■スポンサードリンク
(短編集)
AX アックス
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
AX アックスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全287件 241~260 13/15ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最高です! 伊坂ワールド全開! だが、 とても心にしんみりくる内容です! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
(映画版は駄作だったそうですが)伊坂さんの神作『殺し屋シリーズ』の『グラスホッパー』『マリアビートル』に続く殺し屋3作目。 過去の2作は長編でしたが、今回は兜というコードネームの人間的な殺し屋(普段は文房具メーカーの営業で、仲良い奥さんと思春期の息子がおり、家族は裏の顔を知らない)が主人公の連作短編集で、 主人公は家族のために殺し屋を辞めたいと連絡係に伝え、 家族のために生きた二人の男性の素晴らしい物語。 以上、そんな内容です(^-^*)/ 大好きな殺し屋シリーズですが、僕が基本的には苦手な短編集という点と、2014年末の『キャプテンサンダーボルト』を最後に、以降は伊坂さんが個人的に駄作や凡作ばかりだった点から、全く期待せずに読みましたが、 目茶苦茶面白かったです!!! これですよ、これ!ファンとしてはこんな伊坂さん作品を渇望してました! 家族のために殺し屋を辞めたいと少しずつ頑張る主人公には感情移入しますし、 最後の話の素晴らしさには圧巻の一言! 『誰かへの善行も悪行も必ず自分に返ってくるから、少しでも善行が出来ると良いね』 というのが今作のテーマかと思いました(^-^*)/ 殺し屋シリーズが好きな方、伊坂さんファンにはぜひともオススメですし、 殺し屋シリーズ未読な方には、まずは『グラスホッパー』を是非是非、大声でオススメしますO(≧∇≦)o | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編でしたが、最後のお話は長くて楽しめました。 いつもながら、話の切り替えがうまかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
グラスホッパー、マリアビートルに続く作品という立ち位置のためか、話の繋がりはグラスホッパーとマリアビートルを読んでわかる通りそこまでないのがわかってはいたものの、話の構成や内容などはこれらに似たものだと思って読み始めてしまったのであまりに違う話に肩透かしを食らったかの様な気分です。 殺し屋の話といえば殺し屋の話ですが、前の2作品は主人公達の裏(殺し屋)の話で、AXは表(家庭)の話がメイン。もちろん殺し屋同士の話も出て来ますが前作ほどではない。 もちろんこれらは発売日前に自分が勝手にしていた妄想なのでマイナス評価にはなりませんがやはり期待していたものと違うのが出て来たためびっくりしたのは事実です。 途中にいきなりぶっ込んでくるのはさすが伊坂さんと思います。 伊坂さんがいう様に確かに"淋しいけれどどこかあたたかみのある物語"になっていますが、AXよりもこれに該当する作品は別にいくつか浮かびます。 話自体は最初の3章がもともと小出しにされていたもので最後の2章のみが書き下ろしのタイプですので話の構成も初めの3章が短編で4.5章で繋がる感じで話自体は割とシンプル。 妻も最後まで好きになれないどころか夫の気遣いに全く気づいてない点でかなり嫌いになりました。 三ツ星評価ですが、全小説の中で三ツ星というわけではなく伊坂さんが書いた中では三ツ星という評価です。 オチは伊坂さんのファンであれば逆に読みづらいかも?あまり読んだことがない&初めての人たちほど読めてしまうかもしれません。 ハードカバーで買わずに文庫本版が出るまで待ってもよかったかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
レビューにネタバレが幾つかありますが、レビューを見ずに読んで良かったと思っています。 最近日本の方々の本をよく読むようにしていますが、これは今年購入した本の中でダントツTOPです。 伊坂幸太郎さんの次作も読んでみたいと思いましたが、ホワイトラビットはタテコモリ...なのでその次にしたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中学から伊坂幸太郎さんの作品を読ませていただいており、大学4年になり就職を控えた今でも時間を忘れて没頭してしまいます。最高峰!とまではいかないですが、やはり高水準な仕上がりですね。純粋に面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
