■スポンサードリンク
祝山
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
祝山の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全136件 21~40 2/7ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今日はかなりの怖い感じにたえれる!!と言うときに読むのが加門七海さんの本。 大体のホラーを読んでも、自分の生活には侵食してこない気がしますが、加門さんの小説はなんだか じわりときますよね。 今回も読み終わった後、ちょっとぞっとしたままでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ホラー小説が好きで、こちらの評価が良かったので購入しましたが、私には合いませんでした。まず、主人公が心の中で周囲の人物に毒づいたり、上から目線で馬鹿にしたりする描写がちらほらと出てきて、感情移入ができませんでした。また、肝心のホラー部分についても序盤はワクワクしましたが、それ以降は特に盛り上がりもなく、オチも「え?これで終わり?」という内容でがっかりしました。著者自身の実体験をベースにした作品とのことなので、こういうオチになってしまうのも致し方なしなのかもしれませんが、ホラー小説としては微妙かな…というのが正直な感想です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
筆者の経験を下敷きにしたというホラー……なのか? 肝試しに行った友人の体験談を聞いた女性作家が怪異……といえるのかどうかわからないものに巻き込まれる顛末を描いている。 まず、文章が非常にスカスカ。 段落がやたらに多く、頁に空白が躍る。 一応商品ページには245ページと表記されているが、普通の小説であれば120ページくらいの文章量。 情景描写に乏しく、一方で主人公の愚痴や感情ばかりが書かれているるため、 場面が展開しないまま、物語だけが読者を置いてきぼりに進んでしまっている。 また、読点が不要なほどに多く、文を読む目が滑りやすい。 次に、ホラーとしては非常に出来が悪い。 上記したが情景描写に乏しいため、読者の恐さを掻き立てることに失敗してしまっている。 実体験をもとにしているから現実性を出すために、 大して怖くもない現象を文章にしているのかと思ったが、 単純に作者が恐いものを怖いように描けていない、という印象を受ける。 特に、ホラー小説で重要な「怪異とその原因・因縁」などがかなり乱暴に仕立て上げられており、 根本的にホラー小説といっていいのかわからない内容である。 せめて舞台や歴史の掘り下げがあれば多少は厚みが出ただろうが、 実際には5㎝程度地面を掘った程度のことしか書かれていない。 加えて、登場人物の魅力も皆無だ。 主人公は、口では「自分は見えるだけで霊能力者では~」というような謙遜をしつつも、 一方では「自分こそが物事に精通している」ような言動が目立つ。 尊大で他者を度々罵倒したり見下したりしており、とてもではないが感情移入ができない。 その他の登場人物も言わずもがな。 そして、終盤は「どうやって物語を終わらせるか」だけに傾倒しており、 かなり乱暴に解決編へ持ち込んでいる。 総括して、魅力に乏しい1作だった。 読むのも不快だったので★1つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
口コミを先に読んだので、あまり怖くないのかなと思いつつもタイトルと表紙の雰囲気にこれは恐らく当たりだと直感して購入。はたして派手な心霊現象は確かに起こりませんが、土着的な要素のあるじっとり系ジャパニーズホラーが好きな私にとっては期待通りドンピシャなストーリーでした。目新しさを感じる設定はないものの主人公の性格があまり見ないものだったせいか新鮮味もあり、最後までとても楽しく読みました。オススメの一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「ホラー小説」あるいは「(『怪異が実在する』というていでの)ノンフィクション体験をベースにした小説」だと思って読むと、ちょっと細かい描写がぐだぐだしすぎだなあという感じなんですが、「ちょっと長い実話怪談」だと思って読むとまあそんなもんか、という感じで読める。 でも実話怪談にしては主人公が自分のことを語りすぎている感じがして、リアリティラインをどこに置いて良いか迷いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
