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羊と鋼の森
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羊と鋼の森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全563件 421~440 22/29ページ
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私にはかなり合いました。刺激を求めている人にとっては物足りないと思われるでしょう。あとこの本を初見で読む場合、読み始めたらそのまま読み切ったほうがいいとも感じました。 私の場合、落ち着いた感じのピアノ曲を流しながら読んでいたのでより楽しめました。読み終わったあと大きな充足感はありませんが、かわりに心が洗われるような感覚と心地よい寂しさを感じることができました。なのでなかなか不思議な本です。人におすすめしたいとは思いませんが自分のなかではお気に入りの一冊です(笑) | ||||
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この半年、本と向き合う気持ちになれず、このままでは文字離れが進んでしまいそう……。 2016年本屋大賞第1位の作品ならば、読書熱を再燃させてくれる切っ掛けになるのでは?と期待していたのですが……残念ながら不発でした。 | ||||
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ピアノの調律師さんの話はなかなか無いので、買って良かったですね 読んでいるうちにピアノの世界に引き込まれました | ||||
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散りばめられた文章の言葉のひとつひとつが絡まり和音となっています。 宮下さんの練り上げられた想いが、 スコーレから一繋がりに底流にあるものが、 この物語にもに繰り返す音楽のモチーフのように納められています。 シリアルキラーも怪奇現象も猫も美味しい料理も出てきません。(笑) キャッチーでセールスポップに有効なそれらのネタはないのです。 それなのに一人の男子が人生の鍵に出合い成長して行くだけの物語が 読者は実に惹き付けられて、胸を打たれます。 好きであればあるほどに悩み、こだわり、常に問わずにはいられないもの。 向き合うほどに己の技術のいたらなさを思い知るピアノの調律という仕事。 この物語の調律師という仕事は特殊でも、 多くの読者は自分の仕事や家族としての役割という共通の要素を通じて 宮下さんに自分の背中が押されてることを感じるでしょう。 板鳥さんや柳さんのかけてくれる声 「お前はそのままで がんばってゆけばいいんだ。」と。。。 良くできた創作物、映画や舞台、バレエ、絵画といったものが持っている ある種のマンネリ的でもある定型とでもいうような普遍性さえ持っています。 なんというか完結された美しさとか予定調和のようなものを体現してるんですね。スゴいなあ。流石大賞本。 メディアで評判だけど読むとちょっと違う感じのする売り出しの本や、 表題と作者は知ってるけど読むとこれの何処が名作なの?と首をひねる本。 それらとはほんの僅かだけど、とても重要な一歩が違う本でした。 本の一文一文がまさに自分のためにリアルタイムで語りかけてきている。 そんな読書体験に耽溺させていただきました。ごちそうさまでした。m(_ _)m | ||||
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インパクトに欠ける。分かり易い内容と素直な主人公で最後まで簡単に読めるが、読んだ後で思いだす言葉や場面が余り浮かんでこなかった。 | ||||
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あまりにも軽い。村上春樹をさらに10倍軽くしたような、余計な軽さが本編を台無しにしていると思います。ストレートに書いてしまってすみません。あんな軽薄な表現は必要でしょうか?初めの数ページで嫌になりました。クラシック音楽を趣味にしていますので、調律師の仕事には興味ありましたが、とても読み進めようという気になりませんでした。 | ||||
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素人の意見ですが、読み終わったとき ちょっともの足りないなーと思いました。でも心の琴線に所々ふれて、個人的な観点ですが少なくとも悪いとは思いませんでした。読んで損をするような作品ではないように感じます。 | ||||
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私的にこの本は、一言でいうと「人生」でしょう。人が生きる意味…正解の無い答えの無い…でも、私も前にすすんで行こう!そんな気持ちになれました。是非読んでもらいたい本ですね! | ||||
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非情に読みやすい本でした。主人公に共感できる部分が多々あり良かった。盛り上がりがもう少しあったらなおよし。 | ||||
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本屋大賞は毎回どんな人にも受け入れられそうな読みやすい本を選んでくれるし、最も信頼できる賞だと思っています。 しかし今回は「?」でした。 この世界観は決して悪くはないけど、あまりに静謐で、好き嫌いが分かれそう。 本屋大賞にはそぐわない作品という印象です。 静謐で、まっすぐで、心がふわっと優しくなるような世界・・・だけどそれはとても表面的なもの。 夢や目標に向かうにあたって、血のにじむような努力や苦しいほどの絶望感はあったはずなのに、 それらをオブラートにくるむようにしてなるべく感じさせないところに違和感を感じる。 きれいにまとめすぎようとしてるのが読んでてわかる。 それに気づいちゃうと、一気に白けてきちゃいます。 本屋大賞だけに期待が大きすぎた。背負った看板が大きすぎたってことなのかなぁ。 | ||||
