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カラフル
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カラフルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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ラスト中学生の主人公が夢と希望を持つようになるのだが、現実的ではない。 主人公自身は不倫していた母親を許す事はできるだろうが、それを知らない、父と兄には一生秘密にしなければいけない。 父は息子の父への憐憫の情を知らず、 兄は弟の葛藤、母への生理的嫌悪感からの団欒拒否の理由を知らぬままになる。 理由を話すべきとは知りながら、再び家族がバラバラになるかも知れない秘密を公には出来ない。 それは大きな罪悪感になろう。 何より母親が裏切ったのは子供達ではなく父親である。その父親に対しての贖罪がない。一時の誤ちとして胸に秘めたまま婚姻生活を続けようとする。 過去に夫の不倫相手の女性から数度別れてくれと言われたと言う。夫の裏切りは大きな失望感だったろう。 しかし彼女は夫の不貞を知った上で婚姻生活の継続を選んだ。責める事もしなかった。 大人の女が自分で選択した人生だ。 それを今になって「だから私も同じ事を」は通用しない。 そう思うのなら自分の口で他の2人にも告げて判断を乞うべきだろう。 それなのに父親の数度の不倫を主人公に告げる。主人公はお互い様なのかと母だけをなじれなくなる。しかし嫌悪感は消えるわけでもなく心の整理はつかない。 父母ともに不倫をした家庭の子供はどんな苦しみを負うだろう。 自分を産んだ両親がお互いを裏切っていた事実は重い。 母親は気持ちを吐露してスッキリかも知れないが受け止める中学生の主人公はたまったもんじゃないだろう。 主人公の家庭に明るい未来があるとは思えない。主人公は同じ父母から生まれた兄には明かせぬ秘密を抱えながら、あの食卓で顔を合わせて食事するのだ。4人で囲む食卓の中たった1人孤立を感じるだろう。 母親のハンバーグに吐き気を催したのは母親のハンバーグをこねるその手で不倫相手を愛撫するシーンを想像したからだろう。 同じように父親と愛人がドライブする姿も想像するだろう。 そして初恋相手の後輩ひろか。 彼女は中学2年。まだまだ子供の考えで欲しいものを手に入れるために身を任せる。彼女は高いブランドも以外に欲しいものはない。自分自身に関心を抱いていないのかも知れない。 彼女は性犯罪に巻き込まれている。 相手の中年男性は未成年買春の犯罪者である。 街中で中学生に声をかけ愛人関係を持ちかける性的異常者であり、罪悪感をひとかけらも持っていない。 将来ひろかが成長して大人になり、援助交際を終わらせれば、次の幼い犠牲者が出る事は必定である。 統計で小児性愛を持つ人間は治療を施さない限り老いても変わらない事がわかっている。あのジャニーズ喜多川の例を見れば明らかであり、看過すると多数の犠牲者を生む。 主人公はいつかその事に気が付き、ひろかを止める、または中年男性を警察に告発しなかった事を大きく悔いる日が来る。 小説のラストに限れば明るいが、数年後、10数年後を想像すると「カラフル」と言う華やかな色合いの世界ではないだろう。 多色ではあるが、主人公にとってワクワクするような人生は待っていないように思える。 この小説では主人公の心理的成長が主題だとは理解している。 主人公の大きな罪に気が付き、大切なものを失う事の誤ちを繰り返さないと誓う事が大切だと教えてくれる。 しかし主人公に大きな失望感に与え、してはならぬ選択に招いた者達はもっと大きな罪を犯している。 その者たちが罪を償う事はない。 そして償わない事で主人公の未来に大きな影を落とす。 これからの長いホームスティは主人公の葛藤の日々だろう。 以上のようにいろいろ考えさせられるのでこの作品は名作だと思う。 ただスッキリした感動を求める読者には不向きだろう。 | ||||
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本の内容のレビューではないですが… 表紙カバーが折れ曲がった状態で届きました。返品交換にはクレジットカードを登録しなくては次の画面に進めず、諦めました。返金してほしいわけではないのになぜカード情報が必要なのでしょう… | ||||
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初めの十数ページを読んだ時点で展開が容易に想像できます。 結局最後まで意外性は全くなく、がっかりしました。 不要な設定も多く、メッセージ性もありません。 私にとっては時間の無駄でした。 | ||||
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深く考え込むこともなく、軽い。漫画タッチの教訓本。 | ||||
