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BUTTER
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BUTTERの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全41件 1~20 1/3ページ
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主人公の友人の行動が謎過ぎて、( ゚д゚)ってなった。 | ||||
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記事書きたいのかな?男性記者。。 物語では女性記者と怜子共に父親と関係がこじれており そのことでの共感や秘密の共有で親友関係のようで類友… 怜子さんの行動には全く共感もてず…結婚しているのに親友知人男性宅に居候?からのアバンチュール?現実離れしすぎ。 体型のことがしつこく書かれているが、身長166cm 59kgで10kg太った…って標準でしょう2015年でそんな価値観だっけ? 梶井真奈美に関してはお金狙い、だということが薄れていると思う。寂しい、独身、手料理に飢えた人を狙ったのは分かるが。 | ||||
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最初の三分の一は単調でした。ある時点から動きだしたので最後まで読めました。バターの描写はやや平凡、作者の若さが出てしまったように感じました。 実際の事件を元にしていて興味をひかれますが、登場人物たちの掘り下げ方にあまり共感できません。しかし作者と同世代の方たちなら、ずっと年上の私より共感できるのではないかと思います。 | ||||
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実話がベースになってるらしいので、容疑者に傾倒していく主人公の流れ等、ぼちぼち面白いのですが、自分には少し回りくどかったかな。感情移入できる登場人物が自分的に居なかったのが影響してると思う。 | ||||
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英国をはじめとした海外でフェミニズム的な文脈で評価されていることから興味を持ちました。 ダガー賞の最終候補に残ったということで、なんとなく推理やサスペンス要素の強い作品かと思っていましたがそんな感じではなく、淡々と食事や心理描写が進む作品で、個人的にはちょっと読み進めるのがつらかったです。 中盤辺りに動きがあってから、ようやくスムーズに進められました。 日本社会の女性が晒されている状況には共感できる女性読者は多いのではないでしょうか。それだけではなく、男性の苦しみも描かれています。 しかし日本ではあまりそういう売られ方をしていない(作者のインタビューから)ところまで含めて、日本社会が抱える問題を反映した作品だと思います。 | ||||
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最初の方はお料理が出てくるたびに、 想像しながら読んでいましたが、 最後の方はやや流し気味に。 後半、予定調和な感じになり、 モヤモヤ感が残りました。 | ||||
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最初は羊たちの沈黙のようなスタートだが、ストーリーは日本らしいゆっくりとしたペースで社会と人間を描いていく。実在の犯罪を下敷きにはしているが全くの別物。ましてや社会派「犯罪」小説ではない点には注意いただきたい。 丁寧な、丁寧な心理描写が必須であることは分かるけど、やっぱり私にはこういう小説は合わない。生き方とかどうでも良いと思ってしまった。良い小説なんだけど合わなかった。残念。 しかしこのごくごく日本的な小説が海外で賞を取って人気というのは凄いこと。海外から見ても共感するものなのか?それとも日本ってこうなのかーと思われるものなのか? | ||||
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ベストセラーであの事件テーマにした本だったので読んでみましたが、正直期待外れでした。核心までの説明が長く、途中で読むのがしんどくなりました。女性の生き方について書かれたストーリーは好きですが、あまり共感も出来ず。文体が好みじゃなかったのかもしれません。 | ||||
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とにかく料理の描写が多い。活字と料理の相性は悪いと思うのだが……さすがに文字だけでは限界がある。それが退屈に感じる。それと女性ならでは生きずらさみたいな独白が半分以上占めている印象。女だから、それがどうした?って思う。女性作家だからか、漫画のような男性像も鼻につく。 現実にブスで太っているけどなぜかモテる、梶井みたいな女っているよね、とは感じるが想像力で書いているからこそ想像力を超えない。だから何?というか。どんな罪を犯したのかぼんやりとしてよく分からなかった。この小説のハイライトは『あの日から半分死でいる里佳と、全力で生きている玲子。眩しく生きているのは、梶井ではなく玲子なのだ』のところだろう。このくだりには思わずは目頭が熱くなった。この小説は煎じ詰めていえば『太っているからこそ、できることってあるよね』だけの話でしかないのではないだろうか。 これは小説家全員に言いたいのだが、悪戯に犯罪を絡めて小説の書くのやめない?ナンセンスだ。作者は夢が叶ったのだから、世界はもっとポジティブなはずでしょ。 | ||||
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連続殺人犯の真実に迫るのかと思ったら全く違った。被疑者がどんな心理で行動したのかを共感的に迫る雑誌女性記者の物語だった。食へのこだわりが屈折して描かれ、ストーリーやテーマが微妙に読者の読み始めの動機から逸れていった。 若い女性の心身の成熟を社会的意味も含めて描いたのだろうと思う。 ただ、食を描いているのに、ラーメンの記述がいい加減で、ラーメン好きとしてカチンときた。 バリカタなんていう風に麺のゆで加減を指定するのは、九州ラーメン、特に多いのは博多の豚骨白湯ラーメンだけである。一般的な塩ラーメンでバリカタなんてありえない。また、バターましましなんていうコールは、ラーメン文化にはない。「ましまし」は、ラーメン二郎系の独特のオーダーでしか使わない。 神は細部に宿る。残念だった。 | ||||
