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(短編集)
AX アックス
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AX アックスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全291件 81~100 5/15ページ
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殺し屋三部作順番に読み終えた。 『マリアビートル』の邪悪な中学生王子は、複数の大人に「なぜ人を殺してはいけないのか」と問うていた。 作者なりの答えが本作にあると読んでいて感じた。殺し屋兜は自宅では家庭的で、妻にも息子にも、 愛情を感じている。そして、多くの人を無情に殺してきた自分に徐々に疑問を持つようになる。 自分が殺してきた人も誰かの親なり、子供なりするのだ。 つまり、他者に対して少しでも思いを馳せると、自分が大事なのと同様に他者も大事になる。 ラストで、死後も息子を守る場面は、何かで見たような気もするが、素直に心に響いた。 第二次対戦時、ユダヤ人収容所で虐待していた看守も、家庭では幼い子供にキスをする優しい父親で あったことを想起した。 | ||||
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マリアビートルがとても面白かったのでアックスも!と思っていたが、、、。 マリアビートルに登場した檸檬や蜜柑、天道虫の登場に期待していたが、ほとんど触れずに残念としか言いようがない。 アックスは家族を持つ殺し屋の生活を描いた切ない話。 こういうストーリーであるのなら、主人公である兜の生い立ちをもっと詳しく書いて欲しいし、あの医者についても、どういう人物なのかしっかり描いて欲しかった。 これじゃ何も分からないまま話が終わって、ただただ切なく救いがない様に思えてしまう。 読後感がよろしくない。 | ||||
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面白かった | ||||
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面白い | ||||
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最後以外よい ラスボスとのたたかいだけやけに杜撰 プロの殺し屋のはずが、自分も家族も危険に晒すような最後が気に入らない 相手の家に放火して誘きだすこともできたろうに それ以外はコメディとして楽しめた | ||||
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前作はバッタとかテントウムシとか殺し屋が昆虫みたいに殺し合う話で、はっきり言っておもしろかったですよ。本作は殺し屋から足ぬけする話です。宗教とかからまないで家族がててくるのが日本的というか。さすが伊坂さんだけあって読ませますがこのシリーズは終わりかも。 | ||||
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兜の殺し屋をしながら日常生活が丁寧に描かれているからこそ、この小説はすばらしい。 「生きてる」から最後なんだ。 | ||||
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伊坂幸太郎の裏ビジネスシリーズは浮き沈みが激しいというか、作品によってはいまいちの時もあるのですが、これは面白かったです。マリアビートルはキャラに癖がありすぎて、微妙だと感じた人はぜひ。主要人物が少ないので分かりやすく、キャラの掘り下げがしっかりされています。 | ||||
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本作は5篇の短編の連作集です。「殺し屋」と縁遠い生活感のあふれる物語が前半に並んでいる為、本作はこういう路線か。と思って読んでいると後半展開が変わっていき、いつの間にか殺し屋の物語にどっぷり浸かっています。 私のお気に入りは「FINE」のラスト数ページ。それまでの二人の関係と何気なく置かれていた伏線とが合わさって心を掴まれました。 本作の中で共感でき、勉強になるのは「妻の取り扱い説明書」。主人公兜は妻の取り扱いを研究しつくしていて、基本的には逆らわない、妻を怒らせない手法が多数披露されています。これは本当に参考になります。恋人ではなく「妻」という非常にデリケートな存在と上手に共存する方法がとても参考になります。殺し屋に興味のない方も是非読んでみてください。 オススメの方 1.殺し屋シリーズの読者。 2.ハードボイルドが好きな方。 3.妻の取り扱いに悩む方。 | ||||
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読みやすい一冊ではありますが、主人公の背景などが自分はよく理解できなかったです。 自分は北欧系のミステリーが好きなのですが、それと対極にある作風なので、少し好みではなかったです。 | ||||
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読みやすかったです。深読みして、こういう展開かなーと思って読んでましたが、全く違う展開で面白かった。 | ||||
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殺し屋3部作の最終版。 1.グラスホッパー 2.マリアビートル 3.本作← しかし、本作は1.2作と異なる点が2つ。 A.家庭にスポットを当てている。 B.短編完結の構成。 長く読むのが得意な人は、123の順に読むことを奨める。 長く読むのが苦手な人は、本作だけ読んでも楽しめる。 | ||||
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懐かしいくらい伊坂幸太郎です。 安心して読めるおもしろさ。 買って損なし読んで損なし。 | ||||
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商品が入ってなかったです。もう一冊違う本を一緒に購入して、そちらは梱包が雑で折り曲がってました。 | ||||
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小説として面白かったが、個人的にはやりきれない終わり方ではあった。 | ||||
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最強の殺し屋なのに恐妻家!奥さんの顔色を伺う描写が多いので読んでいても殺し屋という印象を受けない。そのギャップがまたおもしろさの秘訣であるのかもしれません! 主人公が殺し屋なので殺伐としている世界観なのかと思ったら、家族についてのストーリーが多く最後まで読み終えたときには温かい気持ちになりました。 伊坂ワールド全開です! | ||||
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殺し屋シリーズの第3段にして集大成だと思います。本当におもしろく、余韻が残る作品でした。オススメです! | ||||
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殺し屋。サラリーマン。父親。そして夫。主人公は多彩なカオを使い分けて暮らす。でも、これは誰でもが日常的にいや無意識にしていること。さすがに殺し屋のカオを持つヒトはそういないだろうけど。電車に乗って隣に立つヒトがどんなカオを使い分けているかわからない。 | ||||
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凄腕の殺し屋なのに恐妻家、という設定なら、 妻はまったくそんなつもりはないのに、勝手に勘ぐってフォローする恐妻家にして欲しかった。 どうしようもない自分が出会った、かけがえの無い光のような存在だから失いたくない、壊したくないとの想いからの恐妻家なのだと思うのですが、 妻が魅力的な女性に思えないので、なぜそこまで?としか思えない。 10年後の会話でも、夫の気遣いにまったく気付いていない所もムカつきます。 (私は女性です) これが、もっと素敵な女性だったら、最初に書いた ような夫の勝手な気遣いだったらわかるのですが。 子供である克己も気付いているのに、妻がまったく気付いていないって…。 最後の二人の出会いも、書きたい事はわかりますが、まったく素敵だとは思えないし、納得できないです。 なんというか、もっと素敵な女性を見せてください(笑) | ||||
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最近の作品は、読後感がもやもやするものが多かったけど、本作品は初期作品と同じような、ハッピーエンドなのかなんなのかよくわからないけど、「これでいいのだ」と思える、風がうまく吹き抜けた読後感を得られた。 | ||||
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