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12番目のカード



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12番目のカードの評価: 4.15/5点 レビュー 48件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.15pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全48件 41~48 3/3ページ
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No.8:
(4pt)

大いなるマンネリズム

前二作(「石の猿」、「魔術師」)で大いに篩いにかけられたライムシリーズファン。ここまで付いてきた人には十分面白い作品だが、
既に見切った人達から見れば「またかよ!」という感じのマンネリな展開。どんでん返しもやり過ぎです。が、マンネリとはいえ面白かった。
ストーリーとは別に一つ気になったのがライムの肌の色。
映画の刷り込みなのか単なる記憶違いなのか、ずっとアフリカンアメリカンだと思って読んできたんだけれど、違うような記述があり衝撃を受けました。
12番目のカードAmazon書評・レビュー:12番目のカードより
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No.7:
(5pt)

最後の2章、名人、凝りすぎる

私の期待値のもっとも高い作家、それはディーヴァー。
本作はプロット、ちょっと凝りすぎです。
相変わらずめまぐるしく動く物語。本作では、アメリカ、そしてニューヨークの歴史を謎に解きに取り込んでいます。それはそれで満足なのですが、ストーリーの最後のプロット運びに「あれっ」と思いました。
ディーヴァーの長編には、プロット、人物描写(ドラマ)、アクションの3つの要素が絡み合って進んでいくのですが、人物描写とアクションはまずまずです。今回の敵役、未詳のキャラはなかなか魅力的。ちょっと同情したり。被害者の女子高生はいまいち固いですが、その女友達や舞台となるハーレムの街の描写などは、リンカーン・ライムシリーズの平均値以上。アクションシーンは十分。コフィンダンサーまでは行かないまでも、ハードな銃撃戦、爆弾処理シーン等もふんだんで、満足しました。
ただ惜しむべくは、最後の2章ですね。それまでの積み上がって、積み上がって固めた伏線からクライマックスに至ったエンディングに2回のどんでん返しは不要かと私は感じました。
名人も凝りすぎましたね。
最後に、本作には、今までの登場人物がふんだんに登場します。ファンには楽しいです。
12番目のカードAmazon書評・レビュー:12番目のカードより
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No.6:
(5pt)

傑作です

内容を見てあまり食指が動かなかったのですが
彼の作品は全部読んでいますので、やはり買いました・・
最後の最後まで驚きっぱなし。
やっぱり彼の本に外れはありませんでした。
訳者の方もかなりきちんと訳してくれているとおもいます。
言語学の分野がストーリー上重きを置く部分が出てきますが、理解しやすく書いてくれています。
私の好きな筆跡鑑定家のキンケイドも出てくるし、チョイ役ですがカーラも出てくるし
見所満載です。
ストーリーだけでなく人物描写も見事です。
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No.5:
(4pt)

おとなしいデイーヴァー

リンカーン・ライムシリーズ第6作 、自分のルーツを調べに図書館に来ていた女子高校生が襲われ、資料が盗まれる。 資料が何か知っていた館長が殺害される、現場には、12番目のタロットカードが残されていた。 異常者の犯罪が疑われ、ライム&サックスの出番となる。先進の科学捜査とプロファイリングで犯人を追い詰めていく。 緊張を持続させる筆力は、さすがディヴァーの作品。 お決まりのどんでん返しの規模は小さく、さしずめ過去のものがイリュージョンとするとベテランの見事なマジックといったところか?過去のシリーズを何作か読んだ人には星4なのだが、初めてこの作品を読んだ人にはどうかなと思い、厳しく☆☆☆プラスα...
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No.4:
(4pt)

ファンにとってはこたえられない、意欲的な大作

ジェフリー・ディーヴァーの<リンカーン・ライム>シリーズ第6弾。
本国アメリカでは今年、既に第7弾『The Cold Moon』が刊行されているが、日本語訳版としては本書がシリーズ最新刊である。
今回は、ライムが現在の事件と140年の時空を超えて過去の謎に取り組む。
現在の事件は、ハーレムの高校に通う16才の黒人少女の命を執拗に狙うプロの殺し屋との戦いである。彼は何事に対しても無感覚で、“アベレージ・ジョー”という異名を持ち、目くらましのために無関係の人の命を奪うこともなんとも思わない。しかも、証拠をコントロールすることにも長けているという難敵である。
さらには、血で絵を描く“グラフィティ・キング”という怪しげな元服役囚も絡んでくる。
そこに、少女の先祖が関与した140年前の黒人公民権運動にまつわる謎まで登場し、物語は複雑になり、章を追うごとに緊迫感が増してゆく。
本書もこのシリーズの他の作品と同様、全45の章を通して、常にサプライズがある。私もハラハラ・ドキドキの連続で、思わずどんどんページを捲っていた。
そして、ライムの緻密な鑑識捜査が常に事件の先を読み、「証拠物件一覧表」が埋っていくにしたがって絡み合った謎が次第に明らかになってゆく。注目すべきは140年前の謎も、現代の視点から最先端の技術を用いて捉えている点である。
また、命を狙われ続ける少女、ジェニーヴァの存在も忘れてはならない。少女らしい純粋な心と強靭な折れない意志をあわせ持ち、ライムたちとも十分に渡り合えるほど機転が利く。彼女は、この衝撃的な作品の魅力を一層引き立てている。
本書は、現在の事件と過去の謎の融合という難しい、好奇心をそそる問題にトライして、なおかつ、ディーヴァー最大の持ち味である、“ノンストップ・ジェットコースター・サスペンス”、“どんでん返し”に満ちた、ファンにとってはこたえられない、意欲的な大作である。
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No.3:
(5pt)

Opinion

すごい可愛いです。よくできてるし、どこから見てもおもしろい。これは本の域を越えています!!大切にします☆あたしもこんな素晴らしいものが作れるようになりたいです I recommend reading- Quest by Giorgio Kostantinos. Excellent bestseller
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No.2:
(3pt)

がんばれ、ライム、Mr.Deaver!

例によって、どんでん返しに次ぐ、どんでん返しなのですが、なんか無理やりひっくり返しているような感じがします。「静寂の叫び」のときのような、心からアッと驚くような転換ではなく、こじ付けなんですよね。それに、変にハッピーエンドで、ライムは水戸黄門になってしまったのかと、思ってしまうほどです。それから、NYPDはお金持ちなのだと、変に感心した作品でした。それでも、一気に読んでしまったのだから、面白かったのです。次作こそは、思わず、声をあげてしまうような驚きを期待します。
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No.1:
(3pt)

ディーバーとしては凡作

 ライム物の中では凡作。これまでの作品では重要な役割を果たしてきた登場人物が最後にどんでん返しで真犯人だったが,今回はこれが裏切られた。詳しくはいえないが,平凡な真犯人と凡庸なその手先の実行犯が最後にわかってもカタルシスがない。とはいえ,ページ・ターナーであることはこれまでどおり。これまでが良すぎたので評が厳しくなるというのも事実である。 『悪魔の涙』の主人公キンケイドがこんどはゲストで出てくるのはご愛嬌。
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