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予言の島



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【この小説が収録されている参考書籍】
予言の島
予言の島 (角川ホラー文庫)

予言の島の評価: 3.21/5点 レビュー 121件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.21pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全121件 61~80 4/7ページ
No.61:
(5pt)

思わず、えっ!!!!!?

今、二度目読み中です。おかげで遠野巷説百物語に進めないです。
予言の島Amazon書評・レビュー:予言の島より
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No.60:
(5pt)

二度読み必須

読み終えたら必ずもう一度読みたくなります。二度目は全く違った印象になるはずです。
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No.59:
(5pt)

未読なら他の人のレビューを読むにはまだ早い。

最近ひたすら怖いものが見たくなってしまって、本書を手に取りました。短い感想を言うと、最高です。

20年後のある日に6人の殺人が起きると予言がされた島へ、友人連れで訪れた主人公一行。奇しくもその日は台風が上陸し、主人公一行は閉鎖的な田舎の島へ滞在して脱出できなくなる。

予言をした霊能者はこの島の山には怨霊がいるとし、この島でのロケをキッカケに体調を崩して命を落とす。島の宿には至る所に「くろむし」とよばれる木炭の彫り物が置かれ異様な雰囲気が漂う。
随所に土俗的な気味悪さがありおすすめの一作です。

予言します。ここから先のレビューではネタバレがあるでしょう。まだ引き返せます、この本はネタバレを知らずに読んでみてもらえませんか?

お願いします、後生ですからネタバレ無しで読んでください。

久しぶりに本で読んでよかったーーー!って思える作品。いわゆる、叙述トリックものはどうしても映像化が難しくなってしまうので。有名すぎるから名前出すけど、未だにハサミ男や殺戮に至る病は映像化されていないもんね。

今作、最初は山の怨霊やらくろむしやら不気味なものたちは土俗ホラーかな?と思わせながら、まさかの社会派サスペンス。残業廃棄物による毒とそれを隠蔽する島民、木炭は臭い消しと理にかなった説明。でも、謎解き編が始まってまだページは六割ほど。あれ、謎解きパート多くね?って思ってからまた物語は動き出す。

主人公一行は男3人旅かのように描かれているけど、その実男3人プラス母親の4人組。しかも、結構な割合で母親が喋っていることが明かされる。。。不意に誰がしゃべっているのかが分からなくなり読みにくいなーと感じたり、仕切りに4人を強調していたりするから変だなぁと思っていたのであの違和感がこれか!と。。。こちとらこれは民俗系ホラーだと思って読んでるので、そんな展開予想していないよと、一冊の中で二度美味しい作品。

作者としては勝手なイメージで田舎の因習に憧れる人へのアンチテーゼ的な意味も込めた本作とのこと。確かに、勝手に田舎なら変なお祭りとかあって欲しいって思うもんね。その裏には大体何か現実的な意味があるものだと身につまされますね。

あー、面白かった!ネタバレ無しで読めてよかった!
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No.58:
(3pt)

ちょっと無理があるかな?

意欲的な作品だと思いますが。
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No.57:
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

破綻のない文章に脱帽

小説家の言葉の紡ぎ方。人気の作家さんは、こんなに巧妙且つ正確な文章を書くのだな、と改めて思いました。
結末を知ると、「そんな馬鹿な。卑怯やないか?」と思うけど、読み返してみると、破綻はみられない。
これは、映像化は絶対に無理だな、という小説です。
生き残った人達の、その後の人生が、とても興味深い…
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No.56:
(4pt)

怨霊とは、一種の権威付けである

第一章から文章に違和感があり、その違和感が、章を重ねるごとに大きくなっていきます。
 澤村伊智の作品は、これまで何作も読んできましたが、文章に対して違和感を持ったことはこれまでになく、地の文と会話文の繋がりなど妙に不自然です。
 仲の良い友達どおしの会話なのに丁寧語でしゃべり、「どうぞ」と言ってドリンクを渡したり・・。
 淳の性格設定にブレがありもう一つ感情移入できなかったり・・。
「どうしたんだ澤村伊智!ちゃんと推敲したのか?こんなに酷い文章を書く作家だったのか?」
と非常に残念な気持ちが最終章まで募ります。
 ところが、最後の最後でやってくれました。
 なんと、そうきたか。
 「もう一度最初から読み返したくなる」との売り文句に納得。
 本書の結末が分かったうえで、最初から読み直すと、文章が酷いと思った箇所が、すべて腑に落ちるのです。
 あえて違和感を読者に味あわせ、ラストでガツンと種明かしをする。
 ミステリー小説において犯人や結末が分かってしまうと、再読する楽しみが減りそうなものですが、本書に限っては、読者をミスリードする作者のテクニックに感心しながら読む二度目の方が面白く感じます。
 小説ならではの設定と言えることから、本作をそのまま映像化することは無理でしょうね。
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No.55:
(4pt)

