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BUTTER
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BUTTERの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全56件 1~20 1/3ページ
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激しい風雨の為か、紙袋は敗れ、本のカバーも一部濡れたもよう。おまけに(どうしたらこのようになるのか不明ですが)中の文庫本は本体とカバーが逆さまでした。ちなみに、宅配ボックスは建物内にあります。 | ||||
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面白くなかった。正直に言って、これが評判とはがっかりです。 人物が「面白くなく、ただ太ることだけが問題??読み通すのが苦痛だった。 | ||||
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人間描写が薄い。テンプレート的。全てが作者の操り人形。玲子の暴走でおおっと思ったけど、特に何もなし。毎回毎回何か食べるたびに作者の主義主張がうるさい。それもニーチェの名言集を読みながら書いてるのかな?というくらいの実感のなさ。最後、里佳はこの世は生きるに値すると結論するが、それは彼女が容姿に恵まれ、親も毒親でなく、大学も出て、仕事もできて親友もいて、カジマナとは真逆の恵まれた環境にいる人物だから。カジマナはおいてきぼり。最後の七面鳥もすごいマウントとってんなー怖いなーと思った。恵まれた人間がカジマナという不幸な生まれの女性を犯罪者だからと踏み台にして幸せ探ししてよかったね、……というある意味「女の怖さ」を知らしめる小説。 あと料理の話が長すぎて飽きる。半分くらいのページ数で良し。描写力はかなりすごいから、無理して女性問題をこれでもかと入れず(結局消化できていないのだから)おいしい美しいものを美しく描く小説書きでもよいのでは。 | ||||
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これまで何百冊と読書していますが、読んだ時間を返せ、と言いたくなったある意味稀有な作品です。なぜこんなに高評価なのかわからない。とにかくねちっこく、しつこい文章が苦痛。 1番酷かったのは、小説の醍醐味とも言える登場人物に誰1人として共感できなかったこと。 そもそも登場人物たちの解像度が低く、設定にも矛盾が多い。特に主人公は女子校出身の王子様キャラで女性からモテモテ設定なのに、全くサバサバしておらず悪い意味で「女」を感じるような女性。 親友のれいこも度々登場する割に、人物像に全くリアリティがなく、共感もできない。 主人公の心理描写もやたら多く、その割に全く共感できる点もなければ、悩みのリアリティもない。 最後残り100ページくらいまで読んだが、読み進めるのが苦痛すぎて途中で投げ出しました。 | ||||
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高評価だったので読むのを楽しみにしてましたが期待外れでした。 登場人物の心理描写や情景などの表現がいちいち鼻につき、いちいち咀嚼して呑み込む、という読み方をしないと進みませんでした。 バターのようにこってりとした文体の押しつけが残念。 | ||||
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途中まではすごく面白くてページを捲る手が止まらなかった。料理や食べ物のことがたくさん書いてあるのも良い。 後半からリアリティの欠ける描写や設定が増えてきて、ん?と思うことが多くなり面白くなくなった。途中から自分にとって都合の良いファンタジーに逃げるのはやめてほしい。 個人的意見だが、里佳と怜子は名前が逆の方が良かった。 | ||||
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バターご飯食べたいと思ったことだけ。 とにかく状況描写が多すぎ。すっごく疲れた、読むのに。読後感まったく無し。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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何を食べても同じ味だったら、しかもそれがあまり美味しくなかったら、あなたはどう思うか。 直木賞の候補に昔読んだ作家の名前を見かけて、久しぶりに開いてみたくなった。気分で適当に一冊選び、さてどんな味がするのかなと。 読むほどに、過去の同作家の読書の記憶を思い出した。 主人公の境遇は、連作短編『あまからカルテット』の主人公の一人のものと重なった。どちらも大学で英文学を教える父を持ち、両親の離婚で母親について行き、女子校を卒業して出版社で雑誌の仕事をしている。幸福とは言い難い家庭環境で育ち、離れた父親に対しては好悪入り交じった複雑な感情を抱えている。 主人公が連続不審死事件の被告人の女性を取材するため、彼女の指示する様々な美食を味わう序盤では、主人公の派遣社員が強引な女上司の命令で色々なランチを食べる『ランチのアッコちゃん』を想起した。強い女性の指図に従って動き、新しい世界を知っていく展開も同じだ。 実際の出来事をモデルにしつつ、それがさほど深く物語に絡んでこない様は、バブル時代の年表を辿るようにして寿司屋との交流を描いた『その手をにぎりたい』に似たものがあった。 そして何を題材にしようが結局最後には女の生き辛さや女同士の友情やささやかな未来への希望に着地する様は、これまでに読んだ同作者の全ての作品を思い起こさせた。 以前に使ったモチーフを出すなとは言わない。似通った主人公や同一の題材、共通の作劇法で傑作を生み続ける作家もいる。 だが過去と同様の技でつまらないのはいただけない。 今作で惜しかったのは、作品の軸が途中からぶれたことだ。 せっかく調べたのだから最後まで連続不審死事件の被告人の女性に迫り続ければ、女の友情を描くにしても彼女一人を相手にすれば良かったのに、中盤から主人公の女友達の話が大きく取り扱われてしまった。被告人の女性は主人公を捏造記者として社会的に傷付けてフェードアウト、以降は「カジマナって本当は○○かも」と、推測でしか心が描写されない。まるで解決編が存在しないミステリーだ。マンションを買うのも客を集めて七面鳥を振る舞うのも好きにすればいいが、その前に被告人の女性と再対決して堂々と決着をつけて欲しかった。一味違った社会派の佳作になった可能性もあるのに、いつもの味に逃げてしまった印象を受ける。 文章は書ける作家なので、もっとストーリー構成に力を入れてみて欲しい。それが難しいなら、プロットの巧みな人に話の骨組みだけ作ってもらってはどうか。別に恥ずかしいことではない。料理の世界では、レシピの作者とシェフが別人のことは多々ある。 | ||||
