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火車



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【この小説が収録されている参考書籍】
火車 (新潮文庫)

火車の評価: 3.95/5点 レビュー 532件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.95pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全532件 21~40 2/27ページ
No.512:
(2pt)

早い手配

早く届きました 配送の袋にそのまま入れて到着、まあ問題なく到着しましたが梱包の配慮がない感じですね!課題だと思うですが
火車 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:火車 (新潮文庫)より
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No.511:
(2pt)

平成ならアリなのかな

宮部みゆきさんの代表作とあり、読んでみましたが、設定の時代の古さに物足りなさを感じ、話のテンポも遅く、時間を要しました。
火車 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:火車 (新潮文庫)より
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No.510:
(3pt)

読めなかった

物語の緩急弱くて最後まで読めませんでした
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No.509:
(3pt)

自己破産の恐さ。

読書好きの皆様。大人気だけど苦手な作家さんていますか?
私は宮部みゆきがちょっと苦手で。
読者に委ねる系の話は嫌いではないのですが宮部作品は「え、ページ数もうないけどめっちゃ盛り上がってるここで終わるの?」ってことが多い気がして‥。でもそれだけ面白くて読者に一気に読み進める筆致があるということなんでしょうね。
このお話は、めちゃくちゃ美人なのに家の借金のせいで常に借金取りに追われる不遇な人生を送る女性、彰子が出てきます。
墓地ツアーで仲良くなった同じくらいの女性が全く身寄りがないと知り、その女性を殺して戸籍を乗っ取ります。
条件の良い男性と知り合い婚約まで漕ぎ着けますがある日彰子は突然姿を消します。
男性は親戚の元刑事の叔父に探偵役を頼みますが‥。
90年代初頭、クレジットカードによる自己破産が社会問題になっていた頃のお話。
彰子は恐ろしい女ですが、婚約者の男性が彰子に誕生石を贈ろうとしたときに「誕生石じゃなくてエメラルドがいい」と言うシーンが好きです。嘘で塗り固められた人生ですが、誕生石だけは自分の本当の誕生石が欲しい、というところが女性だなぁ、って思ってしまいます。
これ、映画は彰子が佐々木希ちゃんなんですよね。できるんか?って思って驚愕しましたが、よく考えたら彰子って回想シーンばかりでほとんどセリフないから大丈夫か(笑)
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No.508:
(4pt)

悲しい夢

二十数年ぶりに再読。やはり面白い。前回読んだときはサスペンス的な展開に引き込まれ、手に汗握りながら一気に読んだ。今回は筋も何となく覚えていたので、もう少しゆっくり読んだ。

雇用保険にも加入している会社員が、実は他人の戸籍を乗っ取り、他人の名前で暮らしている。なぜバレなかったのか。そのこと自体が、乗っ取った側と乗っ取られた側、それぞれの孤独な境遇を象徴している。事件なのかどうかも分からないまま、当て所ない人探しに奔走する主人公の姿も印象的だった。

「今とは違う自分になりたい」と思った経験は、誰でも一度や二度あるのではないか。そのうち一人は借金の罠にはまり、もう一人は殺人を犯した。二人の足跡を追う主人公は、妻を亡くし、足を撃たれて休職している。主人公は孤独ではないし、自分以外の何かになりたいわけではない。それでも何処か共感する所があったのだと思う。

安部公房の『燃えつきた地図』が読みたくなった。
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No.507:
(5pt)

休職中の刑事が行方不明者を求めてその悲惨な人生を推理していく作品

クレジットカードを使用した浪費により自己破産した女性とは知らず、その戸籍で新たな人生を始めたかった女性の悲劇。長編ながら大変読みやすかったな、と思いました。
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No.506:
(5pt)

他には無い読後感

突筆すべきは著者の繊細な心理描写にあり、それが読者の非常に心に染み渡ります。

実際にありえそうな事であり小説としても非常に面白いが、社会の勉強にもなる事ばかりで感心させられました。

間違いなく"刺さる"小説でした。
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No.505:
(3pt)

長い

休職中の刑事が戸籍を入れ替わった女の正体を追う社会派サスペンス。読みやすい文章と独特の展開だが長く飽きてくる。話は面白い野で短ければ。
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No.504:
(5pt)

熱意

はまってしまう。
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No.503:
(1pt)

ひどい内容

色々とこねくり回して、結果は憶測止まり。で、終了。時間の無駄でした。
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No.502:
(4pt)

借りるは易く、返すは難い それが借金の本質

人間が生活するにはお金が必要だ。
しかし事業としての借金と生活のための借金は全く意味が違う。
事業に失敗したならば確かに莫大な返済が待っているがまだ次の事業で返せる能力があればまだやり直しが可能。
しかし日頃の生活のためのお金は本来収入額以下にするのが本来の使い方。
生活費の段階で借金しているようでは、本業下での信用にも関わる。
お金にルーズというのは印象が凄ぶる悪くなるからだ。
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No.501:
(5pt)

本書の最後のミステリー、保はなんと聞いたのか?