肝だめしをおこなったけ結果、徐々に怪異に巻き込まれる描写や、それまで平凡だった日常が徐々に崩壊に向かう流れがとても恐怖を感じさせます。 また、山に隠された真実は恐怖でした。 山が好きな私にとって、この本に興味があり購入しましたが、改めて山が怖く感じますね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クオリティーがあまり高くない。 作者の人に対する距離感や感じ方が幼稚で成熟していない。 読ませるポイント、ピークなし。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白くないです。 おもしろい山場も無いくせに、 著者の自分語りが入ったり、今まで読んだ小説の中でダントツに面白くないです。 じわじわした恐怖を描きたかったのかもしれませんが、 完全にスベってます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の実体験を基に書かれた、ある山にまつわる祟りの話。 描写がリアルで細かく、読むのも怖く感じる話でした。 胆試しに行った人々が祟りに侵されていく感じが怖かった。 私同様に怪談好きで、オカルト系のホラー小説を探している方は是非! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
レビューでは評価が分かれていますが、私にとっては大傑作。世の中、なかなか面白い作品がないですが久々に出会った貴重な作品です。まず、ホラーとしての怖さ。ホラー小説も結構読んでいますが、映画のシーンをただ文字にしただけような作品が多い中、これは「小説」として、どうすれば効果的に読者に恐怖が伝わるかについて研究を重ね、それを完成度高く作品として仕上げたという印象。心底震え上がるシーンが多かったと思います。次に文章のうまさ。洗練された文章に何度も感動し、唸らされました。そして、ミステリとしての面白さ。呪いの正体を推理し、突き詰めていく過程はまさにミステリ。最後にラストについて。唐突に終わってしまうという否定的な意見がありますが、これ以上、独創的で効果的かつ素敵なラストがあるでしょうか? 主人公が批判的で愚痴ばかりという感じは確かにありますが、オセロで黒がすべて白に変わるように、このラストですべてそれも解消され昇華されるのではないでしょうか? これは、その意味で、思わず笑みを浮かべてしまうラストです。こういう作品に出会えるから読書はやめられない。これを駄作と評価する人もいるということで、やはり小説の受け止め方は読む人それぞれであり、絶対的な傑作などないのだろうなと改めて感じました。人はみな好みも考え方も感覚も違うのだから、それはそれで仕方なく、またそれでいいのだろうと思います。「祝山」は、「私にとっては」大傑作です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
フィクションと書いてあるけど私にとって主人公がどうしても作者の加門さんだと思えてならず、「これフィクションて書いてあるけどほんとは霊感のある加門さんの実体験なんじゃない?」と思えてしまう。そこがすごい。 映画だったら怖くないかもしれないけど実話だったらものすごく怖い。そして、そこはかとなく実体験ぽい。 関係ないのに話を聞いただけで主人公にも影響が出てしまう。そこも加門さんらしいんだよな〜 本当のところはわかりません。でもそう思わせる作者さんの力量はすごいです。 サクッと読めて面白いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
分かってる人は少ないが、禁足地の山の多くは水源である。 私もそうだ。周囲の高い山に降った分の雨もお裾分けいただいて、しっかり森林で守っている。 『木一本草一本持ち出すな』は禿げ山にされて保水力0、田畑を潤す水もなくなり、挙げ句は土石流で山自体なくなる事への、蟻の一穴防止である。 なのに、氏子すらそれを忘れ『事故物件ならバレないうちに高く売ろう』とか……もうお前ら、水はぺっとぼとるとやらに入ったもん買って全部賄え!と言いたくなる。 山神の私は、夏は田の神になって稲の生育も担当せねばならぬのに。 そして、神なので多少の先見は出来る。 その先見では、私と同じ里山の多くが木を全て切られ、テカテカしたモノを貼られている。そして、そのテカテカは、壊れたら恐ろしい鉱毒が流れ出るらしい。 山だけでなく、流域の米から竜宮の魚まで全て毒になって氏子は誰も口に出来なくなるらしい。何と恐ろしい事であるか。 なら私には、神通力が無くならないうちにやらねばならぬ事が有る。 山仕事をする人間は、まだ信仰心が強いという。上の言う通りにやらされているとは言え、現場が曰く付きの事故物件と判断されたら、合法的に工事を中断するらしい。それに賭けるしか無い。 その為には、私だけでは力不足だ。 私と一緒に、工事中断させる位現場で祟ってくれる御霊怨霊を多数スカウトし、世にも恐ろしいいわくを作らねばならないのだ……。 以上、全部自分の妄想です。 