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私は面白くなかったです。私の読解力がなかったのかもしれません。楽しみにしていた本なので最後まで読みましたが最後まで何が言いたいのか分かりませんでした。ただただ長い長い小説でした。 | ||||
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心理描写や情景についての言い回しがしつこく頭にすんなり入ってきませんでした。性的な表現もやや生々しく気分が悪かったです。 主人公の親友についても、実際にこんな子が近くに居たら面倒だし、自分なら距離を取りたいと思うタイプなので、全く感情移入できませんでした。 序盤はこんなものかと我慢して読み進め、中盤になり何か大きな事件が起こりそう!と期待しましたが肩透かしを食らい、それでも意地でなんとか最後まで読み切りましたが、ただ時間を無駄にしただけだったみたいです。 エシレバターだけは買ってみたいなと思わされました。 | ||||
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途中まではグルメな容疑者の話が面白かったけれど、後半に向かって退屈になってしまいました。 興味深い人物を描いているのに、意外な真実や人間的な深みを感じさせる展開もなく、自分が求めていた感じとは違いました。 周りの登場人物についても、設定はユニークなのに、色々なことがバラバラと描かれすぎて、浅く終わってしまっているのが残念。 長い割りには、スッキリしない読後感でした。 でも、料理に関する描写は本当に秀逸で、そこだけは想像力を掻き立てられ、楽しく読めました。 バター醤油餅、美味しいです(笑) | ||||
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一つ一つの文章が長いというだけでなく、無理やり、それ風?に装飾されてるような表現が苦手でした。感じで時間だけがすぎていくのにページも内容も進まず読むのがしんどい本でした。 | ||||
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時間返せ。 伶子がとにかく苦手。 登場人物はわんさといるのに誰ひとりとして実在感がわかない。 | ||||
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事件とBUTTERを絡めた前半は面白く読めたが、中盤からの展開がひどい。 リアリティーが全くなく、読む気が失せた。 | ||||
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初めてこの著者の本を読みましたが、「、」が多く一文が長すぎて読みにくかったです…(私の理解力が足りないせいでもありますが) 女性が生活の中で感じる違和感や、生きづらさが主題なのでしょうか。 やたら結末に遠回りする描写が多く、途中で読むのを諦めそうになりました… 肝心の結末も、これで終わりなのかと感じ、個人的にはあまり満足できませんでした。 しかし、他の方もおっしゃっている通り、食べ物の描写は素敵だと感じました。 また、読み進めるうちに読者である自分も梶井の本質に近付いている気がして、段々梶井に愛着が湧きました。 面白かったとは思いますが、書店や各方面で推されているのは謎だな、と思いました。私には合わなかったのでしょう | ||||
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婚活連続殺人犯の事をフィクションであれ、少し知りたいと思って購入。 だけど犯人は完全な脇役であり、完全に人間性が著者の都合のように書かれている上、殆ど出てこない。 それはいいとして、ジャーナリストの弱さが際立って書かれている。こんなジャーナリストっているの?? しかも少しの情報だけで踊らされている感じが強く、一般人の方がよほど強く感じてしまうし、実際そうだろう。 それ以上に気になったのは、料理のレシピのオンパレード。普通は七面鳥の丸焼きなんて作りませんよ。 作れない環境にある人が殆どだから、作ろうとも思わないけれど、そこに異常なほどのページを割いている。著者はレシピ本を出した方がいいのかと思う。人の心の描写など出来ていないのだから。本当に読んだ時間が勿体なかった。せっかく買ったから最後まで読んだけれど、肝心の殺人動機などは結局分らずじまい。お嬢さんの暇つぶし小説という感じが拭えなかった。つまらない。私の時間とお金を返して欲しい。 | ||||
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よく調べなかった私が悪いのだけど、期待してた内容と違った。あの事件についての話を期待してました。ベースにはあるのだろうが、事件については特に触れてない。被告と彼女を取材する記者との話で、しかも料理が軸になってるというよくわからない内容。食レポみたいな描写が多い。そして話が長い。登場人物の思考や行動も全く理解不能だった。男性には全く理解できないだろうと思う。バターが美味しそうに感じる場面もあったが、やはりバターだからくどい。一瞬は美味しく感じることもあるけど、胃もたれして食欲が無くなる内容だった。まさしくバターそのもの。 | ||||
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ランチのアッコちゃんが面白かったので期待して読みました。 木嶋佳苗モチーフの話で最初はおもしろくスーパーで特選カルピスバターを買ってしまった程。 途中から伶子が暴走しだして話が長く何か面白さが失速し、本を読む手がなかなか進まなくなりました。 七面鳥を家で焼くの想像以上に大変なんですね… | ||||
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本のタイトルがBUTTERで、とにかくバター、バター、バターばっかり出てきてひつこいです。逆に一番最後だけに出てくるとか、全く出てこないとかすればタイトルも際立つと思います。最初から出てきすぎ。また、主人公の自己陶酔がこれもまたひつこくて同じ女性として読んでて痛々しい・・。しかも何回も軸がブレます。主人公は女性にもてる王子様キャラで、化粧っ気がない男らしい人かと思いきや、男性からセクハラをうけたり男性にも好かれる?またその友達も人物像がぶれぶれです。人物像をもっと固めてほしいです。 | ||||
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