読みながら、どこか松本清張さんの「砂の器」を感じながら、読み進めた。
 途中、蛇の脱皮の話が出てくる。なぜ、蛇は脱皮するのか?曰く「いつかは足が生えてくるって信じてるから」。人は、なれないものになろうとする。人は脱皮しないが、整形したり、勉強していい学校に入ろうとして、何かになろうとする。幸せという、想像上の、パラダイスを求めて。他人が演じている、幸せごっこを真似して。あるいは、世間で流布される、お金や社会的地位に付属する虚構を求めて。
 宮部さんは、幸せを求めようとする、ありふれた人物が落ちた地獄から這いあがろうとする、残虐性を書いた。
 保はなんと、聞いたのか。宮部さんは書いてない。
「しぃちゃんとどんな話をしたのか、聞かせてほしい」と聞いてほしいと思った。
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No.500:
(3pt)

最後まで聴き終えられるかの戦いだった

サスペンスとしては面白くない。途中から犯人もわかってしまうので。

完全に社会派小説である。松本清張などと似通った部分がある。

私は男性なので、この長大な作品を苦痛を感じつつも聴き通すことができたのはたった一つ。
典型的な清楚系守ってあげたいモテ女子「しんじょうきょうこ(Audible版なので漢字はわからない)」にほのかな恋心を持っていたからだろう。
この「しんじょうきょうこ」に女子アナのようなイメージを抱き、それが読むモチベーションとなった男性読者は多いはずだ。
いつの時代も男性は「しんじょうきょうこ」のような女性が大好物なのだ。
主人公も何となく恋心を持っていたように感じる。

この作品でミスってしまったのはやはり後半。

途中でで「たもつ」が「ほんま」に「しんじょうきょうこには自分が最初に話しかけて良いですか」と聞いた時に「ほんま」が「いいよ」と答えた時に嫌な予感がし、そしてそれが当たってしまった。

その不必要な伏線を入れてしまったがために、ただでさえ畳み方が難しい本作のラストをどうにも上手く畳めなくなり、宮部みゆきが中断してしまったまま終わっている。事件の解決後、父を気遣ってくれている息子やお手伝いさんの描写が無いまま突然終わっているので、畳み方がわからなくなり、中断したのは明らかだ。

最後は警察を一緒に動いてまずは別件逮捕しておき、主人公が「しんじょうきょうこ」から真実を語らせるラストだったなら、読者の多くは納得がいったはずだ。

誠に惜しい作品であった。
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No.499:
(1pt)

ナレーションがダメ

とにかくナレーションの活舌が悪く、とても聞きづらかったです
名の売れた俳優だからという理由で選んだのでしょうが、物語が良かっただけに残念です
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No.498:
(3pt)

死なばもろとも。

犯罪者になるのも、貧乏人になるのも、ヤリ逃げされるのも、ストーカー被害にあうのも、いわゆるネガティブな案件に巻き込まれるのは、すべて『自己責任』と切り捨てるのは、簡単。 だが、果たして、そうなのか? ただ知識がなかったから、相談する相手がいなかったから、ちっぽけなプライドが邪魔したからではないのか? 

ってことは、誰でもが、陥りやすい、躓きやすいポイントってことじゃねぇ! 学生相手に、「メイク」を教えるよりも、「えっち」「お金」「DV」「犯罪」を教育する方が、どれほど多くの被害を未然に救えることか。 政治家、教育者も自覚はしても、自分に火の粉が飛んでこない限りは・・・。

なんら深く考えることなく、ココロが弱いから、おバカだから、落伍者と切り捨てることは簡単だが、果たして、それでいいのか? 堕ちた天使は、何をやらかすか分からないんだよ。 今度は、加害者側に回り込み、何かと仲間(被害者)を増やす算段をする。 負のループの始まり。
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No.497:
(4pt)

