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カラフルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全392件 241~260 13/20ページ
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著者の作品初購入。 罪を犯した為に魂の輪廻から外されることになった主人公。でも、チャンスを与えられ自殺を図った少年として生活し、自分の罪を思い出そうとするが…ってなかんじで物語が動き始めます。 テーマは重いですが、テンポ良く物語が展開していきます。読みやすいので青少年にもお薦めです。というか、その年頃の方が感情移入もし易くより楽しみやすいでしょう。 ストーリー性よりメッセージ性が強いように感じました。成る程、人間は万華鏡のように多面的で計りかねる。 あの考え方は、ガチガチに張りつめて日々を過ごしていた自分にとって目から鱗でした。 少しは肩の力を抜こうと思います。 | ||||
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児童文学か〜と思いながら、友達にすすめられるまま読んだのですが、引き込まれました。 最後の方は、涙、涙で読み終えました。 人生にやる気をなくした時、目の前がきっと色づくことと思います。 どんな年代の方でも簡単に読めて、感動できる、素晴らしい作品だと思います。 手元に置いておきたくなる一冊です。 | ||||
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「おめでとうございます、抽選に当たりました!」という天使のプラプラ。そけから始まる死んだはずの「僕」の魂。 作品が児童文学ということで、軽い気持ちで読み始めました。 プラプラの言葉からファンタジーなのだろうと勝手に推測していたのですが、一行、また一行と読み進めていくうちに止まらなくなってしまい、結局2時間で読み終えてしまいました。それほど夢中にさせる力がこの本にはあると思います。 次の一行が早く読みたいと思える本に出会ったのもすごく久しぶりでしたし、ファンタジーの中にもファンタジーだけでは終わらないしっかりとしたメッセージを感じました。 「児童文学」といわれるその言葉の通り、この本の中にはしっかりとした「文学」が詰まっています。 私が学校の先生なら迷わず推薦図書に挙げて、ぜひこの本の主人公「僕」と同じ世代の子に読んでもらいたいし、読んでいる読者の子たちが「今そこにいる喜び」をこの本から少しでも感じとってほしいです。 大人が読んでも確かな文学として感動できると思います。 そして読み終わった瞬間にあなたの周りの世界は読む前よりもきっとカラフルに彩られていると思います。 | ||||
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世界観になじめないけど、いい話。 ふんわりした青春小説。 | ||||
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中学3年生の小林真はどうやらみんなに裏切られたため自殺したらしい。しかしその体を借りて生まれ変わりの修行をはじめた主人公は気づく。自分がみんなを裏切っているのでは、と。そしてさらに気づく、真の自殺の理由は自分に裏切られたことにあるのだと。 おとなになるというのは自分を裏切ること、自分に裏切られること。くだらないと思っていたおとなと自分は何も違わないということに気づき絶望すること。そしてそんな自分を自分として受け入れること。 おとなの目から見た思春期のたましいの危機とその乗り越え方のガイドが描かれている。 | ||||
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とても読みやすい文章で、感情移入もしやすかった。ただ、かなり前半であることに気がつき、結末がそのままだったのが若干残念。 | ||||
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書店で「感動する本ナンバー1」と、おススメ紹介コーナーに置かれていた為、ついつい手にとってしまった。 自分の中でハードルを上げすぎていた為、「感動した!!」まではいかなっかたものの、純粋に楽しめて読了できた。 話の流れから哀愁の感動で終わるのかと思ったが、最後はスッキリとした読後感に浸れるオチ。 森絵都さんに、はまりそうだ | ||||
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私の場合は読み始めてから20Pほどでオチ(真がステイした○○の正体)がわかってしまいました。 内容自体はとても読みやすく、最後は爽やかに終わったところはよかったです。 | ||||
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内容が単純明快で、オチも初めからわかりましたが、それでも読みやすく、主人公の複雑な感情が読み取れてよかったです。小、中学生にはおすすめな1冊だとおもいます。 | ||||
