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予言の島
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予言の島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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筒井康隆の某作品を読んでもう騙されないぞと誓ったはずの手口にまた引っかかってしまった。ただ、ベースとなる話にトリックを無理矢理ねじ込んだ感がスゴい。前情報を排してホラー小説だと思って読んでたから、最後意表つかれてそれなりに楽しめたけど、帯のコピーを最初に見てハナから叙述トリック目的で読んでたらビミョーーだったと思う | ||||
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ネタバレになるから書かないが、ミステリーとしては禁じ手を使っていると思う。 ホラーとしてはそこそこ面白いが、ここもからくりの判明が早すぎる気がする。 文章は上手いので、まんまとサンプルから買わされてしまった感が否めない。 | ||||
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作品自体はおもしろいと思いますが、先入観が入ってしまい、他の作品のように、妖怪などが出てくるのかとドキドキしていたのですが、なく、、、。 ちょっと残念だなーと思いました。 | ||||
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よく出来たトリックですが、ミステリを読み慣れてる人は途中で気づくと思います。私は割と序盤の第2章で読めてしまいました。 終盤は伏線の答え合わせのようなセリフがいささかわざとらしく感じました。そこまで作者が丁寧に回収しなくても、読者に委ねれば良いのに。 ちょっと無理をして書いたトリック小説のように感じます。やっぱり比嘉姉妹シリーズのほうがおもしろいなあ。 | ||||
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ババアとかブスとか男性作家らしい?言い回しが結構出てくるなと思った。登場人物に言わせてるとはいえ、一気に品がなくなり幼稚になるというか。 肝心のトリックは色々考えて作り込まれてるのも分かるんだけど、ちょっと無理があったかな。 とはいえテーマはなかなか深いものがあって、「占いを信じ過ぎる人の怖さと、依存の怖さ」の二重のテーマが仕込まれていて考えさせられる。表紙の絵の謎は凄いね。 | ||||
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オーディブルで聴きました。 ラストで確かに驚愕しました。 が、その視点で改めて聞き返しても不自然すぎてなんとも微妙な感じです。 普通はツッコむだろ?と違和感を持たずにはいられない。 ある意味「あり得ない」一度そう思ってしまうと全てが無理矢理辻褄を合わせようとしているようなに感じてしまって、ガッカリした感じになってしまいました。 途中までは展開に没入し、預言は本物なのか?とハラハラドキドキはしていたのですが。 | ||||
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作品自体は面白い でもホラーを期待して読むとガッカリします。エンタメではあるけど……。 作品自体は良作です。でもこれ角川ホラーか?って言われると……。 | ||||
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反則ギリギリの叙述トリックといったところ。 まぁ決してつまらなくはないが、特別感心もしない。 我孫子武丸の『殺戮にいたる病』も気味の悪い母子を扱った叙述トリックものだが、あちらの方が驚愕度も胸糞悪さも上かなぁ。 『初読はミステリ、二度目はホラー。』とは秀逸なキャッチコピーだが、実際本作程度のトリックに感心して再読する暇な人間が、無数の娯楽コンテンツに溢れかえるこの現代日本にいたとしたら、そちらの方がなんだか怖い。 | ||||
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『ぼぎわんが、来る』は古典ホラーにミステリ的仕掛けを足した新本格ホラーともいうべき名作。その続編の『ずうのめ人形』は、さらにミステリ(謎解き)要素が増えており、メタ展開と合わせて、澤村伊智は三津田信三の後継者になれるのでは?と思ったほど面白かった。 そんな澤村伊智が獄門島のオマージュにして、満を持して書いた初の本格ミステリ『予言の島』には、本当に期待していた。 確かに表面的には獄門島っぽいが、内容としては刀城言耶シリーズ……つまり、最後まで読まないとミステリかホラーかわからないといった感じで、マジで三津田信三の後継者になれるのでは?とワクワクしながら読み進めていたのだが……期待を超えてはくれなかったというのが、正直な感想。 怨霊の正体にはぶっちゃけ途中で気づいてしまったし、最大のトリックは三津田信三のアレの焼き直し。呪いの正体も京極夏彦の焼き直しだろう。 もちろん先行作品はそれ以前からあったが、それらの作品では同トリックを独自に深化させていた。 しかし予言の島では焼き直しにすぎなかった印象。さらにはミスリードが強引すぎたり、伏線がわかりやすすぎて先行作品を知っているとわかってしまう。 そういう意味では、本作で何度も言及されている横溝京極三津田はやはり凄いな……と。 もちろんホラーミステリーとして一定以上の水準には達しているが、やはりこの人はあくまでもホラー主体の方が合っているかなと思った。 ただ、土俗ホラー好きを皮肉ってたのはよかった。民俗学は誤解されすぎだよね。 後、あとがきと表紙のトリックアートは面白かった。こういうメタネタは、やっぱり三津田信三を継ぐ者という感じがするね。 | ||||
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ホラーというよりサスペンスっていう感じが強い作品だと思います。 最後がえっ?こういうの有りって思います。残念でした。 | ||||
