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火車
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火車の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全532件 281~300 15/27ページ
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| 20年間のミステリー'bPと書いた帯を見て外れは無いだろうと迷わず手に取りました。 が、初めての宮部作品、読み進めるのが少し苦痛でした。 新たな登場人物が出るたびにその人物のエピソードがだらだらと続き、話が本題から横にずれるのがたまらなく 退屈で「早く読み終えたい」と焦って読んでしまいました。 宮部ファンの方、ゴメンナサイ。 | ||||
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| この作品にも描かれてあるようにクレジットカードの利用の仕方やサラ金について学校でもっと教育するべきだと思った。あと、自己破産のしくみについてよく理解できた。世の中こういう金融がらみで追い込まれ、自己破産という便利な手段を知らぬまま命を絶ってしまう人が多いので、より多くの人にこの本を読んでもらいたいと感じた。展開的には最後に意外な結末が・・というものでもなく、読者の期待を裏切らないあっさりした終わり方になっていて、読後はすっきりした。 | ||||
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知人から薦められてこの小説を読んだ。 僕が買いに行った書店ではこの本が店長のお薦めになっていた。 小説を読んだ後で、あんなに空しい気持ちになったのは初めてだった。 清々しい読後感とか、感動したとかいうのではなくて、自分の力ではどうにもならない世の中の大きな力に対する無力感に打ちのめされてしまったのだ。 面白かったので先を早く知りたくて、2日で読んでしまったのだが、最後の50ページを読んでいる時に、だんだん空しくなってしまった。 自分のせいではないのに、どうして、新城喬子がそんな目に遭わなければならないのか、どうしても納得できなかった。 どうにかして新城喬子を救ってあげたいと思っても、誰にも救うことは出来ないのだ。 人生に対する貪欲なまでの執着! その生命力は、見習うべきかも知れないけれど、そうまでして生きなければならない虚しさ。 生きたい、自分も幸せになりたいという気持ちは分かるけど、自分の存在を消して、他人としてしか生きられない境遇。 悲しくて、辛くて、やりきれない。 宮部みゆきさんは、色々な賞を総嘗めにしていて、推理小説と言うより、純文学に近いので僕には合っているのかも知れない。 彼女のその他の作品もほとんど買い揃えた。 まだ、全部は読んでいないが。 | ||||
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| この物語のプロットは、今(2011年)となっては 古いです。自己破産は珍しいものではなく、サラ金の 高金利についてもこの作品が出版された当時(1992年) とは大分事情が異なっています。 出版された当時は、社会問題となっていた事項を取 り入れた社会派ミステリーという位置づけだったので しょう。 しかし、その点を差し引いても、今読んでも十分楽 しめる作品です。 むしろ、プロットが古く感じられる今だからこそ、 純粋に宮部氏の筆力を堪能できると思います。 | ||||
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| どんなに過去から逃げようとしても逃げ切れない。 過去を清算しようとしても清算しきれない。 人間関係がどれだけ希薄になろうともそれだけはついてくる。 幸せだけを願って人は暮らしているのに、それを壊そうとする 暴力的な人間(火車)が現れるのは何ともやるせない。 呪縛に囚われている自分の情けなさと、自分以上に大きな枷を 負っている方の心の開放の日が訪れることを願う。 | ||||
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| 社会派ミステリーを書く上で重要なのはリアリティだと思う。30Pほどで出てくる、銀行社員である同僚が婚約者のクレジットカードのブラックリストを勝手に見ているが、モラルも何もあったもんじゃない。社内で個人の目的で閲覧してよいのだろうか。個人情報保護法施行前ってこんなだったっけ?少し冗長だて思いつつ、良い小説だと思ったのに、そこが引っ掛かってしまい、読み進められなくなった。 | ||||
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| 皆さん大絶賛の火車 しかし…私はダメでした… 読んだ時期が悪い? 今やクレジットローンや自己破産の知識なんて誰でも知ってますし 私の既に知っている内容を無知の主人公に長々説明する弁護士のシ―ンなど…説明が、くどいシ―ンが 多々… 主人公の刑事は、父親らしさが ない…人まかせの育児 子供ほったらかしで事件かどうか分からないものを追いかけて… コ―ルセンターの様子や会社の研修内容が ちょっと時代錯誤なのは 作者の持っている知識が かなり前だからなのか この作品を旬で読むには時間が、たちすぎたのか… 何もかも 古臭い印象でした。 後肝心の殺人…女性が死体をバラバラにするには無理がありませんかね?一体どうやって事を運んだか全ては主人公の妄想説明で終わっている…。ラストもあっけないし… ちょっと物足りない内容でした。 | ||||
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| 評判がいいので、読みましたが、300ページくらいから、集中力が切れました。 主人公を絡めた展開がほしかった。 ラストも途中からこんな感じかなって・・・ 私には丁寧に書きすぎてもっと短くてもよかった | ||||
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| 読みやすいし、悪くはないんだけど全体的に盛り上がりに欠ける印象 終始淡々と進む上に登場人物のキャラが薄いので、読んでいてあまり面白くない トリックも別段大した事はないし、そのくせしてページ数が多い・・ ボリューム的にはこれの半分くらいで終わらせてくれたら良かったかも 結果、社会派作品としても娯楽作品としても中途半端な仕上がりに思えた | ||||
