長いお別れ

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評判

長いお別れの評価:

4.36/5点 レビュー 290件。 A ランク

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平均点4.36pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全547件 161〜180 9/28ページ
No.387
(5pt)

何度読んでも味わい深い

乾いた文体と批評的な表現で語られる男の友情の物語。男ってこうだよな、女なんかに分かってたまるか。
長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集)より
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No.386
(5pt)

TVの番組が放送されたので

ラストが私的にはテレビの方が良かった気がしますが、
映画もラストは違っていたようなので、いろんなラストが
あっても良いのかなと思いました。
長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集)より
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No.385
(5pt)

ギムレットで始まるが、ギムレットで終らなかった。

NHKで「ロング・グッドバイ」(2014年4月〜5月)が放映されていたので観た。陰影と光に満ちた映像が素晴らしく、同作品を読みたくなった。私の書棚には清水俊二訳があったので早速読んだ。

何なのだろう、この読み易さは・・・・。文章が上手いのか、会話文がいいのか、登場人物一人ひとりが魅力的で、自然に頁が進んでいく。これがチャンドラーの筆致なのだろう。さすがだ。

ひょんなことで酔っぱらいと知り合いになった私立探偵・マーロウは、自然に事件に巻き込まれていく。友情、愛、憎悪、嫉妬、戦争、金、暴力、孤独・・・・。様々な要因が複雑に絡まりあい、マーロウを通して真実は何かといざなわれていく。ラストにはびっくりさせられたが、ハッピーエンドで終わらないところが、ほろ苦い。ギムレットで始まるが、ギムレットで終らなかった。

余談。テレビの「ロング・グッドバイ」は雰囲気はあったが、舞台を戦後日本に置き換えているのに無理があり、複雑な流れを捉えきれていないもどかしさがあった。
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No.384
(4pt)

ドラマとは違う味わいがある

NHKでのドラマ化に伴い、再読。
読んでいると何故か懐かしい。
チャンドラーが描く男の友情は
ドラマでは小雪の色香の前に
霞んだが、原作ではみずみずしさが
残る。
見てから読むと、俳優の姿が
重なって違う風景になる気がする。
妻を殺したと告白して死んだテリーの
過去とは?そして、アイリーンの
醸し出す謎は?
ハードボイルドの巨匠チャンドラー
の味わいを堪能できる傑作である。
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No.383
(5pt)

これぞ、真の「探偵物語」!

いやまったく「未読を恥じる珠玉の傑作」が、どれほど残っているのか考えただけで気が遠くなる。そういう1冊。
わたくしが「SF好きなオタク少年」だから、ミステリーをそれほど読んでいないとしてもだ。

NHKドラマ『ロング・グッドバイ』を見て、あまりに面白いから並行して読み始めたのだが、原作はさらに面白い。若干ネタバレを込めて言うと、最後の落ちは『ゴールデンスランバー』ですよ、奥さん!(うわ~w)

いちいちセリフがカッコいいのも萌える。

>私の気持は星と星のあいだの空間のように空虚だった。家へ帰りつくと、つよいカクテルをつくって、居間の窓をあけてその前に立ち、ローレル・キャニヨン・ブールヴァードの車の音が地鳴りのように伝わってくるのに耳を傾け、はるかかなたに街の灯が輝いているのを見つめた。遠くの方から、警察自動車か消防自動車のサイレンが聞こえてきて、やがてまた消えていった。完全な静寂という瞬間はほとんどなかった。一日二十四時間、かならず誰かが逃げ去ろうとしているし、誰かが捕えようとしているのだ。多くの犯罪をはらんでいる夜の中で、誰かが死に、誰かが手足を失い、誰かが飛び散るガラスで傷を負い、誰かが自動車のハンドルか重いタイヤに押しつがされているのだ。人々が殴られ、金を奪われ、頸をしめられ、暴行をうけ、殺されているのだ。あるものは空腹にたえかね、あるものは病いになやみ、あるものは退屈し、あるものは孤独か悲嘆か恐怖のために心の平静を失い、あるものは怒り、あるものは悲しみにくれて泣いているのだ。ほかの都市とくらべてとくに邪悪にみちているとはいえないし、ゆたかで、活気があって、誇りを持ってはいるが、うちひしがれて、空虚にみちている都市だった。(P378)

