長いお別れ

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

長いお別れの評価:

4.36/5点 レビュー 290件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.36pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全547件 81〜100 5/28ページ
No.467
(5pt)

ダンディの極致

著者の人物造形と訳者の技術。マーロウがいちいちカッコいい。村上春樹版の訳は丁寧たけどテンポが悪いので、こちらの方を読むことが多いです。
長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ 260 世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ 260 世界探偵小説全集)より
4150002606
No.466
(5pt)

ダンディの極致

著者の人物造形と訳者の技術。マーロウがいちいちカッコいい。村上春樹版の訳は丁寧たけどテンポが悪いので、こちらの方を読むことが多いです。
長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集)より
B000JATSCW
No.465
(4pt)

3185ページ

ストーリーは面白いです。

ただ3185頁 「ぼくは君の失なんだぞ」になっています。 失 → 夫 の誤植だと思います。
長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1)) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1))より
4150704511
No.464
(4pt)

3185ページ

ストーリーは面白いです。

ただ3185頁 「ぼくは君の失なんだぞ」になっています。 失 → 夫 の誤植だと思います。
長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ 260 世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ 260 世界探偵小説全集)より
4150002606
No.463
(4pt)

3185ページ

ストーリーは面白いです。

ただ3185頁 「ぼくは君の失なんだぞ」になっています。 失 → 夫 の誤植だと思います。
長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集)より
B000JATSCW
No.462
(5pt)

ハードボイルドの名作という評判を鵜吞みにして

ハードボイルドの名作という評判を鵜吞みにして、ブルーディスク版を購入したのですが、正直「これが?」という疑問を感じました。

 ハリウッド版は、あの力強い時代の空気を感じられて悪くなかったのですが、評判とは違うな。と、肩透かしを感じていましたが、大した金額でもないのでついでに小説版を買って、読んで、驚きました。なるほどこれは評判どうりだと。
 小説を読んだ後では、なるほどよく映画化したなと、ハリウッド版を高く再評価しましたが。個人的にはやはり、この小説版がたまりませんでした。
 同じ翻訳家の同シリーズも読みましたが、この作品は主人公の行動がいちいちたまりません。
 「そうしてくれるか、くぅ~!」と、うなるような言動が多く、そのたびに主人公の哲学や思想、価値観のようなモノに触れる事ができるようで、大変楽しく読めました。

 わたしはファンの声が大きい作品に身構えてしまうところがあるので、この作品の評判を聞いてから読むまでに10年以上かかってしまいました。この作品に残念なところがあるとすれば、それは私の臆病が10年以上の時間を無駄にした事です。
長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1)) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1))より
4150704511
No.461
(5pt)

ハードボイルドの名作という評判を鵜吞みにして

ハードボイルドの名作という評判を鵜吞みにして、ブルーディスク版を購入したのですが、正直「これが?」という疑問を感じました。

 ハリウッド版は、あの力強い時代の空気を感じられて悪くなかったのですが、評判とは違うな。と、肩透かしを感じていましたが、大した金額でもないのでついでに小説版を買って、読んで、驚きました。なるほどこれは評判どうりだと。
 小説を読んだ後では、なるほどよく映画化したなと、ハリウッド版を高く再評価しましたが。個人的にはやはり、この小説版がたまりませんでした。
 同じ翻訳家の同シリーズも読みましたが、この作品は主人公の行動がいちいちたまりません。
 「そうしてくれるか、くぅ~!」と、うなるような言動が多く、そのたびに主人公の哲学や思想、価値観のようなモノに触れる事ができるようで、大変楽しく読めました。

 わたしはファンの声が大きい作品に身構えてしまうところがあるので、この作品の評判を聞いてから読むまでに10年以上かかってしまいました。この作品に残念なところがあるとすれば、それは私の臆病が10年以上の時間を無駄にした事です。
長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ 260 世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ 260 世界探偵小説全集)より
4150002606
No.460
(5pt)

ハードボイルドの名作という評判を鵜吞みにして

ハードボイルドの名作という評判を鵜吞みにして、ブルーディスク版を購入したのですが、正直「これが?」という疑問を感じました。

 ハリウッド版は、あの力強い時代の空気を感じられて悪くなかったのですが、評判とは違うな。と、肩透かしを感じていましたが、大した金額でもないのでついでに小説版を買って、読んで、驚きました。なるほどこれは評判どうりだと。
 小説を読んだ後では、なるほどよく映画化したなと、ハリウッド版を高く再評価しましたが。個人的にはやはり、この小説版がたまりませんでした。
 同じ翻訳家の同シリーズも読みましたが、この作品は主人公の行動がいちいちたまりません。
 「そうしてくれるか、くぅ~!」と、うなるような言動が多く、そのたびに主人公の哲学や思想、価値観のようなモノに触れる事ができるようで、大変楽しく読めました。