ミステリー?ホラー?いいえ・・・

友人に勧められ購入して読破しましたが
一週目序盤の時点でなんとなく違和感を感じ、中盤ではこの小説のトリックに気づいてしまい
ラストは「ああ、やっぱり・・・」って感じになりました。
でも、やはり澤村先生の文章って人を物語の世界に入り込ませてくれますね!
文句なしで面白かったです。

感想としましては、決してホラー小説ではないと思いますね
この物語の真のテーマは「呪縛からの卒業」
登場人物の多くは”何か”に逆らうこともできず、縛られて生きている人たち
その結果、余計に奪われてしまった命が6つ・・・
現実を生きる私たちにとっても、決して他人事ではありませんね
「呪縛に囚われたままではいけない、勇気をもってふり切れ!」とエールを貰った気分になりました!
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No.54:
(5pt)

予言的中

些細なところに伏線があり、終盤にどんどん繋がっていくタイプのミステリ。比嘉姉妹シリーズのファンですが、こちらも面白い作品です。

再読率200%というオビを見て、ミスリード系だろうなと注意深く読み進めていましたが、あの結末には気付けませんでした。怖い。

予言は的中し、再読しました。
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No.53:
(3pt)

これってアリ?

90年代オカルトブームを知ってる身としてとても楽しく一挙に読めました。
しかしこの作者のいつもの手つか十八番を思い警戒しながら読んでたんだけど、見事に騙されたつか見事過ぎて何か腑に落ちない感。
純粋にホラーを期待して肩透かしを食らった感。
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No.52:
(4pt)

解説が心にささくれを生じさせるのは何故だろう?

「めっさ雰囲気でとうやん」瀬戸内の孤島、山に棲む怨霊、遺された予言…言霊の力は霊能者の託宣や、ブラック企業のパワハラも、過疎化した地域で肩を寄せあって暮らす集団の意思すらも鎖となって心を縛りあげる。そして現実となって襲いくる死の手からの逃避行「けどなんでやのん帯で、うとてる二度目はホラーて? 」京極・三津田と作中で言及される作者名に結末の種が知れるが、結局廻り廻って怨霊の実在をほのめかす結末とはならない。そう殊能将之『ハサミ男』しかし、そう割り切った後で、あの解説が心にささくれを生じさせるのは何故だろう?
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No.51:
(5pt)

確かに再読したくなります!

澤村伊智さんの作品が好きで買い漁って読んでいます。
今作も面白かったです!
最初から感じていた違和感も、最後まで読むと「そういう事か!」と、驚きと納得。
ホラー要素と謎解き要素、人間の闇と優しさ、考えながら読んだつもりでも、
もう一回確かめるために最初から読みたくなります。
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No.50:
(5pt)

戦慄しました

わかりません。まだ心がざわめいていて。
もう一度読みます。澤村伊智先生はいつもこちらの何枚も上手をいってしまうので本当にすごいし恐ろしいです。
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No.49:
(5pt)

二度目の読み返しのほうが・・

初見で通読してから2回目に読み返すほうが「うわっ!キモチワル!」ってなりますね。
この作品は「うーん、これは映像化はできないよなあ・・」とは思いますね。
 もし映像化して、○○の後ろから☓☓が一緒に歩いてきたら、バレバレですからね。
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No.48:
(4pt)

頑張って予想したけど、騙された

参考文献を見て、「ああ、あの系統か」と思い、だまされないように気をつけて読みましたが、見事に騙されました。
ただ、騙されっぷりの快さという意味では、元ネタのほうが意外性とそれを成立させる納得感があって、上だったように思います。
大ネタだけで勝負すると分が悪いかもしれませんが、呪いの真相、そこから生まれるさらなる悲劇といったストーリーの面白さはかなりのものだと思います。
ほかの作品も読みたくなりました。
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No.47:
(4pt)

