■スポンサードリンク
12番目のカード
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
12番目のカードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ボンコレからここまで読んできて、アレ?となりました。なんというか、全体的にまとまりがなく、ディーヴァーにしては精彩を欠くな…という印象でした。 しかし最後の最後で、あれだけひた隠しにしてきた「秘密」が、まさかそんなことになろうとは…。正直、ここまで読んできてもう「秘密」なんて大したもんでもないだろう、と高を括ってたので、最後に持ってきた結論に目を瞠りました。 しかし、ホントにどの作品を読んでも面白いというのはすごいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
適性と感じられる価格で、本の状態も、ほぼ表記通りの水準でした。 ただ、カバー中央のタロットカードの絵の部分に剥がれがあったのが少し残念でした。 本のカバー部分を、状態の対象に入れるかは議論の分かれるところかもしれませんが、 事前に特記しておいていただければ、なお親切だったかなと感じます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
・相変わらず二転三転するスピーディーな展開が作者のサービス精神満載 ・ライムの体と意識の変化が新たな希望を感じさせる。 ・南北戦争後から現代につながるNYの歴史の勉強と伏線の張り方 ・本当の犯罪の理由の目くらましの様々な仕掛けがちょっとリアリティーに欠ける ・これもでと比べてボリューム多めのヒューマンドラマの仕込み方 Kindle¥120のお得感。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
重篤なハンディキャップをおっている科学捜査専門家リンカーン・ライムと殺人課刑事アメリア・サックスのコンビが活躍するシリーズ第6弾。 リンカーンファミリーともいうべきお馴染みのキャラクターが登場するファンには嬉しい作品となっている。(『悪魔の涙』のパーカー・キンケイド、『魔術師』のカーラも登場!) 女子高校生の暗殺未遂事件から幕を開ける本作品は、南北戦争の頃、140年前に起きた事件とリンクしながらストーリが展開する。執拗かつ巧妙に女子高校を狙う殺し屋、彼女を守りながら真相解明に尽力するリンカーンファミリーの頭脳戦が繰り広げられる。 読者には早々に殺し屋の正体が判明するが、それだけには収まらないのが著者の作品。伏線はどのように回収してくれるのだろうか。 期待を持たせつつ下巻に続く。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
女子高校生の暗殺未遂事件と南北戦争の頃、140年前に起きた事件がリンクするライム&サックスシリーズ。 冷静に考えるならばいち高校生を拘束せずに捜査陣が身体を張っていくのは?だが、それを言ってはいけない。多少の疑問はジェットコースターに乗ってしまえば忘れるだろう。 著者の作品を読むと、一旦、解決を見ても、残りの頁数からどのくらいの捻りがあるのかを想像してしまう。最初の解決が伏線を完全に回収できず、その分、本作品のどんでん返しは驚愕とはいかなかった。リンカーンファミリーの内面にもスポットをあてており、これまでの作品と趣が変わってきたのだろう。 アメリカ史に詳しければより愉しく読めたのかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作家の面白さは、狩猟民族の考え方はそうなのかな?と想わせる、展開と関連性が論理的だという事だと思います。日本の作家にはない展開力を楽しんでいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ハーレムの高校に通う16歳のジェニーヴァが、博物館で何者かに襲われそうになるが、機転をきかせて難を逃れる。現場にはレイプのための道具に、1枚のタロットカードが残されていた…。単純な強姦未遂事件と思い捜査を始めたライムとサックスだったが、その後も執拗に少女を付け狙う犯人に、何か別の動機があることに気づく。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白いです! リンカーン・ライムとサックス、とりまくチームのひとりひとりの 人間性がさらに際立ってきて、ストーリーとともに楽しんでいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