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帯には「高校生が選ぶ名作No1」とあり、中学生の息子に先に読ませてしまいました。私が先に読んでいれば多分与えてなかったと思います。最初のつかみはものすごく引き込まれましたが、次の章で既にがっかりしました。自殺を図った少年の家庭環境が全然絶望的なものじゃなかったから。中学生にとってはこれぐらいでも絶望に値するのかもしれませんが。人にはお勧めしません。今の時代にはマッチしてないと思います。 | ||||
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今までで一番買ったことを後悔した本です。最初から結末の予想がついてしまったものの、高評価でしたので、何かあるのだろうと期待して読み進めましたが、真くんは真くんであったという何の意外性もない終わり方。わたしと同じく、結末の予想がついてしまった読者の方は「女泣かせのジゴロ」や「寝る」などのことばを14歳が使っていることに違和感を覚えると思います。 また「老若男女に読み継がれる不朽の名作」とありますが、1998年に発表された作品を「不朽の」と表現するのも語弊があります。 | ||||
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あえて酷評します。 私は被害者として、主人公の魂の罪は決っして許されないものだと思います。 著者は、被害者の気持ちがわからない。被害者の、「物凄く不幸な気持ち」を味わった事が無いから、こんな作品が書けるのでしょう。 また、罪を犯した魂が入ることになった自殺者の小林真は、実に精神力が弱い。弱すぎます。私はもっと酷い過酷な環境にいました。しかし、10年間、何度も自殺を思いとどまって、幸せな今に至るまで、辛い毎日を生き抜いて来ました。 こんな作品が名作扱いされるなんて、正直あきれました。 | ||||
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作品自体は良いのですが、主人公が恵まれ過ぎていて腹が立ちます。 母親が浮気したからって、父親の非情な一面を見てしまったからって、兄が意地悪だからって、普通自殺しますか? もっと大変なことに耐えながら生きている人だってたくさんいるのに。 特に主人公が母親を罵倒するシーンがイライラしすぎて本を投げたくなりました。 母親の作ったご飯を食べているくせに。 浮気して悪いとも思わない母親なんてたくさんいるし、もっと悪いことをしても開き直っている親なんてたくさんいる。 そんな中、親に真摯に謝ってもらえるなんて、すごく恵まれていることで、親からすごく大切にされているのに、なんで分からないんだろうと思いました。 主人公は中学生なので、仕方ないのかもしれませんが、視野が狭すぎ、潔癖症過ぎるなと思いました。 文章自体は面白く、面白いと思いますが、主人公にまったく共感ができないため、最後まで読めるか分かりません。 | ||||
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中学3年生にしては、ずいぶん大人びています。90年代はこんなものだったのでしょうか(舞台は都会ではなさそうですが)? 思ったより、性的な描写が多いです。「寝る」なんて、古典的なセリフ使いません。「ヤル」でしょう。しかも主人公は冴えない少年。女の子に対し、ここまで性的なことが言えるでしょうか? | ||||
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主人公が自殺した理由も軽いし、カラフルというタイトルの意味も全然本編の内容が補強していないし、魅力的なエピソードもないし、すべてが軽くて損した気分になりました。 | ||||
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中学生、真の身体にホームステイした主人公は、彼の母親の “不倫“ に強い嫌悪を表しますが、一方、気になるコケティッシュな同級生の援助交際にはずいぶん寛容 (“無邪気な娼婦“に何も言えない、で、、) だと思いました。中学生のアンバランスさでしょうか。 さらさら読める、所謂ライトノベルですが。終盤、生前の真の意識になかった “チビ女“ が彼を救った、それに主人公が気付いたシーンは、ちょっと胸が熱くなります。 いずれにしても “青春の危機“ で命を断たないで欲しい。こんなチャンスが与えられたならば、と、或る人を思い出しました。 | ||||
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この本をアレクサで朗読してもおうとKindleで購入したところ、 奥付しか朗読せず、本編は朗読できませんでした。 テキストベースの本なのに出来ないのは初めてだったのでガッカリ。 アレクサの朗読で物語を楽しみたい方は購入しない方がいいです。 追記----------------------------------------------------------- 2022/03/03 カスタマーに連絡したところ、この朗読できない状態というのは初めてのケースだそうです。 対応してくださるという事ですが、数週間~数ヶ月かかるとのことでした | ||||
