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騎士団長殺し
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【この小説が収録されている参考書籍】
騎士団長殺しの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全721件 61~80 4/37ページ
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文学的なことはよく分かりませんが、とても面白かったです。タイトルが暗いなぁと感じしばらく敬遠してました。しかしボーカリスト稲葉さんがファンクラブカレンダーで面白かったとコメントしていたので、購入し読み始めたらイデア編の下からは止まらなくなりました。過去作品からの既視感…井戸が石室だったり、別れた妻との物語だったり、地下迷路や風の音やら同じ場面設定を上げたらキリがないです。しかし死者と過去との邂逅は作者にとって避けられないテーマなんだと思います。免色さんは、闇も持ってるけど逆に人間味がありとても好きな登場人物になりました。騎士団長も同じく。結末のひとつの恩寵のかたちは、村上春樹作品として新たな答えとして希望が見えました。個人的には、免色さんの後日譚をとても知りたいです。 | ||||
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意外にすっきりとまとまった、 (それが物足りないと思う人もいるでしょうが) 読みやすい小説でした 村上春樹ビギナーにちょうどいいような 絵を習ったことのある個人的な要素も 他の人よりも移入しやすかったかもしれませんが、 ストーリー以上にその場の背景描写が 過不足ないところとか まあ、性描写も相変わらずありますが、 若い頃に読んだ「ノルウェイの森」からのショックよりマイルドな気も (いつも思うのですが、こういう性描写も朗読会で声に出して朗読するものなのか? まさかね) 騎士団長が微笑ましい 殺されなければならない立場だというのに | ||||
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大変綺麗な商品でした。 | ||||
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「騎士団殺し」は4巻で構成されているが、自分は第1巻目でもういいやと次へ進めなかった。 これまで村上春樹の小説は一通り読んできて、好きな作家のひとりではあるが、今作は非常に残念。 1Q84までは楽しめたが、今作はニヤリとできる部分が皆無だった。 誰もがピークを過ぎることは避けられないけれど、主人公は36歳設定で、作者は当時70歳目前。 過去の作品に比べると、主人公に若さがなく、煌めきがない。 老いを認めないアイドルが残念なように、自分と同じくらいの年齢の主人公を書けないというのも 限界を感じざるを得ない。 | ||||
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少し途中途中でムラがあったけど、いつもの村上ワールドで良かった。 | ||||
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あなたを本当に愛している、ほんとうの読者の感想を聴いて下さい。どうか耳を傾けて下さい。 『1Q84』 、『 騎士団長殺し』:この2作品はどう好意的に読んでも、(超過剰に)冗長です。どうかこの半分の長さに切り詰めてみてください。 「ぼくはには僕の必然があり、命がけで文字を紡いでいるんだよ。小説は学術論文じゃないんだから、やすやすと半分になんかできないんだよ」と、(おそらく)あなたはおっしゃると思います。 とはいえ、仮に貴方の大切な人の生命がかかっているとすれば、間違いなく物語の切り詰めはできると確信します。 どうか物語の冗長さを排したバージョンを作ってみてください。 別の景色が、貴方にも見えてくると私は確信します。 どうか、アマゾンで購入する本を消滅させないで下さい。 | ||||
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約3年かかって読み終わりました。 鈴が鳴るところで怖すぎて中断して2年と半年後に再開 なんとか怖いところを乗り越えて でもメタファーのところで停滞 あそこはあまりにも村上春樹らしからぬ、ありふれた表現で苦痛だった。 数か月それこそ主人公のように這うようにちょっとずつ読み進み メタファーから脱出できた。 もう終わりだなーちょっとさみしいなーと思っていたら まさかのハッピーエンド。 面白かったです。 | ||||
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1Q84と同じく、出だしは引き込まれ、ある程度まで一気に読めました。 ただ、途中から主人公にとって都合が良すぎる展開が続き、人間関係、出来事、回想、セリフ、必然性、関連性、全てに現実味が無い。 最も不可解なのは、この著者の世界の女性はなぜ痴女しか存在しないのでしょうか。女子中学生すらもです。 比喩とリフレインがクドくて、敢えて読む気を削ぐ作戦なのかと思わせる程(中には秀逸な比喩や背景描写もあるんですけどね) これが村上ワールドといえばそうなのでしょうけれども、 意味のない話を、さも意味ありげに煽っておいて、結果やはり意味のない 「騎士団長殺し」ミステリアスで狂気じみたタイトルを生かせる程深く練られた話ではなかったのが残念です。 | ||||
