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(短編集)
AX アックス
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AX アックスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全287件 181~200 10/15ページ
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この本を読みたいがために、グラスホッパーとマリアビートルを読みました。 伊坂幸太郎さんははじめてです。 AXはサクサクと読めました。 中盤で驚いたことがあり、このあとどうなるのかなと最後まで手が止まりませんでした。 非常に切なく愛の感じる本です。 | ||||
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久しぶりに、伊坂作品を読んだ。 作品の構成がバージニア・ウルフの「灯台へ」に似ているな、 と思いシリーズのマリアビートルを読んだら「灯台へ」について 触れていたため、意図的であったのと自分の気づきが合っていた 事を知り、何だか嬉しかった。 大半が珍しくも一人の目線から描かれているため、 落ち着いて読むことが出来る。 友達が出来そうになる展開が微笑ましい。 AXの後、マリアビートルを読み、グラスホッパーを 再読し、シリーズの逆順で完読した。 AXはなんだかじんわりと温かい余韻で心に残った。 | ||||
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主人公を実際に好きな俳優さんに置き換えてイメージしながら読んでしまいました。 伊坂作品は好きな作品が多いですが、久々にドストライクでした。 | ||||
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はっきり言ってつまんない。やはり、伊坂は「ゴールデンスランバー」が最高傑作で、デビュー当時の才気煥発な切れがなくなった。 残念だけど、才能の枯渇。伊坂節が見られない駄作で、なんで本屋大賞ノミネートされたか、全くわからないわ。 | ||||
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恐妻の顔色を常にうかがう夫の描写を伊坂フィルターを通して読めて満足です。「わかるわかる」とニヤつきました。 | ||||
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妻の機嫌次第で日々平穏だったか否かが決まる、メールもついつい低姿勢な丁寧語に終始する私としては100%我が身のことのように読ませていただきました。流石に職業は殺し屋ではありませんが、会社ではクレーム対応で怖いお兄さまやモンスターマダムと渡り合っていて、それなりに肝も座っているのですが、妻の方が何倍も怖いのです。 設定は非現実的でも、登場人物の造形が、身近な誰かに当てはまるように感じてしまう点、伊坂マジックは相変わらず冴えてますね。 | ||||
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登場人物がうまく絡んで、一つの物語になってる。楽しかった。 | ||||
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毎度ながら、この作者が描くギャップ感のある世界観は本当におもしろいです。殺し屋の話でありながら思わず笑ってしまうユーモラスな主人公。地味だけど確実に高まっていく緊張感。そして痛快で少し切ない読後感。 こんなに異なる味わいを違和感なく混ぜ込みながら作品として成立させてしまうセンスと業に感服されるばかりです。 読んで良かった、と素直に喜び満足できた作品でした。 | ||||
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最後まで読んで深く感動しました。 家族って良いな…と思い、 家庭を持ちたいとさえ思いました。 笑いあり、緊張感あり、涙あり、 最後には感動ありな作品でした。 何度も読み返しています。 | ||||
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主人公は、「兜」と呼ばれる殺し屋。 しかし、彼は妻には頭が上がらない。 彼は、子供が生まれた頃から 殺し屋を引退しようと考えていた。 しかし、業界の仲介屋は引退させてくれない。 無理に引退すれば、彼だけでなく 家族が危険に巻き込まれてしまう。 彼は、引退できることが出来るのか・・。 また、家族を守ることが出来るのか・・。 テーマとしては重いが、 全体的に軽いタッチで描かれている。 特に、彼と妻とのやり取りは、 ニヤリとさせられることが多かった。 逆に言うと、物語は淡々と進み、 全体的な盛り上がりに欠けた。 | ||||
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「AX(斧)」、「BEE(蜂)」、「Crayon(クレヨン)」、「EXIT(非常口)」及び「FINE(素敵)」の5つの短編から構成される「グラスホッパー」、「マリアビートル」に続く殺し屋シリーズ第三弾の連作短編集。緊迫感溢れる初期の「グラスホッパー」、一時期のスランプを脱した快作「マリアビートル」に比して、本作の特徴は"ユーモア"であろう。何しろ、業界(?)でも一目置かれる程の凄腕の<兜>というコード・ネームの殺し屋の主人公が"超恐妻家"なのだから。 "超恐妻家"の殺し屋というギャップ設定は凡庸な作家でも思い付き得るだろうが、軽快なフットワーク、鋭い人間観察眼及び卓越した構成力とで各編を読み応え充分としている作者の力量は並大抵ではない。従来の作者の作品でもユーモアを漂わせているものは多かったと思うが、とにかく、本作におけるユーモアに賭ける作者の情熱は凄まじく、私は読んでいて何度も噴き出してしまった。また、天衣無縫な<兜>の妻に加えて、妙に悟っている<兜>の高校生の一人息子の存在も光っており、殺し屋家業という殺伐とした世界と家族小説(こちらに比重を置いているとの印象が強い)とを巧みに混淆させている点も流石という他はない。更に、作中で「マリアビートル」事件に触れたりする等、何時もの遊び心も健在。 しかし、「Crayon」辺りから、"哀愁"の香りが強く漂って来たのには驚いた。そして、掉尾の「FINE」を読了した際には、まさしく、芭蕉「おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな」を想起させる"ユーモア"から"哀愁"への反転が光る全体構成には唸らされた。殺し屋を主人公として、"真っ当な生き方"、"真っ当な人間(親子)関係"をテーマとしている作者の構想には脱帽である。作者の代表作の1つと言っても過言ではない傑作だと思った。 | ||||
