共喰い

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評判

共喰いの評価:

3.19/5点 レビュー 192件。 C ランク

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平均点3.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全384件 1〜20 1/20ページ
No.384
(5pt)

第三紀層の魚のレビューです

この本に収録されている『第三紀層の魚』がとても好きで、何度も読んで、何度も思い出し泣きしています。文庫本は安価なので、この第三紀層の魚だけを目当てに購入しても後悔しないと思います。共喰いみたいな小説も書くことができて、また受賞インタビューでも見せたあのような振る舞いをしながら、このようなお話も書けるなんてやはり芥川賞作家はすごいなと思いました。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.383
(5pt)

第三紀層の魚のレビューです

この本に収録されている『第三紀層の魚』がとても好きで、何度も読んで、何度も思い出し泣きしています。文庫本は安価なので、この第三紀層の魚だけを目当てに購入しても後悔しないと思います。共喰いみたいな小説も書くことができて、また受賞インタビューでも見せたあのような振る舞いをしながら、このようなお話も書けるなんてやはり芥川賞作家はすごいなと思いました。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.382
(4pt)

これぞ文学の王道

最近の芥川賞作品は訳のわからない変な内容が多いが、この作品は文学の王道といった感じである。
作中に義手が出てくるが、私は元理学療法士なので文学作品に義手が出てくるのは親しみが持てる。また、主人公の父親のような男は、昔の田舎には割と良くいたのではないか。ただ一点残念なのは、書き出しがまるで歴史小説のようで、凡庸な書き出しでもう少し工夫して欲しかった。
一緒に収められている「第三紀層の魚」であるが、曾祖父の介護や次第に呆けていく様子などがリアルであった。ただし、題名と内容はそれほどリンクしていないので、何か別の題名でも良かったのではないか、とも思う。
この作家の小説を読むのは初めてだが、伝統的な純文学という感じで面白かった。別の作品も読んでみたいと思った。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.381
(4pt)

これぞ文学の王道

最近の芥川賞作品は訳のわからない変な内容が多いが、この作品は文学の王道といった感じである。
作中に義手が出てくるが、私は元理学療法士なので文学作品に義手が出てくるのは親しみが持てる。また、主人公の父親のような男は、昔の田舎には割と良くいたのではないか。ただ一点残念なのは、書き出しがまるで歴史小説のようで、凡庸な書き出しでもう少し工夫して欲しかった。
一緒に収められている「第三紀層の魚」であるが、曾祖父の介護や次第に呆けていく様子などがリアルであった。ただし、題名と内容はそれほどリンクしていないので、何か別の題名でも良かったのではないか、とも思う。
この作家の小説を読むのは初めてだが、伝統的な純文学という感じで面白かった。別の作品も読んでみたいと思った。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.380
(4pt)

着想種

着想種とでも言ったらいいのか、この小説で小説を書こうとする人の何らかのヒントになるという確率は、他の人の小説よりも高いのではないかと、ふと妙な事を思った。尚評価ポイントは3.6といった所で、四捨五入して4とさせてもらいました。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.379
(4pt)

着想種

着想種とでも言ったらいいのか、この小説で小説を書こうとする人の何らかのヒントになるという確率は、他の人の小説よりも高いのではないかと、ふと妙な事を思った。尚評価ポイントは3.6といった所で、四捨五入して4とさせてもらいました。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.378
(4pt)

結構強め

この尋常ならぬ粘り気。
ストーリーはありきたりなのに、芥川賞審査員の首を縦に降らせたのは空気感か。
また、方言が強く昭和生まれの私にはそこも良かったのか。

一度も生業にも就かず、ただひたすら小説だけに向き合う、ある意味社会不適合者である著者の並々ならぬ思念を感じる作品でした。

これを2度3度読む人ってどのくらいいるのでしょうか。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.377
(4pt)

結構強め

この尋常ならぬ粘り気。
ストーリーはありきたりなのに、芥川賞審査員の首を縦に降らせたのは空気感か。
また、方言が強く昭和生まれの私にはそこも良かったのか。

一度も生業にも就かず、ただひたすら小説だけに向き合う、ある意味社会不適合者である著者の並々ならぬ思念を感じる作品でした。

これを2度3度読む人ってどのくらいいるのでしょうか。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.376
(3pt)