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思ったよりも響かなかったです。 ラストは予想できた。 でも、今つらい日々を送っている人には響くと思います。 一年程度のホームステイだと思って、もっと気楽に生きても良いのだと。 気持ち次第で悪い面しか見えてなかったのに良い面に気づけるとか すこしずつ人生の色が変わっていくことに気がつくことができるかもしれない。 | ||||
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とても主観的な意見になってしまいますが、 自分にとって、とても大切な本なので書かせてもらいました。 小学6年生のときに読みました。 当時、いじめや陰口に悩んでおり、学校が苦痛でたまりませんでした。 いじめられていることも含めて自分が嫌いでした。 もう、いなくなりたいと思ったこともありました。 そんなときに出会ったのが、この本です。 人間はいろいろな人がいて、 いいところ、わるいところどっちもあるんだということに 気付かせてくれた本でした。 自分だけがだめな人間だと思っていたのですが、 人にはだめなところがどこかしらあるんだと、 だめなところがあっても自分はこの世にいてもいいんだと 思わせてくれました。 今になって思えば当たり前のことなのですが、 その当時は幼かったし、わかっていないことだらけだったので この物語はとても心に残っています。 自分のことにいっぱい、いっぱいで、 冷静に周りを見る余裕もありませんでした。 友達も信頼できなくて、主人公の友達がうらやましかった。 今(大学生です)読み返してみると、さらっとしているなという印象で、 少し物足りなくも感じますが、大事な一冊です。 テーマの重さのわりにはすいすい読めます。 本を読みなれていない人でもそれほど難しくないと思います。 とりあえず一回読んでみてください。 | ||||
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映画(アニメ版)を観たあとに小説を読みましたが、それぞれ媒体の良いところを出せていたと思います。 やはり小説だと心理描写が細かい。特に両親のキャラクターに奥行きが出ていて、物語に深みが増していたと思います。 物語は中学生が主人公で、読者対象も中高生がメインだと思われるが、だからこそ、大人がそこから感じ取れることは多く、深い。 一度しかない人生を、慎重に失敗することないように生きることも大事。一方で、人生を少し長いホームステイだと思って、思い切り生きるからこそ見えてくるもの、楽しめるものもある。 同じはずのものでも、少し視点をずらしただけでまったく違ったものになる。人も、環境も、人生も。 今は一色でしか見えないものが、いつか違った色に見える日が来るかもしれないし、ずっと一色にしか見えないかもしれない。 それでもいい。 真実はいつもひとつかもしれないし、ひとつじゃないかもしれない。 全部が真実なのかもしれないし、間違っていることが真実なのかもしれない。 「この世でもあの世でも、人間も天使もみんなへんで、ふつうなんだ。頭おかしくて、狂ってて、それがふつうなんだよ」 | ||||
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今年31才です。 仕事やプライベートも上手くいかず、本当に疲れていた時にたまたま 手にとった本が「カラフル」でした。 読み終わった後、この本をこの時期に読ませてくれたのは、神様からの ギフトだったんじゃないかと思うくらい、心が軽くなりました。 (無宗教なんですけどね^^;) 自分が見ている世界というのは、本当にただの一面なのに、それだけで 世界を理解したかのようになってしまっている。 「遅すぎたんじゃない、早過ぎたんだ。」というセリフは、強烈なイン パクトを持って私の心に染み込んできました。 もっと知りたい、もっと人と関わりたい、もっと大事にしたい。 そんな気持ちにさせてくれる、本当に素敵な本です。 疲れている方、是非。素敵なギフトがもらえますよ。 | ||||
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レビューというよりは、主観的な感想になってしまうと思いますが。 的確な考察や巧妙な表現はできませんが、たった今読み終えて感想を書かずにはいられなくなったので、ここに来てしまいました。 この物語のあらすじと結末は、読む前から知っていました。 数年前に姉がこの本を購入し、読み終えるなりその興奮を僕に教えてきたのです。 それでも、姉に聞かされた話で面白そうだと思っていたので最後まで楽しめました。 主人公のエピソードには、目を覆いたくなるような暗いものもあります。 それでも、頭の中で再現されたものは、全体的に背景がやわらかな色調を使ったようなものでした。 しかしその一方で、終始一貫してやさしい雰囲気だけに終わるわけでもなく、 心の奥底で眠っていたものを呼び起こしてくれる、そんな力強さも兼ね合わせています。 「ぼく」のガイドを受け持つ天使プラプラからは、「働くこと」の意義を見出せるような気がします。 これは、おそらく僕が就活を目の前にした大学生だからかもしれません(笑)。 主人公と彼の2人はなんでも話すことができる間柄ながら、 天上界ではプラプラの口調が一変し、与えられた仕事を着々とこなしていく。 就職することが自分にとって「すぐに手に届くところにあるもの」という認識ではない今だからこそ、 働くということはそういうことなのかも、と思いました。 失礼、ちょっとおかしな感性かもしれませんね(汗)。 評価をつけるほど僕には読書遍歴はありませんが、自分にはぴったりの本。 こういう不思議で、やさしい本が読みたかったんだ、心からそう思えたので星5つにさせていただきました。 森絵都さんの文体が気に入ったので、他の著作も読んでみたいと思います。 | ||||
