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カラフル
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カラフルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全392件 221~240 12/20ページ
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自分の人生を「よいものにしたい」と思うことは 「悪くしたくない」という恐れにもなる。 客観的に他人の人生だと思ってみると、案外 くだらないことで損得計算をしていたり やりたいことを封じ込めていたりする。 この本を読んで、もう少し、やりたいことを自分が やりたいようにやって、人生を彩るほうが楽しいはずだと 当たり前のことに改めて気づいた。 | ||||
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生前、とある罪を犯した魂。このままでは輪廻のサイクルにも戻れず、消滅するところを、「抽選に当たりました!あなたには再挑戦をする権利が与えられます!」とうさんくさい天使に一方的に告げられる。 その「再挑戦」とは、自殺をした少年の身体に入り、しばらくの間現世で行き直しをするということ。 オチはすぐに読めてしまうけれど、そこがメインではない。 14歳の多感な少年が感じるコンプレックスや葛藤、家族や恋愛の問題のとらえ方を描いた物語。 タイトルにもある「カラフル」という言葉の意味に心動かされる。 当たり前のことのようでいて、すぐに見失ってしまうこと。 それをふっと思い出せることがこの物語の最大の魅力だと思う。 | ||||
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中学生ぐらいが読む本として、最適だと思う。 カラフル。 色とともに紡がれる物語は、どんな色を読む人に 渡すのか? | ||||
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”人は自分でも気付かないところで、だれかを救ったり苦しめたりしている。” ぼくには、とてもよく人生設計を考え、行動して、 ちょっと不真面目だったりしながら生きている友人がいます。 ぼくは彼の計画性の高さに舌を巻きながら、 計画通りいってない彼の人生に、愛しさを感じてしまいます。 それが、ぼくを救っていたりもするし、 逆に苦しいと思うときもあるのです。 人は人の気持ちを操縦できる魔法は持ってはいません。 けれど、人が人と関われば、意思がある、ないに関わらず、 救いになったり、苦しみになったりするものです。 それでいいんだよ、とこのお話は教えてくれます。 なぜなら、存在しているということは、 それだけで、誰かに影響を与えているということだからです。 ぼくやあなたもまた、 誰かの救いや苦しみになっていることでしょう。 それは、生きているからです。 | ||||
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わざわざ小説にしなくても、いいかな。初めから結末が容易に予想できた。 内容は悪くはないけど、成人した読者には物足りない。 | ||||
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中高生に読んでもらいたい一冊です。大人はブレイク程度かな。これを読みながら、自分ってどんな色だろう、こんな色の人になりたいなあと考えたりしました。 | ||||
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本書は、数々の児童文学賞受賞に加え、直木賞も受賞した著者が、1998年 に単行本として刊行したものを2007年に文庫化したものです。 まったくユニークな設定である。生前に犯した罪のために、輪廻のサイクル から外された「ぼく」の魂が、天使界の「抽選」なるものに選ばれ、「再挑戦」 の権利を得る。何でも、この再挑戦により前世で失敗した下界でもう一度修 行を積むことが許され、その間には下界にいる誰かの体を借りて「ホームス テイ」するという。そして、その修行が順調に進むと、前世の記憶を取り戻 し、その反省をした時点で、輪廻のサイクルに再び戻る、という仕組みのよ うである。 「ぼく」は、3日前に服薬自殺をはかった中学校3年生の小林真の体にホーム ステイし、父、母、兄の家で暮らすことになる。そこで、自分のことしか考 えていない父、父に隠れて浮気をしていた母、常に自分を虐めてくる兄、そ して初恋の女の子の援助交際…。こういった出来事が重なって自殺をはかっ た真は、ガイド役の天使のプラプラの助けを得ながら、家族での生活、学校 での生活をしていく。 