商品内容

本自体が思っていたものと少し違っていましたが、不満ではありません。機会がありましたらまた宜しくお願いします。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.375
(3pt)

商品内容

本自体が思っていたものと少し違っていましたが、不満ではありません。機会がありましたらまた宜しくお願いします。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.374
(4pt)

何と何の、誰と誰の『共喰い』? 実父と実母の共喰い、のような気がする

息子(男子高校生)の恋人(女子高校生)を、土砂降りの雨のため行われなかった祭りの社で、犯したため実父を殺した実母や、

 女との交わりのとき、暴力をふるい、それが、性の交わりの放出欲を冪乗するという実父、

 同性愛的に息子には弱々しいようにやさしい、息子が男なら女のように、息子に対するときは、なまめかしいように描かれている実父、

 性の交わりのときは暴力をふるわれたのだが、実母の腕がないことを気持ち悪がる訳でもなく、頓着しなかった実父、

 しかし、実母に殺され死んだからか、暴力的で俗物的というか即物的な男として描かれているのに影の薄い──ように感じてしまうのだが──実父、

 そんな周りの実母や実父の大人に囲まれて、硬い殻に囲まれた、まだ柔らかい果実のような、未熟な初々しさをもって、男子高校生の心の弱さとか孤独の不安とかが(特に後半)描かれてる感じがする。

 また、男子高校生の、この実父に犯されることになる女子高校生の恋人も、犯されながらも、犯した者への焼きごてのように凝固した憎しみを体の中に透明に流しながらも、その他の点では犯される前と変わらぬふるまいが感じられ、そこが男子高校生との対比で、強さというか、振れなさというか、日常という中性性というか、が描かれており、それが、細々の辛苦を細胞のなかに溶かし込んで、皮膚が厚くなった大人たちのなかの、初々しい果実のように、男子高校生のひ弱さと対比しながら、描かれているように思える。

 もちろん、男子高校生には、猫の比喩やその観察の実感によって、時間だけが存在し、空間が存在しない、実母による実父の殺害前の感覚から、時間が空間に溶け込んで、位置づけられて時間が過ぎていくようになる感覚への変化や、赤犬や鰻や蝸牛やの動物の観察を通した、また恋人とのセックス(をしたいこと)や自慰や実父の妾への欲情などを通した心模様の変化や機微や凹凸が描かれるのだが、その印象は変わらない。

 他の方のレビューをぱらぱらといくつか読んだが、この印象の差を感じざるを得なかった。爽やかな青春小説と言っても言い過ぎではないと思う。

 因みに、このタイトルの感想は違うかも知れない。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.373
(4pt)

何と何の、誰と誰の『共喰い』? 実父と実母の共喰い、のような気がする

息子(男子高校生)の恋人(女子高校生)を、土砂降りの雨のため行われなかった祭りの社で、犯したため実父を殺した実母や、

 女との交わりのとき、暴力をふるい、それが、性の交わりの放出欲を冪乗するという実父、

 同性愛的に息子には弱々しいようにやさしい、息子が男なら女のように、息子に対するときは、なまめかしいように描かれている実父、

 性の交わりのときは暴力をふるわれたのだが、実母の腕がないことを気持ち悪がる訳でもなく、頓着しなかった実父、

 しかし、実母に殺され死んだからか、暴力的で俗物的というか即物的な男として描かれているのに影の薄い──ように感じてしまうのだが──実父、

 そんな周りの実母や実父の大人に囲まれて、硬い殻に囲まれた、まだ柔らかい果実のような、未熟な初々しさをもって、男子高校生の心の弱さとか孤独の不安とかが(特に後半)描かれてる感じがする。

 また、男子高校生の、この実父に犯されることになる女子高校生の恋人も、犯されながらも、犯した者への焼きごてのように凝固した憎しみを体の中に透明に流しながらも、その他の点では犯される前と変わらぬふるまいが感じられ、そこが男子高校生との対比で、強さというか、振れなさというか、日常という中性性というか、が描かれており、それが、細々の辛苦を細胞のなかに溶かし込んで、皮膚が厚くなった大人たちのなかの、初々しい果実のように、男子高校生のひ弱さと対比しながら、描かれているように思える。

