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BUTTER
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BUTTERの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全65件 1~20 1/4ページ
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| 最初は、梶井という女性を木嶋と重ねながら想像するのが楽しかったし内容も面白かった。しかし、33%読んだあたりから飽きてきてしまった。あまりにも展開が遅く、刺激が少なく、、、ここからただの想像でしかないと思ったらつまらなくなった。小説でなくドキュメンタリーがあったら読んでみたい。 | ||||
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| 全体的にとっ散らかった印象の話でした。 カジマナが結局なんで男たちを殺したのか、途中まではそこをとことん追っていくように見えたのに途中からいきなり女友達の失踪とそのよく分からん探偵ごっこが始まったりで話が分裂して、結局事件の真相は主人公による推察止まり。記者としてそこは最後まで追いかけなよ、と思うが主人公はあっさり放り出し友達って素晴らしい、人生って素敵みたいな人に変わってしまった。 (女性に対する体型揶揄とかが結構繰り返し語られてて、多分女性蔑視的な社会への批判みたいなものも作者は書きたかったのだと思うが、こういう行動を主人公にさせることで、いかにも女、だから女はなかなか一流になれない、認められないというのを逆に強調してるような気すらする。仕事へのコミットとか事件の真相追及より七面鳥の焼き方の方が大事になるのが女性らしいし、別にそれで構わないと思うが、フェミニズムを謳いたいのであれば逆の効果しか生んでいない) また、主人公はじめ父親と娘の関係がいろんなキャラで全編にわたりリピートされているがどれもエピソードの印象が薄く、えっと、この人はお父さんとどんな感じだったんだっけ、とページをめくり返すこともしばしば。 何が言いたかったんだろう、、という虚無っぽい置き去り感が読後にありました。もう少し書きたいことを削り落としボリュームを抑えたら読者に届くものになったのでは。 プロットのよく練られた推理小説を読みたい人にはお勧めしません。あと料理の描写に興味が持てない人も。 | ||||
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| 出世の為に、周りな目線を気にして生きてきた女性週刊誌記者が、愛人稼業の殺人事件の被告との面談を通じて、生き方を変えて、最後は強かになっていく話でしょうか。グルメ、レシピ、ダイエットの放棄など、自堕落な生活に安住を求めるという考え方に共感するか否か、でしょうか。 | ||||
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| 話が長すぎてオチがない。というか、オチに辿り着くまでに飽きる。食の描写が浅く、出てくるブランドは誰でも知っているものばかり。人生で最後まで読めなかった本は、蜜蜂と遠雷に続き、これが2作目。 | ||||
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| サイコスリラー的な様相を呈する中盤までは面白かった。 それというのも偏に梶井という歪ながら圧倒的な「個」を持つキャラクターがクリフハンガー的に物語を牽引していくから面白いのであって、 主人公・里佳とその友人・玲子の造形には厚みも現実感も説得力も特に無い(それなりのページ数を割いているにも関わらずである。より少ない描写でより立体感のある人物像を作り出してみせる作家はごまんといる)。 したがって彼ら自身の心の問題に話の比重が移っていくほどにだんだんと興を削がれてしまう。 例えばモームの『月と六ペンス』が途中からストリックランドそっちのけで主人公の自己実現の話にすり替わったとしたら名作たり得るだろうか。 終盤、ある出来事を境に梶井が物語の中心から外れた時点で「もういいよね?」とばかりに小説としての趣旨が変わり、 まるで各出版社がこぞって出しているグルメ系ハートフルライト文芸かのような世界観に着地してしまうものだからひどく困惑した。 そういうタイプの小説が世の中に必要とされているのは理解できるが、少なくともこの題材でやることではないと思う。 それでもなお(あるいは、だからこそ)、 本書が翻訳され海外で多くの読者を得ているという事実は非常に興味深いと感じた。 | ||||
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| 木嶋佳苗本人がメルマガで批判してるとおりで、資料をただ書き写してるだけ。オリジナリティがない。直木賞選評で酷評されてた理由もわかる。薄い | ||||
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| なに?これ? よむかちない | ||||
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| 1ページ目がインクで黒く汚れていました。残念でした。 | ||||
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| 饒舌で理解不能でした。 | ||||
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| 激しい風雨の為か、紙袋は敗れ、本のカバーも一部濡れたもよう。おまけに(どうしたらこのようになるのか不明ですが)中の文庫本は本体とカバーが逆さまでした。ちなみに、宅配ボックスは建物内にあります。 | ||||
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| 面白くなかった。正直に言って、これが評判とはがっかりです。 人物が「面白くなく、ただ太ることだけが問題??読み通すのが苦痛だった。 | ||||
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| 人間描写が薄い。テンプレート的。全てが作者の操り人形。玲子の暴走でおおっと思ったけど、特に何もなし。毎回毎回何か食べるたびに作者の主義主張がうるさい。それもニーチェの名言集を読みながら書いてるのかな?というくらいの実感のなさ。最後、里佳はこの世は生きるに値すると結論するが、それは彼女が容姿に恵まれ、親も毒親でなく、大学も出て、仕事もできて親友もいて、カジマナとは真逆の恵まれた環境にいる人物だから。カジマナはおいてきぼり。最後の七面鳥もすごいマウントとってんなー怖いなーと思った。恵まれた人間がカジマナという不幸な生まれの女性を犯罪者だからと踏み台にして幸せ探ししてよかったね、……というある意味「女の怖さ」を知らしめる小説。 あと料理の話が長すぎて飽きる。半分くらいのページ数で良し。描写力はかなりすごいから、無理して女性問題をこれでもかと入れず(結局消化できていないのだから)おいしい美しいものを美しく描く小説書きでもよいのでは。 | ||||
