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火車



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【この小説が収録されている参考書籍】
火車 (新潮文庫)

火車の評価: 3.96/5点 レビュー 517件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.96pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全517件 161~180 9/26ページ
No.357:
(3pt)

言葉が生きている

読み始めて7、8分目ぐらいに辿り着くまで、【この話イマイチかなぁ】と思ってしまいましたが後半になって、捜索中の行方不明者の過去が暴かれるにつれて一気に心奪われゾワゾワっとしました。心がえぐられるような気持ちにすらなりました。

切ない、切な過ぎる。
世の中には、本当にこんな孤独な人生を歩む人もいるのだろうか・・・と。悲しくなりました。

ただ話し全体として微妙な時代背景のせいもあるとは思いますがバブル後世代の私としては、たびたび理解に苦しい時代背景(携帯やパソコンがまだ普及していない世の中等)、腑に落ちない点(そんなに役所の個人情報ってだだ漏れなの?等)、なんでそうなるのか理解できない登場人物の心理(冒頭で逆切れしたまま音沙汰のない和也など)がいろいろと話しに入り込む邪魔をしてきました。

それでもやはり宮部みゆきさん。
ところどころに唸りたくなる様な絶妙な表現があってはっとさせられました。

例えば、言いたくて仕方ない事があって焦っているのにそれを悟られないようにしている様子を表しているこの文章、
『出かかった言葉という生きものがそこで噛み殺され、尻尾だけがピクピク動いているようだった。』
(-18ページ)

この表現、なんだか言葉自体が生きているような感覚すら覚えました。

そして。ラストはもう少し続きまで書いて欲しかった!!!私が知りたかった肝心の部分!

話はまぁまぁ面白かったけれども、個人的には宮部みゆきさんは『あかんべぇ』などの長編時代小説の方が好みみたいです。むしろ江戸時代までさかのぼってくれたほうが入り込みやすいと今回改めて実感しました。
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No.356:
(5pt)

人の情を感じさせる

負傷して休職中の刑事が、親族の男性の頼みで、婚約者の女性が失踪した理由を明らかにしていきます。

追いつきそうになる度に陽炎のように消えてしまう失踪した女性の実体の薄さが印象的です。

多重債務問題を「債務者の責任」と切り捨てることができない事情が浮き彫りになっていきます。

現在では、「消費者の自己破産」が当たり前に許される時代ですが、この本が描いている時代の自己破産は「自己破産をするか、自殺するか」の2択といえるほど、重い問題でした。

暗い刑事事件を数多く扱ってきた刑事だからこそ持てる失踪女性に対する暖かい視線。

山本周五郎賞を受賞するのにふさわしい社会問題と人の情を織り込んだ名作だと思います。
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4101369186
No.355:
(5pt)

とにかくインパクトのある作品

数多い宮部みゆき氏の作品の中でも、傑作中の傑作、以前どこかで読んだかドラマで見たかと思うんですが、再読。やっぱり面白いですね。
私が若かりし頃、海外旅行に夢中になっていた頃があり、旅費が足りなくてキャッシングローンに手を出して、毎月リボ払いに追われていた時期があります。もちろん、その月の給料で返せる微々たる金額ですが。
でも、この話に出てくる弁護士が言うように、一歩間違えれば、彼女達のようになっていたのかもしれませんね。宮部氏は、その社会の暗部を題材に作品にすすために、たくさん取材なさったでしょうね。いろいろ法律ができたとはいえ、クレジーットカートが氾濫する社会、今も変わってないでしょう。
宮部さんの作品は、過去に何作品か読みましたが、また再読したいと思っています。もちろん未読のものも。テーマ選びも、ストr-テリングもとても上手が作家さんだと思います。
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No.354:
(5pt)

本当に日本人は「しあわせ」になったのでしょうか?

