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グラスホッパー



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【この小説が収録されている参考書籍】
グラスホッパー
グラスホッパー (角川文庫)

グラスホッパーの評価: 3.70/5点 レビュー 427件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.70pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全427件 321~340 17/22ページ
No.107:
(4pt)

伊坂ワールドに迷い込んでしまいました

 「このミスNo1」の『ゴールデンスランパー』で伊坂幸太郎氏の名前を初めて知った私です。
“話題の作家”の最初に読んだ著作がこの『グラスホッパー』だったのは、幸いだったのか、
それとも間違いだったのか・・・。
 あまりにも簡単に人が死んでいくあり得ないような展開。
「押し屋」「蝉」「鯨」三人の殺し屋の現実離れしたキャラクター。
主人公のありふれた「鈴木」とい苗字と、妻を殺された男の復讐という小説では平凡すぎる設定。
 こんな摩訶不思議と当たり前が入り乱れながら進んでいくうちに、
伊坂ワールドにぐいぐいと引き込まれてしまいました。
 「いくら危ない状況にいてもね、多分大丈夫だろう、って思うもんなんだって」
 「人は誰でも、死にたがっている」
どきっとするような言葉に出会い、突然現実の世界に引き戻されるのも、
読んでいて知った伊坂氏の魅力の一つだと思います。
 これから暫くは、伊坂氏の著作にはまりそうです。はたして幸いだったか、間違いだったか・・・
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No.106:
(3pt)

もう少し

 伊坂幸太郎の作品は、テンポの良い会話を楽しめる。仲の良いもの同士がやり
取りするお互いを知り尽くした会話がステキだ。他の作品「重力ピエロ」でも同
じことを思った。それが兄弟の間だったり、親子の間だったり・・・
 グラスホッパーでは、それが亡くなった妻との会話であり、蝉と岩西との会話である。
 それぞれのキャラクターのストーリーが集約されていくまでは、スピード感が
あって面白かったが、その後のストーリーは、ちょっとだけもたつく感じがあ
る。
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No.105:
(5pt)

僕のなかでは伊坂作品で一等賞

伏線につぐ伏線。
読む僕を裏切りまくりながらストーリーは流れていきました。
すばらしい。
インクが乗った紙の集まりのなかに、最高のエンターテイメントを見つけました。
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No.104:
(4pt)

日常と隣合わせの非日常

殺し屋と言う非日常的な世界を業界と称して、日常の世界にとけ込ませていた。登場人物それぞれに感情移入出来、何度も読み返せる作品だと思った。
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No.103:
(4pt)

最後の三行

作品としての面白さや、伏線の妙は、『ラッシュライフ』まではいかなくとも、
『重力ピエロ』に匹敵、もしくは迫っていると思います。
特に伏線の張り方、回収の仕方は、さすが伊坂幸太郎だと、舌を巻くより他ありません。
伊坂幸太郎らしく、謎が謎のままで終わる箇所も、いくつかあります。
特に、最後の三行で提示される謎は、爽やかに終わろうとしていたラストに、
急に陰が差したような、陰湿な感じを覚えます。
果たして、この三行は必要だったのだろうか、とも思います。
以上の理由で、五つ星から星を一つ減らしましたが、
今まで読んだ伊坂幸太郎作品の中で、三本の指には確実に入る秀作だと思います。
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No.102:
(5pt)

ジャック・クリスピン曰く

初出は2004年7月。作者自身が一番達成感があった、と言うのも頷ける。キャラタ・伏線・構成どれをとっても『伊坂ワールド』が完成したと確信できる傑作だ。
『グラスホッパー』は殺し屋の話だ。ただいつもに増してリアリティがあって、まるでジェフリー・ディーヴァーを読んでいるような感覚に襲われた。普通の日常に出てくるキャラクタがすっぽりはまって何の違和感もない。交差点で待っていて、後ろに『押し屋』がいてもなんらおかしくないし、日々ニュースで伝えられる自殺の現場に『鯨』が実はいてもおかしくない。犯人不明の殺人現場に実は『蝉』がいても不思議ではない。そういうところがこのストーリーをより刺激的にしていると思う。
ところで文中によく『ジャック・クリスピン』という奴の台詞がで来るのだが、聞いたこと無い人名なので検索してみたが・・・どうも伊坂の創作した人物らしい。このあたりも実に面白い。
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No.101:
(5pt)