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| これまで何百冊と読書していますが、読んだ時間を返せ、と言いたくなったある意味稀有な作品です。なぜこんなに高評価なのかわからない。とにかくねちっこく、しつこい文章が苦痛。 1番酷かったのは、小説の醍醐味とも言える登場人物に誰1人として共感できなかったこと。 そもそも登場人物たちの解像度が低く、設定にも矛盾が多い。特に主人公は女子校出身の王子様キャラで女性からモテモテ設定なのに、全くサバサバしておらず悪い意味で「女」を感じるような女性。 親友のれいこも度々登場する割に、人物像に全くリアリティがなく、共感もできない。 主人公の心理描写もやたら多く、その割に全く共感できる点もなければ、悩みのリアリティもない。 最後残り100ページくらいまで読んだが、読み進めるのが苦痛すぎて途中で投げ出しました。 | ||||
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| 高評価だったので読むのを楽しみにしてましたが期待外れでした。 登場人物の心理描写や情景などの表現がいちいち鼻につき、いちいち咀嚼して呑み込む、という読み方をしないと進みませんでした。 バターのようにこってりとした文体の押しつけが残念。 | ||||
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| 途中まではすごく面白くてページを捲る手が止まらなかった。料理や食べ物のことがたくさん書いてあるのも良い。 後半からリアリティの欠ける描写や設定が増えてきて、ん?と思うことが多くなり面白くなくなった。途中から自分にとって都合の良いファンタジーに逃げるのはやめてほしい。 個人的意見だが、里佳と怜子は名前が逆の方が良かった。 | ||||
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| バターご飯食べたいと思ったことだけ。 とにかく状況描写が多すぎ。すっごく疲れた、読むのに。読後感まったく無し。 | ||||
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| 【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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| 何を食べても同じ味だったら、しかもそれがあまり美味しくなかったら、あなたはどう思うか。 直木賞の候補に昔読んだ作家の名前を見かけて、久しぶりに開いてみたくなった。気分で適当に一冊選び、さてどんな味がするのかなと。 読むほどに、過去の同作家の読書の記憶を思い出した。 主人公の境遇は、連作短編『あまからカルテット』の主人公の一人のものと重なった。どちらも大学で英文学を教える父を持ち、両親の離婚で母親について行き、女子校を卒業して出版社で雑誌の仕事をしている。幸福とは言い難い家庭環境で育ち、離れた父親に対しては好悪入り交じった複雑な感情を抱えている。 主人公が連続不審死事件の被告人の女性を取材するため、彼女の指示する様々な美食を味わう序盤では、主人公の派遣社員が強引な女上司の命令で色々なランチを食べる『ランチのアッコちゃん』を想起した。強い女性の指図に従って動き、新しい世界を知っていく展開も同じだ。 実際の出来事をモデルにしつつ、それがさほど深く物語に絡んでこない様は、バブル時代の年表を辿るようにして寿司屋との交流を描いた『その手をにぎりたい』に似たものがあった。 そして何を題材にしようが結局最後には女の生き辛さや女同士の友情やささやかな未来への希望に着地する様は、これまでに読んだ同作者の全ての作品を思い起こさせた。 以前に使ったモチーフを出すなとは言わない。似通った主人公や同一の題材、共通の作劇法で傑作を生み続ける作家もいる。 だが過去と同様の技でつまらないのはいただけない。 今作で惜しかったのは、作品の軸が途中からぶれたことだ。 せっかく調べたのだから最後まで連続不審死事件の被告人の女性に迫り続ければ、女の友情を描くにしても彼女一人を相手にすれば良かったのに、中盤から主人公の女友達の話が大きく取り扱われてしまった。被告人の女性は主人公を捏造記者として社会的に傷付けてフェードアウト、以降は「カジマナって本当は○○かも」と、推測でしか心が描写されない。まるで解決編が存在しないミステリーだ。マンションを買うのも客を集めて七面鳥を振る舞うのも好きにすればいいが、その前に被告人の女性と再対決して堂々と決着をつけて欲しかった。一味違った社会派の佳作になった可能性もあるのに、いつもの味に逃げてしまった印象を受ける。 文章は書ける作家なので、もっとストーリー構成に力を入れてみて欲しい。それが難しいなら、プロットの巧みな人に話の骨組みだけ作ってもらってはどうか。別に恥ずかしいことではない。料理の世界では、レシピの作者とシェフが別人のことは多々ある。 | ||||
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| 私は面白くなかったです。私の読解力がなかったのかもしれません。楽しみにしていた本なので最後まで読みましたが最後まで何が言いたいのか分かりませんでした。ただただ長い長い小説でした。 | ||||
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| 心理描写や情景についての言い回しがしつこく頭にすんなり入ってきませんでした。性的な表現もやや生々しく気分が悪かったです。 主人公の親友についても、実際にこんな子が近くに居たら面倒だし、自分なら距離を取りたいと思うタイプなので、全く感情移入できませんでした。 序盤はこんなものかと我慢して読み進め、中盤になり何か大きな事件が起こりそう!と期待しましたが肩透かしを食らい、それでも意地でなんとか最後まで読み切りましたが、ただ時間を無駄にしただけだったみたいです。 エシレバターだけは買ってみたいなと思わされました。 | ||||
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