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どこまでも村上春樹っぽい本だった。 ・具体的な理由がない「そうあるべきなのだ」 ・想像もできないオペラやクラッシック、60〜70年代の洋楽 ・やたらと身体を鍛えている人の登場 ・ねっとりとして気持ち悪くなるような性的な表現 ・想像での妊娠 ・彼女をガールフレンドと表現する ・げんなりするページの長さ ・普段見ない漢字の使い方 ・都合の良い時に人が訪れるご都合主義 ただ、これまで読んだ村上春樹の本のなかでは、比較的主人公を身近に感じた。憶測するに本当は雨田貝彦のようの画家になりたかったが、肖像画を書くだけの能力に長けてしまった主人公(本の中には書かれてないので勝手な想像)。自分にはない魅力を持つ妻と生活することにより気を紛らわせていたが、イケメンと不倫されて離婚を切り出される。糧にするための仕事をする気がしない。現実社会からの離脱。そしたら自分より離脱している金持ち&品がありすぎる人登場。なんか色々巻き込まれる。試練的なものを乗り越える。あら、元気でちゃった。元妻が妊娠。あれ、夢ででてきたし俺の子じゃない?妻離婚届出してないしイケメンと別れている。よりも戻してちゃんちゃん、的な | ||||
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村上春樹の長編小説は殆ど読んでます。 で、この作品、読んでいて 〇人が出てきて、またか! って思ったら、同じ様なストーリーの建付け。 いや、人物は皆魅力的だと思いますし、話自体面白くなくは無いですよ。 春樹さんの、人物描写、状況描写、メタファーならなんやら、これは小説で活字を読んで楽しむ話で、映像化したらちっとも面白くないんだろうなーってつくづく思います。 そうすると、商業的にどうなの!? って思います。1Q84然り。 しっかし、もうネタが無いんですかね。。。全然脈絡なく現れた人物がその後ずっと引きずったり、いやそういう人に意味付けするの、上手いとは思いますけど、ちょっと強引かな。 なんか、今までの話のピースを集めて再構築して、新たな人物を登場させて。。。 結局ストーリーの核心を表現の嵐でぼやけさせて、またまた消化不良で話は完結します。 世にも奇妙な物語風な、超自然的な性的事象が絡む、中途半端なファンタジー。。。 そう、性的描写は、オヤヂ向け週刊誌的で良いんですけど、そこから飛躍しすぎな点は相変わらずでございます。 もうお腹一杯かな。 | ||||
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商品が早く届いたので嬉しかったのですが、新品かどうか疑わしいです。本の角という角が摩耗していましたが、これに関しては仕方ないかなと思っています。ですが、ページをめくる前から開いた後がついていたり、本の中身に食べ物と思われるシミがあったり、カバーの淵全体に毛羽立ちがありました。中古を注文したのかな?とも思いましたが、購入時は新品との記載がありました。私の勘違いでしょうか? | ||||
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私は、春樹ファンですが、どれも内容が素敵ですね! | ||||
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これが14作目の長編とのことだが、、、村上春樹の底のない才能にはただただ驚かされる。文庫にして全4巻、1200ページ超のある程度の長さを持つ本書だが引き込まれるうちにスラスラ読める、ほんとうに面白い。 著者得意のパラレルワールド的進行はずいぶん控えめで、その分メインの世界にファンタジーからの登場人物が数多く登場するイメージ。ひたすら上質なファンタジー小説としても読めると思うが、、、ノーベルの行方はさておき、村上春樹氏は語り手としてほんとうに希有な能力の持ち主だと痛感させられる。 「私」の妹コミチの死の克服のための儀式、 なにも持たない成功者、免色の我が子との出会い、 少女まりえが自分の人生を歩み始めるための一歩、 そして、騎士団長殺しの作者雨田具彦の過去の清算。 「私」と「私」のひとつの未来像としての免色、雨田。早世した妹のコミチとコミチがなしえなかった未来を体現する者としてのまりえ、そして二人を象徴し、仲介するドンナアンナ。自身を導く者と母体回帰と父殺し。 こうしたモチーフをふんだんに織り込み、それら全てをきちんと集約したうえで話をきっちりと完結させる。素晴らしい!! | ||||
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綺麗でした | ||||
