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BUTTER
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BUTTERの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全177件 61~80 4/9ページ
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うらのあらすじに引き込まれたので購入しました。 ここのレビューに書いてある通りつまらん!笑 食べ物の描写がとても多いというより本の半分そうなんじゃないかってくらい。 あと一言で終わるような事が1ページぐらいかけて細かーく心情とか書かれてて最初の方は良かったんですけど半分位きたら飛ばして読んでた 怜子が暴走し過ぎだし我が強いし急に怜子が主人公になるし勝手に被疑者宅に乗り込んで受け入れられなかったからって病み出して篠崎さん家に引きこもりだすし色々謎(ノД`) 友情こえて百合?なんなんこの関係とか色々ツッコミどころがあり定価で買うんじゃなかったと泣きそうになりました。前半は面白かったです、たた容疑者にもっとフォーカスされた小説かとおもったらほのぼの系の小説だった 勢いで書いてしまった、読みにくくすみません | ||||
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あまり山場もなく、やたら食い物のことばっかり書いてた。 『え?そのためにわざわざそんなことする?』 と意表を突かれることもあり、なんかピンと来ない。 主人公が後半で唐突に車にはねられるの必要? 普通警察呼ぶでしょ? よくわからん。 | ||||
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女性のための小説だと思います。それもかなり限定的な。 私自身、今の時代にそぐわない亭主関白を地でゆく父親のせいで、子供の頃から辛い思いをしながら家庭を明るくするために、明るく振る舞っていました。里佳の語りの部分はとりとめのない、正解のない、思考するだけでどっと疲れるようなものですが、自分自身がその最中にいるので、読んでいて疲れは感じませんでした。ネットで検索しても自分のような体験をした女性を見つけられず、こういうのは自分の家だけのものだと思ったのですが、この本を読んで、仲間を見つけたような気持ちになりました。里佳や伶子、北村に特に感情移入しました。まるで自分が別人格を持って3人に分かれたようでした。 ですが、読んでいる最中に「この風呂敷をどう畳むのか?」という不安感がありました。終盤に差し掛かったときに、正解のない思考がどんどん潰されていくことには、少しがっかりしました。全てが自分の考え方である程度はうまくいくって、何も知らない友人に諭されたかのような気持ちになりました。 怪作ではあるのですが、さまざまな問題を詰め込みすぎた感じは、否めないですね。 | ||||
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男性たち貢がせた上に殺害した疑いで逮捕された、梶井真奈子。 梶井に接触をはかる、週刊誌記者の町田里佳。 ふたりを軸にして進む前半は、とても面白いです。 特に、梶井が出したミッションのとおりに、里佳があらゆる料理を食べていくシーンは、すごく惹き込まれる描写で、実際の料理を食べてみたいと感じるほど。 しかし、中盤から登場人物たちの構図が崩れていき、物語はどちらへ向かっているのか定かではなくなります。 中でも残念だったのが、梶井のキャラがぶれていくこと。 本当は何でもない、ただの目立たない女性として描きたいなら、とことんそれをあぶり出すべきだったし、 反対に、懇意なふりをして、実は二枚舌で記者をもたぶらかす犯罪者であれば、その異常性をもっと強調すべきだったのではないでしょうか。 途中から梶井が、どちらともつかずの脇役へと成り下がる印象でした。 作者さんは、梶井のことをどう描きたかったのでしょう。作品の中で最終決断がつかないまま、ラストを迎えてしまったような感じがしています。。 個人的には、梶井の「犯罪者性」を見たかったです。 梶井は、すでに捕まっている立場で、社会から弾き出された存在。ならば、もっとぶっ飛ばした存在で居続けてほしかった。 繰り返しますが、途中から梶井は印象がブレていき、存在感が薄まっています。 あるいは、梶井を爪弾きにせざるを得ない社会のほうが、逆に不寛容という描き方もありでしょう。 梶井の「贅沢」を許せない貧相な社会として、社会の異常性を描く、立派な社会派小説になるのではないでしょうか。 | ||||
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他の作品が好きで気になった為読んでみると、食べ物の描写が多くしつこい。他の作品では良かったかもしれないが、殺人事件の内容が薄く感じた。主人公里佳の生い立ちや親友玲子の話も長く、それと容疑者梶井の何に繋がるのか私にはわからなかった。ポンポンと展開していくようなストーリーが好きな人には不向き。なぜそんな絶賛されてるのか私にはわからない。 | ||||
