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屍人荘の殺人
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屍人荘の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全499件 121~140 7/25ページ
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葉山と明智、ホームズとワトソンのような2人の関係性がとてもよく、惹き込まれてしまった。出てくる登場人物もみんな、癖があり、これからどんな事件が起きるんだろうとワクワクしていたのだが、ゾンビが出てくるあたりで興醒めしてしまい、その後、読まずにポーイと投げ捨ててしまっていた。パニックホラー系は好きじゃない。なぜ、ミステリーと絡めたのか…。が、映画化に伴いもう一度、読み始めてみた。まあ、ゾンビ云々はクローズドサークルを作る上で、必要だったただの要素だと思うことにする。そこに焦点をあててしまうと、ミステリーとして楽しむことができない。 自分の生命ですら危ういような状況で、いくら恨みがあるとはいえ、殺人を行う気になれるだろうか、という疑問がわいたが…。そこは作者も分かっていて、一応、理由付けはされているが、うーん、納得できなかったなあ。探偵役は2人もいらないと思ったのか、明智さんが早々にいなくなってしまったことが悔やまれる。ひるこが葉山を気にいる理由もなんだか、いまいち。どちらかと言えば、明智さんに恋をする方が自然なのでは? 最後まで読んではみたが、やはりゾンビのせいでトリックや謎解きの方に感情移入ができない!!!なんて、残念。 ゾンビが間近に迫っているのに、事件現場の部屋を調べたり、謎解きしたり、現実的ではない。そんなことをしている暇があるなら、生き残れる方法を模索しろよ、と思ってしまって全然ダメ。 単純にクローズドサークルを作りたいのであれば、自然災害とかがやはり1番しっくりくるし、現実的だ。 ラノベみたいだと指摘されたレビューがあったが、葉山とひるこだと、ホームズとワトソンというより、涼宮ハルヒとキョンの関係を彷彿した。ひるこのセリフも、演劇の台本見たいな言い回しが独特で、アニメのキャラクターみたいでうんざり。 これがたくさん、賞に輝いた本格ミステリーなのかと思うと、ちょっとがっかりした。読む人を選ぶだろうな。 ミステリー好きな人からしても、パニックホラー好きな人からしても、中途半端な印象の小説になるだろうな…。 | ||||
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"『葉村君。私は君を口説きたくてこの合宿に誘ったんだよ』『ーは?』予想外の答えにフリーズする。私は宇宙人なんだよ、と言われた方がまだ現実味があったのに。"2017年発刊の本書は著者のデビュー作にして映画化もされた、奇想と本格ミステリが見事にハイブリッドされた一冊。 個人的には最近、ミステリにはまりつつある事から周りの評判の良い本書も手にとりました。 さて、そんな本書は大学のミステリ愛好会の会長にして"神紅のホームズ"明智恭介と葉村譲が、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と曰くつきの映研の夏合宿に参加するためペンションを訪れると、そこで【予想外の事態に外部で巻き込まれる中】極限下の状況になったペンション内部でも密室殺人が起きていくのですが。 最初に思ったのは、やはり、いわゆる外界から隔絶された空間で内部にいる人物が事件を推理、解決する『典型的なクローズドサークル』要素と、全く異質の要素を【よく一緒にすることが出来たな!】という構成の巧みさでしょうか。しかもそれがちゃんと謎解きとして融合していて(特に1人目の殺人)本格ミステリの可能性を【さらに拡げてくれている】ように感じました。 また本書ではメタミステリ的な要素があったり、ある特殊な映画好きへのオマージュのような台詞も登場人物達から語られることで、ミステリ好きや映画好きならニヤリとさせられるのではないかと思われ、特に登場人物の重元光による、わざわざ極限化で【そっち系の映画を鑑賞する姿】には良くも悪くも強い映画愛を感じて、同じ映画好きとして楽しかった。(映画ではバッサリ削られでしまって残念でしたね。。) 本格ミステリ好き方や、予想外の展開をする物語が好きな人へオススメ。 | ||||
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つまらないとは思わないが、登場人物がライトノベルやアニメのキャラクターに寄せすぎている。ネーミングのセンスもちょっとあれだ(斑目機関って)。そしてゾンビに追われて閉じこめられているキャラクターたちが、呑気にぐーすか寝ていて緊張感に欠ける。そりゃ睡眠はとった方がいいが、だったらもっと状況に組み込む形にすべきで、全てちぐはぐなのだ。 あと、語り手の背中に女性の胸が押しつけられ「なんて立派なものをお持ちで」と一人称ライトノベル作品みたいに独りごちるところがある。なんとこんなのをトリックを解明する場面でやっていた。著者はユーモアを混ぜたつもりなのだろうが、緊張感が削がれるだけに終わっている。 それでも星三つをつけたのは、唯一行動を追いかけたいと思えたキャラクター、明智が早いうちに退場したことに本気で驚いたからだ。普通こんな事するか? 作品にネガティブな感情を抱いてしまったが、びっくりしたのは確かなので星を献上。 | ||||