こうシニカルに語る男が警察官に、こうも言う。

>「そうさ、くだらないさ。平凡な一市民の意見だからな。くよくよ考えるなよ、バーニー。犯罪は病気じゃない。一つの徴候にすぎないんだ。警官という人間は頭が痛いとアスピリンをくれる医者みたいなもんだ。ただ、アスピリンの代わりに棍棒で治そうとするだけのことだ。われわれは野放図で、荒っぽくて、ゆたかな大国の国民だ。犯罪はわれわれが支払っている代償だし、組織的犯罪はわれわれが組織に支払っている代償なんだ。いつまでたったって、なくなりゃしない。組織的犯罪は国がゆたかだということのけがれた面のあらわれだと思えばいいんだ」(P496)

この両面のバランス感覚が、とてもよい。探偵は「アウトロー」ではないのだ。「インロー」でもなく、「オンロー」つまり『塀の上を走れ』(by田原総一朗)と同じ。頭がよくて心が強い人間でないと、とても務まらない。要するに『カッコイイとは、こういうことさ』(by糸井重里)ということさ。
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No.382
(5pt)

長いお別れを読んで

高校生の頃レイモンド・チャンドラーの長いお別れを二度ほど読んだことがあるのですが。
今回長いお別れを久しぶりに読んだのですが、昔読んだ記憶は殆ど失われており大変面白かった。
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No.381
(5pt)

名作を読む

人生の中でフェイバリットと言える作品の一つ。
電子書籍として、いつでも身近に置けることに、
感謝。未読の方は、是非、空気感を味わって頂きたい。
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No.380
(4pt)

長いお別れ

読みごたえのあるミステリーでした。情景描写や心情表現が細やかで、文学作品としても素晴らしいと思います。
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No.379
(5pt)

面白い

他の方のレビューを見て購入しました。意味深長なタイトルです。
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No.378
(5pt)

とても好きです

内容については、多くの皆さんがレビューされているので、語りません。早川のポケットミステリーの頃から何度となく読んで、今回デジタル版を購入しましたが、やっぱり同じ味わいです。電子書籍はベッドサイドでも読めるので、便利だなあーと思いました。
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No.377
(4pt)

おっさんのロマンと独特すぎる文体が愉しい

永遠の厨二病的なおっさんがセレブな美女にもてまくるという、もはやロマンチシズムしか感じないハードボイルドの古典的名作。加齢臭も極まったもって回った言い回しの連続で、段々内容なんてどうでもよくなってくる。にもかかわらず、ページを繰る手を止められない。2、3百回は掻き混ぜた納得のごとく癖になる。今の時代にこの手の本に耽溺するのは困難だけれど、セピア色した古き良き厨二気質を存分に満喫できる傑作。
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No.376
(1pt)

自分には合いませんでした

最後の50ページが長くて、苦痛でしたが、やっと読み終わりました。
洒落たセリフとか、ダンディズムとか興味ないんで、つまらんかったです。なんかくどいですわ。
たばこばっかり吸ってるのも、雰囲気なんですかね。読んでるだけで気持ち悪くなります。

これくらいの内容だったら、半分くらいの長さにして登場人物も大幅カットできないんですかね。人物が多くて、こんがらがるんですが。
自分には合いませんした。すいません。
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No.375
(5pt)

古典

まず皮肉の効いた、事象に感情を直に触れさせない文章がなかなかのもの。そのおかげで話が進まないようでも読み応えがある。
 推理で真相をつかんだあとの、余韻漂うけだるさも、古典的だが心地よい。小説の中で一番読んで気持ちいいのはそういう余韻や煮え切らなさかもしれない。
 最後の最後に出てくる別の真実も、今ではありふれてるかもしれないが面白いものだった。余韻に浸らせておいて、また少し目から鱗を落とさせる。巧い。
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No.374
(5pt)

別れ

コーヒーをつぎ、タバコに火をつけてくれたら、あとはぼくについてすべてを忘れてくれ―妻を殺したと告白して死んだ友人からの手紙にはそう書かれていた。彼の無実を信じ逃亡を手助けして私立探偵である主人公には、心の残る結末だった。だが、別の依頼で失踪の理由を探るうちに真実に辿り着く…。

「さよならをいうのはわずかのあいだ死ぬことだ」
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No.373
(5pt)

本当は外国の小説はあまり好きじゃない。

もう何度も読み返してる…。
この『長いお別れ』でチャンドラーを知った。

他の作品も全部読んだ。
でもこの『長いお別れ』にはとても叶わない。

正直、背景描写などが面倒くさいって思う時もある。
でもセリフが圧倒的にかっこいーんだよ。

ストーリーがどうのこうのは言わない。
そこにいるマーロウが格好いいんだ。

喧嘩なんか弱くたっていい。
友達ってなんだろう。
約束を守るってなんだろう。
全ての子供達に読ませたい。
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No.372
(5pt)

It's A Man's Man's Man's World.