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あちこちのサイトで中学生にオススメする本として登場するので、中学生1年生の息子へ。 先に子供が読んでからの感想は「イマイチ」とのこと。 その後、私が読んで、「え、こんなの与えちゃったの??」と思いました。 改めて感想を聞いてみると「ありえない設定なのに、それ以外の部分がイヤに現実的(で生々しく)であまり気分が良くない」とのこと。 なるほど、言い得てる。 中学生の援助交際や、不倫、セックス。 しかも、刺激的な内容の割に扱い方が雑で、納得感もないです。 たしかに普段本を読まない人にも読みやすいのかもしれませんが、自分が読んでからでも与えたか、と言われるとNOでした。 | ||||
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新品が無かったので、綺麗な中古を購入。 でも。。。汚れが酷かった | ||||
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思うところがあり、評価も高いのでこちらを読めば少しは気持ちが楽になるかなと思い読んでみました。私には全く響きませんでした。展開が読めてしまう。まさかこんな典型的な展開じゃないよね?と不安になりつつ読みましたが、典型的な展開すぎてあーあ…。と言う気持ちに。この作品で何も響かない私が病みすぎているのかもしれませんが。とても残念な気持ちになりました。読んだ時間が…もったいない。 | ||||
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しっかりした文章力は好感が持てましたが、ストーリーはファンタジー要素満載で、一般文芸というよりはまるでジュブナイルかライトノベルといったところ。 とてもじゃないが大人が読んで楽しいというものでは無い。 キャラクターは魅力を感じず共感も持てず、ただストーリーに従って動いている様な、 学生が文化祭などで発表する演劇の様な上滑りしたものを見せられているような気持ちになって、やむなく読むのを断念しました。 | ||||
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登場人物に感情移入できない。何て言ったらいいか…物語だとしても本当にこんな家族いないだろ~~って感じです。最終的にいい家族になりましたが、こんないい家庭でしかも夫の不調のときにも支え続けた母が不倫なんてするかな?とか。。入り込めませんでした。 | ||||
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最初は、楽しく読ませていただきましたが、途中から結末が読めてしまって、終わった後、やっぱりなぁ〜と思いました。 | ||||
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お母さんは習い事しすぎ(水墨画教室、香道、フラダンス教室、やさしい長唄、ソムリエ養成講座、コーヒー占い入門、似顔絵塾、『仏像を彫る』初級編、超能力開発セミナー、足つぼ健康法、ミセス田中のエンジョイクッキング、初めてのパントマイム、アラビア語で楽しむ『アラビアンナイト』、あけびで花籠を編む、江戸芸かっぽれ踊り、フラメンコ…………等)だってさ…………。なにかあればヒステリックになるし…………。真の非凡な画才につられて「自分も才能あるかも!!」って思いついてこれだぜ???????正気じゃないだろ…………。そこまで思わせる、肝心の真の画才については大して描写されてないし…………。この世界はどうなってるんだ…………。カオスかよ…………。ま、いいけど。 登場人物の会話の行方がすぐに想像つく…………。展開が予定調和すぎる…………。 単純で視野の狭い人物ばかり…………。 設定描写の妙ってのがない…………。「魂のホームステイ」というアイデア一つに頼りすぎ…………。思いつきで書いてるのかよ…………。森絵都しっかりしなよ…………。 人物の言動が逐一、胡散臭い…………。 | ||||
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まず作品内容は◎ですが・・・数ページで最後が読めてしまいました。 そして案の定、最後は予想通りの結果・・・ あと、個人的に思ったのが平仮名が多いかなと。 普段、小説を読まない自分ですが、これは読みやすく誰でも手に付けれる作品だと思います。 会話のセリフが多いので、読んでいて誰が今はなしてる?と混乱するところもあったが、低学年にも人生とは何かを学べるのにはいいのではないでしょうか。 | ||||
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