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騎士団長殺し



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騎士団長殺しの評価: 3.46/5点 レビュー 721件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.46pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全721件 141~160 8/37ページ
No.581:
(5pt)

よく読んで。

この1冊は次に続く伏線になっている。
よく読んでもらいたい。
騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上) (新潮文庫)より
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No.580:
(2pt)

生産と非生産の間の何か

村上春樹っぽく言うなら…「誰かを混乱の淵に置き去りにする為に巧妙に時間をかけて作られた手の込んだバンジージャンプ台のような作品」です。
騎士団長殺し 第2部: 遷ろうメタファー編(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し 第2部: 遷ろうメタファー編(下) (新潮文庫)より
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No.579:
(1pt)

いまいちすぎる

たぶん大人向けのファンタジーのつもりなんでしょうけど、かなりレベル低い。展開もだらけすぎで、まとまりがない。最終的なまとめもきちんとできてないので、読んだ時間返してほしいって思いました。
騎士団長殺し 第2部: 遷ろうメタファー編(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し 第2部: 遷ろうメタファー編(下) (新潮文庫)より
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No.578:
(4pt)

とても優れたエンターテイメント。ただ、南京事件の箇所はちょっと…

村上さんは日本の存命エンターテイメント作家としてはピカイチだなぁという感想を持ちました。
村上さんが進化したのか他の作家が今ひとつなのかは微妙なところですが、今や、ここまで力強く面白い作品を書ける人はいないのではないでしょうか。
ただ、単行本出版当時に議論になった、南京事件に触れた箇所についてはやはりちょっといただけないなぁと思います。
国・個人レベルでさまざまな議論が今も行われているイシューを扱うにしては扱いが雑じゃないですかね?書くなら書くで村上さんならもっと印象的なシーンに仕上げることができるはずで、ああいう中途半端な表現はどうなんでしょう?
フィクション作品において作家が何を書こうが勝手だという考え方もあるとは思いますが、この本の南京事件についての記述は何かとても唐突な感じがしてバランスが悪いというか、個人的に違和感を感じました。
騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上) (新潮文庫)より
4101001715
No.577:
(5pt)

大人向けの上質ファンタジー

とても楽しんで読み終えた。アニメ「千と千尋の神隠し」を想起させるストーリーだが、小学生女子が楽しめる作として描かれた「千と千尋…」と違い、18禁要素もあって大人向けの上質ファンタジ-。政治的なメッセージ性もあるが、それが主眼でないのは明らかで、村上春樹らしさに溢れたエンタメ作である。悪く言えば新味がないと言う事になるかも知れないが、作者の円熟した芸を素直に楽しみたい。
騎士団長殺し 第2部: 遷ろうメタファー編(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し 第2部: 遷ろうメタファー編(下) (新潮文庫)より
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No.576:
(1pt)

ただ冗漫

二人の失踪劇がただ冗漫。作者はこの作品の執筆に飽きてしまった?
騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編より
4103534338
No.575:
(4pt)

辺に期待値を上げなければ十分楽しめるエンタメ作

議論を呼びそうな歴史問題が出て来たりするが、この作品の本質はエンタメ作だと思う。何か深いものを表現しようとしているのだろうと思うと、本質を見誤る。そもそも村上春樹は、そういう雰囲気勝負の作家なのであり、スラスラ読める本作は他作以上にエンタメ度が高いと感じた。変に期待度を上げなければ十分楽しめる。
騎士団長殺し 第2部: 遷ろうメタファー編(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し 第2部: 遷ろうメタファー編(上) (新潮文庫)より
4101001731
No.574:
(1pt)