 もちろん、男子高校生には、猫の比喩やその観察の実感によって、時間だけが存在し、空間が存在しない、実母による実父の殺害前の感覚から、時間が空間に溶け込んで、位置づけられて時間が過ぎていくようになる感覚への変化や、赤犬や鰻や蝸牛やの動物の観察を通した、また恋人とのセックス(をしたいこと)や自慰や実父の妾への欲情などを通した心模様の変化や機微や凹凸が描かれるのだが、その印象は変わらない。

 他の方のレビューをぱらぱらといくつか読んだが、この印象の差を感じざるを得なかった。爽やかな青春小説と言っても言い過ぎではないと思う。

 因みに、このタイトルの感想は違うかも知れない。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.372
(4pt)

小説として読ませる力がある

性行為中に暴力衝動にとらわれる父。「共喰い」は、そんな父の血をひく高校生が主役の、陰々滅々とした作品である。

父と愛人、父に愛想を尽かし家を出た母、主人公の彼女と、登場人物たちの間に、取り返しのつかない暴力への引火装置が見え隠れする。はっとするような残酷さが潜んでいるのだ。クライマックスからラストにかけての出来事には不快な気分にさせるが、小説として読ませる力強さがある。

「共喰い」より、関門海峡のとある町が舞台の家族ドラマ「第三紀層の魚」の方が好み。本作品の細やかな描写から、著者は意外(?)に心優しい方なのかも、思ったりして。

【芥川賞】
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.371
(4pt)

小説として読ませる力がある

性行為中に暴力衝動にとらわれる父。「共喰い」は、そんな父の血をひく高校生が主役の、陰々滅々とした作品である。

父と愛人、父に愛想を尽かし家を出た母、主人公の彼女と、登場人物たちの間に、取り返しのつかない暴力への引火装置が見え隠れする。はっとするような残酷さが潜んでいるのだ。クライマックスからラストにかけての出来事には不快な気分にさせるが、小説として読ませる力強さがある。

「共喰い」より、関門海峡のとある町が舞台の家族ドラマ「第三紀層の魚」の方が好み。本作品の細やかな描写から、著者は意外(?)に心優しい方なのかも、思ったりして。

【芥川賞】
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.370
(3pt)

う~ん…

芥川賞受賞作と知り、遅ればせながら購入し読了。
…何とも言えず。

併録の作品の方が、私にはハマった(ちょっと背伸びした児童文学みたいで良かった)。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.369
(3pt)

う~ん…

芥川賞受賞作と知り、遅ればせながら購入し読了。
…何とも言えず。

併録の作品の方が、私にはハマった(ちょっと背伸びした児童文学みたいで良かった)。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.368
(4pt)