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この作者の本は初めて読みました。 文章がおかしいなー、不自然だなー、こういう文章の作家さんなのかなー、これで人気の作家さんなの?でも何かしらのトリックを隠してわざとおかしな文章になってるのかなー、等とボンヤリ思いながら読み進め。 最後のどんでん返しで納得できました。 2度目読んでみると、全部スンナリ!何で気づかなかったんだーと。 一度目ではギリギリ分からない絶妙な文章に脱帽です。 ただ、どんでん返し以外は捻りもなく全て予想通りに進んでいくのでつまらなかったかな。 どんでん返しを際立たせる為に敢えての内容の薄さなんだとは想像できますが。。。どんでん返しまで頑張って読めて良かったです。 | ||||
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比嘉姉妹シリーズが好きで、この予言の島を読みました。レビューのタグに比嘉姉妹とあるので、姉妹シリーズかと思いながら読み進めましたが、一向に姉妹が出てこない。背表紙のあらすじにも姉妹シリーズとは書かれていないので、姉妹?と半信半疑のまま…読み終わりました。姉妹シリーズではありません。レビューにネタバレが書かれている事があるので、読了までレビューを見ないようにしています。タグに姉妹シリーズとあると、私のようなネタバレ回避でレビューを見ない人には紛らわしいです。 面白かったけど、え!?そんな真相ってアリ?なお話でした。 また読み直そうと思います。 | ||||
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ディアボロスっていう映画があるんですよ。どんな裁判も無罪にしちゃう超やり手弁護士の正体が実は…っていう映画なんですけども。これはあの映画の逆ですね。ホラーかと思いきや実は…っていう。 いままでぼぎわんシリーズしか読んでなくて、澤村伊智の事はホラー作家と認識していたんですよ。この本も何かそういうものを期待して読んだら、違いましたねえ。人間の怖さみたいなとこは他の本と共通してるんだけど。 期待したものと違うものが出てくるだけで、話としては悪くないと思います。 | ||||
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意欲的な作品だと思いますが。 | ||||
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90年代オカルトブームを知ってる身としてとても楽しく一挙に読めました。 しかしこの作者のいつもの手つか十八番を思い警戒しながら読んでたんだけど、見事に騙されたつか見事過ぎて何か腑に落ちない感。 純粋にホラーを期待して肩透かしを食らった感。 | ||||
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本の帯に「著者初の長編ミステリ」とあったので期待して読んだのですが、 残念ながら期待はずれでした。 第1に、キャラがひどく浮いている感じがしました。 初め、私はコメディかと思いました。 主要登場人物3人が、なんだかドタバタしていて現実味がないです。 ある重要な登場人物も、初めのシーンではみっともないことこの上ない。 ここは笑うところなのか、判断に迷いました。 世にホラーコメディみたいな映画がありますが、この小説もその線を狙っているのだろうか? それならそれで、もっとはじけて、笑わせてほしいものだ、と思いました。 そのうち、だんだんと不気味な兆候が表れ、ホラー色が強まり、本のなかばを過ぎるとミステリとなり、最後は壮大なトリックで終わります。 この壮大なトリックというのがまた、どうにも私には苦しい感じがしました。 もしかすると、本格ミステリの好きな人にとっては「驚嘆のトリック」ということになるのかもしれませんが。 私には、やられた、という爽快感はありませんでした。 先にも描いたように、人の好き好きですから、本格ミステリの好きな人ならば楽しめる本かもしれません。 | ||||
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瀬戸内海に浮かぶ霧久井島を舞台にしたホラーミステリー。偏屈で閉鎖的な島民、非業の死を遂げた罪人の怨念の言い伝えや不気味な魔除けなど、おどろおどろしい雰囲気満載ですがホラーとしては弱め。一方、予言を主人公が切れ味良く切り返すのは、ミステリーファンとしては好ましい感じです。 そして怨霊の正体も暴き、事件のあらましも明らかになってから更に、確かに違和感が持ち伏線があるとはいえ些か強引な気もする、大きな仕掛けが最後に待ち受けています。 | ||||
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不気味な因習の残る島に悪天候で閉じ込められた一向を襲う惨劇。 古典的なミステリーを期待していると 最後の最後にそりゃないだろうというオチが待っています。 うーん、こういう本の中でしか成立しないトリックはどうなんだろう… 最初にそういう仕掛けがあることを書いておいてフェアに勝負しても良いんじゃないかなあと思いました。 | ||||
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帯に「比嘉姉妹シリーズ」って書かれてたんで、あ、新しいの出たんだ!!って、飛びついて読みましたが、 比嘉姉妹、出てきません(笑)私みたいに、うっかり勘違いした人って多いんじゃないかしら? 担当編集者のトリックにすっかり騙されました・・・・てか、こういう思わせぶりなの、 やめて頂きたいです。いや、早とちりした私が悪いんですが。 | ||||
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気鋭のホラー作家による、初の長編ミステリ。 作中で、横溝正史、三津田信三、京極夏彦の三人に言及されるとおり、横溝的な田舎を舞台に、三津田的な民俗的怪異を扱い、それを京極的な問題意識で描いているが、最後に持ち出されるのは、最後まで言及されなかった某有名ミステリ作家などがお得意のパターンである。 作者は「新本格ミステリ」を読んで育った世代であろうし、当然、新本格ミステリに影響の大きかった先行世代の作家も読んでいる本格ミステリファンなのであろう。それゆえ本作には、それら先行作家や作品へのオマージュが込められており、なかなか凝った作品で、よく頑張った力作だとは思う。 だが、個人的に面白いかったかと言われれば、正直「まあまあ」といったところだ。 私の最大の不満は、どこにも「新しさ」がなかったところ。つまり、とても器用で達者な作家だとは思うのだが、いかんせん、この人にしか書けないという美点が、本作では見当たらなかったことだ。 やはり、本格ミステリというのは、スレていない若い頃にこそ、素直に楽しめるジャンルなのではないか。若い頃に読んだら、もっと楽しめたはずだ。 | ||||
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