冷徹な目で展開される大傑作

「グラスホッパー」は7回繰り返して読んだ。
 伊坂ファンでも評価が二分される作品。登場人物に共鳴して溶け込むことができる人にだけ、本当の面白さが分かる。
 登場人物の大半は殺し屋………非合法的な「アウトロー」だが、同時に実存主義者的な「アウトサイダー」でもある。
 これらの登場人物に対し拒否反応を示すのは、良識があるが、人類中心の固定観念に縛られている人だ。
 「グラスホッパー」(バッタの群集相)というタイトルの他にも、人類を中心に世界が回っているわけではないと随所で著者は指摘している。また「世の中は善悪じゃない」というメッセージも繰り返される。「善悪」は所詮、人類が勝手に作り上げた固定観念にすぎないからだ。
 最初は、「普通の人」である主人公、鈴木の立場で読む人が多いだろう。私もそうだった。繰り返し読むうちに、非合法な会社《令嬢》の社員である比与子や、殺し屋「蝉」に自己同一化して読む楽しさを味わった。「鯨」や「槿(あさがお)」になって読んでみたが、悪くない。
 「俺は、世の中で、小説と呼ばれるものは、これしか読んだことがない」………それは嘘だが、私の中では最高傑作である。
作成日: 2008年11月29日(土)
グラスホッパーAmazon書評・レビュー:グラスホッパーより
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No.100:
(5pt)

奇妙な現実感。

伊坂幸太郎は実に巧みな文章を書く。伏線の張り方には
独自のテイストが溢れており、テンポの良い文章は小気味良く
読み手の脳内を踊る。固定ファンが多いのも頷ける。
本作のテーマは「殺し屋」、主要人物は2人の殺し屋と妻を
自動車事故で亡くした1人の男。人が次々と死に、それらの生死が
淡々と紡がれていく世界。どう考えても現実離れしているのだが、
にも関わらず奇妙な「現実感」を感じてしまう。そこに伊坂の
表現力の妙がある。
常軌を逸した冷酷無比な表現は好みが分かれるかもしれないが、
独特のブラック・ユーモアがそこかしこに軽快に塗されており、
所謂「ハードボイルド」的な重さは感じられない。
最後まで一気に読めるはずだ。
ナイフ使いの「蝉」、自殺専門の殺し屋「鯨」というキャラ立ちした2人。
主要人物が何しろ「殺し屋」なのだから、彼等に感情移入して楽しむ
タイプの小説ではない。一般人であれば、そもそも殺す側、
殺される側の感情の機微に自分を重ねることなど、はなから
できやしないのだ。無論、フィナーレに救いを求めてもいけない。
法規社会では決して許されない殺しを新しいタイプの「エンタメ」
小説として仕上げた、そこに作者の意図がある。
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No.99:
(4pt)

死者の言葉

 「魔王」を読んでから「グラスホッパー」を読んだのだが、舞台装置は全く違うけれども、内容はかなり似ていると感じた。そもそも読もうと思ったきっかけは、週刊少年サンデーの連載なのだが、あちらでは2作品が再構成されている感じなので、そもそも言いたいことは同じだったのかもしれない。
 最後まで救いはないし、結局は自分たちの知らない所で事件は収束してしまうわけだけれども、実際の世界もそんなものかもしれない。
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No.98:
(5pt)