宮部みゆきの代表作をようやく読みました。
主人公は、休職中の警察官本間俊介なのでしょうが、もう一人一度も登場しない主人公がいます。
それが、新城喬子(関根彰子)です。
ストーリーとしては、本間が彼女を捜索するというものですが、私は彼女の人生に引き込まれてしまいました。
それというのも、この作品が一流のミステリーであると同時に、彼女の波乱万丈の人間ドラマになっているからでしょう。
犯人の「心」に共感するというのは変な話なのですが、それほど彼女の人生は劇的過ぎます。
いくら同情を誘う人生であっても犯罪は許されませんが、でも彼女の置かれた境遇と犯罪に至る経緯を考えると、彼女を憎むことはできません。
そうした人間を生み出してしまった社会について考えさせられてしまいます。
本当に日本人は「しあわせ」になったのでしょうか?
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No.353:
(1pt)

初の宮部みゆき作品に期待し

小説デビュー2年ほど。 普段母から譲り受けていた小説だけを読んでいたが Amazon評価を参考に、図書館でこの本を借りました。 時代の違いと債務整理についての話が多く、グッと引き込まれる場面が少ないので、ペースが上がらず。 。 手に取る気になれず結局2週間の返却期限を2回延期しました。 それでも後半はだいぶ飛ばして終了笑 飛ばしても流れや結論は分かりました。 これを読み終えるまでの間に母から、秋吉理香子さんの 聖母 を借りてあっと言う間に読み終えました。 聖母にはなかなかテンポが良く、引き込まれるし、何よりラストに衝撃を受けた。 火車は購入ではなく図書館で借りていて良かった。
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No.352:
(3pt)

刑事の苦労だけを味わわされる

とにかく長い。
宮部みゆきさんの中でも面白い方だと聞くし、面白いと思うが、
犯人に至るまでの経過が緻密に描写され過ぎていてまるで刑事になったかのような疲労を味わわされた。

犯人像にたどり着くまでの推理は面白いのだが、いかんせん宮部氏は犯人の動機にスポットを当てて掘り下げまくる。
はっきり言って心理面の掘り下げすぎはエンターテイメントとは感じ辛い。どちらかというと国語の教科書だ。

500P越えの教科書なんてもう苦痛と言い表すしかない。
おまけに犯人を捕まえる達成感は味わわせてもらえない。肩を叩いて終わりだ。
刑事の苦労だけ味わわせといて犯人にたどり着いたその瞬間に幕を引きやがった!

それでも懲りずに「理由」を読んだが本作よりも色濃く動機にスポットが充てられて随所読み飛ばした有様。もう宮部氏の推理小説は読まない。
ガキの頃、映画ブレイブストーリーにはまったのになぁ
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No.351:
(4pt)

すきずきでしょうが

私自身はやや物足りなかった結末でした 実際にどのような手口で殺人を犯したのか、死体はどう処理したのか等ははっきりされてませんでしたので物足りなさは有りますが、おそらくこの作品のテ―マはそこではなく人間の心の弱さや社会の落とし穴を伝えることなのではと解釈しました。 ドラマ化しやすい正統といえるサスペンスだと思います
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No.350:
(4pt)

時代の匂いがしてきます。引き込まれます。

冒頭が見事で引き込まれます。不幸から逃げたくて必死な姿に胸が詰まる。この時代の、この不幸を書き留めた作者に敬意を抱きます。
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No.349:
(5pt)

脇役も、作品が描く恐怖、展開もラストも一級!

数年前に読んで、面白かったという記憶がやたら強く、この度戻ってきて更に読み返したが、やはり強烈な印象の作品。

残りのページがどんどん少なくなるのに話がまとまり切っていなくて、「おいおいこの残りのページで、どうやって話を収束させるの!?」と、手に汗かきながら一気読み。

保や碇等のthe 漢!という人が出てくる一方で、井坂のようなプロ家政夫さんが出てきたり、今から20年前に、性差は今後社会でどんどんなくなっていく、多様化を認めざるを得ない社会になっていく、という予告のような気持ちになりました。

碇、井坂、弁護士や、郁美、保など、そこかしこに出てくるサブキャラクターが人間的で非常に魅力的。

また、ボケの話で井坂が智に話した「自分の人生が面白くないが故に、他人に意地悪することでその鬱憤を晴らす者がこの世には残念ながら居る」という話は子供によく話したと感心させられた。クレジットの話のように誰もが被害者(という語彙すら正しいか微妙だが)になることもあれば、他人へ冷たくすることで、鬱憤を晴らす加害者にもなり得る、そんな気持ちになった。

以下、若干ネタバレ

喬子が、喫茶店に到着し、こずえの席に着くまでは、まるで女王がレッドカーペットの上を歩くような、厳かな雰囲気すら醸し出していた。

喬子は、東野圭吾の『幻夜』の美冬を思い出させた。どこまでも生きる力を持った、そして孤独な女性。

ラストの含みを持たせた終わり方は、印象的でした。
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No.348:
(5pt)

