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共喰い
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共喰いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 1~20 1/3ページ
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中上健次を思わせる展開であるが、全く違う。 設定や展開が安易、表現がぎこちなく迫って来ない。 リタイア寸前の某女流賞選考委員の「都会で浮遊する若者に較べて、地方の若者は質量が大きい。・・」には寒々として苦笑してしまった。この程度にしか読んでいないのか。 | ||||
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芥川賞受賞作会見の印象が残っており、期待して読みました。始めから最後まで「性と暴力」について書かれており、ときおり不快な気分になりました。しかし、最後のシーンだけ共感でき、やはしこうした物語はこういう終わり方が一番良いのかと感じました。 | ||||
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今でいうところのdomestic violenceをテーマにした物語でしょうか。 まあ,酔っ払って手を挙げる人はいるでしょうが,セックスをやっている最中に手を挙げるのはサディストでしょう。どれくらいいるのでしょう。そういう人が。いや,そういうふうにこの作品を読んではいけないのかもしれませんね。読者に読んでほしいことは,共感でもないし,反発でもないし,世の中にはいろんな人がいるんだなあということか。ますます分かりません。分からないことが文芸なのか。いや,簡単に分かっちゃまずいのでしょう。芥川賞だから。やすやすと分かってしまっては,芥川賞の権威が落ちてしまいます。純文学とやらをもっと勉強しなさいと・・・。もうたくさんです。 田中慎弥さんは一見eccentricな人ですが,そういうことはどうでもよくわたしたちには作品が全てです。 | ||||
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もっちじっくり読めば味が出てきたのかもしれないが、表面的に読みすぎたかも | ||||
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前半部分はとても良いです。暴力癖のある父を軽蔑しながら、日に日に自分にもその争えぬ血が流れていることを自覚していく主人公。閉鎖された街の独特の空気感と、切迫感と生々しさのある情景描写は、大江作品を彷彿とさせるものもあり、 非常に読み応えがありました。 ただ、物語の中部からの展開に物足りなさを感じずには要られませんでした。前半部分に見られた丁寧かつ迫ってくるような描写は鳴りを潜め、雑にストーリーだけが展開してしまっている印象を受けました。 どうかあの切迫感を保ったまま、登場人物個々の心理描写をもっと丁寧に仕上げて行ってくれたならと思わずには要られません。 僕としては少し惜しい作品でした。 | ||||
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受賞時の記者会見等、人間的に曲がったおもしろい著者を期待して読んでみたが・・・ まあ・・・がっかり・・・ 読んでる途中で・・・「ああこれレイプされんじゃね?」って思ったら、やっぱり・・・ 何ですかね? 日本の文学賞って、レイプとか近親相姦・ゲイ・レズ・自殺・自傷・殺人なんかを ちりばめないといかんの? こんなんばっかりやん・・・ もっと重くて、深いモノガ読みたいなあ・・・ | ||||
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気持ち悪いの一言。読むに値しないし時間を返してもらいたい。 芥川賞とはダメで賞なのかと毎回思う。 | ||||
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とても読みづらい。文章がつぎはぎみたい。みなさん読めますか。 | ||||
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感性や国語力がないのかこの作品がなぜ受賞できるのか全く理解できませんでした。 | ||||
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最低な作品です。ただの強姦変態エロ作品。これは見る者を不愉快にする最低な作品。重いテーマを重く書くのは誰でも出来る。 | ||||
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性や暴力描写については、 あくまで文学ですから、あまり気にはなりませんでしたが、 それよりも、著者の描く昭和の地方都市、 人を縛り付け、重石をずーんと乗っけられているような、息苦しさを感じました。 非常にしんどい。 閉塞的な世界の、濃密な家族関係は、 少なくとも現代に生きる私からは、非常にファンタジーであり、 現実感を持つことは出来ませんでしたが、 主人公の少年が、考えだけが先走るものの、 何も出来ない無力な所は、ちょっぴり共感出来るし、 著者のいい意味での自己愛を感じました。 文章表現については、クドいくらいに技巧派。 多くのフレーズが、強く濃い余韻を持っていて、 味わいながら読めますが、非常に疲れもしました。なので星は2。 別作品、特に現代を描いたら、どんなんになるのか、気になります。 | ||||
