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BUTTER
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BUTTERの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全228件 101~120 6/12ページ
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誰もが知る事件をイメージする序章から始まりますが、バターと熱を軸に展開してゆくストーリーに惹き込まれ、一気に読みこんでしまいました。『自分を粗末にすることは、誰かに怒りをぶつけていることだと思う』という言葉が、印象深い。 | ||||
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現実の犯罪をベースにした小説。女性であること、女性としてどう生きるかが主題で、私の気分にぴったりだった。最後まで楽しく読めた。おすすめです。 | ||||
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柚木さんの本は初めて読みましたが、とても面白かったです。結構な長編ですが、続きが気になってすぐに読み切ってしまいました。女性であることについて、いろんな角度から考えさせられる物語でした。 | ||||
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カジマナの体型についての考え方は、体型に悩みを持つ私を救ってくれた。 | ||||
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柚木さんの小説は、ランチのアッコちゃんのようなホワイトで元気がもらえるストーリーと、ナイルパーチの女子会のようなブラックな心をぞわぞわさせるストーリーがあります。どちらなのか知らずに読みましたが、ストーリーはブラックなのですが、食べ物に関する描写はアッコちゃんのような感じで、自分も作ってみたい、食べてみたい!と思ってしまう文章でした。ちびくろさんぼも、小説の元になった事件もすぐピンと来る世代の女です。現代の女性について、深く考えたり共感できたりする物語を書くのが上手い作者だなぁと思います。 男性はこの小説を読んでどんな風に思うのか知りたい。 | ||||
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有名な殺人事件をもとに書かれているようだが、私はこの事件については犯人の顔以外は殆ど知らない。なので、本当の犯人がバターや、乳製品を愛しているかどうかも知らない。私は乳製品が苦手な部類だが、書かれている料理を想像したらいてもたってもいられなくなり、これを読んでいる最中に思い立って3品ほどバターを使った料理を作ってしまった。しばらくバター料理が続きそう...。乳製品好きな人、太りたくない人は読まない方がいいかもしれない。 | ||||
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ランチのアッコちゃんが面白かったので期待して読みました。 木嶋佳苗モチーフの話で最初はおもしろくスーパーで特選カルピスバターを買ってしまった程。 途中から伶子が暴走しだして話が長く何か面白さが失速し、本を読む手がなかなか進まなくなりました。 七面鳥を家で焼くの想像以上に大変なんですね… | ||||
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ジャケ買いをしたのですが、表紙のイメージと違って陰湿でドロドロとした展開だったので怯みました。個人的な感想ですが、ここに描かれている性的な表現は苦手でした。 中盤からは主人公が殺人の容疑者と対等に渡り合うようになり、サスペンス調で面白かったです。 全編料理が出てきます。とくに最後の料理は美味しそうで、香ばしいバターの香りが感じられる程です。 全般的に男性嫌いな雰囲気というか、シスターフッドな雰囲気があるのですが、私は割と好きでした。男性の登場人物は好感が持てないタイプが多く、特に主人公の恋人は薄っぺらでどうでもよい人物でした。女性の自立や友情が重視されていたと思います。 最後は爽やかな展開です。 | ||||
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本のタイトルがBUTTERで、とにかくバター、バター、バターばっかり出てきてひつこいです。逆に一番最後だけに出てくるとか、全く出てこないとかすればタイトルも際立つと思います。最初から出てきすぎ。また、主人公の自己陶酔がこれもまたひつこくて同じ女性として読んでて痛々しい・・。しかも何回も軸がブレます。主人公は女性にもてる王子様キャラで、化粧っ気がない男らしい人かと思いきや、男性からセクハラをうけたり男性にも好かれる?またその友達も人物像がぶれぶれです。人物像をもっと固めてほしいです。 | ||||