 わたしはファンの声が大きい作品に身構えてしまうところがあるので、この作品の評判を聞いてから読むまでに10年以上かかってしまいました。この作品に残念なところがあるとすれば、それは私の臆病が10年以上の時間を無駄にした事です。
長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集)より
B000JATSCW
No.459
(5pt)

村上春樹訳「長いお別れ」

だいぶ昔に清水俊二訳のハヤカワ・ミステリの「長いお別れ」を読んでいたが
久しぶりにこの長いお別れのことを思い出し買い直してみるかと思ったが、
村上春樹訳の「長いお別れ」が出ていることを知りこっちを買ってみた。
まだあとがきを少ししか読んでないが村上春樹にとって特別な本だったらしく
何回も原文を含め読み込んでいたらしい。
SNSが主流の時代になりこのような厚めの文庫本を最後まで読むような文化は
廃れてしまったかもしれないし自分もツイートのような短文ではない長文を読み込むのは
しんどくなってしまってこの本も素敵なインテリアになってしまうかもしれないが、
ずっと後世にまでこの本の精神は語り継いていくべきものだと確信している。
ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection) Amazon書評・レビュー: ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection)より
4152090103
No.458
(5pt)

村上春樹訳「長いお別れ」

だいぶ昔に清水俊二訳のハヤカワ・ミステリの「長いお別れ」を読んでいたが
久しぶりにこの長いお別れのことを思い出し買い直してみるかと思ったが、
村上春樹訳の「長いお別れ」が出ていることを知りこっちを買ってみた。
まだあとがきを少ししか読んでないが村上春樹にとって特別な本だったらしく
何回も原文を含め読み込んでいたらしい。
SNSが主流の時代になりこのような厚めの文庫本を最後まで読むような文化は
廃れてしまったかもしれないし自分もツイートのような短文ではない長文を読み込むのは
しんどくなってしまってこの本も素敵なインテリアになってしまうかもしれないが、
ずっと後世にまでこの本の精神は語り継いていくべきものだと確信している。
ロング・グッドバイ Amazon書評・レビュー: ロング・グッドバイより
4152088001
No.457
(5pt)

最高の傑作

探偵物というジャンルを超えた最高の読み物、文学作品。
詳細は、この作品から多大な影響を受けた訳者・村上春樹の後書きに譲ります(深い洞察と愛に満ちています)。
ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection) Amazon書評・レビュー: ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection)より
4152090103
No.456
(5pt)

最高の傑作

探偵物というジャンルを超えた最高の読み物、文学作品。
詳細は、この作品から多大な影響を受けた訳者・村上春樹の後書きに譲ります(深い洞察と愛に満ちています)。
ロング・グッドバイ Amazon書評・レビュー: ロング・グッドバイより
4152088001
No.455
(5pt)

最高の結末

とにかく、終わり方がいい。最高の結末!
ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection) Amazon書評・レビュー: ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection)より
4152090103
No.454
(5pt)

最高の結末

とにかく、終わり方がいい。最高の結末!
ロング・グッドバイ Amazon書評・レビュー: ロング・グッドバイより
4152088001
No.453
(5pt)

今でも古びない価値

こんなに長い小説を読んだのは久しぶりです。探偵小説或いはミステリーとして片づけられない古典としての古さを感じさせない今迄読んだ事の無い文体と表現はお見事と言えます。ストーリーの展開も流麗でさすがです。これまで読まれ続けているにはそれなりの事実があります。文学としての価値を感じました。
ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection) Amazon書評・レビュー: ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection)より
4152090103
No.452
(3pt)

村上寒い。

骨太な本、比喩は巧み。しかし、村上春樹が幼稚すぎて。。
ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection) Amazon書評・レビュー: ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection)より
4152090103
No.451
(5pt)

今でも古びない価値

こんなに長い小説を読んだのは久しぶりです。探偵小説或いはミステリーとして片づけられない古典としての古さを感じさせない今迄読んだ事の無い文体と表現はお見事と言えます。ストーリーの展開も流麗でさすがです。これまで読まれ続けているにはそれなりの事実があります。文学としての価値を感じました。
ロング・グッドバイ Amazon書評・レビュー: ロング・グッドバイより
4152088001
No.450
(5pt)

2つの "THE LONG GOODBYE"

早川文庫には、村上春樹氏訳の『ロング・グッドバイ』(以下、村上訳)と清水俊二氏訳の『長いお別れ』(以下、清水訳)がある。村上訳を読んだ後、二つの理由(※後述)から清水訳も気になり、読むこととした。 両方を読んでの個人的な感想を記すと、