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| 火車より好きなミステリーはありません。10年前に初めてよみましたが冒頭から一気にひきこまれ、徹夜で読破しました。繰り返し読みボロボロになったので2冊目購入です。破格に面白いミステリーでありながら、感情表現がどこをとっても丁寧に描かれています。辛く暗く、やるせない展開の中にも挟まれる登場人物たちの人物描写が瑞々しく魅力的。会話の温かみにほっとさせられます。 ヒロインに迫っていく主人公の追跡は絶品です。わたしも主人公となりページをめくりました。 永遠に大好きな一冊です。 | ||||
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| 出版から15年以上経ってから読んでも決して古さを感じない内容であった。 消費者金融については法的な整備がされており、当然状況は変わりつつあるが、 家族や人との繋がり、個人情報など考えさせられる面も多く面白く読むことができた。 とはいえ、他のレビュアーもいう通りやや長すぎると感じた。 | ||||
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今、全ての真相が解明されて、いよいよクライマックスと言う所でレビューを書いています。 600頁からなる作品ですが、500項あたりまで、長々と綴られる債務の話しや、中々どうして尻尾を出さない、と言うか、そこまでして人探ししなきゃならんのか?本間さん、足の休養を優先させなさいよ、と思うこともしばしば。 ちらほら、と「その人」に繋がる糸口は見えるけど、当たれども当たれども、真を捉える情報には出会えずに、主人公も一度、「もうそろっと潮時か…」と諦めの境地に至りそうになり、読み手の私も、「もう疲れたわ」となりつつ、読んでいくと…何気ない小学生の息子の一言で状況は激変。本間さんも興奮し、読み手も鳥肌。 そしてまもなくクライマックスの数ページを、これから読もうとしているわけですが、500頁のストレスが一気に解放されて、正直読むのがもったないない!! このストーリーが完結してしまうのが寂しいくらいです(泣) さぁ… いっちょクライマックスに行ってきます…!! | ||||
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| ヒロインが追い込まれていく姿は、怖いというものも感じさせますが、 何だかかわいそうに思いました。 それに消費者金融の世界も怖いと感じました。 ストーリーも面白く、筆力があるので、一気に読めました。 宮部さんの小説を読むのはこれが初めてなのですが、 最近読んだ神崎和幸のデシートと同じぐらい面白かったです。 これから宮部さんのほかの作品も読んでみたいと思います。 | ||||
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| 四分の一程読んだ位からイライラしてきましたが,折角買ったので我慢して半分位まで読みましたがもぉ無理です…読むのが苦痛… ここまでストレスが貯まって話の盛り上がりに欠ける本は初めてです。 評価が良かったので購入しましたが,この本の良さが全くわかりません。 余計な描写が多く一つ一つの言葉が遠回しでくどすぎるし,同じような言葉が多いし文字数稼ぎにしか思えない… | ||||
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| 松本清張のゼロの焦点を思い出した。実際ひな型にしたのではないか。家の写真が出てくるくだりは、作者の清張へのオマージュじゃないかと。 カード破産についてそれなりに知識がある者にとってはそれほど目新しい話でもなく、個人的には佳作の域を出ていないと思ったが、とにかく文章が平易で読みやすく、堅いテーマの割にはエンタテイメント性が高いのは見事だと思った。 ラストシーンが大変印象的。素晴らしい。悲愴なストーリーも、すべてはこのシーンを描くためだけにあるのではないかとすら思った。 | ||||
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| だらだら長いことが印象的でした 端折って短く纏めたら名作だと思います | ||||
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| 過去20年間の「このミステリーがすごい!」を受賞した作品の中で、最も評価を得た作品である。筆者は宮部みゆきさんという方で、2011年現在まで数多くの文学賞を受賞している大作家らしい。小説は年に十数冊しか読まないライトユーザーでミーハーな私は、これら前評判の良さに舞い上がり即購入。 個人的には消化不良と言わざる負えなかった。私世代の俗語で解り易く言えば「エヴァンゲリオン的手法」とでもいうだろうか。後の展開は読者の想像にお任せしますという感じで終焉。あまり詳しくは書けないが、犯人である女性を特定し接触した後の物語を私は単純に知りたかった。 2年ぐらい前から小説を読みだした私としては、何だかこの手の手法を用いる作家が多い気がしている。この手のジャンルは読者に「え!?あぁあああそういうことだったのかぁ・・・!」という原始的な驚きを味あわせてこそナンボではないか。同時に文章を適切な表現で読みやすく書く。この様な単純ともいえるスキルをどこまでも高次元に高めてこそ、あるいは高める姿勢こそ小説家ではないか。余談で、筆者の文章表現に関して恐縮ながら言及させていただくと、個人的には一文一文が冗長的で読んでて度々疲れた。何度も小休止をとった。すみません、素人の戯言と思っていただいて結構です。 とにかく、「これが20年間のミステリーで最高の作品なのか・・・?」とクエスチョンマークだった。 | ||||
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| 子供の教師がたまたま野球ファンで・・・というところで読むのやめました。話がうまくいき過ぎでしょう。 | ||||
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| 発表当時はさぞ衝撃的だったと思いますが、刺激に慣れてしまった今の時代には刺激は少ないような。色々と勉強にはなるが、20年も前の時代の話だから状況は変わっているので鵜呑みには出来ないが作者が訴える警鐘は現在にも通ずる。話はとんとん拍子で進み過ぎる感じがあるが、そもそも推理がメインの作品ではないのだと納得した。 | ||||
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| いや〜これには恐れ入った。今まで読んでいなかった自分が情けない。どこか悲しげで、切なくて、でも物語の先を読まずにはいられない。自分が自分であることの意味…とても背負いきれない苦しい過去…別の人生を生きれたらと誰もが思うところを非常に上手くついている。読後にその世界からなかなか抜け出せなかった。 | ||||
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