今さら、何も言うことなしの「推理サスペンス」の金字塔

以前、一度読んだことがあります。今回又買いました。いつの作品だったか? 同名TVドラマ化されていたのを、たまたまBRレコーダーの中に見つけ、その出て映えに圧倒されたからです。本間俊介に上川隆也、相棒に寺脇康文、謎の女に佐々木希というキャストで、一切の無駄を排した上級のドラマでした。何度も見て、もう一度原作を読みたくなり購入したのですが、原作もいいけれど、TVドラマの出色の完成度に拍手です。殺人はあるのですが、表に出してこない、「行われたことに間違いはない」程度で、過不足なくドラマは静かに進行していきます。全体的にフラットで、大きな山場といって派手なシーンはありません。しかし、宮部みゆきの筆力でしょうね、途中で本を置くことを許さない、圧倒的な謎解きが秀逸です。
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No.347:
(5pt)

何度も読み返したい!

私の印象としてこの作品はスッキリと終わらない点に魅力を感じた。

奇妙な事件を調査に調査を重ね、少しずつ明らかになる真実。
しかし容疑者がどんな人物なのか、「こんな人なのではないか?」というのはあっても最後まで明らかにはされない。

どんな人物なのか?なぜこんなことをしたのか?
この謎は根本に置かれていた謎だったように思える。
そこをあえて語らず、作中にどんな人物なのか想像する材料は十分に用意して、あとは読者の想像に委ねているところが面白い。
読み返すたびに想像がさらに広がり、何度も読みたくなる。そんな作品でした。
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No.346:
(1pt)
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モヤモヤしたまま終わります

本多保が新城喬子の肩に手を置いたところで終わります。

やっとの思いで見つけた女性を目の当たりにしてコレかよっ!?
と思いました。
あとがき除いても600ページ以上はあるはずなのに残念です。(ページ数の問題ではありませんが、これならもっと短くして欲しかった)
他の読者が自分と同じ思いをしないようにと、あえて「ネタバレ注意」とは書きませんでした。
それでも読みたければどうぞ読んでみてください。
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No.345:
(1pt)
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相撲の「電車道」みたいなお話し

つまらない小説でした。
ひねりも無いし、張り巡らされた伏線というのも無く、ただただ、お相撲の「電車道」みたいに進んで行くだけのストーリー展開。
推理小説なのか人情話なのか・・・山本周五郎賞を取ったということなので、人情話になるのかも知れませんが、出てくる人物の造形があまりにもステレオタイプに描かれていてチープな人形劇を見ているような感じでした。
宮部みゆきという人は基本的に人間嫌いなんだろうなぁと思うほど、人の描き方が薄っぺらいです。
この作者は小説の基本である「起承転結」や人間観察力を学び直した方が良いかと思いました。
何年に一度とかとの評価もあるようですが、松本清張さんが亡くなったあとですので、こんな作品でも賞を取らせて売らないとならない出版社は可哀想だと思いました。

ちょっと横道にそれますが、この作品のレビュアーの中でS.キングを取り上げている人がいましたが、キングは原書で読むと時代考証が全く出来ていないダメ作家です。翻訳本に騙されないようにしましょう。
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No.344:
(1pt)

だらだらして、なかなか先に進まない

読めども読めども、だらだらして、
なかなか、「面白いっ」と引き込まれる部分までたどり着かない。
あんこが少ないあんパンのような小説。
限られた少ない時間で楽しみたい自分には、不向き。
時間が勿体ないので、途中で、読むのをやめた。
スティーブン・キングの「ミザリー」のような面白い小説って、
なかなかないもんですね。
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No.343:
(4pt)

終わり方に賛否両論はあると思う

物語の導入はサスペンス劇場のようなキーワードが読者の興味を引く。
「美人婚約者の失踪」「自己破産」「存在しない会社」「別人」「意味不明な写真」
そして「休職中のヤモメ刑事」。定石とも言える「謎」の連鎖が読者の心を鷲掴みにする。

弁護士によるサラ金地獄に関する説明は冗長すぎる。
物語も中盤を過ぎるとある一点の疑いを除いて全容が見えてくる。結末もその見える全容の域を超えないのが
残念。というか実際はヤモメ刑事が一つ一つ真実らしき情況証拠を潰してゆく感じで、最後にこれまで実像の
見えなかった犯人に辿り着いたところで物語は終わる。
この終わり方に賛否両論はあると思う。私も少し残念にも感じたが、どんでん返しがない限り、我々が推理し
た通りの顛末なのだろうと納得もできる。

東野圭吾の「百夜行」も最後に犯人に語らせなかったが、そこに至るまでの彼女たちの人生の有り様の方に
重きを置いたのだろう感じる。しかしやっぱり少し残念(しつこい!)