殺し屋シリーズ第3段は一人の殺し屋にスポットを当てた短編集です。 前2シリーズで登場した殺し屋のエピソードも出て来て過去の作品を読んだことのある方ならより一層楽しんで読めるかと。 今回の主人公兜は妻子持ちでかなり腕がたつ殺し屋。だが、自らが行ってきた殺し屋という職業に家族との思いが強くなるにつれて次第に疑問、罪悪感を抱くようになり、殺し屋業を辞めたいと思うようになります。だが、職業柄なかなか引退させてくれない。その葛藤が描かれています。 全体を通して殺しがメインというよりも家庭での出来事をメインにしながら殺しの仕事がリンクされているという構成です。 会話構成も兜と妻、息子との会話に多くが割かれています。 そのため、前二作ほどの緊迫感はないかもしませんが、その分温かく感動的に読むことが出来ました。 最終章で物語がきれいに収束されるのは流石としか言いようがありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
めっちゃネタバレします。 兜が死んだんがめっちゃショック。あの兜が…。あの優しくて強い兜が…。 兜は死ぬときもそれほど悲しそうでも絶望した感じでもなかった。自分がこれまでたくさんの人を殺してきたのだから報いを受けて当然という思いもあったとわかる。 しかも奈野村の子供が人質という状況。兜が死ぬとしたらこういう状況しかないよなと。 兜が死に、あの妻が通院するほどショックを受けたのがかわいそうでかわいそうで。 殺し屋シリーズは簡単に人が死んでいくけどAXを読んで思ったのは言われすぎて言われすぎてきた言葉、命は尊いということ。 兜の妻への対処法はクスっとくる。兜が異常なまでに妻に服従?していたのは普段の殺しへの償いのような気持ちもあったのかなと思う。 読んでいて夫視点、親視点の伊坂幸太郎を感じた気がした。恐妻家視点がリアルすぎて作者もそうなのかなと思った(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
否定的なレビューには、必ずといっていいほど、殺し屋シリーズ3作ときいて購入したが前2作の方が~~という意見がみえますが、そもそも伊坂幸太郎さんはシリーズものとして書いたつもりはないということをインタビューで発言しています。あくまで以前からのファンへのサービスであって、極端な話し既出の殺し屋を使わなくてもよかったということです。 ではAXを1つの小説としてみればどうか、となると、もちろん☆5になってしまうわけで、それほどこの小説は単体として、エンタメやら感動やらがぎゅっと詰まった、完成された小説なのです。殺し屋といえども常に緊張感を漂わせているわけではなく、1人の人間として生きているはずなのですが、どうしても読者側からは見えづらい。今作は所謂痒いところに手が届く内容になったのではないでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズは個性豊かな殺し屋がいっぱい出てきて面白いが, それはメインではない. 主人公の人生・生き方に対する葛藤や考察がユーモアに描かれているのが面白いのだ. 特に本書は主人公の殺し屋が家族や友情について,誰もが悩むテーマについて葛藤していく. 殺し屋ケラーも,殺しの場面より人生の葛藤と考察がメインで(というより殺しの場面がほぼなく), それが面白いのだが,彷彿とさせる.作者も書きたいものの到達点であると発言しており, かなりの影響を受けている. もちろん全く違う作品で,どちらもおもしろい. もっとこのシリーズの世界に浸りたいと思う一方,これ以上は面白くならないだとうとも思う. 可能性がないというより, ついに僕が読みたかった日本版ケラーを書いてくれたか,到達したかっ, と思うほどのスリルとスタイリッシュさを感じた. 最後に思ったのが,殺し屋いすぎじゃね?世の中殺し屋だらけ.笑 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂幸太郎氏の作品は、文庫で読んで集めてましたが、 最近は、新刊が文庫化されるのを待ちきれず、単行本の新刊を買ってしまってます。 辛い現実だけど、どこか救いがある伊坂ワールドは、たまに帰りたくなる世界です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アサガオや、蜜柑、レモンといった前作までの優秀な登場人物にもひけをとらないのが、今回の主人公、兜(かぶと)。ただ、今回のストーリーは、家族愛がサブ的なテーマになっていて、そういう意味では、これまでの伊坂作品プラス重松清的要素が融合されていて、ほろっときます。著者と同じく、40代〜50代の男性読者は、泣いてしまうと思いますね。笑 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『死神の精度』といい『残り全部バケーション』といい、伊坂さんは連作短編がうまいですね。 