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火車
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火車の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全532件 81~100 5/27ページ
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| 友達に勧められて初めて宮部みゆきさんの小説を読ませていただきました。 手がかりを掴んでいくたびに全く見えてこなかった道が少しずつ見えてくる感覚に襲われ、ページをめくる手が早くなっていきました。 犯人は残虐な殺人を繰り返しているのにもかかわらず、どこか恨めない人のように表現されているのがさすがだなと感じました。 | ||||
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| パーフェクトブルーを読んだ時の雰囲気。 思い切り物語を頭上から見下ろしているように見せかけて 視点はあくまで主人公な感じな。 ドラクエのフィールド画面、みたいな。 一個だけ、妙に納得する表現があった。 近すぎたら云々のくだり。 これはなんだか、妙に親近感が沸いた。 ブレイブストーリーを見たら、また 自分が鳥肌起った宮部みゆきに出会えるのだろうか。 | ||||
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| 読むと何だか加害者が気の毒になってきました。自己破産の悲劇はべんきょうになりました。 | ||||
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| 必要性のわからない登場人物が多く、読むのがしんどい。また、犯人が重大犯罪に手を染める動機が明確でない上、どこでこれだけの犯罪遂行能力を身につけたのかわからず、読みながら不自然さが拭えない。 | ||||
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| その理由は、最終ページにある本間俊介の好奇心と救済の入り混じった数行を読めば分かる。 | ||||
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| 都知事選があり、候補者の弁護士さんが、この本に登場する弁護士と同じような役割をした、と新聞かTVで報道があり、興味を持ったので購入した。 出来れば映像化したTVのドラマ化ビデオ等が気軽に手に入るとうれしいのだが。 このサスペンスドラマは文字で読むより、映像化された媒体の方が面白いと思うのだが。 | ||||
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| 宮部みゆきさんの本の中で一番好きです。彼女の頭の良さには脱帽です。 | ||||
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| ミステリ、推理、探偵小説を読みまくっていますがガンガン読み進められて引き込まれただけにラストで怒り心頭 2時間ドラマでも犯行の手口やキチンとした状況説明はあるでしょうよ 読者に丸投げが斬新?正直モヤモヤして終わるだけ、ミステリや推理でこの逃げ方ってありなんですかね? 彰子の頭どこ行ったよ?どこで解体したんだよ?腐るまでどうやって保管した?その前にどうやって殺害した? 登場人物が魅力的だっただけにこの作品でこの落ちはやめて欲しかった 本当にモヤモヤして気分が悪いこういう落ちは文学小説的なものでやってくれ | ||||
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| 宮部みゆきの作品の中で一番おおすすめでありましたが、一番というほどではありませんでした。 | ||||
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| 知人が絶賛するのを聞いて、20年ほど前の作品だが最近読んでみた。途中からストーリーに引き込まれて止められず、一気に読んでしまった。正にページターナー。 ミステリーとしての秀逸さと同じくらい感銘を受けたのは、人間観察の確かさ。幻の自分像を追い求めて身を亡ぼす人、自らの現実を直視し、人間として「賢く」生きる人。さまざまな登場人物の描写が的確で、深く考えさせられた。過重債務者の大半は、特別にだらしない人間ではないという点が強調されており、自己責任論が行き過ぎた現在読むとハッとさせられる。 以下は印象的だった一節。 >これから先、お前たちが背負って生きぬいてゆく社会には、「本来あるべき自分になれない」「本来持つべきものが持てない」という憤懣を、爆発的に、凶暴な力でもって清算する──という形で犯罪をおかす人間があまたみちあふれることになるだろう、と。< | ||||
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| 大阪人なので、大阪弁の個所では?というところもありましたが、全体的には良かったと思います。映画の火車と違って朗読なので、端折ることなく原作を聞けたのは良かったです。三浦友和さんが秀逸です。役者さんてすごい!と思いました。 | ||||
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| 推理小説にあるような序盤の登場人物の誰かが犯人というパターンではなく、探している人は最後の最後までなかなか登場しない。 消えた女性がなぜ消えたか?の問いを見つけたくなり、読むペースが早くなる。宮部みゆきの技術に感服。 | ||||
