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騎士団長殺し
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【この小説が収録されている参考書籍】
騎士団長殺しの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全721件 1~20 1/37ページ
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読破して1Q84とやや似た構想のある作品だと感じた。物語の点と点が繋がるところに、男女の交わりがあるというところが。昔の村上春樹作品は男女の交わりに特に意味を持たせてなかった印象があるが、二作品続けてそこが物語の軸になっている点で、前作とやや構想が似ていると思った。 体験として面白かったのは、文字で描写してある絵画を想像したということ。良質な体験で、心地よい時間の過ごし方だった。 | ||||
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この作品を読んで、宮崎駿の映画「君たちはどう生きるか」との類似点を発見した。 ・日常に住む家に象徴的な鳥が現れる これは何かを暗示しているのかも知れない、猫でも犬でもない鳥である理由は ・異世界へと旅立ち自分の精神世界と向き合う 日常から非日常へとストーリーは展開し、そしてそのストーリーも曖昧模糊としていて何を意味しているのか一見してわからない。あるいは読者に解釈を委ねている この類似性が何を意味するかはわからないが、同時多発的にクリエイターが似通った構図のストーリーを仕掛けるのはあるいは時代がそれを求めていたのかも知れない。 はっきりとしたストーリーではなく抽象画のようになにかを表現して、受け取り側にあたかもガラスに写った自分の顔を見るようにそれぞれが物語を解釈する。それは星座のようにはっきりしたものではない。 意味はなくていい。 むしろわかりにくくなったほうがいい。わかりやすいシンプルなコンテンツが消費される時代に、こういう物語がむしろ際立ってくる。 太陽の光が強ければ強いほど、また影も強い影となっていく。 | ||||
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…といっても「街とその不確かな壁」は未読ですが。(元々、80~90年代の作品が好きだった) 本作品について。 初期作品(例えば「象の消滅」)のようなコミカルさある。静かな物語だが、決して暗くはない。 絵描きの主人公の一人称視点で、淡々と物語がすすむのが心地よくて良い。 主人公の仕事(=絵を描く)のプロセスを丁寧に描写してるあたりが、共感を持ててすごく好きだった。 村上さん本人の仕事のプロセスの説明なのかもしれない。 まあ、最後のほう、意味不明な展開もないではない。 また再読したい。 | ||||
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尻切れトンボな感。 気が向いたら、続きお願いします。 もしくは、この本の登場人物や設定を使って別の作品でも良いんでなんとかお願いします。 | ||||
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読んでいて色々と突っ込んだ中で、半分以上を占めたことは、「テメエ都合いいな」だ。そしてラスト50ページから圧倒的になったのは「気持ち悪い」だ。これは、テメエ都合いいなが一歩進んでの感想なので、テメエ都合いいなでもある。 登場人物たちが(主に主人公)客観的に物事を見ることができる人ですよ、的に思わせるように説明されるが、いやいや違うなあと思うし、リアクションに囲まれる現実世界ではそういうリアクションに囲まれた生活になるのに、まあ都合良い環境にリアクションに身を置き続けられるもんだ!主人公の妄想なのかな?、とも思うようにして最後まで読み進めた。読んですぐに否定的な感情だったが、こういう外に感想を言うなら最後まで読まないとダメだよなと思い、読み切りました。 ここからも批判的なことが続くので、少し補足です。自分は20年以上前の若かりし頃、春樹の小説で読書習慣がつき、多くの春樹作品を読みました。けっこうな数を読みました。そして、数冊を読んだ時、ほとんど何も作品のことを覚えていないし、なんか似たような感じだなと思い、10年ぐらい前に読むのを止めて、久しぶりの春樹でした。 ダメだと言われていたり売れてもいない小説なら、わざわざ書かなくても良いかと思いますが、真逆の状況ですので、こういう人もいると読み終わった感想を書いています。 で、小説ですが、いるんだかいないんだか?というおなじみの存在がいて、それが成り立つ手法と言えばそうなんですが、 細かく説明しているようで、そこはちゃんと言わなんだが多い。