リズム
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かつて小学生だった娘のために購入しましたが、本棚整理の一環で再読してみました。 あらすじは割愛しますが、本作は中学一年生が主人公です。おおむねそのあたりの読者層をターゲットにしていることと思います。その意味では良くも悪くもナイーブな書きぶりであり、ターゲット(中学生とか小学生高学年の子)には響くのかなあ思います。親戚夫婦の離婚に心を痛めたり、従兄弟が高校進学をせずミュージシャンを目指して上京することに共感したり。大人が素直に読めないような内容を瑞々しく描いていることは、素直に素晴らしいと思います。そういうの素直に読めない自分は大分汚れていると感じます笑 また本が極めて短いことも、読書の入り口へ誘うという意味では評価できると思います。うちの娘(日本語拙い)でも普通に読めました。内容の易しさや分量の少なさは、筆者の優しさでもあろうかと思います。 対して一点指摘するとすれば、当時と今との時代や感覚のズレを感じざるを得ません。本作の出版は1991年であり、バブル崩壊後とは言え、今ほどの閉塞感はなかったと思います。作品は全体を通じてやや牧歌的でセンチメンタル過ぎる気がしました。勿論、これは作者の責任でもありませんし、女の子向けの作品であろうものを、事もあろうか40代のおっさんが読んでいることが原因であると思います。 ・・・ さいごに。森絵都さんの作品、こと本作については、子供たちへの応援歌であると思います。 実は先日、森さんのエッセーを教科書で発見しました。光村図書の中三の国語の教科書です。彼女は本をあまり読まない子供だったそうです。ただし友達と居ても心のどこかに違和感を感じ、思い悩んだそうです。もし昔から本を読んでいれば自分と同じ感覚をもった主人公に会えたかもしれないとちょっぴり恨めしいような書きぶりをしていました。 人には人それぞれ感覚が異なりますが、人と違うことで落ち込んだり沈んだりしてしまうのが思春期特有の心の不安定さなのかもしれません。森さんはさまざまな主人公を描くことで子供達に、きみは一人ではないよ、と優しく問いかけているのだと思います。 ローティーン以下の子供が読むには良いと思います。大人が読んだら、、、そりゃ読む本間違えてますよって、読者を責めましょう笑 | ||||
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駆け抜けた青春を乾いたタッチで描く中学生の青春ストーリーで楽しめました。 怒り、悲しみ、喜びなど人生に左右される事がいっぱいあり、それにめげない主人公に共感できました。 青春の熱気が伝わってきてお話に思わず引き込まれます。 最終話が甘酸っぱい結末で終わるのが良いです。 | ||||
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面白かったようで結構早い段階で読み終わっていました。 私も読んで見ようかと思います。 | ||||
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いとこに恋するおませな中学1年生の話です。 森絵都さんが自分の若い頃をモデルにしているように思います、 またこの作品は 作者が大学生の時に完成しており 才能がある人は早熟だなと感じた。 | ||||
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私はこの物語を読んでいくうちに青春時代の頃を思いだした。あの頃はいつもと同じ毎日が当たり前で過ごしていた日々。しかしもうあの頃には戻れやしない。 主人公のさゆきはいとこの真ちゃんのやりたいことをする生き方に憧れをもっている。高校にもいかず、したいことバンドをして夢をおいかける真ちゃん。さゆきにとっては今も昔も変わらない大切な存在。しかし、真ちゃんの親が離婚するという話を聞いてさゆきは狼狽える。 この物語は一人の少女と青年の成長を通して周りも成長していくが、一番印象に残ったのは真ちゃんの生きがい。やりたいこと。大人になっていくと周りの評価が気になったり、少しでも楽しようと思ったり損得をすぐに考えてしまって本当にやりたいことを見失ってしまう。しかし彼の一言に目が冷めて、私の一番生きてるって感じの夢をもう一度考えることができた。 人はそれぞれの個性があって、その個性でリズムもかわってくる。誰にも邪魔されない、自分だけのリズム。これからも私は自分のリズムを信じて夢に向かって頑張っていこうと改めて思った。 | ||||
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