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ブルーローズは眠らない
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ブルーローズは眠らないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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前作は終盤の詰め込みぶりに、読んでいて少し腰が引けましたが、今回はペース配分が見事な印象。 たしかにトリック自体はシンプルですが、トリックより事件の背後にある人間関係や、過去の因縁を重視するタイプなので、読みごたえは十二分。 特に青バラの作成者の一人である、テニエル博士については、読了後に最初から読み返すと「上手いことごまかしてるなぁ」とニヤニヤできます。 また前作から引き続き、主人公コンビの掛け合いはコミカルです。 台詞がクサい、という感想もあるかもしれませんが、海外ドラマの吹き替え版っぽくてむしろ好みです。泥臭さのない、淡白な文体も好感です。 ニッセン小佐らサブキャラクターも続投しているため、登場人物への愛着も沸きます。 落としどころもキッチリしており、読後感は爽やかでした。 前作で「前評判の割に、ラストがちょっと微妙…」とガッカリされた方にもオススメです。 ※なお前作と事件は全くの別物ですが、前作に絡んだネタがいくつか出て来ます。二作とも読まれた方がより楽しめます! | ||||
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それで何とか最後まで読み終えることができたという感じです。後半はその掛け合いも少なかったですが。 | ||||
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トリック自体、よくある手記と現実との齟齬をベースにしているが、事件自体に手記は必要があるとも言えず、密室やアリバイトリックも無理矢理感が強く、解決時に爽快さを覚えることはない。 まあここまでは欠点としては目をつぶれる範囲内だが、犯人の動機というか、そもそもの行動の意図がまったく意味不明。そんなことしなくても、やり方いろいろあるだろうし、なんでそんなことしなきゃいけないのか、登場人物たちが納得してる様子にも違和感。 1作目が好評で、熱が冷めない内に2作目をと思う気持ちもわかるし、ひょっとしたら編集者にせかされた? でも、だからと言っても最低限の「小説」は書かないといかんでしょ。不十分なトリックに登場人物を無理に合わせただけに感じます。 この作品読むと、新本格の初期に「トリックありきで、人間が描けてない」批判を懐かしく思い出します。 | ||||
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がとにかく素晴らしいと思う。正直トリックはイマイチだけど、ここまで伏線を張り巡らせながらすべてを回収する後半は特に素晴らしい! 今年読んだミステリーでは1位か2位クラス。また読めばわかるがブルローズは眠らないとのタイトルがなるほどそういうことねと納得できる点もすごいと思う。著者のジェリーフィッシュは眠らないよりは個人的にこっちが好きです。これからの活躍に期待して星5つ!! | ||||
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前作「ジェリーフィッシュは凍らない」の舞台を引き継いだミステリ作品。前作に登場した刑事二人やジェリーフィッシュなど所々で前作とのつながりを見られる。個人的には刑事のキャラクタを含めて好きなのだが、本作では殺人の動機につながるものが希薄だったり、運の良さにひっぱられたりなど、ストーリー展開に少し疑問を持った。最終的には、日本人好みの心情に訴える結末となり、読後の満足度は及第点ではある。もっと分かりやすいトリックであれば、事件解決後のスッキリ感が増したと思う。 | ||||
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鮎川賞受賞のそして誰もいなくなった形式で高く評価されたジェリーフィッシュは凍らないに続く2作目で、前作の登場人物が続投するが、内容的には独立している。 今回は密室殺人を扱っているが、ジェリーフィッシュは凍らないでも見られた異なった時世と場所の交互描写形式で単なる密室ネタに更に一ひねり加えたアクロバット的展開が加えられており、前作に匹敵する読み応えだ。 特異な舞台設定もトリックと密接に絡んで効果を上げており、前作が気に入った人は必読である。 | ||||
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デビュー作ながら年末のミステリランキングで上位になったジェリーフィッシュは凍らない その作品で活躍した男女刑事コンビが再び登場します ただ、舞台はジェリーフィッシュの続きですが、前作を読んでいなくても支障はありません この作品も本格ミステリの傑作と言えます 不可能といわれる青いバラを生み出した大学教授が温室の中で殺害されます 殺害現場の温室はバラの蔓にかこまれた密室でした この密室の謎は、そんなに凝ったものではありませんが、物語の仕掛けは今回も見事です ジェリーフィッシュの様な衝撃は少ないですが、再読必至ですね ジェリーフィッシュは凍らないを楽しめた方なら、間違いなく満足すると思いますよ 最後に、登場人物の名前がフランキー、ロビン これも作者の狙いですかね | ||||
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