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面白かった。少しテーマがぼやけているような気もするけど。最後七面鳥のくだりでまとまった感がある。玲子さんと元彼の話は必要だったか? 求めているのはパートナーではなくエンターティナー。 何故自分で足りないものを補おうとしないのか。 何故、冷たい惣菜か誰かが作った豪華な手料理の二択なのか。 手作りの味と愛情の味は同じではない。 モデルになったあの事件が残したもやもや感を、考えに考え抜いて答えをだしたという印象。小説というよりはルポルタージュのような感覚。 | ||||
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木嶋佳苗の事件には当時から関心があった。 主人公の記者・町田理佳が彼女にのめり込み、彼女と格闘するうちに、 「適量を知る」・・・例えば自分の胃袋を満たす適量。 …………………………生きていく上で今の彼氏は本当に分かり合えているか? …………………………仕事への時間の使い方。 様々な刺激をカジマナから受ける。 殺人犯に生き方を変えられる(?) 悔しいけれどカジマナには実際そんなパワーがある。 それって、凄いことだと思う。 料理の記述が圧巻。 私もバターかけご飯を子供の頃普通に食べて育ったのです。 大人になってからはほとんどやらない。 トーストにもハーフカロリーのマーガリンを塗っている。 カジマナの言う、 「私は本物の分かる人としかお付き合いしません」 ・・・・からすると全く本物思考ではない人生を送っているせいで、 太り過ぎとも生活習慣病とも無縁だけど無味乾燥な人生なのかも知れないが、 お陰で殺人犯にはならない。 主人公がバターひとつまるまるパック食べてしまう食生活を送って都合9キロ太る体型変貌。 私には真似出来ないけれど、町田理佳と親友の人生を見直すキッカケになり事実、 生活形態が大きく変わる。 名物編集委員の篠井さんがとても素敵です。 親友の怜子の犬のメラニーの使い方。 篠井さんがマンションの利用法など、流石と思いました。 七面鳥の丸焼き(解凍だけで3日かかる)を食べたい・・・ そう思うほど美味しい小説でした。 それにしてもカジマナのキツーい一発には恐れ入った。 木嶋佳苗は死刑にならないだろう。 (証拠が多分少ないから・・・)しかし獄中で一生を終えることは確かだろう。 | ||||
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うらのあらすじに引き込まれたので購入しました。 ここのレビューに書いてある通りつまらん!笑 食べ物の描写がとても多いというより本の半分そうなんじゃないかってくらい。 あと一言で終わるような事が1ページぐらいかけて細かーく心情とか書かれてて最初の方は良かったんですけど半分位きたら飛ばして読んでた 怜子が暴走し過ぎだし我が強いし急に怜子が主人公になるし勝手に被疑者宅に乗り込んで受け入れられなかったからって病み出して篠崎さん家に引きこもりだすし色々謎(ノД`) 友情こえて百合?なんなんこの関係とか色々ツッコミどころがあり定価で買うんじゃなかったと泣きそうになりました。前半は面白かったです、たた容疑者にもっとフォーカスされた小説かとおもったらほのぼの系の小説だった 勢いで書いてしまった、読みにくくすみません | ||||
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あまり山場もなく、やたら食い物のことばっかり書いてた。 『え?そのためにわざわざそんなことする?』 と意表を突かれることもあり、なんかピンと来ない。 主人公が後半で唐突に車にはねられるの必要? 普通警察呼ぶでしょ? よくわからん。 | ||||
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女性のための小説だと思います。それもかなり限定的な。 私自身、今の時代にそぐわない亭主関白を地でゆく父親のせいで、子供の頃から辛い思いをしながら家庭を明るくするために、明るく振る舞っていました。里佳の語りの部分はとりとめのない、正解のない、思考するだけでどっと疲れるようなものですが、自分自身がその最中にいるので、読んでいて疲れは感じませんでした。ネットで検索しても自分のような体験をした女性を見つけられず、こういうのは自分の家だけのものだと思ったのですが、この本を読んで、仲間を見つけたような気持ちになりました。里佳や伶子、北村に特に感情移入しました。まるで自分が別人格を持って3人に分かれたようでした。 ですが、読んでいる最中に「この風呂敷をどう畳むのか?」という不安感がありました。終盤に差し掛かったときに、正解のない思考がどんどん潰されていくことには、少しがっかりしました。全てが自分の考え方である程度はうまくいくって、何も知らない友人に諭されたかのような気持ちになりました。 怪作ではあるのですが、さまざまな問題を詰め込みすぎた感じは、否めないですね。 | ||||