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| 今、流行りのイヤミスのはしりとも言える作品でしょうか。全編に流れるドロドロした気持ち悪さに寝つきが悪くなりますが、読み進まずにおれない筆致は、さすが宮部みゆき、と言う感じですね。金融関係の描写がしつこいと言うコメントも有りますが、あの時代に大問題となったサラ金地獄を炙り出すには必要だと著者は判断し、是非とも書きたかった部分でしょう。加害者が最初から最後まで登場しない(最後のページにチラッとだけ登場)という前代未聞のストーリー展開ですが、そこがまた著者の狙いで読者をどんどん惹きつけます。ただ、住宅ローンを払えず一家離散し、その後も借金取りに追われるという、この小説の最も大事なキーポイントには首を捻ります。住宅ローン実行の際は、土地・家屋に金融機関から抵当権を設定され、返済が滞った時には競売にかけられるので、融資残は相殺され借金は残らない筈ですが?(バブル時に土地評価額以上に貸し付け、不動産価格の下落で金融機関は不良債権を抱えバタバタ潰れた)さらに相手を殺してまで、成りすまそうと冷酷なことを考える加害者が可愛そうだからと言って頭部だけ被害者の母校に埋めるなどとリスキーな行動を取るでしょうか?などの点により星一個減としました。 | ||||
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| 最初の方は、普通に読んでいた。途中から、金融などの説明が多くなり、どうでもいいと思った。そして、その説明が長い。飛ばすしかなかった。 評判が良かったので、期待しすぎたと思う。 期待してなかったら、よい出来と思えたかもしれない。 先入観は禁物と思った。 | ||||
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| おすすめされているので読んでみましたが、正直、過程を楽しめるのみで、なんとも言えない読後感でした。 調査の過程とクレジットカードの種類の説明については興味深かったのですが、ラストはなんとも…。 少しは喬子の内面を想像ではなく、記してほしかった。 | ||||
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| 読みたかった本なので夢中になって視聴しました。目が見えにくくなったので耳で読めるとは良いですね。 支払い方法がGooglepay残高支払いでできると良いのですが。 | ||||
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| 三浦友和さんの声のトーンが心地よく 楽しく聴けます。 先の展開が楽しみです。 | ||||
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| 車を運転しながら聞きました。 車を運転するのが待ち遠しいほどに、面白かったです。 残念なのは、会費が高いこと。 もっと色々聞きたいけど、商売が上がったりになっちゃうしね。 中身は、星5.会費が高いので、星4としました。 | ||||
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| 身の程を忘れ借金に借金を重ねたあげく、首の回らなくなった多重債務者の迂闊を一方的に叩くんじゃなく、他方で、貸す側や行政の問題、社会の潮流など、様々な要因からそれを捉えようとする作者の社会批判がこの作品のモチベーションとしてあります。 主人公である休職中の刑事が、遠縁の関係にあたる男から行方不明になった婚約者を捜してほしいと頼まれる事で話は始まりますが、まず彼女が多重債務により自己破産をしていたという事実が明らかにされ、そこから話は思わぬほうへ展開していきます。 クレジット社会というキーワードを軸に、人の幸せとは何かと、改めて考えさせられます。 幸せの基準を相対的に考えればキリがありませんから、自分の中に絶対的な価値基準を持つ努力をし、足る事を知ることで、少しづつ幸せに近づけるのではないか。 また作者は、これから社会に出てゆく学生の為の、クレジットに関する学校教育の無関心にも問題があると、作中の人物に語らせています。それはたとえば文中の、主人公が自宅でテレビゲームに熱中する息子に、一週間のうちゲームに使える時間を決めておき、その範囲内で子供が自由に計画をして遊んでいる場面と呼応していると思いました。子を持つどこの家庭でもやっていそうな事を、幼少の頃から日常的にしっかりと身につけさせる事が、学校教育のそれの、前段階として大事なんだと思いました。 | ||||
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| 単行本は1992年刊。休職中の刑事が請われて人探しを始め、借金とカードローン地獄の末路に入り込む社会派サスペンス。不幸な過去を清算するために勤務先で顧客の情報を窃取し、他人になりすます機会をうかがう喬子。犠牲になった彰子には多額の借金があることが発覚し、喬子は次の獲物に触手を伸ばそうとします。犯人に動機を語らせることなく読者の想像に委ねる終わり方は独特でした。 夢を見ようと思えば借金すれば簡単にできる。沼にはまるかどうかは限度を知っているかどうかだけ。キャッシュレス全盛の今こそ受け止めたいメッセージです。 | ||||
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