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レビューが割れる。それがこの作品の良さである。きれいには結末が描かれていない点が、バターに対する評価と似ている。バターを食べることは、善なのか悪なのか。それは本人が決めることである。 | ||||
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内容が良かったのはもちろん、猛烈にバターを食べたくなりました。 | ||||
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以下少々本を読んでない方は内容がわかる記述を含みます。 読む前は「カジマナがどうやって男たちを虜にしてさらに殺害したのか?」や「記者をどのように引き込んでいくのか」の経緯が面白そうと思っていました。 さっき読み終えたんですが、なんだかどこもかしこも中途半端というか、盛り上がりにかける。密かに会うおじさんと一線を越えそうでワクワク!!が、特に越えないし、横田という不気味な男の家で何かが怜子に起こりそうでワクワク、犬の意味も気になるし、でも何も起こらず。 結局のバターの必要性も今ひとつわからないし、山がないんですよ、長いわりに。主人公の父親が死んでた回想が多すぎるし、怜子が親を憎んでようが憎んでまいがどっちでもいいし!とも思えたし。とにかく長い。結局カジマナがどうやって殺人を犯したかもわからんし。主人公が最後中古物件買うけどどうしてそうなったのよ!?と思ったり。れいこの異常さが異常です。でもそれも中途半端。 | ||||
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本の帯が絶賛の嵐だったので楽しみに読んだ。 しかし話もなかなか進まず、盛り上がることもあまりなく、途中から読んでいてつまらなくなってしまった。 料理は美味しそうだけど、描写がくどかった。 | ||||
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長らく待って図書館から借りたときには、どんな話かすっかり忘れてたので、うっかり木嶋佳苗ベースの話で棚ぼただった。本人の獄中ブログで、著者に対する罵りがあったのも、なんかもうご愛嬌って感じ。 中盤まで主人公の記者の私生活を絡めて面白くて止まらかったけど、七面鳥料理のくだりから最後これでまとめよう感が如実で、少しだれてしまった。 わたしは友達の玲子みたいな女は好かんな… p.108 自家受粉して咲き乱れる植物のように、実は誰よりも異性を必要としていないのは、彼女自身ではないのだろうか。 p.22 ただでさえ成熟よりも処女性が尊ばれる国だ。女は痩せていなければお話にならない、と物心ついた時から誰もが社会にすり込まれている。ダイエットをせず太ったままで生きていく、という選択は女性にとって相当な覚悟を必要とするだろう。それは何かをあきらめ、同時に何かを身につけることを要求される。 p.399 法廷の中で、巨大なババロアのように見えた。突き刺さるたくさんの視線を跳ね返すどころか、ずぶずぶと己に沈めて、それでもかろうじて形を保っているような、強靭な軟弱さだった。 | ||||
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主人公が、アクリル板越しに、彼女に取り込まれるように、立場を忘れてのめり込んでいく様子が 手に取るようによくわかった。カジマナの犯罪について冒頭で詳しく理解できていなかったので、 「何この人?」と、最初は彼女に惹かれそうになっていた。 見た目もそうであるし、まず刑務所に入っている立場であるにもかかわらず 自信を失わずに毅然とし、太ることも恐れていない女性なんて。 そんな人がいたら、好奇だけでなく、どこかで自分を重ねて羨望の眼差しを向けることもあるかもしれない。 土台になった事件はありつつ、カジマナのキャラクターが強い。ありありと目に浮かぶし、 ただの変人ではなく身近にこういう人もいたかもしれない、と思わせられるリアルさもある。 柚木さんの描く、(悪役含む)個性的な女性が読んでいて面白いので、好き。 とにかく長編で、途中離脱しそうにもなったが、玲子の存在が途中からホラーに変わったところで 新しい展開としてヒヤヒヤしながら、楽しく読めた。 ラストはちょっと綺麗すぎたかな。。 | ||||
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好きな作家なので読みましたが、ストーリーはあまり良く無かったです。 女性の心理状態を描写する内容は分かりやすいが、話の流れが無理矢理感があり、主人公の置かれている立場が特殊過ぎて、共感出来ませんでした。 料理の描写が細かく読むのが大変で、タイトルのbutterじゃ無いけど、胃もたれ感が残りました。 | ||||
