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護られなかった者たちへ
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護られなかった者たちへの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全418件 101~120 6/21ページ
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正に私の好きな俳優揃いぶみの映画で、何と昨年の邦画だとか。あっという間に読んでしまいました。ただ、ネットで、映画のキャストと原作のキャラを比べたりして、映画館が遠い、行けない私には、とても嬉しい一冊でした。 | ||||
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テロリズムで世界が変わった!という許されない物語。 | ||||
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レビューの星の数が高評価だったので読みました。レビュー内容を見てから読むより、見ないで読む方が本に浸れると思います。 内容は良かったです。ただ、他の方のレビューにもありますが、福祉事務所の実態と異なるところもあると感じたので、☆をマイナス1にしました。国や地方公共団体には本当に困っているところに税金をつかっていってほしいです。 | ||||
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前に読んだ「さよならドビュッシー」がもう一つ乗れなかった(コバルト文庫みたいで)のでおそるおそるだったが、これの方がまだよかった。「どんでん返しの帝王」というのはそういうことね、 「ナマポ」と呼ばれる「生活保護」に纏わる問題を取り扱っていて、題材にも扱いにも悪いところはない。ただまあ・・・何か薄味な感が否めない。「誰も悪く言う人がいない」ほどの人が「実はワルい人だった」ともっていくには描写が通り一遍で不十分だ。61年生まれということは56,7で書いた作品だから若書きとも言えない。映画版は演出力と演技力でよいものになっているかもしれないね。 | ||||
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「生活保護」がひとつのテーマとなったサスペンス。 国の予算の関係で生活保護が必要なのに与えられない人=護られない者たちを巡り起きる殺人事件。 復讐・正義・怨恨・憤怒・悲哀、色んな感情が入り混じる。 重厚なストーリーと、ラストにはどんでん返しもあって読み応え抜群の小説でした。 読み終わったあと心動かされた。 | ||||
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ノンフィクションじゃないかと思う程、とても登場人物の人物設定、物語、描写が細かく、小説なのに、映画を観てるような感覚になる。 それだけの取材がなされているのだろう。 そこへさらに先の読めないストーリー展開が加わり、本当に面白かった。 | ||||
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読んでいる間ずっと心臓が掴まれたように切なさで痛かった。 日本が対面していくべき社会問題、人間の残酷さ、絶望のなかでも見つけられる人への想い、希望、優しさ。 バランス良くてカタルシス効果も高かったです。良い本をありがとうございます | ||||
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大切な人を失った者の復讐劇の中で、社会福祉のシステムや現状について考えさせられる一冊でした。 | ||||
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小説とわかっていても胸が締め付けられた。 義憤を覚えつつも、行動をしていない自分のうしろめたさを感じて、精神衛生上 はあまりよろしくない。 税金が本当に現状の社会にとって正しく使われているのか、最近の世情も重なり、 自分たちがしっかりしなければとの思いに駆られる。 本編では社会性と娯楽性のバランスがよく、考えさせられると同時に楽しめた。 他の作品も読んでみようかな。 | ||||
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餓死という衝撃的な殺人、誰からも慕われる人柄、生活保護・・・交わりそうのない糸が紡ぎ合わされたとき、激流に呑み込まれるかのような緊迫感と共に展開してゆく物語、そして、どんでん返し!本当は、護るべき者たちへのレクイエムかもしれません。 | ||||
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この作家さんの本は初めて読みましたが、ストーリー展開が良かったです。 | ||||
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本は初めてでしたが、良い意味で最後に、どんでん返しがある著書が多いらしいですが、最後までなるほどと思ったり、近年の社会的な題材を物語として読めたことは、とても良かったです。 | ||||