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短編はテンポよくいい感じですが、 克己が主人公となってくるパートになる設定リアルのなさが仇になって違和感を感じてしまいました。 あの罠結構危うい感じで論理的で繊細な兜があんな仕掛けするのかなあ。 発達障害気味の倫理観のある悪人が出てくるのもそろそろ飽きてきたし、 どうにかならないもんでしょうか。 それでもホワイトラビットより楽しめましたが・・・。 これが新人なら☆4から5なんですがマンネリなんですよね。 | ||||
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共感しかしませんでした。 作者自身も相当な恐妻家ではないかと… | ||||
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グラスホッパー、マリアビートルが記憶に新しいうちにAXにも手をつけたため、読み始めてすぐに兜の妻も同業者か?なんて勘ぐって読んでしまいましたがそこは素人考え、筆者のひねりはそれ以上でした。ただ一点槿のお仕事はどうだったの?彼はどうなったのか?がよくわからなかったので星4つにしました。もしかしたらそこの穴埋めも次回作でされるのかしら。。。などと勝手に期待してしまうほど伊坂さんのファンになりました。 | ||||
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帯付きの超美品で 大満足 ありがとうございました こんなキレイな品だと テンションが超アゲアゲになっちゃいました。 | ||||
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殺し屋の話なんて、余りにも現実離れしていて期待もせずに読み出したのに。。。兜の愛すべき恐妻家ぶりにグイグイ話の中へ引き込まれてしまいました。 | ||||
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伊坂幸太郎さんの作品はいつも間違いなく面白いんだけど、 そのスタイリッシュなかっこよさが田舎者の私には気恥ずかしく感じられることがあるのも否めません。 しかし今作はスタイリッシュなかっこよさはないww 殺し屋だって、家庭に戻ればフツーのお父さん。 しかも奥さんにまーったく頭があがらない恐妻家ときたもんだっ! 殺し屋というハードボイルドな世界とユーモラスでのんびり~とした家庭での風景のギャップが楽しくて、 いつもとはちょっと違った伊坂ワールドを楽しめました。 世のお父さんたちは相当共感できるはずです!! | ||||
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日蔭の中で生きてきた男か、太陽のような女性と出会い、息子という希望を授かった。 それらを守るために全力で生きた、切ないんだけど、でも救いのある殺し屋の話でした。 | ||||
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私は『グラスホッパー』が大好きです。いままでに、何回か読み返しています。 しかしこれは……。 Jリーグに来たリ〇カーみたいな小説。 期待感だけはものすごく高かった……。 お金がもったいなかったな、というのが正直な感想です。読み返すことはありませんね。 レビューの評価が高すぎて、いろいろと疑ってしまうレベル。 | ||||
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伊坂幸太郎の殺し屋シリーズは大好きなので、本作も大いに期待しながら読ませてもらったが 序盤までの展開が間延びしており、読書がいまいちはかどらなかった残念な点があった。 それでも終盤の、親と子の視点で時間軸をずらしながらも同時に物語を進めていく 伊坂幸太郎お馴染みのあの世界観は楽しませてもらったし、読後も静謐で優しい余韻があった。 この時間軸の操り方はさすがだし、伊坂幸太郎小説の醍醐味だなってつくづく思った。 だけど、いかんせん序盤が間延びしただけに及第点になる。 物語の主人公である兜は、殺し屋を本業としているにも関わらず恐妻家で 表向きの立ち振る舞いが普通のサラリーマンと変わらずそのギャップに滑稽さが じわじわと押し寄せてくるのだが、冷静沈着というキャラクター設定がそうさせているのか、 妻のご機嫌を伺う心理的応戦や仕事である殺しの場面も、基本ペースが変わらない。 これが伊坂幸太郎に馴染みがない一見さんには新鮮に映るのかもしれないが、自分には飽きてしまった。 前半は短編連作であったが、ほかの小説でもこの兜シリーズは読んだ記憶があるので 繰り返し読まされた感がある。スキップするにも内容は全部覚えているわけでもないし。 読んだら読んだで、前回でオチは知ってたから面白みも半減してるし。うーん。 そんなこんなで数か月放置してた事があったにもかかわらず、最後まで読めたのはやっぱり 伊坂幸太郎の魅力が詰まっていた本だからだろう。 | ||||
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