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作家のレベルが低くてビックリした。時間が勿体ないので皆さんに勧めません。 | ||||
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某事件で有名になったあの方の話だと期待しすぎなければ面白いと思います。あくまで主人公は出版社で週刊誌の記者をしているキャリア志向の強い女性なので。でも女性ならこの小説に出てくる登場人物の抱える悩みや葛藤は経験している人も多いと思います。主人公の恋人や主人公の面倒を時々見てくれる男性の新聞記者なども出てきていまだにある男の役割女の役割というものにみんな黙ってはいるけども悩んでいます。そこからどう救われていくかは結局社会や会社が決めるのではなく自分次第なんだと言われた気がしました。 | ||||
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事件の内容がほとんど無く食べ物のことばかりで食傷気味になる。文章は読みやすいが事件のことが殆ど無くがっかりでした。 | ||||
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届いた本が破れていました。ページの上半分が破られたようなページがあり、カスタマーサポートに連絡しましたが届いて1ヶ月以内でないと返品交換はできないとのことでした。非常に残念です。 作品はとても面白かったです。ぞっとするところもあり、楽しいところもあり…仕事の好きな女性の生き方が問われる本でした。読んで良かったです。 | ||||
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この作家さん、初読みです。木嶋佳苗の事件をモチーフに書いたとあったので購読。 わざわざ題材に取り上げているので、著者なりの見解があるのかと思いきや、焦点がぼんやりしています。また、ミステリーだと思って読み進めていくと ほぼ 事件よりも、記者を取り巻く人間模様に重点が置かれていたように思う。半分 読んだあたりから飽きてきました。 フィクションなんだから『男たちを殺す動機や、どうやって陥落させ、どんな気持ちで、どのように殺したのか』をもっと掘り下げて書いてほしかった。 記者をマインドコントロールするところ、なんだか『羊たちの沈黙』のレクター博士に似ているなと思いました。 最後に、バターを使った料理は どれも美味しそうな描写でした。食レポ本としてなら良いと思います。(品数は少ないけど) | ||||
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「平成の毒婦」と称された首都圏連続不審死事件の被疑者を題材にした小説。3人の男性を死に追いやった梶井真奈子の独白を記事にすべく、梶井の内面に迫るために言われるがままに食生活や性生活を変えてしまう主人公の里佳。里佳をなだめる役回りだった親友の伶子も梶井に感化され、被害者と居住まいをともにして事件の真相を迫ろうとする奇行に。柚木氏の過去の作品である『ナイルパーチの女子会』のようなドロドロの展開を予想しましたが、引き返せなくなる直前に二人は踏みとどまり、身近な人と取り結ぶ友情やさりげない日常に感謝を捧げる結末に。 梶井真奈子に男が手玉に取られた手口はほとんど触れられず。バターが料理に溶け込んでいく表現に胸焼けを覚えながらも、やや肩すかしを食らった感はあります。 | ||||
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バターとマーガリンと特に気にしたことなかったけど。 この本読んで、バターが食べたくなりました。 女の怖さを知らされる内容でした。 ちょっと長くて疲れました。 | ||||
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実際にあった事件をベースにしているとのことで、期待したのは一見モテない女性がいかにして多くの男性を惹きつけ、貢がせ、なぜ殺人に至ったのか、そのあたりを事実を変えない範囲で捉え直したもの、だったのですが、その意味ではテーマが少し違うようでした。ここで描かれるのは、男性や世間からどう見えるかを軸にして生きている女性が、欲望に忠実に生きながら多くの男から求められた事実を突きつけられ、生き方を変えられていくさま、一方で女同士の友情なども描かれています。生き方の気づきなどが得られた箇所も多く、考えさせられる内容でした。ただ、自分にとっては思わぬ方向に行った感がら抜け出せず、それ以上は引き込まれなかったのですが、食べ物や人物の描写は念入りで、読んでいて様子が目に浮かぶようで読み応えのある一冊でした。 | ||||
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