大きすぎず小さすぎずそこにあるべき大きさ、的な表現を大事なもので使い、他のものを具体的な数値など書く、そこまで細かくなくていいよとするのに。 大抵は見えないものの存在を明らかにしない、そういう行動をしない。都合よく自分解釈を展開し、そういうものなのだ!と自分解釈をひたすら展開し、周りも都合よく成り立っていく。 宗教勧誘のプロフェッショナルに「なんで神様は見えないの?分かるという痕跡を残さないの?」と聞いた時の返答のオンパレードといった感じだった。 何かを表現するときに完璧がしばしば使われるが、そんなこと使う人っている?特に自分は社会で優れていない普通だ的な立ち位置を言いながらなんですが、そういう人が完璧って説明するのって、すごく自己中心的な人だと思うんですが、その人を表現している状況は、慌てることが少なく 気取ってんなよ!というぐらいの人物。 それぞれはあっても変じゃないが、これとこれが同居するのは都合良いだろ!がすごく気になるし、高い文章力が、読んでいる側をケムケムさせることに費やされ、気にならない人はいるのかなあ?と思ってしまうし、そういうのが不快感につながる。 ケムケムは、もっと別な言い方がありますが、都合が良く、高尚でもなんでもない ケムケムぐらいがふさわしい。 文章は読みやすいし、イメージ湧きやすい例えもあるし、何より都合いいな!は、若い時には希望もあってありでは!とかもあるので、ある程度変わらない春樹作品では、自分が当たり屋なのかな とも思うので、また10年ぐらいは近づくことはない。あとは、短い絵本ならこういう不思議も自分には受け止められるのかな。 | ||||
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ねじまき鳥から作者は穴にこだわっている気がする。 穴とは何か。 自分自身が陥る自分の中の罠かな。 正直、ねじまき鳥はあまり意味が分からなかったし、ノモンハン戦線の描写はグロテスクであまり好きになれなかった。 私が氏の作品で一番好きなのは、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」だ。完成度の高い小説と感じる。次に好きなのは、「風の歌を聴け」若き日の氏の青春時代を瑞々しい筆致で描いていおり、初めて氏のものを読んだのも、この作品ということもあり、印象的だ。次に好きなのは「1Q84」これは今までの氏の作品と違ってハッピーエンドだった。若者へのエールと感じ、氏も歳をとったのかなと感じたが、月が2つ出る世界というのはすごいなと思った。 この小説は私の中でその次くらいにランクされる。 以下は自分なりの解釈なので、正しいかどうかは分からないが、 人は皆納得できない事柄や、処理しきれない感情、やりきれない気持ちを抱えながら生きて自分探しの旅に出る。意識しようとしまいと。そしてそれらを克服し、納得できた時に環は閉じる。それは容易なことではない。自分、いや、自我と言った方がよいかもしれないーとの闘いでもある。 その結果得られるかもしれないのは、自己完結だ。それは妥協とは全く意味合いが違う。 自分を愛し、信じて、自分はこういう生き方をしていくのだ、という決意。 いわば自己満足ともいえるかもしれないそういう状況になった時、人は幸福を感じるのだろう。 そういった単純な事柄をこの作品はとても洗練された形で表していると思う。 この年齢まで生きてきて、それは何物にも代えがたい貴重なものだということが、私には分かる。そして、それは自分という人間の総決算だということも。 | ||||
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メリット ・所定の着地場所に落ち着いた ・読後の爽快感が比較的ある デメリット ・伏線回収が完璧かと言われると… | ||||
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作品としてはおもしろい。 ただ、それなりの歴史学の頭を持ってないのか、凝り固まった思想なのか?勉強不足なのか? 南京虐殺の事が出てくるが、現在の歴史学では中国が作り上げて、左翼が利用しているというのが通説である。 日本軍が、中国市民を逃がすように、案内し時間を十分に待ったが、中の中国軍が市民を逃さなかった。日本軍は、それでも市民にできるだけ被害でないようにしたが、それでも少ない被害が出てしまった。これが現在の歴史学です。 みなさんも古い歴史観をお持ちの場合は、現在の新しい 歴史を学んでくださいね。 | ||||
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物語りの展開が面白いので一気に読んでしまいました | ||||
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結末は淡々としていたが、村上春樹の小説には結末は必要ないのかもしれない。そんな不思議な感じを持つのは私だけだろうか。あ〜次は何を読めばいいのだろうか。。。 | ||||