「騎士団長殺し」というタイトルの「日本人殺し」

40才迄に自分の絵をものにしたいと思う30代半ばの画家に訪れるミステリアスな出来事。
屋根裏から発見された「騎士団長殺し」というタイトルがついた謎の絵画。
絵画の製作者である雨田具彦は第二次世界大戦中にナチスが猛威を振るうオーストリアにて暗殺を、弟の継彦は中国にて南京攻略戦を体験する。
「師団長殺し」の絵に込められた秘密は?雨田具彦の人生の秘密は?物語はお洒落かつ妖艶、ミステリアスに展開し、ついに渦巻くイデアは絵画の中の騎士団長を主人公の目の前に具現化する。
なんて幻想的な展開ですが…第二巻目の途中で読破意欲を完全に喪失しました。
本書が南京事件について触れているという噂は聞いていましたがその内容が酷すぎます。
南京攻略戦は南京大虐殺として描かれており、「虐殺は作戦中も作戦後も行われ、捕虜をとるゆとりがないので兵士も民間人も大方は殺した」そうです。
「老人を捕まえては手がゴツゴツしているなら農民、綺麗なら正規兵が民に化けてるとして処刑した。」そうです。
「被害者の死体は揚子江へと投げ捨ててナマズの餌にしたのでナマズが肥え太った。」そうです。
「殺した数は10万から40万人…数に大小はあっても虐殺してことに間違いはない。」だそうです。
なるほど…ナマズに食べさせたから被害者達の遺体が見つからないのか!などと感心はしません。
村上春樹氏は本を世に出すことへ対する「社会的な影響力や責任」を考えたことはないのでしょうか?
南京事件、南京虐殺、南京大虐殺と何を信じようが個人の自由ですが、筆者ほどの人物が本を出版するのならしっかりと調べた上で責任をとる覚悟をして欲しいものです。
私の身内には戦死者がいます。叔父の2人は中国とルソン島で、祖母の弟は硫黄島で戦死しました。生きて帰国したのは予科練に志願した叔父と中国で軍ではなく特務機関にいた祖父です。
祖父は帰国後は警察官になりましたが、生前に「自分たちは相当後ろめたいことをしたが、南京における軍による民間人の虐殺などは一切なかった。」と語っていました。本書に書かれている残虐行為は南京事件なるものではなく、文化大革命で中国政府が人民に対して行った行為です。
戦後、南京事件が何を単に発せられ、どのメディアによって捏造され、どのように拡大し、それらの虚構を真実へと固定化しようとする目的は何かについては、今や知識と真実を希求する多くの日本人は知っています。
しかし、世界の人々は違います。世界の人々は日本の過去の出来事に関心を持って熱心に調べようするケースは希です。
日本人、まして著名小説家が肯定化し発信した情報なら鵜呑みにするでしょう。
万一にでも筆者が本書でノーベル賞でも受賞しようものなら、虚構の南京事件が現実のものとして世界の人々へ伝わるでしょう。
怒りを禁じ得ません。
この本は世界へ向けて「日本人を殺す」ものです。
本書のラストは気にもならなくなりました。
上巻までは楽しめたのに残念です。
騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上) (新潮文庫)より
4101001715
No.573:
(1pt)

kindle版を出して!

なんで出版社はkindle版を出してくれないの?
紙の本だけにこだわる理由ってなに?
騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上) (新潮文庫)より
4101001715
No.572:
(3pt)

まだ2/3なのですが

主人公はちょくちょく性体験をするようで描写がよく出てきます。
筆者の性質なのでしょう生々しいといいますか。
何度も何度も出てくるのでそのたびに爆笑w
主人公の性体験と物語を分けて考えた方がしっくりくるかと思いました。
前者はいらないのでは?
作者は自分の性癖を全世界に発表してしまっている。
そのためにノーベル賞辞退とかいう風になってしまうのではないのですか?
ITオンチの作家なので主人公もITオンチ。
長編小説の流れでしかないので他作品と内容が同じと言ってもいいぐらい。
例えでいうとファイナルファンタジーのナンバリングを4、5、6と進めている感じ。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
410353432X
No.571:
(3pt)

なぜこれを読んでいるのか

と、読んでいる途中で自答した。
物語の続きが気になって止められなくなるタイプの小説でもない。

村上春樹の小説はいつもそんな調子で、だけど読み終えると世界の見方が薄っすらと変化するような。

だけど面白いってわけじゃない。
虚ろな読書が嫌いじゃないって人にはおすすめ。
騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上) (新潮文庫)より
4101001715
No.570:
(5pt)

なぜだろう?結末を知っていながら、数年に1度、読み返してしまう村上春樹の長編小説。おそるべし!