また私が途中で思ったのは、関根彰子と新城喬子が同一人物説である。もちろん作品中には全くそんなこと書
いて無い。しかし文中で一箇所「整形」というキーワードが語られる箇所があったので、てっきり伏線だと。
写真さえ無ければ同一人物説もまた少々の書き直しで完成出来そうだなぁとか夢想してみたりもした。

中盤以降全体的に冗長であったにもかかわらず読者の興味をつなぎとめたのは、弁護士事務所の人、事務器の
事務所の人、幼なじみ、刑事の同僚、子ども、通販会社の元恋人等々登場人物に良い人が多いからか?
新城喬子もそれほどの悪人とも思えないだけにやっぱり残念かなぁ?最後。
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No.342:
(2pt)

もっと短くまとめた方が良かったのでは。

怪我で休職中の刑事が女房の従兄弟の息子に頼まれて彼の婚約者を探す物語です。
社会問題になっている自己破産やカードローン、サラ金、住宅ローン破綻にからめたサスペンスにしたっかたので致し方ないのでしょうが、それらの説明がクドすぎて途中から飛ばしながら読んでしまいました。本筋に関係のない話が多すぎたのではないでしょうか。
現代社会の問題点を指摘したいがためにせっかくのサスペンスがつまらないものになってしまった感じがします。
家政婦夫婦や犬の話、弁護士の長々とした自己破産者を弁護する話よりも、どのようにして殺人、死体の遺棄をしたのか、それともしなかったのか、そもそもの依頼人は途中で消えたままだったが最後に探していた婚約者と再開出来たのか気になるところです。
余計なものをそぎ落として純粋なサスペンスを目指したらもっと面白い小説になっていたと思います。
私は図書館で借りて読みましたが残念ながら買ってまで読もうとは思いません。
宮部さんは時代物の短編が面白かったので長編はどうかと思い読んでみましたが、ちょとお期待を裏切られました。
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4101369186
No.341:
(2pt)

期待した分だけがっかり感が残る

人物の思うところや、悪の連鎖とか宮部さんらしくじっくり書かれていたので理解でき、ドラマのように読んでいました。
が、、、どんどん追い詰めて、核心に近づいていくのをわくわくして読み続け。
サスペンスドラマのような説明文のセリフをガマンして読み続け・・・。
え?これで終わり?
好評価で期待していた分ずっとモヤモヤが残りました。
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No.340:
(3pt)

その後の展開

結局、関根彰子は新城喬子に殺害されたのか?
もしそうだとしたら、殺害方法は死体はどうしたのか?
上記は読者が自由に想像して良いそうです。
火車 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:火車 (新潮文庫)より
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No.339:
(5pt)

誰にでも起こり得ること

『・・彼女の身に起こったことは、ちょっと風向きが変われば、あなたや私の身にも起こり得ることだった。』
犯罪者や事故破産者それ以外にも会社の中で仕事ができない人、心を病んでいる人、そのように自分はならないと考えてはいないだろうか。
環境や風向きが変われば誰でも当事者になる可能性がある。それが本書全体のメッセージのように感じた。
火車 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:火車 (新潮文庫)より
4101369186
No.338:
(4pt)

脱帽!

何しろ、構成が凄い!普通の小説は事件になってから、謎解きが始まるのに、これは事件にするところから始まっていく。事件になってないから、普通の刑事が関わることはできない。というわけで休職中の刑事にする必要があるわけだ。だって刑事じゃないと調べられない内容があるから。そして読み進むにつれて、当時社会問題となっていた闇金、消費者金融、自己破産と切り込んでいく。更に最後まで犯人が現れない。宮部さんの「こういう構成でいくためには、登場人物をどうレイアウトすればいいか」という計算式が見えてきて脱帽です!面白いというより、関心してしまいました。
火車 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:火車 (新潮文庫)より
4101369186

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