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心理描写が多いように感じ、なかなか作品を読み進めるのが大変だった思いがします。大都市の生活保護の実態がはたしてこのようなものなのか、過去にはテレビで生活保護を水際で防ぐなどの放送されていましたが、そこの現状や真意はわかりませんが、作中の人物達が訴えたいことはよくわかりました。公務員もさすがに目覚めが悪いのでそこまではしないと思いますが・・・。物語を読み進め、作者の意図に見事引っかかってしまいました。映画化されるのもわかります。でも地味かも。個人的満足度は100点満点中79点というところです。(^-^)>「人から受けた恩は別の人間に返しな。でないと世界が狭くなるよ」本書で一番心に響いた言葉でした。 | ||||
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社会保障システムが軸になっているのもあり、硬く冷たい質感を活字から生々しく得た。丁寧な人間の様子と思いの描写も相まって痛く刺さる。まどろっこしいくらいの物語の紡ぎ方で、中盤をざっくりと読んでしまった私には良い悪い関係なく拾いきれていない部分もあると思い、推しすぎないよう星3つ。誰かが誰かを護ろうとするあたたかみは間違いなくあるのに、それを軽く凌駕する冷ややかで薄暗い現実にチクチクと刺された。 | ||||
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ぐいぐい引き込まれた。中山七里さんは天才作家。 日本人で原書で読めて本当に幸せ。 作家になってくれてありがとうございます! | ||||
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この作品を読まずにレビューを読んでいる方がいれば、その多くは、私と同様、他の中山七里作品を読んで本作品に関心を持ったことと思います。 悪いことは言いません。読む価値はありません。本作品は他の中山七里作品とは全く異なり、薄っぺらさしかありません。特に問題なのは以下の2点です。 1,テーマの事実誤認・思い込みが多すぎる すでに多くのレビューアーが指摘されている通り、生活保護制度に関する事実誤認・思い込みが多すぎます。緻密な取材・調査に基づく別の作品と比べれば、私のような素人でも思いつくような突っ込みどころ満載です。なので、終盤の 「〇の発信したメッセージは事件の報道と相倹って広く拡散され、世間に一石を投じる結果となった。福祉保健事務所が過去に行ってきた水際作戦は大きく糾弾され、国会では厚労相が非難の矢面に立たされた。」 という一文も全く空虚です。現場で戦っている公務員の方々をあまりに馬鹿にしています。 2.どんでん返しがほぼない 私にとってこの点が最大のどんでん返しでした(苦笑)。過去の中山七里作品にあった、読者を驚愕させるような仕掛け、例えば「テミスの剣」を読んだときの「この人物はこんなことをしていたのか!」といった捻りは一切ありません。本当にありません。 序盤から「はい、この人が犯人ですよ~」という雰囲気で登場する人物は、もちろん犯人ではありません。『ABC殺人事件』あるいはもっと前から、つまり100年前から使われている古典的なミステリーテクニックです。 それで、では誰が犯人か、が終盤で明かされますが、「だから何?」といった感想しか出てきません。その後の一ひねりを期待して読んでいたら終わってしまいました(笑)。 あくまで個人の主観ですが、過去の中山七里作品を平均100点満点中80点とすれば、甘めにつけて2点ぐらいです。イントロとか殺害現場の描写とかは相変わらず上手いですがそれ以外はスカスカです。 中山七里ファンとしては、この作品は、彼が名義貸しをして別人(「中山〇・七里(なかやまれいてんななり)」とか)が書いたものだと思うことにします。そしてきれいさっぱり忘れます。 | ||||
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現実的にも考えさせられる内容。 そして、小説的にもうまい構成、伏線回収。 とてもおもしろかったです。 | ||||
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社会情勢への一石がこの作品で投じられています。自分は無知だから一辺倒に生活保護を誤解していましたが、他の情報を調べ知識を補完したいと思える作品でした。 | ||||
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序盤2人の死についての真相を探っているあたりは面白く読めたけれど 中盤、生活保護がらみになってからは読んでいて辛かったです 貧困・社会保障などからもれてしまうなど、弱者には生きるって辛いな…と 読んでいてしんどかったです | ||||
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ネタバレあり 主役の刑事さん達も、利根が前科持ちの刑務所出ではなかったら、何の具体的証拠もないまま公務執行妨害で逮捕なんてしなかったなと自覚しつつ、上司の指示通りに動きました。 公務員組織の中では上部の意向が最優先であり、 一般市民(出所してきた利根も一般人です)の人権が蹂躙されも仕方ないという捜査法は 警察も同じでは?と思いました。 8年前の、暴行と放火で10年の実刑判決も、警察と国選弁護士・検察・裁判官が事件の正しい判断をしなかった結果です。丁寧な捜査が行われていれば、執行猶予がついていたかもしれません。 けいさんだけでなく、利根こそが気高き『護られなかった者』でした。 | ||||
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