 村上訳は、誠実に、忠実かつ正確に読みやすく翻訳されており、わかりやすい。
一方、忠実たらんとするあまり、省いても伝わるセンテンスも訳されているためか、時としてくどいと言うか、まどろっこしく感じることがある。

 清水訳は、村上訳のあとがきで言及されている通り、村上訳と比べると省略されてる個所がある。(多分意訳もあるのだろう)ただこの欠点が長所にもなっていて、村上訳に比べ、疾走感を感じたり、このシーンにこの言葉みたいなカッコ良く思える文章に出くわすことがある。

これは清水氏が一流の映画字幕翻訳家でもあったことで、映画の流れるシーンを損なわない字幕の文字制限(1画面の字幕の最大字数が1行=13文字/2行まで、1秒当たり4文字)で培った翻訳経験から、
小説の翻訳のアプローチも、原文の情景が読者に伝わるのであれば、意訳や省略も手段の一つと考えて取り組まれたではないか?と勝手に想像する。

で、お薦めはどちらと聞かれると、翻訳に対するアプローチの仕方が違う2つのどちらかを選べと言われてるようなもので、お好みの方を選んでくださいとしか言いようがない。

ちなみに私自身の好みは清水訳で、村上訳よりカッコイイと感じる文章が多いからだ。
これも個人的な好みの結果でしかなく、優劣を付けれることはできないので、アマゾンならば電子書籍で最初の数十頁を試し読みできる。これを使って数ページでも良いので読み比べて、好みの方を買うのがいいと思う。

(※)清水訳も読む気になった二つの理由
 一つは、通常同じ文庫で新訳がでると旧訳は廃版になるが、未だに販売されていることから、清水訳には廃版しないだけの魅力があるのでは無いかと考えたこと。(村上訳のあとがきに「翻訳は五十年で大きく改築、あるいは新築」と書かれてるにも関わらず、1958年出版の物が廃版されていないので。)
 もう一つは、たまたま入手した、作家で評論家でもある小林信彦氏の『地獄の読書録』に、清水訳『長いお別れ』のコメント(下記)が有り、翻訳レベルが低かったら小林氏がここまで絶賛しないと思われ、清水訳にも興味が出たこと。

「ロス・マクドナルドの『運命』を読んで、文学性と犯人の意外性と動機の必然性が渾然一体となった秀作だと感心したが、『長いお別れ』はそれを上廻る作品だった。ハードボイルドの何のというより、これは、まず、立派な小説なのである。」(小林信彦氏著『地獄の読書録』より)

 余談ですが、この小林氏コメントのおかげで今までハードボイルド小説には殆ど縁のなかったのに、なんとか『運命』を入手。その後ロス・マクドナルドの傑作と名高い『ウィチャリー家の女』『さむけ』まで入手し読んでしまいました。(特に『さむけ』はお薦めです)
長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1)) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1))より
4150704511
No.449
(5pt)

2つの "THE LONG GOODBYE"

早川文庫には、村上春樹氏訳の『ロング・グッドバイ』(以下、村上訳)と清水俊二氏訳の『長いお別れ』(以下、清水訳)がある。村上訳を読んだ後、二つの理由(※後述)から清水訳も気になり、読むこととした。 両方を読んでの個人的な感想を記すと、

 村上訳は、誠実に、忠実かつ正確に読みやすく翻訳されており、わかりやすい。
一方、忠実たらんとするあまり、省いても伝わるセンテンスも訳されているためか、時としてくどいと言うか、まどろっこしく感じることがある。

 清水訳は、村上訳のあとがきで言及されている通り、村上訳と比べると省略されてる個所がある。(多分意訳もあるのだろう)ただこの欠点が長所にもなっていて、村上訳に比べ、疾走感を感じたり、このシーンにこの言葉みたいなカッコ良く思える文章に出くわすことがある。

これは清水氏が一流の映画字幕翻訳家でもあったことで、映画の流れるシーンを損なわない字幕の文字制限(1画面の字幕の最大字数が1行=13文字/2行まで、1秒当たり4文字)で培った翻訳経験から、
小説の翻訳のアプローチも、原文の情景が読者に伝わるのであれば、意訳や省略も手段の一つと考えて取り組まれたではないか?と勝手に想像する。

で、お薦めはどちらと聞かれると、翻訳に対するアプローチの仕方が違う2つのどちらかを選べと言われてるようなもので、お好みの方を選んでくださいとしか言いようがない。

ちなみに私自身の好みは清水訳で、村上訳よりカッコイイと感じる文章が多いからだ。
これも個人的な好みの結果でしかなく、優劣を付けれることはできないので、アマゾンならば電子書籍で最初の数十頁を試し読みできる。これを使って数ページでも良いので読み比べて、好みの方を買うのがいいと思う。