不快はちゃんとわるくない。

主人公や周りの人が、
釣りをする描写がおおいです。

表題作にも、もう一本にも、
ストーリーに深く、
釣りが関わってきます。

でも釣りをしないひとには、
あまりピンときません。

そこが、まぁ、
知らないのがわるいのか、
知っていろとするのがわるいのか、
どちらとも言えませんが、
個人的にはマイナスポイントでした。

物語はとても入り込みやすく、
ミクロな視点ですが、
そこに確かにあるはずの、
時間を描いています。

時間に翻弄され、
時間を持て余し、
時間に置いていかれる。

そこがとても現実的で、
ずっと柱時計の音が、
読んでいる間中、
聴こえてきました。

それは不穏で、不快で、
辛く、直視に耐えない。
でも、だからこそ、
そこにストーリーを置く、
必然性があるわけで。

表題作は、
性をテーマにもしていますが、
これも人によっては、
不快に感じるかもしれません。
でも、
性は人に共通のテーマでもあります。

暴力が、強きから弱きへ流れるのも、
自然なことです。

暴力描写はほぼありませんが、
その点で暴力を、
キチンと描いているとも言えます。

カッコつけないで描けば、
抉るように描けば、
追い込んで追い込んで、
とことんまで人を描けば、
不快はカタルシスになります。

悲劇を楽しむには、
文字表現が最適です。

絵や映像があると、
楽しめない可能性もあります。

『共食い』は、
映画化もされているのかな?
アマゾンのオススメに、
さっき表示されました。

そちらは観るかわかりませんが、
この作品は、
ストーリーを忘れたとしても、
読んだ経験により、
何かがのこると思います。

何かをのこせる人を、
文豪と呼ぶのだと思います。

好き嫌いはあるでしょうが、
そしてぼくは、
決してこの作品も、
作風も好きではないですが、
この著者様は文豪だと思いました。

剥がれやすい、
文豪の皮を被った、
仕事で文を書く人ではなく、
ちゃんとした文豪だと思います。

あとがきの、
瀬戸内寂聴さんとの対談が、
とても穏やかで、
敬意と温和と知性に満ちていて、
相手を認める会話をされていて、
とても素敵なお二人だなと、
人間的にファンになれました。

いいおまけですね。これ。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.367
(4pt)

不快はちゃんとわるくない。

主人公や周りの人が、
釣りをする描写がおおいです。

表題作にも、もう一本にも、
ストーリーに深く、
釣りが関わってきます。

でも釣りをしないひとには、
あまりピンときません。

そこが、まぁ、
知らないのがわるいのか、
知っていろとするのがわるいのか、
どちらとも言えませんが、
個人的にはマイナスポイントでした。

物語はとても入り込みやすく、
ミクロな視点ですが、
そこに確かにあるはずの、
時間を描いています。

時間に翻弄され、
時間を持て余し、
時間に置いていかれる。

そこがとても現実的で、
ずっと柱時計の音が、
読んでいる間中、
聴こえてきました。

それは不穏で、不快で、
辛く、直視に耐えない。
でも、だからこそ、
そこにストーリーを置く、
必然性があるわけで。

表題作は、
性をテーマにもしていますが、
これも人によっては、
不快に感じるかもしれません。
でも、
性は人に共通のテーマでもあります。

暴力が、強きから弱きへ流れるのも、
自然なことです。

暴力描写はほぼありませんが、
その点で暴力を、
キチンと描いているとも言えます。

カッコつけないで描けば、
抉るように描けば、
追い込んで追い込んで、
とことんまで人を描けば、
不快はカタルシスになります。

悲劇を楽しむには、
文字表現が最適です。

絵や映像があると、
楽しめない可能性もあります。

『共食い』は、
映画化もされているのかな?
アマゾンのオススメに、
さっき表示されました。

そちらは観るかわかりませんが、
この作品は、
ストーリーを忘れたとしても、
読んだ経験により、
何かがのこると思います。

何かをのこせる人を、
文豪と呼ぶのだと思います。

好き嫌いはあるでしょうが、
そしてぼくは、
決してこの作品も、
作風も好きではないですが、
この著者様は文豪だと思いました。

剥がれやすい、
文豪の皮を被った、
仕事で文を書く人ではなく、
ちゃんとした文豪だと思います。

あとがきの、
瀬戸内寂聴さんとの対談が、
とても穏やかで、
敬意と温和と知性に満ちていて、
相手を認める会話をされていて、
とても素敵なお二人だなと、
人間的にファンになれました。

いいおまけですね。これ。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470
No.366
(1pt)

安易な設定、展開、薄い表現

中上健次を思わせる展開であるが、全く違う。
設定や展開が安易、表現がぎこちなく迫って来ない。
リタイア寸前の某女流賞選考委員の「都会で浮遊する若者に較べて、地方の若者は質量が大きい。・・」には寒々として苦笑してしまった。この程度にしか読んでいないのか。
共喰い (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 共喰い (集英社文庫)より
4087450236
No.365
(1pt)

安易な設定、展開、薄い表現

中上健次を思わせる展開であるが、全く違う。
設定や展開が安易、表現がぎこちなく迫って来ない。
リタイア寸前の某女流賞選考委員の「都会で浮遊する若者に較べて、地方の若者は質量が大きい。・・」には寒々として苦笑してしまった。この程度にしか読んでいないのか。
共喰い Amazon書評・レビュー: 共喰いより
4087714470