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(短編集)
AX アックス
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AX アックスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全287件 221~240 12/15ページ
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心地好い余韻の残る作品。清濁一体の人を垣間見ることのできる秀作。 | ||||
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やっぱ作者の小説は面白い!! AXはグラスホッパー、マリアビートルに続いての第3弾的な小説です。 闇の家業「殺し屋」の話ですが、 現実の世界に戻ると奥さんに頭の上がらない家庭内のストーリーになります。 まるで必殺シリーズの中村主水のよう。 奥さんに対する その気の使い方は「最強の殺し屋」のストーリーが無くても面白く読めるぐらいです。 所々過去2作のストーリーに触れるところがありますが、飛ばしてAXから行っても 全く問題なく読めると思います。 ですが、こちらを読んだらグラスホッパー、マリアビートルを読みたくなってしまいますよ。 きっと。 | ||||
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殺し屋シリーズの最新作。 家では妻に頭が上がらず、常に妻の機嫌を損ねないように行動している最強の殺し屋という設定がおもしろかった。殺し屋の兜と妻との掛け合いはもとより、そんな二人を見て育った息子の克巳と兜の掛け合いも楽しめた。 息子からは常に母の機嫌を窺って、自分が犠牲になっているように見えるのだが、当人は単に妻のことが好きで常に機嫌よくいてほしいと思っているだけで十分に幸せを感じているというのだから驚いてしまう。 幼少期に家族に見放されて育ったため、他人とどう付き合っていいか分からない兜が、どのように家族と接し、また友達と呼べそうな人間に出会えた時にどうするのか、最後まで楽しく読めた。 押し屋の槿や、ナイフ使いの蝉、檸檬、蜜柑など、ところどころに出てくる殺し屋たちの名前を聞いて懐かしさを覚えた。 次回作にもまた楽しみに待ちたい。 | ||||
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殺し屋としては一流の腕を持つ主人公『兜』が、家では妻に頭が上がリません。 妻のご機嫌をとりながら家で肩身の狭い思い出過ごしている姿は、世のお父さん達にも共感できるところがあるのではないでしょうか。 ただ読み進めて行くうちに、世間一般の『恐妻家』とは少し違うカンジがします。 何だろう?と思いながら読み進めて行くと、この主人公結婚したことにまったく後悔していないのです。 それどころか、来世でも結婚したいという始末。 では何故そこまで妻のご機嫌をとりながらビクビク過ごしているのか? その答えは最後のページを読み終えた時、理解することができました。 カフェで必死に泣くのを堪えながら。 ここからネタバレです。 『兜』は本当に妻のことを愛していたのですね。 でも不遇な少年時代を送った主人公は大切な人への接し方がわかりません。(友達は一人もいないといってましたしw) だから怖かったんですね。 「嫌われたらどうしよう・・・。」「愛想尽かされたらどうしよう・・・。」 そういった思いが『恐妻家』として現れたのではないでしょうか。 死ぬ最後の瞬間まで『妻に怒られたらどうしよう・・・』と心配していたのは、さすが真の『恐妻家』だと思いました。 | ||||
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殺し屋シリーズの中で一番、というより 伊坂さんの作品の中で一番好きになりました。読み始めてすぐ なんか面白そう!と前のめりになって最後まで一気読みしました。装丁やカマキリの挿絵も素敵だと思います。 | ||||
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伊坂幸太郎さんの作品はほとんど読んでいます。本書は他の作品に比べて少しあっさりしている印象です。マリアビートルのように多数の登場人物が交錯しながらスピード感のある展開で魅せるというよりは、主人公である兜の家族や友人の話を交えながらゆったりとしたスピードで話が進んでいきます。淡々とした会話の中にもユーモアや格好良さがあり、飽きずに読み進めていくことができると思います。父親、一営業マンとしての主人公と殺し屋としての主人公の一見関係無さそうに見える話が終盤にかけて徐々に絡まり合ってくるような展開になっていきます。 あっさりとはいいつつも、終盤の唐突なある展開以降はそれまでの話が一気に収束していき、伊坂幸太郎作品の持ち味が存分に発揮されています。ラストを読んだあとの心地よさ、爽やかさはなんとも言えません。 | ||||
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マリアビートルの檸檬が好きです。その次に兜がランクインですね。子供を持つ父親なら共感の接点がいつくもあるのではないでしょうか。伊坂幸太郎氏のギャグが冴え渡った一冊だと思います。 | ||||