(※)清水訳も読む気になった二つの理由
 一つは、通常同じ文庫で新訳がでると旧訳は廃版になるが、未だに販売されていることから、清水訳には廃版しないだけの魅力があるのでは無いかと考えたこと。(村上訳のあとがきに「翻訳は五十年で大きく改築、あるいは新築」と書かれてるにも関わらず、1958年出版の物が廃版されていないので。)
 もう一つは、たまたま入手した、作家で評論家でもある小林信彦氏の『地獄の読書録』に、清水訳『長いお別れ』のコメント(下記)が有り、翻訳レベルが低かったら小林氏がここまで絶賛しないと思われ、清水訳にも興味が出たこと。

「ロス・マクドナルドの『運命』を読んで、文学性と犯人の意外性と動機の必然性が渾然一体となった秀作だと感心したが、『長いお別れ』はそれを上廻る作品だった。ハードボイルドの何のというより、これは、まず、立派な小説なのである。」(小林信彦氏著『地獄の読書録』より)

 余談ですが、この小林氏コメントのおかげで今までハードボイルド小説には殆ど縁のなかったのに、なんとか『運命』を入手。その後ロス・マクドナルドの傑作と名高い『ウィチャリー家の女』『さむけ』まで入手し読んでしまいました。(特に『さむけ』はお薦めです)
長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ 260 世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ 260 世界探偵小説全集)より
4150002606
No.448
(5pt)

2つの "THE LONG GOODBYE"

早川文庫には、村上春樹氏訳の『ロング・グッドバイ』(以下、村上訳)と清水俊二氏訳の『長いお別れ』(以下、清水訳)がある。村上訳を読んだ後、二つの理由(※後述)から清水訳も気になり、読むこととした。 両方を読んでの個人的な感想を記すと、

 村上訳は、誠実に、忠実かつ正確に読みやすく翻訳されており、わかりやすい。
一方、忠実たらんとするあまり、省いても伝わるセンテンスも訳されているためか、時としてくどいと言うか、まどろっこしく感じることがある。

 清水訳は、村上訳のあとがきで言及されている通り、村上訳と比べると省略されてる個所がある。(多分意訳もあるのだろう)ただこの欠点が長所にもなっていて、村上訳に比べ、疾走感を感じたり、このシーンにこの言葉みたいなカッコ良く思える文章に出くわすことがある。

これは清水氏が一流の映画字幕翻訳家でもあったことで、映画の流れるシーンを損なわない字幕の文字制限(1画面の字幕の最大字数が1行=13文字/2行まで、1秒当たり4文字)で培った翻訳経験から、
小説の翻訳のアプローチも、原文の情景が読者に伝わるのであれば、意訳や省略も手段の一つと考えて取り組まれたではないか?と勝手に想像する。

で、お薦めはどちらと聞かれると、翻訳に対するアプローチの仕方が違う2つのどちらかを選べと言われてるようなもので、お好みの方を選んでくださいとしか言いようがない。

ちなみに私自身の好みは清水訳で、村上訳よりカッコイイと感じる文章が多いからだ。
これも個人的な好みの結果でしかなく、優劣を付けれることはできないので、アマゾンならば電子書籍で最初の数十頁を試し読みできる。これを使って数ページでも良いので読み比べて、好みの方を買うのがいいと思う。

(※)清水訳も読む気になった二つの理由
 一つは、通常同じ文庫で新訳がでると旧訳は廃版になるが、未だに販売されていることから、清水訳には廃版しないだけの魅力があるのでは無いかと考えたこと。(村上訳のあとがきに「翻訳は五十年で大きく改築、あるいは新築」と書かれてるにも関わらず、1958年出版の物が廃版されていないので。)
 もう一つは、たまたま入手した、作家で評論家でもある小林信彦氏の『地獄の読書録』に、清水訳『長いお別れ』のコメント(下記)が有り、翻訳レベルが低かったら小林氏がここまで絶賛しないと思われ、清水訳にも興味が出たこと。

「ロス・マクドナルドの『運命』を読んで、文学性と犯人の意外性と動機の必然性が渾然一体となった秀作だと感心したが、『長いお別れ』はそれを上廻る作品だった。ハードボイルドの何のというより、これは、まず、立派な小説なのである。」(小林信彦氏著『地獄の読書録』より)

 余談ですが、この小林氏コメントのおかげで今までハードボイルド小説には殆ど縁のなかったのに、なんとか『運命』を入手。その後ロス・マクドナルドの傑作と名高い『ウィチャリー家の女』『さむけ』まで入手し読んでしまいました。(特に『さむけ』はお薦めです)
長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集)より
B000JATSCW