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BUTTER
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BUTTERの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全228件 1~20 1/12ページ
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とてもお腹がすく文章だった 読み終わったあと、お腹が満たされたような感覚になった 。あったかくなる。 | ||||
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文句なく面白い 料理へのこだわりが凄い | ||||
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読み始めた時と読み終えた時の感情がこんなにギャップがあるものに落ち着いた読書体験は初めて。なんだ、この清涼感。私は胸打たれて泣いたはずなのに笑 見事にぶっ壊されたはずなのに、そう簡単に壊れられないのも人間なのかも。私自身が人間関係を諦めがちな性分なので、登場人物たちの清濁を併せ持った関係性が少し羨ましくなった。 | ||||
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すんなりと主人公に入り込むことができた作品でした。非常に面白く、自分のこれからの生活、仕事との向き合いかたを考えさせられました。 また、作中に多く出てくる食べ物の描写が美しく、どんどんと食欲が湧いてくるような作品でした。 話題になるのも納得です。 | ||||
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主人公の友人の行動が謎過ぎて、( ゚д゚)ってなった。 | ||||
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友人から、食べることが好きなら是非読んでほしいと推薦され読み始めました。 所謂シズル感のような描写は、文字を追いかけるだけでよだれが溢れ出てきます。 そのよだれはカジマナと主人公、主要キャラクターたちが対峙するたびに固唾となり飲み込むことになります。 ラストの料理と同じように、大変食べ応えのある物語です。食べることが好きな方は是非。 | ||||
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長かったので読み終わるまで時間はかかったが 容疑者カジマナに翻弄されながらも カジマナが本当に欲しかったもの、 そして主人公が社会や生活の中で見えたなかった本当の好みや奥深さに気付けたり読み終わった後はスッキリとした。 | ||||
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まず、料理の描写が良い。特に前半は、いますぐ冷蔵庫にいってバターを齧りたいような気持ちにまでさせてくれる。そこから思いもよらぬ形に展開していく物語に感情が揺さぶられつづける。おもしろかった。他の本も読んでみよう | ||||
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大傑作です。ただ、人を選ぶかもしれません 自分に対して違和感や何か行き詰まりを覚えた事が無いと、難しい人間が難しく生きているのを読まされていると感じるかもしれません。 メス牛の血液から作られる牛乳によって出来るバター。マーガリンのような代品では満たされぬ心。選ばれる、選ぶ事の難しさ。心理だけではなく料理や味の描写も見事で、設定ウケの一発屋ではない力量を感じます。物語の展開も素晴らしく結末が気になりどんどん読み進めたくなります。 登場人物も魅力的ですが主要キャラクターにクセがあります。中でも主人公の親友がぶっちぎりでアレです。この親友は、自分がそうしたいと思ったらそうする。危険性や誰かの気持ちや立場を考えるより先に計画を立て暴走します。それでも主人公は親友を理解し友情を続けます。理由はゴチャゴチャ書かれていたと思います。これはあくまでも私の意見なのですが友情が決裂しないのは親友のビジュアルが良いからだと思います。そしてまた、本の内容に戻りますが、そもそも世間が容疑者に対して注目したのは事件性とそのビジュアルのギャップからです。 昨今は様々な価値観が尊重されていますがビジュアル信仰はますます強くなる一方です。こうでないと選ばれない。こうでないと幸せではない。こうでないといけない。この本はきっとあなたが感じている違和感を言語化してくれていると思います。上記にあるような経験がある人はぜひ読んで欲しい一冊です。 | ||||
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記事書きたいのかな?男性記者。。 物語では女性記者と怜子共に父親と関係がこじれており そのことでの共感や秘密の共有で親友関係のようで類友… 怜子さんの行動には全く共感もてず…結婚しているのに親友知人男性宅に居候?からのアバンチュール?現実離れしすぎ。 体型のことがしつこく書かれているが、身長166cm 59kgで10kg太った…って標準でしょう2015年でそんな価値観だっけ? 梶井真奈美に関してはお金狙い、だということが薄れていると思う。寂しい、独身、手料理に飢えた人を狙ったのは分かるが。 | ||||