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殺し屋なのに恐妻家で、妻に頭が上がらない、という設定が面白い。過去シリーズのキャラクターがちょくちょく出てくるのも嬉しい。物語の展開の仕方はやはり伊坂さん、グイグイ引き込まれます。兜は、怖くても愛してたんだろうな、奥さんのこと。楽しくて切ない、そんな物語。 | ||||
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素直に面白かったです。 切ない部分もあり涙しそうになりつつ、後味はとても良い。 兜、格好いいです。 『恵まれている』そう思える人生になって良かったね。だから切ない… 続編ではないのでテイストは違いますが、間違いないです! 殺し屋シリーズは必見です | ||||
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馴染みのキャラクターが出てきます。知らなくても面白く読めますが、知ってるとなお面白いと思います。なかなか考えさせられる楽しく優しく切ない内容です。 | ||||
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普段の姿は文房具メーカーの営業社員だが、実は凄腕の殺し屋「兜」は、妻と高校生の一人息子の三人家族だ。仲介業者の「医者」から「手術」の依頼を受け任務を遂行しているが、本当は「兜」はその「手術」を辞めたいと思っていた。著者人気の<殺し屋シリーズ>で全5篇の連作集。 相変わらず文体が軽妙洒脱で、特に会話が読んでいて楽しい。「兜」の家族とのやり取りは、恐妻家なのに妻や息子に対する愛が伝わってきて微笑ましく感じます。殺し屋が主人公なのに、前半はコントのような話や心温まるものであったりしますが、後半の書き下ろしの2篇はかなりシビアな展開になりますが、その緩急も楽しめます。ゆるいながらも、人が物語が繋がる爽快感もあって、クスッと笑え、そして少し寂しさも味わえる家族小説です。 | ||||
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伊坂さんの名は「陽気なギャング」シリーズで知っていて、たまたまこの一冊を手に取ってみました。非常におすすめです。読んでいて退屈だと感じる箇所が無いんです。全部が面白い文章でつくられていて、ワクワクしながら毎ページをめくっていました。読み応えのある一冊です。伏線のちりばめ方もとにかく上手くて、これってあのときのあれか!!みたいな驚き、アハ体験があってすごく楽しめました。ほかの殺し屋シリーズもぜひ読んでみようかと考えています。 | ||||
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これまでの殺し屋シリーズとは少しテイストが違いますが、読んで損はありません。 ラストはなんか胸にグッときて良かったです。 | ||||
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ガッカリ過ぎて言葉にならない。原稿締め切りに追われて文字数を埋めて並べただけのストーリーに思える。頭の部分のスズメバチとの対峙に関してもちんたらかんたらここまで長く書くのかよってイライラする。面白くもないのにみたいな。 もしかして、星⭐️5つの人達は伊坂さんのファンの人達なのかな? 出版すれば 'カモ' は買ってくれる? | ||||
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ちょいちょい過去のシリーズの登場人物は出てきますが、過去作品を読まなくても十分楽しめます。人物描写、物語の展開、読者の胸の中に染みてくるようなこの小説は本当に素晴らしい作品です | ||||
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この作品の舞台は殺し屋の世界。蝉、鯨等の懐かしい面々も登場し、グラスホッパーファンにはたまらないと思います。グラスホッパー程シリアスでもなく、戦闘シーンも生々しい描写が少ないように思えました。殺し屋のお話しですが兜の恐妻家ぶりと家族愛が全面に出ているお話です。 | ||||
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私自身は暗殺者シリーズの他二作品は読んでいません。ですので、前作を知らなくても十分楽しめることは確かです。 物語は暗殺者、業者、ターゲット、そして暗殺者の家族を中心に話を展開していきます。 物語が進むにつれて、主人公の家族に対する愛が伺えます。読むと心が温まる作品でした。 | ||||
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読者と登場人物に経験をさせ、それを活かすことで少しずつ感情を移入させる。 共有された経験をうまく使いこなし、共感させ、成し遂げる高揚感を誘うのが見事な作品でした。 | ||||
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ハッピーエンドとは言えない、けれどアンハッピーエンドとも言い切れない。はじめは異色な殺し屋の娯楽小説として気楽に読んでいたが、主人公の苦悩が浮き彫りになるにつれ、ラストは切なく、哀しい気持ちになった。 | ||||
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いくつかのストーリーが複走する伊坂幸太郎さんらしい小説。お決まりだけど、やっぱり引き込まれる面白さです。 | ||||
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