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護られなかった者たちへ
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護られなかった者たちへの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全418件 201~220 11/21ページ
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生活保護という制度がこの物語の中心になるが、フィクション故に物語の中で語られる生活保護の実態も何処か誇張されたフィクションの一部に感じてしまう。 ネタバレの可能性があるので詳しくは書かないが、犯人が殺人に走る動機や流れが雑で少し置いていかれる。 もう少し動機について掘り下げても良かった気がする。 | ||||
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映画化され音楽担当の村松さん、テーマ曲の桑田さんの切ないメロディーが、読書中ずっと頭の中でなっていました。 映画を観た方にもぜひ読んでいただきたいです! | ||||
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この作家さんの作品、初めて読みました。阿部寛さんのファンで映画の内容が知りたかったので。とても面白かったです。最後まで、私は騙されていました(笑)映画も、きっと面白いはずです。 | ||||
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本作は社会福祉に対する現実の問題を取り上げていますが、物語を読み進めていくと、単純に登場人物の感情的な部分ばかりがドラマティックに取り上げられているような印象です。 犯人に感情移入させるための展開が、とにかく被害者や加害者などの人となりを基にしたお涙頂戴の話ばかりで、もはや社会福祉の課題はあまり関係ないように思えます。 震災の下りもそれほど話に関係してこないので、あまり必要なテーマだったとも思えません。 感動的な人間ドラマを見たい方には良い作品だと思います。 福祉の課題や震災など社会的な観点を通した物語を読みたい方には少し消化不良に感じる作品かもしれません。 | ||||
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映画の原作ということで読みました。 辛く重苦しいだけの物語だと思っていましたが、 そうではなくて、後半の畳み掛けが凄かったです | ||||
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最後の展開に驚いた。 | ||||
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難しい問題をどう表現しているのか楽しみで買いました。社会的弱者に対するたくさんの繋がりやら関わる人達の葛藤やら色々考えさせられる一冊にはなりましたね | ||||
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身近であるようであまり実情の知らない生活保護。支え合う貧困者。クライマックスは衝撃でした。もう一度読みたいと思える素敵な本でした。 | ||||
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ストーリーはとても良かった。背景が現実とよく噛み合っているのではないでしょうか。 | ||||
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非の打ち所がない善人として知られていた福祉事務所職員が殺される。その事件の謎をめぐり、福祉事務所や生活保護制度について、詳細に掘り下げられている物語。貧困について、福祉政策について深く考えさせられる作品だった。それだけに、ミステリーというジャンルに拘った、若干不自然なストーリー展開が蛇足に感じられる。 老人、母子家庭、前科者という、社会的に立場の弱い3人が肩を寄せ合い、築いた擬似家族。そんな束の間の幸せが少しずつ壊れていく描写が読んでいて辛かった。 よもや、この物語のような悲劇が現実に起きているとは考えたくはないが、某YouTuberのように、気軽に生活保護申請を勧める気にはならないと感じた。 | ||||
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生活困窮者支援の大変さ、国の対応の臨機応変がないという理不尽さ もっと知らなくてはいけないことがあることを知りました | ||||
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読み応えある、素晴らしい作品です。そして、とても切ない作品です。是非、多くの人に読んで欲しい。 | ||||
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社会保障制度。あまり自分の生活と接点がなく、ミステリの舞台になるとは思いもつかなかったが、本書を読みおえると、その制度の周辺にある人間ドラマは、ミステリ題材として特級の情緒、憎悪が潜んでいる。 警察側の視点と犯罪者側の視点を見事に描き分け、ミステリらしい驚きの展開を織り交ぜる。 中山七里さんの著書は初読だったけど、この一冊でファンになりました。 本作は紛れもなく名著だと思います。 | ||||
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終盤部に関しては、ミステリとしてはありがちなので、★は3。★を4にしたのは題材というかテーマ。 一つは震災復興、もう一つは生活保護。 震災復興と生活保護の専門書ではない以上、そういった部分に足らない部分があるのは当然で、それを論うのはおかしい。それについて知りたければ、専門書を読むべきで、本書が訴えたい部分はそこではないだろう。 例えば、不正受給について二つのケースが具体的に描かれているが、ほとんどの人が不正受給というと後者のケースを思い浮かべ、前者に思い至らないのではないだろうか。これは不正受給を取り上げるメディアの問題でもある。前者のケースは「教育格差」と合わせて論じられるべき話だが、メディアで真正面から取り上げたことがあるのか、寡聞にして私は知らない。 刑事司法では、「疑わしきは罰せず」が原則である(現実はともかく)。これは無罪なのに罰せられることが有罪者が見逃されること以上に悪いことだという考え方に基づいている。 そう考えると、生活保護で、餓死者を出さないことと不正受給について考えた場合、優先されるべきは「餓死者を出さないこと」ではないだろうか。 | ||||
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本当に面白くて飽きさせない作品で、夜中まで読み続けてしまうほどでした。そして最後のどんでん返し!うなってしました。あまりに良くできた作品なので、映画を観るのをためらっています。 | ||||
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途中、誰が犯人なのかわかってしまったけれど、それがあの人だとは驚きでした。福祉制度の裏側を知らされショッキングな内容でもありました。 | ||||
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映画化にもなり期待していたが、途中で結末が読めてしまう。社会保障の現状を問うものであるが、ステレオタイプの課題提示で今一つ話に入り込めなかった。 | ||||
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今、日本人になくなりつつある誇りを、けいに感じました。 魂が泣くとはこのことです。 | ||||
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著者さんの作品を読むのは 連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫) と 連続殺人鬼カエル男ふたたび (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) に続いて3冊目。 「カエル男」では殺害シーンや死体の生々しい描写が際立って私には印象に残った。本作ではその生々しい筆致が貧困の現場にも用いられている。 全体として本作においても、文体に加えテーマを捉えた理路整然たる構成は著者さん一流で、さすがの完成度だと思う。 一方で、内容があまりにも暗すぎる。社会の理不尽さと冷たさが切なすぎて、読んでいてツラかった。生きていればツラいことはこちらが望まなくても向こうから勝手にやってくるものだ。決して安くないお金を払ってまで格差社会の闇を追体験したことにちょっと後悔した。私だって他人事ではないからだ。 理不尽さと悲しさで切なくて泣かせる小説はもう当分読みたくないなと思うほどの迫真の社会派ミステリーだった。 これを書いている今はちょうど衆院選挙期間中。せめて選挙には行こうとあらためて思う。 なお、余韻を損なうから、巻末の対談は不要だと思った。 | ||||
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本を読もうと思ったきっかけは、餓死という文字でした。今の時代にありえないと…復讐の方法を、殺人にはしてほしくなかったけれど、生活保護という福祉のあり方を、考えさせられました。これから映画を観ます。 | ||||
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