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暴力と性衝動は普遍のテーマでしょうが、今時こんなのを書く人間が珍しいだけで、なんの斬新さもなし。だから、芥川賞の受賞式でくだらないパフォーマンスをさせられたんでしょうね。その辺のアニメオタクもこの程度の見識は持ってると思うので、アニメオタクさんもちょっと文章を習ってこんな感じで小説を書いてみては。レベルの低い出版社と選考委員が明治の文豪の臭いがするとかいって評価してくれるかもしれませんよ(笑)これじゃ、今後はないでしょうね。最近の芥川賞の受賞者で5年もった人っていましたっけ?? | ||||
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商業主義的な受賞作品で日本古来の古くさいテーマであるため。評価は不能 | ||||
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芥川賞って受賞作言うのと、受賞時作者の憎まれ口を思い出して読んでみました。これで受賞しちゃうんですか?期待が大きく内容把握してなかっただけにガッカリ度がでかい。私の中で、作者のビックマウスは本当ビックマウスで終わってしまった。 村上春樹氏の著書もそうなんだけど、なんだか性的描写が多いし、気分の悪い描写が多くて途中で読む気失せます。この著書は、読みにくい話し言葉なのも手伝って、すぐに読む気うせました。 | ||||
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一昔前の純文学 風のテーマと文章。 文学について勉強したことを丁寧に書いたような、頭の中だけで作られたような感じをうける。 純文学的なテーマがまだ生きていた時代の本元の作家たちの血肉からでる文章とは程遠い、ように思う。 しかし、これをあの名だたる作家たちが評価するのだから、びっくりです。 まあ、おそらく私に見る目がないのだろうと思います。 | ||||
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久々の愚作、特に後半は読むに堪えません。 文庫本を購入しましたが、それでもお金がもったいない。 なんらインパクトも、こころへの共鳴もない。 各場面での描写も点と点でしかイメージできず、 そこに至った背景や止まれぬ心情をも心肝をつうじて伝わって来ない。 なぜ、芥川賞が取れたのか、真に疑問。 作家本人のテレビでのインタビュー模様に釣られて買ってしまった・・ が、まさしく釣られた、である。 | ||||
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作者が「もらっといてやる」という名言を吐いた、芥川賞受賞の小説ですが、取り上げているテーマが理解できません。 セックスの時に女性を暴力をふるう父親を見ながら育った主人公が、自分もセックスの時に相手の女性に対して暴力をふるったことにショックを受ける。最後は、父親が自分の彼女に手を出した事をきっかけに、自分を生んで父親から捨てられた、片手のない母親が父親を殺害するというストーリーになっている。 そのようなストーリーが鰻釣りやお祭り等のどうでもよいシーンの長い描写を挟んで、ゆっくりゆっくりと進んでいく。 一読者の感想としては、そんな話は自分の日記帳か何かに書けばよいもので、小説にして他人に読ませなくてもいいんじゃないかと思う。父親の性器が勃起しているのが見えたなどの話を読みたい人はいないと思うのですが・・・・・ | ||||
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このレビューを書く前珍しく?他のレビューをかなり真剣に読んでしまった。本の感想などというものは人に左右されるものではないことはわかっているのだが、芥川賞をとった作品ということもあったのだろうか、芥川賞だから文句なくいいものに違いないという先入観があったからなのか、要するに私の感想は、これがどうして芥川賞に値したのかよくわからなかったからだ。 だから、他人の読後感がよけいに気になった。 芥川賞=純文学作品、直木賞=大衆文学作品という分けはあるのだろうが、悲しいかな純文学とはこんなもの…と言えるほど正直純文学といわれる作品を読んで来ていないのでなおさら、わからなかったといったほうがよいのかもしれない。 ここに収められている小説はどちらも、思春期真っただ中の青年の日常をフィルターに、親しき者の死、共食いではそれが父親殺しにまで発展するのだが、まさに青年の早熟な青臭さを、過激な性描写や実の父親の性癖、父をとりまく女たちとともに表現している。 内容は正直えぐいし表現も露骨だが、ひとつの何気ない風景の描写などには、技巧が凝らされているわけでもないのに、それでいて、田舎町の 索漠とした雰囲気や、そこに行きかう人々の息遣いなどが感じられて、もしかしたらそういうところが、芥川賞の評価にもつながるのかなと思わせられた部分もあった。 好みからいえば、祖父の死を契機に母が自立していく姿に心揺れ動く青年の姿を描いた2編目の第三紀層の魚のほうがよかった。 第3部には作者と瀬戸内寂聴との対談が載っているが、実はこれが一番面白かった。 最後から読んで作家の人となりや考え方をわかって読むとまた別の感想が得られたかもしれない。 | ||||
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特に目立った物語でもなく、特異な描写でもなく。 ちょっとがっかりです。 | ||||
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芥川賞受賞作品でクセのある個性を隠さない作者、内容も作者同じくクセがると、どっかのなにかのぼんやりとした評判を鵜呑みにして過度に期待しました。たぶんそれなりに酷な内容だとは思うのですが、タイミング悪く映画の「血と骨」を観たあとだったので、それと比べて薄いなと思ってしまいました。 あとがきで寂聴さんと談話でも言及されていますが、なんか読みにくかったです。 小説や本は好きで読みますが、文学について全くわかりません。芥川賞の審査員は文学的ななにかを評価したのでしょうが、文学に無知な自分は評価できなかったです。 | ||||
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