借り物の体ということで、自分の気持ちに正直に暮らす真であったが、そう しているうちに、父、母、兄、初恋の女の子、それぞれの欠点や美点が見え てくることになる…。そして、真が犯してしまった自殺という選択肢が、単 に早まった決断であったことに気づいていく…。そして、世の中とはかくも 「カラフル」なものだと体感していく…。 短文でリズムのいい日本語で書かれた筆致にのせられて、テンポよく読み進 められます。下界の世界で経験する様々な出来事をとおして変化していく真 の心情が、本書中盤〜後半あたりでやや急進的に進む感があり、気になる方 もいるかもしれませんが、その読みやすさからは、さすがは版を重ね続ける 人気シリーズと改めて感じさせてくれます。 | ||||
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同級生で美術部の唱子だけが、僕が本当の小林真ではないことに気がついた。 体は小林真だが、魂は違うのだから、違って当たり前・・・ だけれど、誰も気がつかない。 そんな中、唱子だけが、「私だけはだまされないから〜」と言い切った。 なぜだろう??なぜわかたのだろう? それは、最後の結末でわかります。 唱子にとって小林まことが自分の生きる道しるべだったから・・・ 自分が生きている事が、誰かの支えになっている。 そんなことに気づけたら幸せです。 | ||||
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あっという間に読み終わってしまいました。 人生はいろんな色の出来事があり、カラフルな世界。 明日から頑張ろうと思えました。 | ||||
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自分の性格、友達との事、進路のこと、将来のこと、家族のこと。 誰しもが悩むことでもあるけど、それを悩みながらも自分で解決法を見つけ上手くやっていける人と、 人より深く悩んでそこから抜け出せなる人っていると思うんです。 私は間違いなく後者でした。何でも重く真剣に考えてしまう。 どうすればいいのか全くわからず、ただただ着地点を見つけられず、 グルグル考え、そのまま大人になってしまいました。 年を重ねると、学生時代の時よりは多少生きやすくなります。 それでも気がつくと「あ、また中学生の時と同じ事で悩んでいるな」って時があります。 主人公の真が「気づけたこと」がどれだけ大切なことか。。。 大人もハッとさせられるけど、できれば中学時代に読んでおきたかった1冊です。 | ||||
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とりあえず、自分をころす前に1分でも1秒でも長く生きてみて欲しい。 苦しいかもしれないけどその人の人生をその人自身の魂で生きて欲しい。 "今日と明日はぜんぜんちがう。明日っていうのは今日の続きじゃないんだ、(by 早乙女くん)" 明日には明るい世界があるかもしれないし、もしかしたらまた苦しい世界が待ってるかもしれない。 けれど、いずれ終わるんだよ苦しいときも、幸せなときも。 それの繰り返しなんだと思う。この世界は。 | ||||
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何かいつもと違うことをしたときに、「○○君は〜〜だと思ってたのに」なんて台詞を言われることがあります。他人の意見などどうでもいいとは思いつつも、次からは言われたような行動をとってしまう。そうして本来の自分とは別の何かが形成されてしまう。カラフルはそうやって「作られた」少年の本来の姿を探す物語です。 冒頭はライトノベルのような軽い展開なので不安視しましたが、主人公が置かれた最悪のホームステイ先が徐々に明らかになるにつれ面白くなってきます。最悪な状況からのスタートから物語の落ちどころも見えてくるんですが、父・母・兄・片思いの少女・変なチビ女と、それぞれのエピソードは飽きずに読めるものでした。というのも、小林真と主人公は同じものを見ているはずなのになんだか違う、そのささいな変化にこの物語の本質があることに気がついたからです。周囲の人に見られる自分が違うように、自分が見る周囲も違うのだということに思い当たったとき、ちょうど綺麗にホームステイが終わります。無駄のない爽快感のある幕引きには思わずぐっときました。 ひとは綺麗な面も汚い面もいろいろな側面を持っている。それは見方によっていろんな色になる。そういった当たり前のことをわかりやすく、爽やかに教えてくれた良い物語でした。 | ||||
