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共喰い
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共喰いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全192件 41~60 3/10ページ
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内容的にも読みやすいです。 他の作品も読みたいです。 ほかのも買います。 | ||||
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お世話に成りました。大変満足しています。とても綺麗な本でした。 | ||||
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この本の前に読んだもの 川上未映子 ヘヴン 中原昌也 マリ&フィフィの虐殺ソングブック 芥川龍之介 地獄変・偸盗 (物語の筋や結末などに触れています。) 第三紀層の魚 2010/12 共喰い 2011/10 共喰いの冒頭に「昭和六十三年の七月、」とあるけれど、現在の話であるように思う。昭和の田舎町の閉塞感は、現在の日本の閉塞感を示している気がする。 共喰いも第三紀層の魚も、脱出というか或る状況から出る・切り抜ける話だと思う。(何かを望み、獲得する/失敗する、という話でもなく、重要なものをなくしたというものでもないように思う。そういう話として読んでも構わないだろうけれど) 父、或るいは、父系によって繋がれている人々が開放される。女たちによって開放される。 巻末の対談では、源氏物語を男の目線で読むと言っているけれど、共喰いと第三紀層の魚は、女の物語のように感じる。語り口は男を主人公のように見せつつ、実際は女の物語なのだろう。なので、女の決断により物語が終結することで、カタルシスが生まれる。そこに肩透かしはない。主人公は、多くを語られているが脇役として置かれる。この辺りに面白さがあるし、対談で取り上げられた藤壺の子の読みの面白さとも通じる気がする。 簡単に言ってしまえば、閉塞状況を女たちの手によって打開する、というよく聞くことを、文芸的に洗練させるとこのような小説になる。言うは易し、ではないけど、実社会でも打開するのに手古摺り'踠いているようだ。 | ||||
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性や暴力描写については、 あくまで文学ですから、あまり気にはなりませんでしたが、 それよりも、著者の描く昭和の地方都市、 人を縛り付け、重石をずーんと乗っけられているような、息苦しさを感じました。 非常にしんどい。 閉塞的な世界の、濃密な家族関係は、 少なくとも現代に生きる私からは、非常にファンタジーであり、 現実感を持つことは出来ませんでしたが、 主人公の少年が、考えだけが先走るものの、 何も出来ない無力な所は、ちょっぴり共感出来るし、 著者のいい意味での自己愛を感じました。 文章表現については、クドいくらいに技巧派。 多くのフレーズが、強く濃い余韻を持っていて、 味わいながら読めますが、非常に疲れもしました。なので星は2。 別作品、特に現代を描いたら、どんなんになるのか、気になります。 | ||||
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暴力と性衝動は普遍のテーマでしょうが、今時こんなのを書く人間が珍しいだけで、なんの斬新さもなし。だから、芥川賞の受賞式でくだらないパフォーマンスをさせられたんでしょうね。その辺のアニメオタクもこの程度の見識は持ってると思うので、アニメオタクさんもちょっと文章を習ってこんな感じで小説を書いてみては。レベルの低い出版社と選考委員が明治の文豪の臭いがするとかいって評価してくれるかもしれませんよ(笑)これじゃ、今後はないでしょうね。最近の芥川賞の受賞者で5年もった人っていましたっけ?? | ||||
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共食いは、出だしから昭和の時代を色濃く感じますね。 描写で綴っているのでリアリティがあります。 2話あるうち、やはりタイトルになった「共食い」がすばらしいと思います。 この本が描く昭和60年前後は、貧しく差別的な部落も残っていた時代で、 自分が小学の頃、町の片隅で、ふと目にした貧しい集落を思い出しました。 都営住宅でなく、もっとトタン屋根と木の板でできたボロボロの一軒家。 道はジャリで常に下水で濡れていたました。 今この本を読んで思い起こすと、何故か懐かしく思えてしまいます。 共食いの終盤は、非常に残忍な終わり方をしますが、この地では そういう終わり方しか選べない、というのも途中から感じます。 | ||||
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作者についてはいろいろ言われているし、ここでのコメントを見ても嫌悪感を表す人も多いので、どんなにどきつい作品かと思って読み始めましたが、なかなか雰囲気のある作品です。立派な文学です。セックスの描写にしても、前後のコンテクストにすんなり納まっているし、そんなに尖がっている訳でも、違和感がある訳でもありません。確かに人間の人生なんてこんなものだと言えば、こんなものなのでしょう。・・・と思って読んでいきましたが、ストーリーは最後に向けて大変ドラマチックで残酷な転回を見せます。こうなってくると嫌悪感を示す人が多いのも当たり前でしょう。しかし、芥川賞受賞作品としては、表現手法にしてもストーリー展開にしても、非常に完成度が高い本格的な文学作品だと思います。 暗く汚らしい世界というご意見もあるようですが、日本人は果たしてそのような世界から脱出できたのでしょうか?日比谷公園で見かけた素敵な女性やニューヨーク郊外の通勤電車で知り合った白人女性との世界を描いた芥川賞作品も読みましたが、作品の現実感は本作の方が勝っているように思えます。 | ||||
