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BUTTER
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BUTTERの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全177件 101~120 6/9ページ
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ずっと気になっていた首都圏連続殺人事件をモチーフにした本を大好きな柚木麻子さんが書いてくれてドキドキしながら読みました。 木◯佳苗はこの本に怒っているみたいですが、特徴をよく捉えていると思います。 お料理もたくさん出てくるので読んでいるとお腹が空いてきます。 死刑囚を題材にした本ってだいたいが恐ろしい。常人には理解できない精神構造ですが木◯佳苗だけは何故か怖くない。その特徴をよく捉えている本だと思います。 | ||||
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別の作品が面白かったので、購入して読んでみたが、非常に退屈で読むのをやめました。まず、主人公である記者の女性の内面描写に嫌気がさしました。文体が鼻につくというか、読んでいて苦痛に感じました。物語に出てくる女性の言葉に作家のナルシシズムが漂っており、優等生が一生懸命に人間の醜い部分を描こうとして描けないみたいな感じがしました。 | ||||
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期待はずれの読後感。話の中盤から風呂敷を広げすぎて畳まれずに終わってしまっている。 この人の書く話は、主人公に語らせる問題提起を中途半端に解決させてしまうところがつまらない。すべてを主人公のモノローグで説明してしまって、物語を小さくまとめすぎ。 せっかく面白い題材を扱っているのに、どの登場人物も人物造形が中途半端で、誰も魅力的に思えない。 | ||||
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独身中高年の男性の死に関与が疑われる女。収監された彼女を取材する女性記者が主役の物語。取材を重ねるうちに、被疑者に人生をシンクロさせていく主人公と、親友、恋人らその周辺が描かれる。いわゆる後妻業の女に、凶悪犯とは違った角度でスポットをあてた作品だ。 被疑者のグルメ志向にあわせて、美食に拘り体重まで増加してしまうという主人公の有様に戸惑う人々。取材を受ける側とする側で、奇妙な主従関係に発展していく過程の濃密さに惹かれる。著者の他の作品とは違ってブンガクの味わいがあるね。 物語が枝葉末節に行き過ぎた感ありで、毒婦の内面を掘り下げた結末以降のくだりのは冗長かなとは思う。 | ||||
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同じ内容の事を人物視点を変えて書いているので、無駄に長い。 | ||||
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主人公に共感出来ず、ランチのアッコちゃんとあまりに違って途中で挫折しました | ||||
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これまでの柚月麻子の作品でトップクラスの読み応えがあった。 表現方法やストーリー展開も少し変わってきのかなと思った。 過去の作品のようにぶっ飛んだキャラクターは存在しないが、リアリティばかり求めた単調な作りでもなく、ちょうど良いバランスの作品だと思います。 | ||||
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欲望、抑圧、父親の死をカジマナに投影しながら、自問自答する主人公。人間の底にあるものを描きながらも、レシピと料理という花で物語という形が整えられている。バターで始まり、七面鳥料理で終わる。 | ||||
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Amazonでは批判的な声もあるが、十分に読み応えのある小説だった。なぜ、批判的なコメントが多いのだろう? あの木嶋佳苗事件を題材にしているが、あくまで題材で、本作には小説らしいオリジナリティもある。 木嶋にあたる犯罪者の女性が、「肥満で虚言癖もある」のに、本の主人公の記者と一緒に彼女の話を聞いていると、つい、同情的になるというか、肩入れしてしまうほど魅了されてしまうのが不思議だ。夢にまで見てしまった。 ただ主人公の親友が、失踪して事件関係者と同居する場面だけは、話の本筋と無関係な感じがしたし、少し違和感があった。また主人公の恋愛事情が進展しないのは最後までもどかしい。 この作者の別の作品もぜひ読んでみたい! | ||||
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すごくおもしろかったです。 若くもない美しくもない「あんな女」がどうやって何人もの男を手玉にとってきたのか。殺人犯とされる梶井真奈子本人はもちろんですが、「梶井真奈子が気になってしかたない」側の人間たちと、世間を掘り下げて進む物語は読み応えがあり、本当におもしろかったです。 日頃、胸の奥底に押し込んで見ないようにしている「何か」を引きずり出されているような思いでした。しかし、それは不快なのではなく、「自分自身の感覚」について考えさせられる時間でした。 洞察の深さに胸をつかまれ、感嘆の唸り声をあげて(心の中で)、しばし物想いにふけることも一度二度ではありませんでした。 なので、レビュー評価が思いのほか低く驚きました。いつもなら、人様の評価に引きずられて「自分の感想が間違えているのかな…」と不安になり、感動まで小さくしぼんでしまいます。 でも「BUTTER」を読んだ今だからこそ、自分の感覚感性で「すごくおもしろかった」と言いたいです。 「BUTTER」は木嶋佳苗事件のルポではないので、その期待が大きいと落胆する可能性大です。 | ||||