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最初は、梶井という女性を木嶋と重ねながら想像するのが楽しかったし内容も面白かった。しかし、33%読んだあたりから飽きてきてしまった。あまりにも展開が遅く、刺激が少なく、、、ここからただの想像でしかないと思ったらつまらなくなった。小説でなくドキュメンタリーがあったら読んでみたい。 | ||||
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東京拘置所に拘束されている女囚と面会を続ける女性編集者の物語。女囚がバターを使った料理や菓子に拘りがあり、女囚の心をほぐす目的から編集者もバターを使った料理に展開する | ||||
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全体的にとっ散らかった印象の話でした。 カジマナが結局なんで男たちを殺したのか、途中まではそこをとことん追っていくように見えたのに途中からいきなり女友達の失踪とそのよく分からん探偵ごっこが始まったりで話が分裂して、結局事件の真相は主人公による推察止まり。記者としてそこは最後まで追いかけなよ、と思うが主人公はあっさり放り出し友達って素晴らしい、人生って素敵みたいな人に変わってしまった。 (女性に対する体型揶揄とかが結構繰り返し語られてて、多分女性蔑視的な社会への批判みたいなものも作者は書きたかったのだと思うが、こういう行動を主人公にさせることで、いかにも女、だから女はなかなか一流になれない、認められないというのを逆に強調してるような気すらする。仕事へのコミットとか事件の真相追及より七面鳥の焼き方の方が大事になるのが女性らしいし、別にそれで構わないと思うが、フェミニズムを謳いたいのであれば逆の効果しか生んでいない) また、主人公はじめ父親と娘の関係がいろんなキャラで全編にわたりリピートされているがどれもエピソードの印象が薄く、えっと、この人はお父さんとどんな感じだったんだっけ、とページをめくり返すこともしばしば。 何が言いたかったんだろう、、という虚無っぽい置き去り感が読後にありました。もう少し書きたいことを削り落としボリュームを抑えたら読者に届くものになったのでは。 プロットのよく練られた推理小説を読みたい人にはお勧めしません。あと料理の描写に興味が持てない人も。 | ||||
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日々感じている違和感をうまく言語化してもらったようなところがあって、あっという間に読んでしまった。 男性陣だけでなく、主人公や玲子に違和感を感じる場面もあるがそれは本来人間自体がそういうものだよね、と思わされた。 | ||||
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連続殺人事件の解を求めたミステリーではありません。 幾重にも仕掛けられた芳香を放つトビキリのバターが、周囲の熱量によって溶けたり冷めて固まったり。 作家柚木麻子渾身の熱が伝わる、喪失と再生の物語です。こんな物語を味わって読めることに感謝。 評価は不要、本好きには必須の小説です。 | ||||
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最初の三分の一は単調でした。ある時点から動きだしたので最後まで読めました。バターの描写はやや平凡、作者の若さが出てしまったように感じました。 実際の事件を元にしていて興味をひかれますが、登場人物たちの掘り下げ方にあまり共感できません。しかし作者と同世代の方たちなら、ずっと年上の私より共感できるのではないかと思います。 | ||||
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出世の為に、周りな目線を気にして生きてきた女性週刊誌記者が、愛人稼業の殺人事件の被告との面談を通じて、生き方を変えて、最後は強かになっていく話でしょうか。グルメ、レシピ、ダイエットの放棄など、自堕落な生活に安住を求めるという考え方に共感するか否か、でしょうか。 | ||||
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殺人の容疑者に取材を重ねる雑誌記者が、容疑者から影響を受け、また記者の知人も巻き込まれる話の展開がおもしろかったです。 ただ、容疑者が結局有罪か無罪か知りたかったです。 また、色々な料理についての記述は容疑者に対する取材内容の一部として必要なことは分かりますが、長過ぎると感じました。一部省略すれば読みやすくなると思います。 | ||||
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話が長すぎてオチがない。というか、オチに辿り着くまでに飽きる。食の描写が浅く、出てくるブランドは誰でも知っているものばかり。人生で最後まで読めなかった本は、蜜蜂と遠雷に続き、これが2作目。 | ||||
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文章が読みやすく結構ページ数多いけど ダレることなく読み終えました。 内容も面白く料理の描写等もすごくて 惹き込まれました。 作品の雰囲気は、明るくもなく暗くもなく 他にない感じ。 終わり方は梶井真奈子らしい終わり方に感じました。 梶井真奈子に会いたくなったらまたこの小説を 手に取ります。 | ||||
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