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これが受けた賞って何なの? 審査したのは誰? あり得ないほどの愚作。 これが、どうやって受賞作となったか、その謎解きの本が出てほしい。 | ||||
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綺麗な本が届きました。 いつもありがとうございます。 | ||||
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本格推理が大好きです。綾辻、有栖川は言うに及ばず、横溝や乱歩、クリスティやクイーン等々ミステリーと名がつけばなんでも読みます。 鮎川哲也賞受賞と言うことでかなりワクワクして読みました。まあ、わたしが読んだ時点では2冊目も映画もやっていて、既に廃れたいるのかもしれませんが。 普通に読み物として面白かったです。新たなクローズドサークル、との評価に確かに!とも思いました。 わたしの中で本格推理とは(特に綾辻以降は顕著な気がしますが)大事なのはトリックと名探偵によるカタルシスで、犯人の殺人に至る動機や人間味溢れる様な所を読みたいのなら本格推理を読まなくても…と思う派なので、ラノベチックな文体でもトリックと謎解きが生きているのならいいミステリーだと思ってます。 女性キャラは微妙に誰だっけ、この人…と言う感じはしましたが。 ただ、謎が予想できてしまう! こうなのかな、と思っていた通りに推理が展開してしまったので、そこが残念すぎる。もっと読者の意表をつくカタルシスが欲しかった! ヒルコとのコンビより明智とのコンビを見たかったなぁ…。ヒルコの助手が欲しいと言う理由が大した事無かったので。そこも残念。 最終的にあそこの空間どうしたんだろうって疑問は残ったけど。続きに答えがあるといいなぁ。 | ||||
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読み初めの予想が大きく裏切られ違う世界に紛れ込んでしまったのようだった。 そのあたりを面白いと思うかリアルさが感じられないと思うかで評価は変わってくるのでは。 このテーマではクローズドサークルに必須な緊張感が出しにくいのはある程度仕方ないと思うが、ライトに仕立てあげるのは個人的にはNGだったため−1で | ||||
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ミステリー小説を読んでみたくて、この本を購入しました。 賞も受賞されてるとのことで期待してましたが途中から非現実的な展開になって、少し残念でした。 最後まで読ませていただきましたが、非現実な状況が出来た理由は解明されないまま物語は幕を閉じ、読むのに時間もかかったのでなんとも言えない気持ちに… 言葉もわざわざ難しい言葉を使ってましたね。 読書好きでないと分からないような言葉を多用しているようですが、物語の作り方はめちゃくちゃだなと思ったのが僕個人の意見です。 | ||||
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映画だと色々小説内の事がかっ飛ばされてたので(放映時間内に収めんなってのもあるでしょうが)、これを読んで真相等が明かされてた様に感じました^^ | ||||
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ミステリー小説が好きで購入しました。 途中からゾンビが出てきた時に少し戸惑いましたが、 読み進めるとしっかりと謎がでてきて とっても考えさせられる作品でした。 | ||||
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ノミネートも納得の面白さでした。 ファンタジーの要素を上手く本格ミステリーに取り込んだ意欲作です。 奇をてらっただけでなくきちんと王道の展開になっています。 個人的にバリケードへの意識の低さは気にはなりましたけど強いて言うならそこだけです。 低評価の人はラノベみたいだとか、推理や無理やりだの何かと理由をつけてグチグチ言ってますが 昨今のミステリー小説を読んでいたら大抵ラノベ的な要素は本書に限らずどこにもあることは知ってるはずですし 無理やりな推理というのも具体的にどこがとも指摘できていません。 普通に読んでたら★1は間違っても付けませんね。 このレビューも含めて、ネット上の匿名の無責任なレビューは参考にせず、 名のある作家からの推薦と受賞をどうぞ信じてお読みください。 | ||||
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読書する習慣がない私みたいな人間にとっては、読みやすい作品でした。 剣崎さん可愛くて普通に好きになった(笑) 次回作も期待してます。 | ||||
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きっかけは映画です。行きたかったのに見逃したので内容が気になって買いました。 設定は個性的だけど読みやすくて良かったです。 ちゃんと推理もできるし、重くもない。 私もそうですが、久しぶりに本を読みたいなぁ~という方に入りやすい作品かと思います。 | ||||
