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火車
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火車の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全532件 61~80 4/27ページ
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| 少し前の作品だが、読書好きな友人からのすすめで読んでみた。引きこまれた。借金の罠にはまり、人生を狂わされていく人々の悲哀と、社会の暗部が描かれている。誰が悪人、とも言えない。あるのは悲しい人々の物語だった。 また時を置いて読み返してみたいと思う。 | ||||
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| 宮部みゆき氏は本当に天才なのだと、この小説を読んで思い知らされた。結末があり、そこに繋げられる材料がいくつかあれば、物語として膨らまして、容易く一つの小説を完成させてしまえるのだろう。ただ、うまくまとまってはいるが、それ以上のものを、例えば人の内に渦巻いている情念や、ある種の名作において物語自体の持つ熱量を私は本作から感じることがでしなかった。レシピ通りに上手く作ることのできた料理を、はい、できましたと見せられたような、こちらは「上手にできたね」としか、言えないような…。 物語はある事実を発見し、浮かび上がった人物を訪ね、またそこからあらたな事実が発見され、そこからまた新たに浮かび上がった人物を訪ね、とそれが繰り返される。そして徐々に謎に包まれた人物の正体の核心へと迫っていく。 よって、パターンとしては単調で、それはこうですよ、こうだったんですよ、という説明がやたらと多い。 余韻を残すラストも予定調和の範疇を脱しない。各ミステリーランキングの上位に必ず名を挙げられるほどの名作であるが私には残念ながらその魅力を感じられなかった。 | ||||
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| 自己破産に興味があり、初めて宮部みゆきの著作に手を出しました。しかし始まってすぐ、ヘルパーさんみたいな人が出てくるのに、その人が誰なのか読み進めても全然分からず、わかるまで読む気力もなかったので、そこでやめました。 多分宮部みゆきの好きな人とは仲良くなれないと思います。 | ||||
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| もうちょい続きを読みたいと思った私は、野暮なのかな | ||||
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| 宮部みゆきさんの小説の中で一番好きで、ホラーよりも、サイコパスよりも怖い小説です。 身近で、どこにでいる人だけあって。文章も多分、多くの作家の中で、最高に自然に上手い方でしょう。謎を追う臨場感、そして、夢中になって読みす進め、自分がいつの間にか、物語の案内者である刑事と一つになっていた。「もう、やめよ、君も疲れた、僕も疲れた」と、同じことを思っていた。 どんなに足掻いても、どこまでも、どこまでも追われる恐怖。怖さ。 借金、ローン、連帯保証人、などなど、お金とは人を幸せにもするが呪いのように得体の知れない、実態のない恐怖。 | ||||
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| とても読み易いのはいいのですが、何だか起承転結もヒネりも特になく、全体の3/4までダラダラ読み進めたところで飽きてきました・・・これがミステリー? しかもミステリー史に残る傑作? ちょっとがっかりしました。まぁ、モノは試し、読んでみてください。作者を非難するつもりは毛頭ないのですが、これを絶賛する人を理解できません。相当に "幸せな" 毎日を過ごされているのでしょうかねぇ・・・ ウシジマくん読んだ後だと、あくびが出てくるほどでした・・・ | ||||
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| 僕は、一読者として、作中の女性の足跡を、 俯瞰した立場から面白おかしく読んでいたはず。 それが今、後ろからひたひたと聴こえてくるこの足音はなんだ…。 追う側と追われる側の立場が逆になってしまった。 こわい 振り向けない、振り向きたくない | ||||
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| よくあるミステリーとは違い、犯人が誰か、ってところが謎ではないストーリーにもかかわらず、最後まで読ませるのは、流石ですね。面白かったです。 | ||||
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| 今の自分とは違う誰かに成り代わるために、身内がいない孤独な女性を殺して、死んだ女性の戸籍やら名前を使って生きていく殺人鬼を追う刑事の物語です。 全くの別人に成り代わる手口もそうですが、女性が人を殺めた理由も現実味を感じて恐怖します。 マイホームを無理なローンを組んで購入した父親に人生を狂わされて借金地獄へと落ちた女性や、そこまで追いやった闇金の執拗な回収が現実に起こりうる印象を与えるからです。 落ちるところまで落ちてしまった人を救う手立ては無いのでしょうか。 | ||||