予想を裏切る展開が良い

澤村伊智さんの著書が好きで何冊も読んでいるので、高名な霊能者「宇津木幽子」→「霊子」というラインがこの物語の鍵を握っており、活躍するのだろうと勝手に解釈して読み始めたのは、「霊子」の登場シーンや出で立ちが比嘉琴子をイメージさせていたからだろう。この点が覆されたのがまずひとつ、そして次から次へと自分の描いていた物語が覆されていく感じが面白く、そしてラストシーンへ繋がっていき、これまで物語に出ていた伏線がひとつひとつ繋がっていく。う~ん流石です。
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No.46:
(2pt)

帯文句の意味

帯の文句通り、二回目は”ホラー”に化けます。
この作者の本は初読だったので、
あちこちで違和感を感じつつ、
こういう書き方の人なのかと
思いつつ読んでいたら、あの結末。
予想外といえば予想外。

ただ、見事に騙されたという爽快感より、
そりゃないだろう、というトホホ感のほうが勝る。
ニートならともかく、
どうやって会社に勤めてたんだろう。
会社員として社会生活を送っているという設定を
前提に読んでいたところも大きいので、
フェアかと言われればそうでない感が強い。

まあ、
読みやすいし、
三津田や横溝への言及やら、
登場人物たちの奇妙な言動など、
おふざけモードという感じも漂わせていたので、
楽しめる人には楽しめる作品でしょう。

他の作品をもう一,二冊読んで
合うか合わないか試してみようと思うぐらいには
エンタメとして読めたほうかな。
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No.45:
(2pt)

ラストの展開がちょっと強引?

「ぼぎわん」シリーズのようなホラーではなく、民俗ホラーのテイストをまぶしたミステリーですね。最後の落ちは強引な印象があります。種明かしの部分で、それまで張っていた「伏線」を傍点付きで再度念押しの引用をしければならないというのは、苦しい・・。さかのぼって伏線部分を読むと「なるほど」とは思いますが、結末を知ってみると、伏線以外の部分では「こんなセリフは出ないのでは?」と首を傾げる部分も多々あります。かなり幅広い作風をもつ力のある作家だと思いますが、この作品に関しては今一つというのが正直な感想です。
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No.44:
(5pt)

最後まで楽しませていただきました。

「来る」の映画を見てファンになったのですが、回を増す度に手段を択ばない
読んでいる側を楽しませる思考の豊富さに毎回、驚かされています。

呪いの噂がある島に、仲良し3人組が挑む話しで、シュチュエーションも個人的に大好きでした。
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No.43:
(2pt)

角川の校閲大丈夫か?

「ぼぎわんが来る」から比嘉姉妹シリーズを読み進めて、本作に。個人的に期待しすぎた感じでした。
気になったのは、後半リボルバーの銃が出て来るのだが、発射後に空のカートが地面に落ちて音を立てる描写があり、一気に興醒め。ニューナンブはオートマチックではありません。スライドアクションして空の薬莢を排出することはありません。何回か読み直して確認しましたが、下山中にニューナンブを落として何処かで別のオートマチック拳銃を拾う描写は無く、あきらかに校閲のミスだと思いますが? 作者のこだわりかな?
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No.42:
(1pt)

夏だしホラーぽいのがいいかなって、星4つが気になって読んではみたが…

ホラーかと言えば全然怖くないし、ミステリーにしてもただ読みにくい文書で苦労しました。としか言えない。
以下ネタバレ含む感想

怨霊の正体は思った通りのままで終わり捻りがあるかと思って期待すればば無いし、ミステリー要素もそれがやってみたかったのと言う感じ。
第一章の初っ端からいきなり誰と話してんの(思わずこれ正しい流れなのと読み直してしまったわ)という会話から始まり、途中もこれ誰の台詞、地の文は何、誰の気持ち、第三者視線なの、何、と思ってたら、最後に…。慌てて拾い上げてとか、包丁を掴んだとか、主語がないわけよ。ミステリー作家さんの本からテクニックを学び直しなさいとしか言えない。
予言の島Amazon書評・レビュー:予言の島より
4041067693

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