき。 この一言が本書の内容だろう。 本作品の前半四分の一ほどを費やして語られるメキシコの話は、現地での取材 も一切なく、適当な本の中身を単に敷衍したものだろう。ここでのどのエピソー ドも、現実感が異常に薄く、上滑りした「いつかどこかで読んだことのあるお話」。 ネット上でもこのレベルの話はいくらでも拾い出せるだろう。 「メキシコ麻薬戦争」の話を適当についばみ、それのみで物語を構成している。 そのために行間に漂うはずの、血の臭いも湿った土も乾いた残酷さも全く感じな い。 いかにも「作り物」めいていて、ウィンズロウの傑作三部作「犬の力」シリーズで も読んで、そこから着想したものだろう。文章のそこかしこから見た目は派手な メッキが剥がれて、安っぽい下地があらわれている。 著者の構成力以上の物語を紡ごうとして、あちこちにアラが見え、どうにも読 むに堪えない。 貧困、ネグレクト、DV、その果ての親殺し。あまりに一直線でひねりもきいて おらず、主人公(そもそも主人公が誰なのかもはっきりしない)はどういう訳かそ の都度、物語りに都合の良い対応を見せる。「愛情を知らずに育った」はずが「弱 い者イジメはせず」、「勉強も社会性もないのに」賢く立ち回る。 感情すらもすり減らされるだろうに、自分の核を失わずに孤高の姿を見せる。 つまり作者は筋立てに都合の良い「スーパーヒーロー がいかに誕生したのか、 それを詳述しているつもりだろうが、「鶏の骨」まで食べたら確実に胃を痛めるだ ろうに、それを調べも支しなかったのだろうか。 本書前半部分はそれなりにスピーディで読みやすい。しかし、どこをとっても 不自然さがありそれがリアリティを無くしてしまっている。喧嘩をするのが常に 悪党=チンピラであるのはその好例だろう。登場する人物はいつも主人公の引き 立て役でしかない。 とまあ欠点ばかりあるが、文章自体は読みやすい。万事想定内の話なので、読 みやすいのだろうが。 第1章の「顔と心臓」で、メキシコの麻薬カルテル出身の登場人物の生い立ちが 長々と続く。物語に重厚さをつけるために書いたようだが、紙幅を無駄に費やし ているだけ。そしてその話の全てが「ウィンズロウ風」。ウィンズロウの影響を受 けることは仕方ないが、どうにも「引き写し」ぽく読んでしまうのは私だけではな いだろう。 アステカの古い宗教信仰と麻薬カルテルのリーダー。ありきたりすぎて鼻白む。 殺人くらいしか能の無い人間が、いつの間にか英語やインドネシア語がペラペラ となる不自然さ。南米を脱出してすぐに異国の地で、麻薬ビジネスをはじめ、そ れが成功する。関わる人間も「優秀な」人ばかり。これには目を白黒した。こうい う筋立てを「ご都合主義」というのだろう。 しかし、麻薬カルテルのリーダーがすぐに「麻薬販売で成功」するって、手抜き のストーリーではないだろうか。 インドネシアの描写には現地でいくらか取材したのだろうか、細かな所でリア リティがある。ここだけは何とか読みごたえがあった。ただストーリーはここで も「ご都合主義」に流れる。心臓外科医が闇医者になるくだりはそれこそありきた り。 半分ほどなんとか読んだが、あとは斜め読み。全く興味が続かない。 何を描きたかったのかが未だに分からない。残酷さか恐怖かノワール小説のつ もりか。失速ばかりする物語にはついていけない。 最後に何か勘違いして重みをつけようとして、またも失敗。 お金はいいから時間を返して欲しい。 ☆? ☆なんぞ一つもありません。くれぐれも購入は考えて下さい。 | ||||
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コシモの話まではのめり込んで読んだ。 本当に面白かった。 そこまでは本当に面白かったのに… そこから先はつまらんくて途中で断念した。 Ank好きで期待してたから残念ー | ||||
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若い頃は月5冊、年間60冊。10年で600冊。 つまり 今までに2000冊は読んできましたが これが一番キショい。 読んでると ダンダン 気分がしんどく重くなってきました。 ま、スプラッターバイオレンス小説ってとこでしょうかね。 そのへん お好きな方はどうぞ。 | ||||
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ひたすら呪術やら神やらと説明をされる 宗教の本かと思った 本屋大賞の価値が地に落ちたように、もう直木賞の作品は買いません | ||||
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マフィアのボスと闇医師が話の中心の前半は面白かったのですが 殺し屋の四人が出てきてから一気につまらなくなります。 四人とも頭の悪いゴリラみたいな人たちで 知性ゼロ 魅力ゼロ(強さと残忍さはすごいが中身空っぽ) マフィアのボスは知的でかっこいいのですが 途中からゴリラの飼育係に見えてきました。 ゴリラにアステカの儀式をさせてました。 | ||||
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とにかく話が進まない。以下アマゾンのレビューにあるあらすじ 「メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロ・カサソラは、対立組織との抗争の果てにメキシコから逃走し、潜伏先のジャカルタで日本人の臓器ブローカーと出会った。二人は新たな臓器ビジネスを実現させるため日本へと向かう。川崎に生まれ育った天涯孤独の少年・土方コシモはバルミロと出会い、その才能を見出され、知らぬ間に彼らの犯罪に巻きこまれていく」 ここまでくるのに物語の半分以上、P350を費やす。そしてそこからさらに登場人物を並べ続ける。物語が動くのは550pのうち520pくらいから。それまではずっととある臓器取引に関わる人間たちの紹介を永遠と続けるだけ。彼らに共通するのはとある組織に少なからず関与しているというだけど、それ以上の関係性はなく、登場人物が出会いすらしない。ただとにかく人物描写だけしか書かれていない本。文学とはそう言うものかもしれない。エンタメとしては0点。 他にこの作品の特徴を端的に表しているのは、参考文献の多さ。巻末に三ページにわたるほどの引用の羅列。作者がアステカについて調べたことをふんだんに盛り込んでいるのだが、私が小説に求めるものは「情報」や「豆知識」みたいな、左から右に横流しできるものではなく、例え信憑性がなくても面白くて信じたくなってしまうような「物語」であり「作者の想像力やセンス」であるため、この本は非常に退屈だった。 | ||||