I love Lincoln Rhyme books, and this one delivers. He is a bit off on the ebonics but otherwise a great read, fast paced. Does not disappoint | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どんでん返しにはいつも驚かされる。電車の中で読むと、降りるのを忘れてしまうので注意! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ジェフリーディーヴァの作品の中でもストーリーが飽きさせない展開で一押しの作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ジェフリーディーヴァーの作品の中でも、おススメな作品です。ストーリーの展開も先が見通せないのでわくわくしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2005年の本作品は、<リンカーン・ライムシリーズ>の第6作目。 2013年1月現在、第9作目まで邦訳されているので、今作までという限定つきで、シリーズ最高傑作であると感じられました。 物語は、高校生である16歳の黒人女性、ジェニーヴァ・セトルが、博物館で、先祖の解放奴隷、チャールズ・シングルトンについて調べている最中、謎の人物に命を狙われるところから始まる。 機転により、難を逃れた彼女であったが、犯人は執拗に命を狙い続ける…。 題名は、最初の現場に残されていた「タロットカード」からきている。 以後は、シリーズ定番のライムと犯人の知恵比べという展開になっていくのであるが、正直なところ、本シリーズ、中途のサスペンスは優れているものの、ラストのどんでん返しは評判ほどのこともなく、それほど期待してはいませんでした。 これまでの作品を見ても、「意外性」のある作品でも、「解決のためのヒント」(伏線)が不十分であったり、「アンフェア」な記述があったりして、じつは、本作品以降に「非常に評価の高い作品」が控えていたので、「順番に読んでいく」ために、手に取った…というのが実際のところ。 ところが、本作品では、物語の冒頭の「140年前のエピソード」をヒントに、意外な真相に結びついていく。 本書に掲げられた作品紹介の「ライムの頭脳が時空を超える。」に偽りはありませんでした。 このあたり、一種の「歴史ミステリ」の観も窺え、なかなか良く出来ていると感じました。 ラストに至るまでの二転三転も、尻すぼみにならず、ラストに最も大きな「意外性」を据えており、これが、ライムお得意の「最新の科学捜査」により解決されるというシリーズのお約束を守りつつ、冒頭で提示された謎への見事な解決になっているところは、物語構成上も、美しいといえます。 これでは、次回作以降にも、期待…ですが、あまり期待しすぎて、ガッカリしないよう、中程度の期待をしつつ、次回作以降を読んでいくことにします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2005年の本作品は、<リンカーン・ライムシリーズ>の第6作目。 2013年1月現在、第9作目まで邦訳されているので、今作までという限定つきで、シリーズ最高傑作であると感じられました。 物語は、高校生である16歳の黒人女性、ジェニーヴァ・セトルが、博物館で、先祖の解放奴隷、チャールズ・シングルトンについて調べている最中、謎の人物に命を狙われるところから始まる。 機転により、難を逃れた彼女であったが、犯人は執拗に命を狙い続ける…。 題名は、最初の現場に残されていた「タロットカード」からきている。 以後は、シリーズ定番のライムと犯人の知恵比べという展開になっていくのであるが、正直なところ、本シリーズ、中途のサスペンスは優れているものの、ラストのどんでん返しは評判ほどのこともなく、それほど期待してはいませんでした。 これまでの作品を見ても、「意外性」のある作品でも、「解決のためのヒント」について、「アンフェア」な印象が強く、じつは、本作品以降に「非常に評価の高い作品」が控えていたので、「順番に読んでいく」ために、手に取った…というのが実際のところ。 ところが、本作品では、物語の冒頭の「140年前のエピソード」をヒントに、意外な真相に結びついていく。 本書に掲げられた作品紹介の「ライムの頭脳が時空を超える。」に偽りはありませんでした。 このあたり、一種の「歴史ミステリ」の観も窺え、なかなか良く出来ていると感じました。 ラストに至るまでの二転三転も、尻すぼみにならず、ラストに最も大きな「意外性」を据えており、これが、ライムお得意の「最新の科学捜査」により解決されるというシリーズのお約束を守りつつ、冒頭で提示された謎への見事な解決になっているところは、物語構成上も、美しいといえます。 これでは、次回作以降にも、期待…ですが、あまり期待しすぎて、ガッカリしないよう、中程度の期待をしつつ、次回作以降を読んでいくことにします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中古品ということで多少の不安がありましたが、状態がとても良く、大変満足しています。ありがとうございました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