中にこんな事は一切書いてありませんw 願わくば、今、祝山のモデルの山が、考え無しの開発をされてない事を祈ります。そしたらあの人も、年取らずにそのまま返って来そうな気がします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読後、「えっ、これで終わり??」というのが感想。起承転結で言えば、起承から転に入ったところで終わった感じ。正直買って失敗した。 作中で主人公も言っているが、これが現実であれば起こったことに対する納得できる理由もなく有耶無耶に終わる、というのも頷けるが、この話は小説である。作者自身が用意した舞台と怪異については、しっかりと責任を持ってもらいたい。 日本の民俗学、宗教学に少しでも触れた者であれば、山岳信仰や怨霊信仰、また地名などの固有名詞が往々にして変化していくことについての知識はあるはずで、今作で主人公が調査した内容というのは容易に推測できてしまうレベルのものである。 その点、ホラーテイストの強いミステリで言えば、最近は高田大介氏の「まほり」。非常に巧みな文体とプロットで読んでいても飽きないし、作中で起こる事件についてもとても理論的な説明がなされ、読後の満足感が高かった。私が愛読している三津田信三氏の刀城言耶シリーズなどは、作者がぶちまけた怪異について、これでもかというほど推理と考察を重ねて回収してくる。漫画でも、中山昌亮氏の「後遺症ラジオ」は、日本人の潜在的無意識的な恐怖心を上手に突いてくるし、断片的ながら作中で起こる怪異の原因について、読者が推測できるヒントがしっかりと散りばめられている。 残念ながら「祝山」は、評判ほどの怖さもなければ上記のような作品と比べると完成度も低いと言わざるを得ない。 私は普段、レビューなど書かないが、最後のページをめくってあまりに愕然としたため、投稿する。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
奥多摩にある山のお話です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みやすいし、サクサク読めますが、ねっとりとした怖さがありました。 言うなれば、幼い時に押し入れの中が怖かったり、夜中のクローゼットの中が怖かったりするアレです。 正体の分からないものへの怖さと言うか…。 特に中盤のお店に行くあたりがホントに怖かった。 最終的に全て解決!って訳ではなく、本当に大丈夫なのかと疑う部分があるので、モヤモヤは残っちゃいました。 そこもクリアにして欲しかったなぁ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は怖がりなのでホラー系の映画は苦手ですが、本はたまに読みたくなります。 ただ、あまりにも描写が細かく怖いもの読むとお風呂で頭を洗っている時に後ろが異様に気になったり、トイレに行くのが怖くなったりリアルに影響するものは、読んだことを後悔します。 その本を持っていることすら嫌になってしまう方ですが、こちらは良い意味であまり怖くなかったので私のような怖がりも少しドキドキしつつ、楽しみながら読み続けることができました。 追いかけられて、追い詰められて、自分の大切な人まで死んでしまう的なガチのホラーを求めている方には少し物足りないかもしれません。 参考までに、怖がりの私が上記にあるようなリアルに影響を及ぼした作品は「墓を見下ろす家」です。 怖すぎて二度と見たくないです^^; | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公が人間味あふれていて、気持ちに素直で(いい意味でも悪い意味でも)それでいて、他人事な感じもあり、私は共感しながら、「ぞぞぞっ」としながら読めました。自分をどこか特別と思う気持ちは、誰でもあると思うし、でも無力を痛感する事もある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
つまんないホラー小説 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初は油断してましたが、徐々に核心にせまってくとこ。いわいやまの読み方がわかってくるとこなんて、ぞぞぞぞってしましたよ。一度さらっと最後まで読んでまた読み返すくらい気に入りました✴️ありがとうございました✴️ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
めちゃくちゃ面白い。 実話怪談が好きで色々漁っていたが、祝山は別格。 怖い、恐い、色々な感情が押し寄せる。 山神、祝山と言う言葉…読み終わったあとに残る背筋の冷たさ。もしかしたら、いつか起こりうるかもしれない恐怖を味わった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!