予約して購入した作品です。村上春樹の作品は、小説からエッセイ、全て読んでいる。ただ、今回は、予約してまで購入するかどうか、迷った。彼の長編小説は、本当に嬉しい限りなのだが、1Q84を発売日に購入して、一気に読破し、一気にガッカリした私としては、痛い結果となった。しかし、やはり待ちに待った長編小説だけに予約後、即読破。今になって、また読み直している。村上春樹を読まれている方なら30代を主人公にしている作品には胸が踊る。村上春樹の世界観にどっぷり浸れる。不思議なのは、結末を知っておりながら、自分でも記憶喪失なのか?と思わせるぐらい、数年に一度、読み返して楽しめる唯一無二の作家である。ただ村上春樹自身が自ら語ってらっしゃるように、年齢を重ねていてあとどれくらい長編小説を何作、書けるのかをエッセイで語っており、彼は、この作品を構想から練り上げるのに数年かけていらっしゃる。一作、一作を大切に書いていきたいと語ってらっしゃる。当然、凄い作品だが、ご本人がおっしゃる事を考えると、読者としても丁寧に読み込ませて頂きたいと、妙に考えさせられました。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.569:
(5pt)

絵画から想像を膨らませナチスドイツに結び付けた力業は、ノーベル賞を意識?

絵画の中から本当に「騎士団長」が現れる展開はやや予想外だったが、彼が何ともユニークでキュートなキャラ。恐らく読者人気が高いと予想。
  さてこの「騎士団長殺し」と言う絵画、モデルは存在するのだろうか? 西欧中世の絵画にあってもおかしくない感じだけど、仮になくても問題はない。むしろ存在しない絵画が、あたかも存在するかのように描写出来たのなら、それは確かな小説の力である。現存するか否かに関わらず、絵画の内容をナチスドイツのオーストリア併合と結び付けて、日本からの絵画留学生と現地女性との恋愛から続く想像を膨らませたのが力技。うがった見方だが、ノーベル章受章を意識したようにも思われる。
  主人公と離婚が成立した元妻や早く亡くなった妹、謎の隣人とその隠し子?、など様々な過去のしがらみも絡んで読み応え十分。キュートなイデア「騎士団長」がどうストーリーに関係して来るのか興味は尽きず、次の文庫版の配本が待ち遠しい。
騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(下) (新潮文庫)より
4101001723
No.568:
(4pt)

ノーベル文学賞に選ばれない理由がなんとなくわかるような気がする。

こちらの作品も独自の世界観=パラレルワールドの展開を軸
に描かれており、話の展開がスリリングで予定調和」的でないので
音楽で云えばセロニアス・モンクの作品を聴いているような
「何とも言えない楽しさがある。
村上作品は現実の世界を表現する際に俗なセックス描写を多用することで
「もう1つの世界」により非日常性を持たせインパクトを強調する手法を用いるが、
ノーベル文学賞という視点から捉えると「もう1つの世界」の描写と比較すると
セックス描写の踏み込みが浅すぎてややもすると手抜き感さえ感じてしまう。
ノーベル文学賞が文学のひとつの到達点であるとするならば、
セックスの生物学的・動物学的な側面だけではなく
快楽・スピッチュアルな側面にも踏み込んで描いてほしいところだ。
個人的にはノーベル文学賞を受賞したものが全てがすべて素晴らしい作品だとは
思わないが・・・
騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上) (新潮文庫)より
4101001715
No.567:
(4pt)