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3冊目に突入したが、混迷するストーリー。どうなる?気になって次を買ってしまう。。。 | ||||
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上巻から話は大きな展開を見せ始めたが、どうなるのか全くわからない。そしてドンドン惹き込まれていく。。。 | ||||
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1Q84に続き手に取った一冊。謎めいた登場人物たちのやり取りに惹き込まれていきました。もう続きが気になってしょうがありません。。。 | ||||
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第1部が非常に興味深かったので、すんなり第2部に入れました。 | ||||
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息子のために購入 春樹ワールド全開 | ||||
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面白いけど、長くて、ストーリーを途中で忘れてしまう | ||||
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息子のために購入 借りて読みましたが、長い | ||||
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息子のために購入 のらりくらり長くて飽きちゃうと思いました。面白いですけど。 | ||||
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最後まで読んだということはそれなりに面白かったのでしょう。読み終わってもなぜかスッキリもモヤッともしませんでした。独特な表現がノーベル賞候補になる所以でしょうか。ただ、違う作品を読んでみようとはなりませんでした。 | ||||
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新しい試みは多々あったけど、骨組みとしては「過去作を読み込んでパターン掴んで書いてみた!」というような感がしました。それが嫌って人も中にはいるかもしれないけど、個人的にはうれしかったですね。もう同じようなのばっかり読みたいのでこちらは。 で、物語にほぼ関係ない腰掛け法律相談事務員とか予備校教師じゃなく、珍しく画家というガッツリ専門職。仕事が物語に深く関わってる。そのもの…と言ってもいいのかな。だから少しハラハラしたけど、絵をガッツリ描く人が読んでもおそらく「こんなんじゃない」とはならないのではないかというさすがの完成度。 でもさ、肝心なところが足りないよね…ピアニストであった雨田画伯の亡き弟と、メンシキがピアノ弾いてることって関係あんのかな?? なんにせよもうちょっと悪さ出てた方がいいんじゃない…!?もちろん猫殺せとは言いませんよ。そういうわかりやすい悪ではない得体の知れないところがメンシキの魅力だもんね。でも、ちょっとね。人の屋敷買い取って軍の望遠鏡でのぞきやってるやばいおじさんではあるけどさ。 さすがにまりえも家にいただけかい!?!?っていうのとかさ、、例えば屋敷に案内された時にはみなかった謎の地下、謎の部屋…があってそこで迷ってたとかじゃなくて、めっちゃ現実的な場所に普通に隠れてたのも驚いた。騎士団長殺して、メタファーとかじゃなくてほんとにナイフで刺して殺すけど、まあ主人公はよく物理攻撃してるのでそれはいいとして…なんていうかそれが何かの出口になったとか、あんまり感じられなかったなあ…。 あと他の人も言ってるけどまりえ(13)が開口一番「ムネがない」とか言うか!? 書きながら思ったけど、もしかしたら今から体をデッサンされるにあたり、どうせお前私をぺたんこで書くよな。でもそれは言われんでもわかってるから。めっちゃ気にしてるから!って先手を取って言ったのかなーとは少し思った。言わないけどね笑 気持ち悪かったのはこの箇所よりも女子高生になったまりえを見て「充分とは言わないがかなり大きくなった」とかいう部分ね… まあ、記者会見でそのニット着た方がいいよ(真顔)のテンゴとふかえりよりはずーっとマシな関係性だな。テンゴとふかえりの箇所がキモすぎて1Q84は苦手です… 話を戻して個人的に雰囲気とかがめちゃくちゃ好き。小田原で隠居して、超金持ちの素敵なおじいさんとか色々な人が遊びに来て。 でもまりえやショウコとつながったらメンシキが遊びに来なくなったのはウケました笑 2000年以降の作品では1番好き。 | ||||
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