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■イマイチだった点 主人公や親友、親友が突然押し掛ける一人暮らしの男性、料理教室の講師と生徒たち、被害者の遺族(不動産勤務の女性)など なぜそこでそういう行動を取るのか? そんな周りくどいセリフを日常的に使う一般人がいるだろうか? と節々で違和感を感じました。 主婦が突然家出してインターネットで知り合った男性宅にのこのこと押しかけて無事で済むとか、、どこの世界線?? ■良かった点 ・実話を元にしたテーマ設定 ・バター醤油ご飯など、美味しそうな料理の描写(実際に炊き立てのご飯にバターと醤油を垂らして食べたら美味しくて感動したくらいです) | ||||
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たまに相性の悪い本というのがあるが、それがこれ。ちょっとポエム気味というか、文体ではなく内容が、主人公の人となりや社会的な関係を推測するのに役立つ情報を書くよりも、食べ物のことや主人公の感情を描くことにやや偏っている。なんというか、これはたぶんこういう本なのだが、話が進むのが遅いというか、進むまでの地の文にどうでもいい描写が多いように思える(本としてはどうでもよくないのだと思う、本当に相性の問題)。 桐野夏生や松本清張が好きなので、こういった丁寧な生活っぽい描写をやられると読んでいられない。バターライスの風味とかを丁寧に書かれるとどうでもよくなる(小説としてはどうでもよくないのだと重々思う)。たとえそれが文学的に、小説を構成するのに必要な要素や仕掛けだったとしても退屈してしまう。 | ||||
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文庫本は丁寧に扱って欲しい。わざわざ新品にしたのに。 | ||||
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結局、ゴシップ記者がどうなるのかという話でした。 いろんな料理の解説もあって、いかにも記者っぽく書いてありますが、私にとってはクドいし、どーでもいいので、ほぼ飛ばして読みました。 これがなければ、もっと簡潔に終わってます。 結局、なんなのかよくわかりません。 バターは美味しそうでしたが、ゴシップ追いかける記者って、やっぱり感覚がおかしいと思いました。 読んでよかったとは思いません。 | ||||
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主人公と容疑者のやりとりが新しいタッチで描かれており前半は引き込まれました。バターを猛烈に食べたくなる描写も見事! ただ後半、親友の意味不明な行動から物語が破綻気味になり徐々に本を読むスピードが落ちてしまった。容疑者の殺人動機も分らぬまま終わり。。。消化不良な感じです。 | ||||
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実話の殺人事件を参考に描かれた小説。 これを読んでバターを買いに走らない人がいるだろうか?と思ってしまうほど 食べ物の表現だけはとっても上手。 まぁまぁ面白かったけど、2度3度と読み返したくなるような本ではなかった。 | ||||
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女性のための小説だと思います。それもかなり限定的な。 私自身、今の時代にそぐわない亭主関白を地でゆく父親のせいで、子供の頃から辛い思いをしながら家庭を明るくするために、明るく振る舞っていました。里佳の語りの部分はとりとめのない、正解のない、思考するだけでどっと疲れるようなものですが、自分自身がその最中にいるので、読んでいて疲れは感じませんでした。ネットで検索しても自分のような体験をした女性を見つけられず、こういうのは自分の家だけのものだと思ったのですが、この本を読んで、仲間を見つけたような気持ちになりました。里佳や伶子、北村に特に感情移入しました。まるで自分が別人格を持って3人に分かれたようでした。 ですが、読んでいる最中に「この風呂敷をどう畳むのか?」という不安感がありました。終盤に差し掛かったときに、正解のない思考がどんどん潰されていくことには、少しがっかりしました。全てが自分の考え方である程度はうまくいくって、何も知らない友人に諭されたかのような気持ちになりました。 怪作ではあるのですが、さまざまな問題を詰め込みすぎた感じは、否めないですね。 | ||||
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好きな作家なので読みましたが、ストーリーはあまり良く無かったです。 女性の心理状態を描写する内容は分かりやすいが、話の流れが無理矢理感があり、主人公の置かれている立場が特殊過ぎて、共感出来ませんでした。 料理の描写が細かく読むのが大変で、タイトルのbutterじゃ無いけど、胃もたれ感が残りました。 | ||||
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某事件で有名になったあの方の話だと期待しすぎなければ面白いと思います。あくまで主人公は出版社で週刊誌の記者をしているキャリア志向の強い女性なので。でも女性ならこの小説に出てくる登場人物の抱える悩みや葛藤は経験している人も多いと思います。主人公の恋人や主人公の面倒を時々見てくれる男性の新聞記者なども出てきていまだにある男の役割女の役割というものにみんな黙ってはいるけども悩んでいます。そこからどう救われていくかは結局社会や会社が決めるのではなく自分次第なんだと言われた気がしました。 | ||||
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届いた本が破れていました。ページの上半分が破られたようなページがあり、カスタマーサポートに連絡しましたが届いて1ヶ月以内でないと返品交換はできないとのことでした。非常に残念です。 作品はとても面白かったです。ぞっとするところもあり、楽しいところもあり…仕事の好きな女性の生き方が問われる本でした。読んで良かったです。 | ||||
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