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男性たち貢がせた上に殺害した疑いで逮捕された、梶井真奈子。 梶井に接触をはかる、週刊誌記者の町田里佳。 ふたりを軸にして進む前半は、とても面白いです。 特に、梶井が出したミッションのとおりに、里佳があらゆる料理を食べていくシーンは、すごく惹き込まれる描写で、実際の料理を食べてみたいと感じるほど。 しかし、中盤から登場人物たちの構図が崩れていき、物語はどちらへ向かっているのか定かではなくなります。 中でも残念だったのが、梶井のキャラがぶれていくこと。 本当は何でもない、ただの目立たない女性として描きたいなら、とことんそれをあぶり出すべきだったし、 反対に、懇意なふりをして、実は二枚舌で記者をもたぶらかす犯罪者であれば、その異常性をもっと強調すべきだったのではないでしょうか。 途中から梶井が、どちらともつかずの脇役へと成り下がる印象でした。 作者さんは、梶井のことをどう描きたかったのでしょう。作品の中で最終決断がつかないまま、ラストを迎えてしまったような感じがしています。。 個人的には、梶井の「犯罪者性」を見たかったです。 梶井は、すでに捕まっている立場で、社会から弾き出された存在。ならば、もっとぶっ飛ばした存在で居続けてほしかった。 繰り返しますが、途中から梶井は印象がブレていき、存在感が薄まっています。 あるいは、梶井を爪弾きにせざるを得ない社会のほうが、逆に不寛容という描き方もありでしょう。 梶井の「贅沢」を許せない貧相な社会として、社会の異常性を描く、立派な社会派小説になるのではないでしょうか。 | ||||
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他の作品が好きで気になった為読んでみると、食べ物の描写が多くしつこい。他の作品では良かったかもしれないが、殺人事件の内容が薄く感じた。主人公里佳の生い立ちや親友玲子の話も長く、それと容疑者梶井の何に繋がるのか私にはわからなかった。ポンポンと展開していくようなストーリーが好きな人には不向き。なぜそんな絶賛されてるのか私にはわからない。 | ||||
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レビューが割れる。それがこの作品の良さである。きれいには結末が描かれていない点が、バターに対する評価と似ている。バターを食べることは、善なのか悪なのか。それは本人が決めることである。 | ||||
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内容が良かったのはもちろん、猛烈にバターを食べたくなりました。 | ||||
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以下少々本を読んでない方は内容がわかる記述を含みます。 読む前は「カジマナがどうやって男たちを虜にしてさらに殺害したのか?」や「記者をどのように引き込んでいくのか」の経緯が面白そうと思っていました。 さっき読み終えたんですが、なんだかどこもかしこも中途半端というか、盛り上がりにかける。密かに会うおじさんと一線を越えそうでワクワク!!が、特に越えないし、横田という不気味な男の家で何かが怜子に起こりそうでワクワク、犬の意味も気になるし、でも何も起こらず。 結局のバターの必要性も今ひとつわからないし、山がないんですよ、長いわりに。主人公の父親が死んでた回想が多すぎるし、怜子が親を憎んでようが憎んでまいがどっちでもいいし!とも思えたし。とにかく長い。結局カジマナがどうやって殺人を犯したかもわからんし。主人公が最後中古物件買うけどどうしてそうなったのよ!?と思ったり。れいこの異常さが異常です。でもそれも中途半端。 | ||||
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本の帯が絶賛の嵐だったので楽しみに読んだ。 しかし話もなかなか進まず、盛り上がることもあまりなく、途中から読んでいてつまらなくなってしまった。 料理は美味しそうだけど、描写がくどかった。 | ||||
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