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森絵都さんの著作二冊目です。(一冊目はアーモンド入りのチョコレートワルツ) 他の方に勧めたい位好きな本になりました。また、周りに勧め、よかったと言って頂いたり。 本書のテーマは、生きるということが書かれていると思います。生きるということは、とても重要で、大切なことですが、それを難しくではなく、柔らかい物語で読みやすくフーと体に入ってくるような物語として書かれてます。 文章自体は、読みやすく、長編作品ではないので、本が苦手な方も本書が気になったら、お手にとってみて下さい。 カラフルというタイトルも大好きです。 生きるということに迷ったら、読んでみて下さい。 | ||||
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作者の作品の良さは何と言っても 情景描写かなと思っています。 客観的なんだけども、 思い描く風景から、その寂しさや楽しさ、 そういったものがすごく浮き上がってきます。 映画にもなりましたが、やはり活字は良いですね。 また、この文庫本ってのが、個人的には好きです。 | ||||
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俺みたいな…小林真みたいな人が、内気でパットしない…自分に自信がない人に、死を考えてしまった人に読んでほしい、、、むしろその人たちが読まなきゃ意味がない!!(つまらないというか本当の意味で考えることができないのではないと思う) 本当に、読むと本と一緒(主人公と一緒に)に成長できる!! 生きることの勇気がもらえる!!、安心できる!!、気持ちが楽になる!!そして明日が見えるような気がする!! この本に出会えてよかったと心から思える素晴らしい作品!! | ||||
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友人に薦められ、読みました。 読んだあとに知ったのですが、文化庁メディア芸術祭の優秀賞(アニメ映画)として選ばれた作品らしいですね。 納得! 今度、レンタルショップに行って、DVDを借りて来ようと思っています! 小学校高学年・中学校を対象年齢としているみたいですが ん〜…12,3才のころの私が読んでも本当の意味を理解していただろうか…。 内容はとても重くて、でもとても大切なことが書いてあります。 子どもというよりも、大人が読んでほしい本だと思いました。 | ||||
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序盤を読んだだけで最後のオチが読めてしまいました。 読みやすい文章だったのは好印象ですが、 逆にあっさりとしすぎていて読了後には「え、もう終わり?」と物足りなさが強く残りました。 中高生の読書を始めたばかりの方などには読みやすくて良い小説かと思いますが、 これを名作というには少し無理があります。 | ||||
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映画は見ていたので大体の流れは知っていたのだけど、今回感じた「色」は違った。 前世であやまちを犯し、輪廻のサイクルから外された魂が抽選に当たり、生まれ変わりのチャンスを与えられる。 それは、自殺した中学生・小林真の体に入り込み、そこで生活をすることで前世の罪を思い出すというものだった ステイを始めたもののガイドのプラプラから聞く情報は最悪、そのせいで何もかもが悪く見えてしまう。 だが生活を進めていくうちにいろいろなことが見えてきて、「色」は少しずつ変わっていく。 「この世があまりにもカラフルだからぼくらはいつも迷ってる。 どれが本当の色かわからなくて。 どれが自分の色かわからなくて」 たぶん人間のもっている「色」は無限で、しかも見る人、角度によって変わるんだと思う。 これは分かっているようで分かっていなくて、覚えているつもりでも忘れやすいものの一つだと思う。 そう感じさせられた本だった。 | ||||
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う〜ん・・・レビュー評価が高かったせいか、 損した感が強いです。 個人個人の話に深みが無く、ツッコミどころもあり、 オチも予想通りでガッカリ。 ちょっと文才のある高校〜大学生が書いたような話でした。 中高生の女の子ぐらいなら楽しめるのかも知れません。 大人が読んで面白いとは思えません。 | ||||
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楽しいのですが、なんだかくどいような気がしました。 最初の所で、すごく興味を惹かれたからなのかな!? でも、結末もあぁ〜 そうだよねって感じで物足りないと言う感じでした。 | ||||
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