最後の1行を読んだ時、もう一度読み返したくなりました

「元教師:鈴木」「自殺専門の殺し屋:鯨」「ナイフつかいの若者」の3人の視点から、「押し屋」と呼ばれる殺し屋を追いかける話の展開。
3人の視点の移り変わりで1つの話が流れるというわけではなく、3人それぞれのストーリーが、どこかしらでそれぞれが関わり、最終的に1つの結末に向かうというストーリーです。
その話の流れ方に特別、目新しさは感じないのですが、「「押し屋」の正体は?その行く末は?」がとにかく気になり、最後まで夢中で読みました。
確かに数多くの人達が、殺し屋達によって何の躊躇もなく殺されます。
そのシーンだけ見たら、非常に残忍で暗くて重苦しいです。
しかしその殺し屋達も、「かつて自分が殺した人間の亡霊」を見たり、映画の不遇な主人公を自分と重ね合わせるなど、今現在の自分にたとえ無意識でも満足していないんだという一面を見せられたり、話の過程で子供がからんできたりする所などは、全体としては暗さ、重さを軽減させる要素となっています。
何より終盤でそれまで思いもよらなかった展開があり、その時点でそれまでに伏線が敷かれていたことに気づくなど、読み終わった今、小説としてよく作りこまれている印象が強いですね。
特に最後の1行を読んだ時、まだ何か気づいていない部分があると感じ、もう一度読み返したくなったのは私だけでしょうか…。
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No.97:
(4pt)

人間は虫に近い

最初の1ページ、人間は、動物よりもむしろ虫に近いのではないか というのが筆者の問いかけかと思います。虫という意味は、感情、愛がないという意味です。4人+αの登場人物がでてきますが、それぞれの登場人物が、人間、動物、虫、植物の象徴になっており、読者は基本的に人間の鈴木以外には感情移入はできない設定だと思います。その象徴の4人は殺し屋で、いずれ対決するのか、いったい誰が勝つのか!?、話の進み方自体非常に面白く読み応えのある展開ですが、いったい最後はどういう結末になるのか読んでいてわくわくする作品でした。世の中にはこんなに虫けらみたいなやつがいるという風刺も、筆者の弱者に対する同情を感じます。
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No.96:
(5pt)

始めて読んだ『伊坂』作品。

読み終わった正直な感想は『面白い!』でした。 書店のポップで店員さんがお勧めしてたので購入しましたが、良い意味で期待を裏切ってくれました。読み始めると、次の展開が気になって区切りのタイミングを見失い結局は一気に読んでしまいました。主人公の鈴木、鯨、蝉の三人が、押し屋と呼ばれる人間を巡って展開するストーリーです。三人が交錯するシーンなんかは、お互いが何を思ってるんだろう?と各々の章をすぐに読みたくなります。今まで『伊坂』作品を読んだことが無かったのでこれからジャンジャン読んで行こうと思います。他の作品を読んだことが無いのですが、『伊坂』作品を読んだことが無い人には、ぜひのめり込むキッカケの作品に出来る思います。『読むしかないじゃない!』です!
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No.95:
(3pt)

不思議な感触

表紙が綺麗だなと思って手に取りました。あと、聞いたことのある作者さんだし、って。
過大な期待や思い込みもなく読みましたが、な〜んか不思議な感触の読後感ですね・・。
みんな現実離れしてて共感できる登場人物が出てこないので、読み進めながらひたすら成り行きを静観してる感じ。とはいえ、作者さんの伝えたいメッセージもあるはずだろうに、イマイチ読み取れず・・。何だったんだろう?みたいな感触・・。きっとこれが狙いなんでしょうね。
重力ピエロも読みましたが、比べると格段にこちらのほうが重みがあるように思いました。
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No.94:
(5pt)

うん、オモロ

3人の視点で描かれていて、「押し屋」を通じて繋がっていく。蝉が押し屋を捜す動機等は多少、無理矢理な感じが否めなかったけど、それぞれが繋がる場面は「やっとか!」と思いました。この作品の中で、唯一平凡な登場人物の鈴木が、最後の最後で殺されやしないか、押されやしないかとハラハラしました。それにしても自殺屋ってすごいなぁ〜。相手の心の内側の、誰しも持っているであろう罪悪感。死ななければと思い起こさせる威圧感。誰もが死にたがっている。誰もが、は言い過ぎだけど、私はドキリとさせられました。
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No.93:
(4pt)

また読み返したくなる一冊。

妻の仇を探す「鈴木」
自殺専門の殺し屋「鯨」
ナイフを使う殺し屋「蝉」
1つの事件が3人の視点から語られる。
暗く重い影をひきずるような内容だけれど、
まさかの展開に読み出すと止まらない。
人間が壊れていくさまがリアルな描き方で
目の前に生々しい映像が浮かびあふれて、
裏の世界に生きる人々の姿を垣間見た気がした。
「死んでるみたいに生きたくない」
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No.92:
(4pt)