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女子校特有の距離感、女同士の機微、五感に訴える食べ物の描写、匂いに対する独特なアンテナ、柚木麻子らしい視野の狭さはそのままに実際の事件に取材して、自身の世界観は損なわず、時にざらっとした気持ちにもさせられる作品。引き込まれて絡め取られ一気に読みました。レビューが割れていることが意外です。小説ですよ。ノンフィクションではないです。 | ||||
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アッコちゃんのシリーズは面白かったし 軽いタッチの小説は一気に読めたのですが、これは今一つでした。 カジマナに翻弄される理由も今一つだし、料理の知識はあって状況描写は細かいですが、もっとカジマナのドロドロを読みたかったです。 そこのところはイヤミスとの違いですね。 最後の七面鳥も、ネタバレになるので詳しく言いませんが なんで日本酒?と思いました。 結論が全員ハッピーエンドは無理矢理納めた感じです。 | ||||
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ダラダラと描写が長すぎてズレる。 なかなか本題に入らずつまらない。 何を書きたかったのか??? | ||||
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冒頭はテーマ性がはっきりしていて、すごい! 名作の予感! と思いながら読んでいったのですが、だんだんつじつまが合わなくなっていくような、話が行ったり来たりして、登場人物もあとからあとから増えてきて、だんだん何を読まされているんだろう、と不思議な気持ちになってきました。最初からプロットがあって書いているというよりは、思いついたことをだらだら書いて最後になんとかつじつまを合わせているだけのような…。すみません。 この作者さんの本は初めて読んだのですが、この作品はちょっと合わなかったのですが、1つ1つのフレーズにはドキッとするような目線があって、ほかの作品はなぜだか読みたくなってきました。そういう不思議な魅力を感じる本ではありました。 | ||||
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非常に興味深い事件だったので、興味深く読んだが、曖昧でぼんやりとした読後感が残った。とくに際立つ可もなく不可もなし。力作だとは思う。 | ||||
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何人もの男性を死に追いやった女性の性格や心理の捉え方、また事件そのものについての解釈が面白いと思った。 題材が題材だけに楽しい話ではない。ただ、どうしてそのようなことになったのか、ということの答えが知りたくて、つい先へ先へと読み進めてしまう。 なお本筋とは全く関係ないところで、作者はボーダーコリーを見たことがないのではないかという点が気になってしまった。 | ||||
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男たちを手玉にとり殺害した事件の犯人として裁判中の梶井真奈子。彼女の記事を書くために奮闘する週刊誌記者の町田里佳。里佳は拘置所の梶井に面会するのに料理のレシピをきっかけにした。それが良かったのか、里佳は梶井との接触に成功する。 怖いのはここから。里佳が梶井に取り込まれ、どんどん梶井のペースにはまっていく。里佳の友人も巻き込み、さらに周辺の人々も巻き込む。読んでいて恐怖を感じる。実際に発生した首都圏連続不審死をモデルにしており、その事件を鑑みると、自分なんかすぐに殺されてしまう立場だろうし、物語の根幹にある狂気が自分を襲う。怖面白い作品だ。 | ||||
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面白かったです、前半は一気に後半、他の方も書いてましたが少ししつこいかな。星マイナス1にしました。「家庭的な女性」「女性と付き合ったことがない」「淋しい」などのキーワードがバターが溶けるように、グルグルと回ります。 杏さん主人公で映像化してほしいな。ずっと彼女をイメージして読んでました。 | ||||
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柚木さんの著書は美味しそうな食べ物が登場するものが多く読むのが楽しいです。BUTTERは発売当初、テレビや雑誌など様々なコラムで取り上げられ、絶賛されていたように思います。実際にあった木嶋佳苗事件を題材にしたフィクションということで、ミステリー好きな私は興味を持って読みました。前半、主人公の里佳が容疑者の女に面会するたび翻弄され生活にまで影響を受けていく様は引き込まれました。が、後半になると話がたるんできたように思いました。容疑者や里佳、友人の生い立ちなどがくどくどと語られます。結局、事件の真相はうやむやのまま。あくまでもミステリーとして読んでいた私にはもやもや感が残りました。フィクションとして、作者なりの決着をつけてほしかったです。きちんとした結末を求める人には消化不良になるかもしれません。 | ||||
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料理本? 途中で読むのに萎えた 結末も納得できず 帯のコメントに惹かれて買ってはみたものの 言うほどではない わたし的には もっと事件の真相を突き止めるのであってほしかった 料理には興味ない | ||||
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