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| 宮部みゆきの最高傑作は『理由』でも『模倣犯』でもなくこれだろう。 | ||||
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| とにかく、このタイトルに興味を惹かれる。で、話はカード破産、借金を繰り返しながら行方をくらます女の話。 もうこの時点で読まずにはいられない。 でも確か、映像化にはなっていないと思う。そう、映像化にはしづらいのだ。その女の行方を追う、というのが8割の話だから。映像的にかなり地味になってしまう。 ラストは目に浮かんで、感心した。あぁ、こういう終わり方もあるのか、と。 | ||||
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| 好みの問題かもしれないが(三浦友和さんは嫌いではないです)…プロのナレーターではないので聴きづらい。読み方、ざらついた声質が気になって内容が頭に入って来ない。役者だから朗読に向いているとは限らないと思う。 | ||||
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| 俳優三浦友和の技を堪能しました | ||||
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| 宮部みゆきの世界に引き込まれました。 ストーリーはもちろんですが、ナレーションもよかったです。 | ||||
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| 面白かったです | ||||
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| もともとこの作品は知っていたし、作品内容に関してわざわざ褒めることもないと思うけど、それにしても緻密に記述されそしてミステリを仕上げていることには感動できる。 時代背景はかなり前で、個人情報保護がすごく大切感よ。 audibleの聞き物としてですが、正直聞き始め三浦友和さんの声は淡々と、特に序盤はメリハリのない内容が続くこともあり聞きにくいわけではないけど頭に入って来なくて15時間難儀しそうだと懸念をしたのですけど、 ミステリが発動してからはいいですね。 本間さんの視点でやはり淡々と調査し話しそして類推していく感じ、一転してスウッと頭に入って来る聞き物として素晴らしかった。終盤へとどんどん盛り上がっていく中、周りの人々も本間自身も心をざわつかせ展開が加速する感じと、やはり地の文である本間視点の淡々とした記述が遠近法?修辞法?そんな何かにマッチする読み方で、特にラストの章は何度か聞き直してしまう位はまっている感じになっていると思います。 素晴らしい。 主人公視点の独白感の文章は自分みたいなラノベばっか読んでる温い読者にとっても馴染み深いものなのです。 ですが、それが故合わないと相当辛い聞き物になる経験は何度もする中、その意味で無難なラノベではないこの手の作品は結構自分としてはチャレンジではありましたが、やはり素晴らしいものでした。 | ||||
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| 三浦友和の朗読がよかった。おもしろくて一気に聞いた。しかし、最後はあっけなく、そのあとのストーリーが欲しかった、、、犯行がばれた時の反応が知りたかったしどうやって、殺したのかとかが気になって、、、 | ||||
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| 良い | ||||
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| 宮部みゆきさんの作品は時代小説を除いて何冊か読んでいますが、代表作ながら未読であった火車を年末年始の休みに手にとりました。 内容について展開は面白いのですが、代表作という割には物足りない感じがしました。他の方も書かれているラストの部分は、500ページ超を経た内容としては肩透かし感がありました。 それから、宮部さんの他の作品にも言えるのですが、私にはページ数が多くテンポが悪いなと感じます。こればかりは読む側の好みの問題ですが、もう少しページ数が減ってサクサク読めるといいなと思います。 | ||||
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| 書籍自体はまだ半分位しか読んでいません。サクサク読めます。 中古で買ったのですが、(良い)状態で出品されていたものを買いましたが、外装は結構ボロボロでした。中身は問題ないので良かったですが、(可)レベルかなと思いました。 | ||||
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