続きを予想させて期待感を煽る舞台作りはさすが

長い物語の幕開けはいかにも村上春樹らしさを感じさせる。いつもながらセックスのハードルがとても低くて驚かされるが、それがさほど重要事と描かれないのが、官能小説と違うところだ。何かが起こるムードが濃厚で、思わせぶりな様々なシンボルが期待感を煽る。地中から出現した石室の存在から、その中に入り込んでの物語を予想したが、果たしてどうか。
 今巻だけだと「セックス」要素が大き過ぎるので減点するが、続きを予想させて期待感を煽る舞台作りはさすがのものがある。他からの雑音をシャットアウトして、物語を楽しんでいきたい。
騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上) (新潮文庫)より
4101001715
No.566:
(3pt)

本作の内容以前にこの装丁は読む意欲を削ぐ駄作。

村上さんの担当編集者が替わったのでしょうか、この装丁はムラカミワールドにはそぐわないと思います。本作の内容以前にこれでは読む意欲を削がれてしまいます。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.565:
(5pt)

スルー力を鍛え、大局を俯瞰する必要性を感じた作品(1Q84も同様に感じた・・・)

最後の最後までぐいぐい引き込まれ、余韻に浸ることができた。すごくおもしろかったし、心に刺さる文章もかなりあった。確かに、女子中学生が自分の胸の大きさについて悩んでいる箇所とか、いい加減にしてほしいと思う箇所があったのも事実。それでも、トータルで見たら、村上さんの心意気っていうか意欲も感じられた素晴らしい作品。1Q84もすごく面白かったけど、個人的にはこちらの方がもっと好きかも。(また、こちらの方が、1Q84より社会的に悪影響なのではと感じる箇所が断然少なく、安心して読めるし、家に置いておける。)図書館で借りて読んだけど(<ーすみません)、買って手元に置いておきたいなって感じてる。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
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No.564:
(5pt)

みなさん、期待値上げ過ぎですよ。

私は真の意味でハルキストではないですし、浅はかな考えかもしれませんが、手厳しいレビューをなさる方は村上さんに対して期待値上げ過ぎだと思います。待望の長編とか、出版社が銘打つ文句に踊らされることなく、小説を楽しもう、くらいの気持ちで読んだ方がいいと思います。村上さんの身上は簡単な言葉を用いて深い物語を書く、ということにあると考えれば、モチーフも必然的にポップなものにならざるを得ないでしょうし、それはディテールにおける真実性にも反映されてもくるでしょう。村上さんくらいの大御所になると反対できる人もいなくなりイエスマンばかりになりならだ、と穿った見方をされる向きもあるかとは感じます。確かにこの作品は大江健三郎的な言い方をすればレイト・ワークに差し掛かってきた村上作品としてある意味変な風に自己世界を掘り下げた作品と見ることもできましょう。
しかし私には、この小説がネタバレになってしまいますが、1人の画家の挫折、失望とそこからの再生、再創造の物語と感じられました。月並みな平凡なエンディングに安堵感さえ覚えたほどです。確かにそこには救いがあるのです。
騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編より
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No.563:
(3pt)

不思議なものがたり

何の前評判も見ずにそういえば一時話題だったなと思って読んだ。展開が気になってあっという間に上下読了。昔、何冊か著書の本を読んで、さっぱり意味がわからなく終わったけど、そういうものかと思って少し大人びた気持ちになったのを思い出した。

絵を描く人と接点はないけど、その思いや感じ方の表現はなるほどと思った。

なにか収穫があったかというとわからないけど、一心に本を読む贅沢な時間をもらったという意味で満足です。
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編より
410353432X
No.562:
(3pt)

ファンタジー全開

第二部に入り、ファンタジー全開。騎士団長とは結局何なのか、免色さんは何者か、画家の雨田は凄い画家なのか、クドイくらいでてきた白いフォレスターの男って誰よ。一つ一つの点は意味が不明なものの、全体の線としては興味深く最後まで読めました。
騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編Amazon書評・レビュー:騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編より
4103534338

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