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映画予告が鮮烈だったのでそれを話すと、既に原作を読んだ友人から「いいから読んでみて」と含み笑いで勧められました。 ライトノベル風に書かれた、なんだかものすごい深い小説なのかもしれない、と今は思うんです。 ああいうカラフルな世界に気づく、というのは通用するのは中学生までかもしれないけど、ひとつの答えではあると思うし、それがいろんな小林真少年、誰の心にもいる真少年に影響するなら素晴らしいと思った。 | ||||
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児童向けという事もあって重いテーマなのにサクサク読めて2日で読み終わりました。 人生って辛い事、悲しい事、悩みはつきないけど、私の魂はいわば数十年の寿命である私の肉体を借りているだけ。 天使が言っていた「たかが数十年のホームステイ」と考えたら悩んでいた事も大分気持ちが楽になりました。 本当に素敵な話なので、老若男女関わらず、読んでほしい一冊です! | ||||
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書店の宣伝でつられて読んでみたら おもしろくて出張の新幹線で読んでしまいました。 いろいろと批判もあるみたいで、そういうレビューをみると 「そっかー」と思ってしまいました。 でも、「お話」はすっと読み切れて、おもしろかったら、 それはそれでもう最高な存在っていう気もしますし、 僕にとってはこれはそういう本でした。 40にもなる男ですから、この本を読んでだれかに感情移入する っていうわけでもないので、そのあたりも影響してるんだと思いますが… (でもそういう意味では、ここに出てくるお父さんはちょっと食い足りない) 命の大切さとか何とかというメッセージで本を読むわけでもないし、 自分のいるこの世界じゃない別の世界に入れて、 その本以外からは得られない記憶をもらえるのが 「お話」だと思っています。 あと、読んだ人と話してみたいのは、プラプラが自分にもいたらいいと思うかどうか、 ですね。 | ||||
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未来なんてわからない。 この一瞬のあとに何が起きるかなんてわからないんだ。 死にたいって思った時、もしその時に死んでたら。 その一瞬あとの幸せなんて見えないんだ。 幸せになれるかもしれない。 楽しい生活が待っているかもしれない。 世界は“かもしれない”でできている。 なのに、今を絶対だと勘違いして人は死のうとする。 世界を誤解してるかもしれない。 自分を誤解してるかも。 自分は変われるだよ? 少しのきっかけと勇気さえあれば。 それがちっともわかってないんだ。 そんな信念を私に教えてくれた一冊でした。 | ||||
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映画を先に観てから、本作を読みましたが、映像、活字それぞれの特性を上手く活かした表現が素晴らしく、またお互いを補完しあっています。是非両方ともお試しいただきたい。 原作のエッセンスを咀嚼し抽出して映像に適した表現にきちんと置き換えておりました。個人的には映画→小説をオススメします。 映像では風景、人の容貌、音(学校等の日常の音。昔に引き戻されました)の使い方が素晴らしく、また早乙女君と親しくなるきっかけの玉電跡地巡りのくだりが何とも自然で原作より効果的。また家族会議のくだりも小説より良かったです。映像ならではの効果でした。 小説では映画ではあえて割愛した父、兄の抱えた問題について書いていました。また母から真への手紙も文章ならでは活きてくる部分でしたね。また一人称の語りが色々な背景を覆い隠していて極めて効果的。活字のなかなか読めない私が途中でやめられず一気読みしてなんとも幸せな気分になりました。 | ||||
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何の変哲も無い家族の話なのですが、視点を変えるとこんな風になるんだなと、感心して読み終えました。 爽快感もあり、???な部分もあり、読み終えるごとにその時の体調なんかによって印象の変わる作品なのかもしれません。 長編アニメーション映画も公開中ですが、お勧め順序は、原作本→映画→原作本かなあ。 | ||||
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