「いっしょに寝ることにきめた」
「お金が目当てなのね」と、彼女はいった。
「シャンペンはおごったぜ」
「シャンペンなんか、なにさ」と、彼女はいった。

気の利いた台詞を吐くためには、
説得力のある身体と行動力が必要だなと思った。

男同士の友情の話。

大好きな本です。
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No.371
(4pt)

男の友情に惹かれる

推理展開はそれ程、スリリングではないけど、ラストの主人公との友情のシーンは痺れる。マーロウの生き方がいかしてる。
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No.370
(3pt)

元祖ロング・グッドバイである。

元祖である。ロング・グッドバイである。
現在巷で溢れている赤と黄色の、拳銃の表紙の、アレである。
アレの元祖である。
僕は10年ほども前に、本書を読んでいるのだが、正直全く内容を忘れてしまっていた。
今回、例の赤/黄/拳銃本を読んだ後、本書を再読したのであった。
ムラカミ版のあとがきにおいて、本書の訳については、若干「細部を端折って」いるとのことであったが、それほど気になるモノではなかった。
ムラカミ版との比較を厳密にするほどの野暮はしておらず、原書との突き合せは一部やったのであるが、確かに比喩や挿入文の一部は訳出されていないトコロもあるにはあった。しかし、同時に「アレ?ここ端折ってる?」と当たってみると意外にちゃんと言葉を拾っていたりして、「しっかりやってるじゃん!」てなことも少なからずあった。
要するに、訳の端折りは、読むに当たってはほとんど問題にならぬということ。
また、やはりムラカミ版が出た「キャッチャー・イン・ザ・ライ」や「グレート・ギャツビー」で強く感じた、訳文の同時代感の喪失というか、要するに「元祖・野崎孝版」の訳文に感じられた古色蒼然たる賞味期限切れ感はなく、「まだまだ、このままでもイケるジじゃん」てな感じであった。
映画の字幕も書いていた訳者によるあとがきも洒脱で良く、1976年という文庫版の発行時期の「時代の空気」がそこはかとなく感じ取れて楽しい。
1988年に亡くなった訳者は、今回のPlay Back「ロング・グッドバイ」をあの世から、どのように見ているのだろうか?
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No.369
(4pt)

あの1文を語らせるために

作家には「この1文のために」という作品があるようですが、この小説もまさにそう。終盤に出てくる「ギムレットにはまだ早すぎるね」の1文を語るために、チャンドラーは壮大なミステリーと人間模様を構築したのでした。それ以前のストーリーは、この言葉に重みを持たせるための伏線に過ぎません。

マーロウの生き方は非常に男っぽく不器用で、効率優先の現代社会では通用しないでしょう。それだけに、どことなく憧れを抱いてしまうのです。
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No.368
(2pt)

スーパーマン

以前からチャンドラーやマーロウの噂は聞いていましたが、読んだのはやっと最近です。
村上版を読む前の予習として、ハヤカワ文庫版を読みました。
ハードボイルドの代表的作品と聞いていましたが、中々の読み応えで面白かったです。
たっぷりと楽しめた本です。

誉める人は大勢いるようですからそこはお任せして、自分なりに感じたコトを書くと、男の子が描く夢を見せられるような本ですね。
周囲と馴染む方法も知らず、自分を正当化しヒーロー視するような人が、喜んで浸る本だと思いました。
家族に囲まれ、でも軽んじられ、お腹が突き出て、小さい家で生活しているお父さんが、孤独を愛するヒーローに成りきり、現実逃避するためにトイレで読んでいそうな本と書けば分かりやすいかな。
お小遣いを貯めてパイプを買ってしまうような(それを使う場所もなくてね)、あるいはデスクの引き出しにウィスキーを隠していそうな、あるいは夜なのにサングラスを外さないのがダンディだと信じている人にとっては、バイブルのような一冊なのでしょう。

時代を超越して、と書けば格好いいけれど、夢ばかり見て現実に向き合えない、と書けばなるほどと思ってしまう、寝癖とヨレヨレの服が似合うアナクロな男達のオアシスのような本だと思いました。
読み終わると、現実って厳しいと思ってしまう本ですね、大人の童話かな。
長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集)より
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