傑作「魔術師」と比較してしまうと、悪役の神出鬼没さ、万能さ、そして手強さが小粒である。 しかし、それが意外なリアルさを生んでいる。 「魔術師」は、どうしても作り物っぽさが強く、乱歩「二十面相」を読んだときのように印象だった。 本作は逆に、かなりシリアスな映画が作れそうなストーリーである。 そして、本作に登場する魅力的な少女、ジェニーヴァの存在感である。 ディーヴァーの作品は、いつでも魅力的な登場人物が新しく登場する。 「ウォッチメイカー」のキャサリン・ダンスのように。 ライムやサックスとの会話のやりとり、その切れの良さは、いかにもという頭の良さである。 この、頭の良い人物同士の会話、というのは、読んでいて気持ちが良い。 森博嗣の一連の作品なんか、実にテンポ良く読めるし、読んでいて心地良い。 東野圭吾「ガリレオ」シリーズなんかもそうだ。 そして、ディーヴァーの作品というと定番なのは、そのどんでん返しである。 本作でも、良く騙してくれる。 善人だと思っていたら実は・・・とか、悪人だと思っていたら実は・・・というのがある。 また、真相と思われていたものも二転三転する。 まあ、このあたりは読み慣れると、残りのページ数から予測できちゃったりするんだが。 悪役が小粒名分、最初に書いたように、妙にリアル感がある。 惜しむらくは、証拠の物理的解析に比べて、犯人に対する心理的解析が浅いということだ。 これは多分、ダンスものをスピンオフしたことによるのかもしれない。 あっちはあっちの特色が必要だから、差別化ということも必要だろう。 ただ、ダンスもの「スリーピング・ドール」と「ロードサイド・クロス」を読むのはこれからなので、そのあたりが楽しみである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中古ということでそれなりに使用感のある感じを予想していましたが、予想外に綺麗でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
待望の文庫化! 冒頭からハラハラさせるところは流石って感じやけど、どうも今までの犯人と違って小物に思えてしまうんですよ。 でもディーヴァーの事やからとんでもないドンデン返しが待ってるんでしょうね。 上巻を読む限りでは本当の犯人の目的もぼやけたままで全く先が読めないです。 犯人側の心理面も深く掘り下げてるところがいいですね。 これが後半にいきてくるってパターンやけど期待して下巻を読みたいと思います。 魔術師で登場したカーラがちょっとだけ再登場するのもシリーズのファンとして嬉しいサプライズですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
相変わらず読者に先を読ませない手腕は見事。 今までのシリーズとは少し違った趣向を凝らしてるのもお楽しみのひとつ。 南北戦争当初の黒人に対する世間の仕打ちって差別という言葉ではあらわせないぐらい酷いものやったんですね。 その時代と現代を見事にミックスして最後の最後に予想もしなかったオチを持ってくるから、この人の本には中毒性があるって思ってしまいます。 【魔術師】に登場したカーラや【悪魔の涙】に登場したキンケイドなども登場するのでファンにはたまらない1冊になってます。 はやく次が読みたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
邦訳は2006年9月30日リリース。文庫化は2009年11月10日。リンカーン・ライム・シリーズの第6作。実はアメリカではジェフリー・ディーヴァーはこの時既に第7作にあたる『The Cold Moon』を刊行済みだった。 相変わらずのリンカーン・ライムである。この辺はディ−ヴァーの長編を読破した人でないとわかり辛いが何しろ不変なのである。ガスクロマトグラフィでお菓子を検出してしまうところが既にリンカーン・ライムだ。犯人の手製の弾丸から銃の素性をあっさり分析するアメリアもアメリアで相変わらずである。(>_<) 着々とディーヴァーの仕掛けた連続トラップが炸裂し、ジェット・コースターな語り口に時を忘れてしまう出来映えなのだが、本作は特にラストがスゴイ。そして最後の章のライムとアメリアの会話に不覚にも涙しそうになった。 パーカー・キンケイドまで登場する本作。外せない大傑作と言い切らせていただきます。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!