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商業主義的な受賞作品で日本古来の古くさいテーマであるため。評価は不能 | ||||
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芥川賞って受賞作言うのと、受賞時作者の憎まれ口を思い出して読んでみました。これで受賞しちゃうんですか?期待が大きく内容把握してなかっただけにガッカリ度がでかい。私の中で、作者のビックマウスは本当ビックマウスで終わってしまった。 村上春樹氏の著書もそうなんだけど、なんだか性的描写が多いし、気分の悪い描写が多くて途中で読む気失せます。この著書は、読みにくい話し言葉なのも手伝って、すぐに読む気うせました。 | ||||
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川と熱気と売春婦 腐った魚の臭い そのなかで肉欲から始まる初恋。ディキシーランドのような猥雑 死の臭い。 こんなシチュエーション作ったら このあとどうするのかちょっと心配になる。 | ||||
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著者の人柄が面白くて、読んんで見ました。小説の中の景色が目に浮かぶような描写で、ドラマを見ているような感覚で読みました。 何処か影のある登場人物が多く暗い感じがしましたが、心の奥に残るような作品でした。 | ||||
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一昔前の純文学 風のテーマと文章。 文学について勉強したことを丁寧に書いたような、頭の中だけで作られたような感じをうける。 純文学的なテーマがまだ生きていた時代の本元の作家たちの血肉からでる文章とは程遠い、ように思う。 しかし、これをあの名だたる作家たちが評価するのだから、びっくりです。 まあ、おそらく私に見る目がないのだろうと思います。 | ||||
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久々の愚作、特に後半は読むに堪えません。 文庫本を購入しましたが、それでもお金がもったいない。 なんらインパクトも、こころへの共鳴もない。 各場面での描写も点と点でしかイメージできず、 そこに至った背景や止まれぬ心情をも心肝をつうじて伝わって来ない。 なぜ、芥川賞が取れたのか、真に疑問。 作家本人のテレビでのインタビュー模様に釣られて買ってしまった・・ が、まさしく釣られた、である。 | ||||
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芥川賞で話題の作。何作か出ているのだけど、受賞して話題になるまで知らなかった人である。こんな作家がゴロゴロいるのかと思うとプロの作家も大変だなーと、勝手に想像。雰囲気はどんよりと暴力と血縁と性が絡み付く、あまり楽しい作品ではないが、わりと読みやすい。たしかに、短編よりも長編のほうが冴える作家かも。そういう意味ではもっと長編の壮大なテーマの作品が読みたい気がする。 | ||||
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作者が「もらっといてやる」という名言を吐いた、芥川賞受賞の小説ですが、取り上げているテーマが理解できません。 セックスの時に女性を暴力をふるう父親を見ながら育った主人公が、自分もセックスの時に相手の女性に対して暴力をふるったことにショックを受ける。最後は、父親が自分の彼女に手を出した事をきっかけに、自分を生んで父親から捨てられた、片手のない母親が父親を殺害するというストーリーになっている。 そのようなストーリーが鰻釣りやお祭り等のどうでもよいシーンの長い描写を挟んで、ゆっくりゆっくりと進んでいく。 一読者の感想としては、そんな話は自分の日記帳か何かに書けばよいもので、小説にして他人に読ませなくてもいいんじゃないかと思う。父親の性器が勃起しているのが見えたなどの話を読みたい人はいないと思うのですが・・・・・ | ||||
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独特の世界に引き込まれていくような作品でした。何か異様な後味の残る作品。 | ||||
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じっとりとして重苦しい。光のみえない作風。でもきちんと作り込まれているからなんでしょうね。 | ||||
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描写がとてもきれいだということで、購入しました。 宮部派の私としては、ドキドキ感に、乏しいような・・・ まだ、全文読んでいませんので、これから、読みます。 | ||||
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今、一番波に乗っている小説家の本なので楽しみに読んでいます。 | ||||
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早くに送って頂きありがとうございました。映画も観ましたが綺麗な俳優さんでそろえていたので・・本はどろどろでしたね。 | ||||
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