殺し屋の顛末と家族の絆を融合させてしまうなんて、すごい。 またクライマックスでの親子の時間を超越したカットバックもドラマチックでした。 唯一、槿はどうしたのか不明なままの区切れのぶん、★4つとしました。 オススメ作品であることにちがいありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「グラスホッパー」「マリアビートル」ときて待望の殺し屋シリーズの続編!伊坂作品の中で正直一番好きなシリーズです。ワクワクして読みましたが、前二作とガラリと作風が変わっていて拍子抜け。過去と未来を行き来するような書き方といい、「アヒルと鴨のコインロッカー」を彷彿とさせるような雰囲気に変わっていました。エンタメ度がガクンと下がった分、じわっとした感動系がプラスされた印象。 メインを張る主人公は兜。言わずもがな殺し屋で、業界では一目置かれた実力者ながら家では恐妻家で発言力が弱いなどギャップが面白いキャラです。兜がなぜ殺し屋になったかなど背景があまり明かされず主人公なのにとことん薄い印象なのは残念。前作のキャラがちらほら出てくるのでファンとしては嬉しい場面がけっこうあります。 恐妻家といえば思い出すのが「モダンタイムス」。しかしあそこまで強烈な妻というわけではなく、むしろ尻に敷かれた程度の普通の夫婦のように思えるので兜が妻にビクビクしていた理由は結局よくわからないまま読み終わってしまいました。ところどころ妻とイチャイチャしたいとか妻への愛情が窺える描写があったので、単に惚れた弱味だったのかもしれませんが。 終盤の決着の付け方は好きでしたが、前二作と比べると密度が圧倒的に足りないので物足りなかった。単体で読むならそんなに悪くないですが殺し屋シリーズの正式な続編と考えると☆3かな。群像劇じゃなくなったこともあり、続々というよりは番外編のようなイメージが最後まで払拭できなかった。でもまあ普通に面白いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やっぱり良いな。家族思いの殺し屋兜(かぶと)が主人公。くすっと笑ってしまうユーモアのある会話が満載。なのに、ほろっとくる場面も。最後の最後も良かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂さんの新作ということであり、殺し屋シリーズということで、かなり楽しませてもらえそうという期待度が大きすぎたらしい。 けっして面白くないわけではないのだが、ドキドキ感はさしてない。 むしろシンミリ、夫婦や親子について考えさせられる。 表稼業では、文房具の会社員、裏稼業で殺し屋をしている兜。 妻想いのというか夫というか、恐妻家の兜イコール三宅の家庭でのビクビク感は、なかなか楽しい。 息子が父親の態度にどちらかといえば、好意を持っているのが、なんとなくうれしかった。 仲介屋の医者が、薄気味悪いけれど、できたら、兜に対して親近感を持っていてほしかった。 哀愁物語感があるのがなんともいえなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
グラスホッパーからのながれに、アイネクライネナハトムジークのテイストを加えたような作品です。 恐妻家と言うより、家族を愛する殺し屋の兜ですが、父としての生き様を伊坂式に書き上げています。 お父さん、ぜひ読んでください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
グラスホッパーとマリアビートルが大好きで今作も楽しみにしていました。 主人公の兜は怖い妻をすごく愛しているのが伝わるし、息子に対しても男同士で自分の味方のようにも感じていて微笑ましい家族愛の物語と思います。 ただ残念なのは途中に敵が何人も出てくるのですが、相手のエピソードが少なく内容が消化不良に感じたこと。そしてネタバレになるので言えないのですが、中盤で展開がすごく変わる場面があるんですが、あっけなくてあっさりと書かれすぎていて、次の話にスムーズに入っていけなかったです。 少し寂しいところもあるが、家族愛に溢れたお話でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
殺し屋シリーズ最新作! グラスホッパーともマリアビートルとも違うタッチだけど繋がってる。 前2作とは違いとにかく緩い。。 でもやっぱりおもろいんだよね。 しかし、私はマリアビートル派だ。 殺し屋シリーズはまだまだ続けてほしいです! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
グラスホッパー、マリアビートルと殺し屋シリーズは好きなんですが、過去2作を超える面白さは無かったです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!