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村上春樹の小説はよく読むけど、この小説はエンディングまで読者に面白く読ませるパワーが欠けてる気がした。というより、以前のパワフルさを考えると、ガス欠気味な感じがした。やはり小説を書くには体力が必要で(本人はよく走ってるけど)年には勝てないか。読み返す気もなくて、売った。 | ||||
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多くの作品がそうであるように、この作品はとても大切なことを描き出すために苦労して紡ぎ出されたものであろうし、そのことに対してはきちんと敬意を表したい。が、小説という一つの娯楽を楽しむものとしてどうしても出てきてしまう文句があり、「面白かった」という感想を持つことができない。 過去作品で目にしてきたモチーフの連続。ほとんどが謎のままに終わった免色。何も明確にならなかった雨田具彦の過去。わかるようなわからないようなスバル・フォレスターの男。やたらと濃いめの性描写。男の願望にとって都合よく描かれたように見受けられる女性たち。鮮烈なプロローグにたどり着かないエンディング。 明確にすることで、逆に失われてしまうものはあると思う。だとしても、あまりにも多くのものが霧の中に隠されすぎではないだろうか。読み終えたとき、一体何のために1000ページもの物語を読み進めてきたのかと思わざるを得なかった。村上作品を読みながら、途中で展開が読めてしまった、あるいは展開が自分の期待を大きく下回ってしまったのは初めての経験だった。物語によって表現される本質的な部分はもちろん大切だが、物語そのものに面白さがあることも同時にとても重要だと思う。 第3部が書き進められているのなら、そこでもう少し何かが明らかにされることを期待したい。でも、もうこれはこれとして新しい作品を書いて欲しいような気もする。 | ||||
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「小説とは物語とはこうやって書くもんです」と村上さんが長編小説の体裁で解説した本。歳を経た村上春樹は筆が冗長になったとよく言われるけど、それを差し引いてもわかりやすく説明するためにまわりくどくなっている。 村上さんの作品で謎解きがされる本(1Q84、色彩を持たない、あとはある意味ノルウェイの森)は、村上さんの作品としては異端であり、取ってつけたオチに加えて伏線の回収がない本作は、村上正統本と言える。 キャラとして要らなかったのが、別れてまたくっついた妻。いなくても物語は成立する。逆に物語との不協和音を感じた。 主人公とまりえの関係はよく書けていたと思う。いやまりえ単品でもある意味、ふかく魅力的な「気になる」女性として描かれていて最後までまで愉しめた。村上さんは、これから大人の女性になっていく(であろう)女の子を書くのが上手いね。なんでか知らんが。 | ||||
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南京事件や南京大虐殺?もちろん不幸な出来事はあっただろう 戦争のルールを無視したゲリラ(便衣兵)が跋扈する市街を制圧するとなれば、市民の犠牲がゼロはありえない 喩えは悪いが、交通事故と同じでゼロにはできない (相手がゲリラではなくても虐殺は起こる。中国が故意に起こした通州事件や、チベットへの侵略もそうだ) だけど、40万? 中国でさえ(朝日新聞記者の本多勝一が、中国側から提供された情報と写真を裏付け取材せず発表した犠牲者数から、さらに盛って)30万なのに? どこから出てきた数字なのか・・・この本が翻訳されて海外で読まれて既成事実として広まったら「ショーセツのキャラの話ですからw」で済まないんだが・・・ というのが、免色の電話やイタリア料理店での会話を読んだ時によぎった感想 それまでは「1Q84より面白いじゃん」「まりえちゃんみたいな少女の描写はやっぱり上手いな」「雨の匂いとか空気感いいよね」「やっぱりスパゲッティだよなー」と楽しんでたけど、吹っ飛んだ 繊細なピアノ青年が戦争という災禍に巻き込まれて潰された。そういう悲劇性を書くなら他にいくらでも書きようがあるのに、なんであんな雑で偏った歴史考証で書いて物語の流れをブチ壊すのか・・・。「ねじまき鳥クロニクル」でのノモンハン事件の取り扱いと比べても、あまりにも雑な書き方 「南京大虐殺はあったんだ!」と主張しないなら、ちゃんと調べて書けばいい フィクションだから、架空のキャラが作中で言ったことだからという予防線で逃げ道を作って根拠のない風説を流布するのは歴史に誠実じゃないし、こんな形で作品を汚したのは失望した 過去の好きな作品は今でも好きだし、この作品も気に入ってる部分はあるけど、もう以前のような宝物ではなくなった。本当に残念。 | ||||
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ランキングが高かったので、購入。読んでみたが、いまいち面白くないし作品に没頭出来ない。つまらないお伽話みたい。 | ||||
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とても満足しています。 | ||||
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