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読みやすい文章でした。主人公や周りの人たちが自分の大事にするものを大切に持ち続けている姿に感動しました。 | ||||
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これは物語なのか? 読んでいて涙が滲んでしまう場面も多々あったし、良い言葉だなと素直に感じた部分もたくさんあった。 主人公を表現するために感情の起伏を極力抑えた表現をしているんだろうけど、少年を通して物語の世界を感じることがなかなかできない。 Kindle版だからだろうか、わずかな空白の行を経て、場面が切り替わる。唐突に。 散文のようだった。物語というよりは。 | ||||
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とても面白くて一気に読んでしまいました。私のを、職場のみんなで読んでいます。 | ||||
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「これが本屋大賞!?」と言うのが正直な感想です。 設定が北海道なのにみなさん標準語。 設定を横浜あたりにしたらよかったんじゃない? そこで感情移入が出来ず、マンションにグランドピアノ、、いくら 防音をしても無理です。 双子のお嬢さん。ピアニストを目指すなら18歳までにすでに片鱗がありますが。。 音大を目指す感じもなく、コンクールも出たことないみたいで。。ようわからん。 爪が甘すぎで共感するところが少ない。 ストーリー展開も今まで出ているネタばかりだし、読めるというかつまらない。 最後まで読んで、何も心を打ちません。 双子の女の子のしゃべり方や、同僚の方の彼女のしゃべり方がうざい。 主人公も決して好きになれなかった。 しつこいですが、北海道の札幌以外の町でそんなに調律って依頼があるんですか? 都会ならわかるが。。設定がずれてるわ。 | ||||
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携帯電話のコマーシャルに、「誰もが英雄」という歌があったと思う。 それと同様に、読後には、誰もが専門家と思える。 主人公をはじめとして、何人かのピアノの調律師の姿が描かれてる。 いずれの人物も、個性的で、それぞれに専門性を発揮している。 どのような仕事の世界であっても、誰もが専門家なのであろう。 あるいは、専門家になるべきであろう。 異なる仕事の世界をみることは、楽しい。 知らない世界の人々の仕事の専門性に、驚くことがあるからである。 同時に、自身の専門性を高めなければならないとも思う。 自身のアイデンティティを形成するために、である。 筆者は、ピアノを身近にしているのであろう。 しかし、次作は身近ではない題材を扱ってほしい。 | ||||
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本の世界が美しすぎて引き込まれて、最後には森に癒されている感じ。今度、家に来られる調律師さんに、なんで調律師になられたか聞いてみよう。 | ||||
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作品よりも低評価レビューの方がインパクトがありました。まず、調律に詳しい方からの酷評が多かったのが驚きでした。ピアノに縁のある人以外からは注目を集めない調律師ですが、この本を読んで調律の仕事が素晴らしいと思う人が増えることは十分に予想できます。どんな世界もファンの数がピラミッドの底辺を形成し、底辺が広いほど頂上が高くなるということに変わりはありません。専門家の了見の狭さにがっかりです。これで世界的な調律師が日本から生まれるでしょうか。もう一つは、内容の浅さに関する酷評です。本作の素晴らしさを例えて言うと、これまで誰も食材として使えると思っていなかった材料を料理に仕立てたところにあります。内容の深さを要求するのであれば、すでに古典と言える小説は読み切れないぐらいあります。そちらで欲求を解消すべきであって、とんだお門違いだと思います。 | ||||
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本屋大賞で知り、本日一日で読み終えてしまいました。 始めこそスローで読みましたが、それは数ページの話で…後は、時間も忘れて一気に読み終えてしまいました。 | ||||
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他の方も書いていますが、「全くがっかり」でした。 ピアノの専門的用語や一部の音楽関係者にしか分からない部分が多すぎて、本全体の 「サビの部分」が消されてしまって、まったく盛り上がりに欠ける作品と思いました。 大げさな推薦文を書いた人の感性を疑います。 この程度で本屋大賞ならば、著者の他の作品を読んでみようかなという気が起きません。 | ||||
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ひとりの田舎の高校生が優秀な調律師と出会い、一人前の調律師として成長していく物語である。 いわゆる重厚な小説ではなく、まるで軽妙なクラシック音楽を文章にしたような美しさがあった。作中に登場するショパンの『エチュード』は私も大好きな作品であり、ポリーニの演奏するエチュードを聴きながら読み進めていた。 本作は調律師という一部の人にしか接点がない職種を通じた仕事論でもある。 主人公の外村は母校の体育館でのピアノを調律した板鳥の仕事ぶりに惚れて調律師という職を選んだ。しかし、多くの社会人は一度は必ず壁にぶつかる時が来る。「自分には才能がないのではないか?」「この仕事は向いてないのではないか?」と悩み、悩みながらも周りの人たちに支えられながら前へ進む。 外村は出来がいいわけでもない、不器用な新人調律師だ。そんな彼が試行錯誤を重ねながら、ただひたすら、こつこつと努力をする大切さをこの作品を通じて教えてくれる。今はまだ新人だが10年後に実を結べるような勉強をする外村のまっすぐさは読んでいて背筋がピンとなる。 また、先輩調律師の板鳥の人柄が素晴らしい。あらゆる道において、一流と呼ばれる人間の謙虚さはかくあるべきと思わせる。 自分が仕事で悩んだ時、何度も再読したいと思う。 | ||||
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