宮部氏初読 ☆ ちょいネタバレあり

ページ数が多いミステリーですので、敬遠していましたが
おおかた有名なミステリーは読破して、遅ればせながら読んでみました。

ラストゆえんで低評価を付けておられる方も多いですが、読み解けば
ラストはあれしかなかったのかなとも思いますし、強いて言えば
本多 保との約束で新城 喬子に最初に声を掛けさせる・・
何と言うのかまで書いて欲しかったというのはあります。

登場人物もしっかり描かれており、そもそも話を持ってきた
栗坂 和也のその後の態度も腹立たしくもあり、智・井坂さん
同僚の碇さん、ほか、どっぶり人物に入っていけました。

ミステリーとは言っても、ラストからすれば、新城 喬子を
探し当てるまでの物語ですので、伏線・ドンで返しを期待する方や
斜め読み・良く読み込まない・人物に入れない方は
つまらないとお書きになるのだろうと思います。

関根 彰子はどうなったのかも、文中から想像できるようになっており
読み終えてからの疑問にも残りませんでした。

読み終えてすぐに、宮部氏クロスファイヤーを読み始めましたが
冒頭からハマってしまいました。気になられる方は是非☆
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No.496:
(1pt)

オーディブルの中では一番つまらなかった!

低評価をされている方みなさんが書かれているのがラスト。ただ中途半端だとは思わなかった。結局、このストーリーだとこんな終わり方しかないと思う。そもそも事件なのか?ミステリなのか??良くわからない話。
最近オーディブルははまっていろいろ聴いているが一番つまらなかった。つまらない作品でも、描写にきらめくものがあれば救いもあるけど、それも感じらない。三浦友和も朗読には向いてない。
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No.495:
(4pt)

宮部みゆき氏の緻密な描写に酔いしれる

「『火車』は、宮部みゆき氏によるミステリー小説であり、人間の闇と謎解きが絡み合った作品です。

物語は、主人公である刑事の瀬能龍介が、電車の中で発生した連続殺人事件を追う姿を描いています。彼は容疑者たちの心理を探りながら事件の真相に迫ります。同時に、瀬能自身の過去や心の闇も明かされていきます。読者は彼の推理と葛藤に引き込まれながら、事件の真実を解明しようとします。

宮部みゆき氏の緻密な筆致と情感溢れる文体は、読者に緊張感と興奮を与えます。登場人物たちの心理描写や瀬能龍介の複雑な感情が巧みに描かれており、読者は彼らの内面に入り込み、真相に迫る舞台裏を垣間見ることができます。

『火車』は、人間の闇と謎解きが見事に融合した作品であり、宮部みゆき氏の魅力が存分に発揮されています。読者は緊迫感のある展開と共に、登場人物たちの秘密や過去の謎に魅了され、真実の一端を解き明かすことでしょう。

全体を通して、『火車』は宮部みゆき氏の代表作として高い評価を受ける作品であり、ミステリーの愛好者にとって魅力的な一冊です。読者は事件の解明に興奮しながらも、登場人物たちの心の闇や人間の複雑さに触れ、宮部みゆき氏の緻密な描写に酔いしれることでしょう。」
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No.494:
(3pt)

何故、もう10ページ足して、結末をキチンと読者に伝えないのか ??

700頁近い大作で、視点が変わる度に新たな登場人物が現れる。 表紙の次頁辺りに登場人物と関根彰子との関係図を描いておいてくれると有難いのだが、、、。 彰子は一体何処にいるのか、生きているのか、そこをキチンと説明しないと本作は終わらない。 匂わせ振りなendingだが、読者を小馬鹿にしており、これは許せない。
火車 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:火車 (新潮文庫)より
4101369186
No.493:
(1pt)

合わなかった

時代の被害者みたいな感じで描かれてるがなんだかなという感じ。周りや情報に踊らされて転落する人間もいるだろうが、いっさい無縁で堅実で安定している人生を送る人間だっていくらでもいる。選択を誤っただけの人間に弱者としてスポットを当てるのは過保護に感じてしまう部分もあるのかな。出てくるキャラクターの著者なりの人間味みたいな部分に退屈さと違和感がを少し覚えた。だらだらと助長な部分も感じたし、犬に暴力を与えた子供に対して周りの大人がやたらと寛容な態度を取ったのがちょっと許容できない描写だったかな。一気に著者の人間性に疑いの目を持ってしまったシーンだった。そもそもお手伝いさんのキャラクターは全編通してカットでもよかったでしょ。だらだらと。他の短編も少し目を通したが助長さと感覚の合わなさが拭えなかったので今後手に取ることはないだろう。覚書きとして。
火車 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:火車 (新潮文庫)より
4101369186

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