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ゾンビが出て来た時点で興醒め。 読みたかったのは推理小説であって、ホラー小説では無い。 探偵役の女性キャラも口調が独特でいまいち馴染みづらいし、主人公がこの女性キャラを名前で呼ぶと決めた直後に1箇所だけ何故か苗字呼びの表記があるのは単なる誤植?女性キャラの口調と言えば探偵役以外のキャラも、性別が分からなくなり誰が喋っているのか戸惑うことがしばしば。 犯人の動機もありがちな上に取って付けたように弱く、何もかも拍子抜けだった。 | ||||
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たのしかったです。 スラスラ読めたので、映像であったらまたみたいです | ||||
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とても面白かったです。 普段一冊に5日以上かかってしまう程読むのが遅いのですが、この作品は2日で勉強の手を止めて一気に読んでしまいました。 とても斬新なクローズドサークルものでした。 ただ、批判されてる方の気持ちも少し分かります。 この作品は少しラノベチックな要素と奇想天外な要素がありあまり王道とは言い難いのです。 煽り文などで十角館の殺人のような本格ミステリを期待した方は少し違和感を感じてしまったかもしれません。 例えるなら、回らない寿司屋に行ってオススメを頼んだら、期待していたマグロやエンガワではなく炙りチーズサーモンやハンバーグ軍艦が出てきた感じでしょうか。 しかし、美味しいものは美味しいです。 読みやすい文体と表現で、あまりミステリを読んだことがない方にもオススメできます。 続編もすぐに購入して読みます! | ||||
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ミステリーにリアリティなんか必須じゃないし、ゾンビが出てきてもいいけどさ、ゾンビは前提として割り切ってくれなきゃ。 人間とゾンビで2回殺すとか、ゾンビでも愛しているとか、前提以外の変なところにゾンビを絡ましてくるので興ざめする。特に、「2度殺す」はこの小説一番のトリックに関係する部分。強引さが必然性を消している。 | ||||
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これがどうしたら「3冠」や「鮎川哲也賞受賞」? いや、それは誰かの意図や見えない力などでもしかすると何とかなるのかもしれないけど、かの有栖川有栖や綾辻行人が絶賛コメント? 本格ミステリ名作を輩出してきたお二人にとって、この作品のどこに魅力があったのか、そもそもどこに本格ミステリ要素があったのか、冗談抜きでお聞きしてみたい。 前評判がかなり良く聞こえていた一方であまりに内容が酷かったこと、あまりにもちゃちな非現実的要素を物語の根幹にしていたことで、却って「この先に何かあるのかも」「この非現実的要素まで回収するどんでん返しがあるのかも」と思い結局最後まで読んだけど、何のプラス要素もないまままさかの終了。 読み終わって「いい作品だった!」と余韻に浸ることはあるが、「なんだったんだこれ、、」と放心する経験は初めてだった。 完全にネタバレとなることは書かないけど、この本を読もうとしている人は是非ここのレビューのネタバレコメントをみることをお勧めする。それによって時間も費用も無駄にしなくて済む。 本格ミステリとはクローズドサークルの中で実現可能かつ巧妙なトリックなどを謎解きしながら楽しむものと思っている。 あのような非現実的設定を軸にするのであれば(それがトリックというわけでもないわけだし)それをあらかじめ明確にしておくべき。それを知らされずに「買わされて」時間と金を無駄にした読者がどれほどいることか。 自分もネタバレコメントみていれば買わずに済んで時間も無駄にすることなくよかったのにと本気で思う。 読んでから1,2年経っていると思うけど、未だに色褪せぬ過去最低作品として皆さんに注意喚起する意味も込めてレビュー投稿。 | ||||
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いや うーん…推理物かと思ってたらまさかのパニックホラー?の割に登場人物緊張感無さすぎじゃない? ゾンビが迫ってるのに風呂入る?爆睡する? 肉片が飛び散る部屋で推理を交わす? 剣崎って子の話言葉が明智と混ざってんの?ってくらい統一されてれてなくて残念 金返せー!!!笑 | ||||
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評判が良く映画化ということで、期待して手に取りました。 文章は平易ですぐに読み終わった感想は、モヤモヤしかないです。 各登場人物の人物像が、どうにも違和感(育ちの良い設定の子が威圧感な話し方だったり。。) 明智の存在意味もわからない。主人公の感情の推移に影響を及ぼす存在なのかもしれませんが、前半での主要人物扱いから中盤以降の差が激しくて、理解できません。 殺人の方法も、正直『結局それ?』って感じました。まあ『それ』しか不可能なのはわかりますが、もう少し違うものを期待していたので残念でした。 | ||||
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