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グロテスクな描写連発、しつこい言い回し、内容に引き込まれる事が一度も無く、続けて読むことに耐えきれなくなり、途中で読むの断念。本当に受賞作なのか。 | ||||
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麻薬組織同士の抗争が新たなビジネスにより中断してしまう。禍々しい神々の描写は単調な作業の繰り返しに感じられた。登場人物の野心、心情描写も感情移入出来ない部分が数カ所あり低評価につながった。 期待が大きかった分、残念でした。 作者の次回作に期待したい。 | ||||
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タイトルに書いたとうり。買い替えようとしても、キャンセルもできないし、ヤダヤダ。 | ||||
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コシモの話まではめちゃくちゃ面白くてこの小説は当たりだ!とテンション上がって読んでたけどバルミロの話が始まってからはいきなりアステカの難しい話になって暦の難しい知識とかそういう内容になって一気に興味失せて読むの辞めてしまった。残念。 すいません、根気がなくて。 | ||||
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直木賞、山本周五郎賞ダブル受賞に期待して読みましたが、正直期待外れでした。 まず、正直スペイン語のカタカナ読みのルビが鬱陶しい。中にはルビ元の日本語と比べて非常に長いものもあり、細かいかつ恐らく雰囲気づくりのためだけという事を考えるとわざわざ読む気が削がれる。 また、各人物が登場する度その人物の詳細まで冗長に掘り下げる割に、人物像や行動の動機があまり伝わってこない。不必要と思う描写も多い。正直私には終盤のコシモの行動理由がよくわからないまま終わった。 アステカ関連の描写も初めは、心臓密売とアステカの心臓を用いた生贄の儀式がどう繋がるのかの展開に想像を掻き立てられたが、終盤になるにつれその冗長さと繰り返しに食傷気味になる。全体的にワードに馴染みがない中で何度も呪術的なフレーズを繰り返されても頭に素直に入ってこないので苦痛だった。著者はかなり綿密な取材を経た上で書かれているので、恐らく実際のアステカの儀式や文化に基づく描写なのだろうが、このストーリーに対してここまで繰り返す必要があるのか疑問。究極アステカ関連は斜め読みでも問題ないように感じた。 最後に、密度の濃いアステカ関連描写と比較して心臓密売を含めた犯罪組織関連の描写にはリアリティに欠けると感じた。ここがこの作品が自分に合わない1番の点だと思う。作中人物すら言及してるけど、メキシコ麻薬カルテルの幹部が言語•文化•何より民族の違いから裏社会の文脈も全く異なる日本にわざわざ来て、重火器揃え擬似家族作って捲土重来狙うかな? 寺の地下に最新手術設備を揃えたセキュリティ万全の保育施設を外部に情報漏らさずに建設できるのか?百歩譲っても提供者本人がパッケージとして移動できるんだから摘出設備は船で良くないか?最初の腎臓もそうしてたし。あと終始警察や公安組織の影がなさすぎ無能すぎ。 他にも細かいところ色々ありますが、総じて期待外れでした。 | ||||
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大まかな話の流れとしてはいい。アステカ文明のことも知れるし、こういう闇社会があるのか…(フィクションとはいえ)という驚きもあったけれど、感動や考えさせられるような後に残る何かがない。なによりも虐待と暴力描写が多く、トラウマのある私としては辛かった。暴力や虐待の描写がある作品は今後あらかじめわかるようにしてほしいと最近よく思う。 | ||||
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頑張って頑張って最後まで読んだ とにかく面白くない なんだこれ なんで評価高いのかわからん この数年で最悪の本 | ||||
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これが直木賞とってしまうのか……ということに驚きを禁じえない。 メキシコをバックボーンにして、日本で起こる臓器売買と麻薬取引を描いた小説だが、とにかく余計な情報が多すぎる。 体格には恵まれているが、周囲の大人たちに恵まれなかったコシノの物語だけは、ものすごくワクワクさせられるのに、いつまでたっても物語が始まらない。はっきり言って、読み物としての構成に失敗している。 著者は群像劇を描きたかったのだろうか。 その割には闇医者にしろ、チンピラを雇っていた社長にしろ魅力が無さすぎる。 (唯一、コカイン中毒の偽善者保育士だけは徹頭徹尾クズすぎて面白かったが) アステカを語る婆さんの話やら、メキシコマフィアの話は厚みをもたせるために無くて良いとまでは言わないが、こんなに長く語る必要は絶対になかったと思う。 何を読まされているのか、という気分にさせられた。 読み物として必要最低限にまとめて、ページを抑え、読者を飽きさせないのも技術。そういう意味では、この退屈な小説が直木賞に選考されたということは驚く。他になかったのか。 | ||||
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