虫たちの闘い

多彩な作風を持つ作者のハードボイルド風サスペンス小説。三人の特徴的な殺し屋が織り成すスリリングな交錯が物語を引き締める。"もう中盤かよ"、と思わせる冒頭から始まり、ノン・ストップの軽快なテンポでストーリーは展開する。もう一人、ドラ息子に妻を殺され、そのドラ息子が所属する非合法組織に潜入する鈴木と言う元教師が唯一マトモな人間役で登場する。非合法組織に潜入すると言う大胆さの割には、お人好し過ぎるのだが、本作の他の登場人物との対比と言う事か。
"蝉"は根っからの殺し屋で、罪悪感とは無縁。大量殺人を好み、「無駄だっつうの」と軽いノリで相手を殺す。"鯨"は相手を自殺に追いやる"自殺屋"と言う変り種。彼の眼光に射すくめられると相手は深い欝に陥ってしまうと言う不気味な特技を持つ。ポケットには常に「罪と罰」を持ち、過去に自殺に陥れた被害者の亡霊に悩まされていると言う設定。各章には鈴木、"蝉"、"鯨"の名前が付けられ、三人各様の視点で物語が綴られる。もう一人の殺し屋は、相手を道路や線路に押し出して殺す"押し屋"の"槿"。"槿"がドラ息子を殺し、"蝉"が"鯨"の殺人依頼を受ける事により、三つ巴(軽、重、静)の闘いが始まる...。
物語に散りばめられた遊びも面白い。"蝉"の兄貴分が引用するジャック・クリスピンなる(架空の)人物の警句は勿論作者が考えたものである。また、作中には"虫"に関する話題が頻繁に出て来る。これが題名の由来(グラスホッパー=バッタ)だが、ある地域にバッタが多くなり過ぎると、あるバッタは変種して飛翔力を増して他の地域に出て行くと言う話は面白かった。殺し屋の論理では、"そうなる前に数を減らす"だろう。ホームレスの田中の老師ぶりも印象に残る。作者の魅力を再認識させるサスペンス小説の秀作。
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No.91:
(2pt)

復讐とは……

あらすじから、復讐の善悪を巡る描写が展開されると期待して読んだが落胆してしまいました。
主人公の復讐観念が物語の根幹となるかと思いきや、それは単なる状況設定に過ぎず、これは殺し屋達を巡る単なるエンターテイメント作品でした。作中、罪と罰が登場したことから多分に期待をよせてしまっただけに、個人的にはう〜んという感じです。
動きがある作品なので小説よりも、原作にして実力のある漫画家に作画させたほうがエンタメ作品として楽しめるのではないでしょうか?頭をからっぽにして楽しめば、それなりに楽しめます。
ただ後半、ちらりと命に関する作者の観点(結局は命よりも利便性が優先される)には、看過できないものがあると思いました。とても短く、この場合は交通事故とテロリストという比較のみを取り上げていましたが、内省してみればこういう観点は世の中の色々な場面で確認できるはずです。人の命は、意図的にせよ無意識にせよ誰かの都合で日々失われていくという厳然たる事実を感じざるをえません。何より主人公は復讐の為に、多くの人を犠牲にしてきました。そして、それも仕方のないことだと言います。清廉潔白な主人公ではなくこのような主人公を設定したことで、作者が意図的に復讐の是非にゆさぶりをかけてきたようにも思えます。
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No.90:
(5pt)

めっちゃおもしろいです

おもしろいじゃん!超おもしろいじゃん!
おもしろくないとか言ってる奴は伊坂幸太郎わかってなさすぎ。帯にも書いてましたが「すごく好きな小説」は超おもしろいよフラグです!
伊坂幸太郎の小説=伊坂ワールド内で起きる出来事ですからっ!
あの〜「どうしてそんなに殺せるかわからない」とか「グロテスクでちょっと」とかで勝手にダメダメ解釈してる人多いですが、現実世界じゃなくて、伊坂ワールドですよ!?伊坂ファンタジーなんですよ!?わ・か・れ!!笑
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No.89:
(5pt)

ファンになりました

直木賞候補にノミネートされるのを辞退したとニュースで見た覚えがあり、一時帰国時に書店で衝動買いしました。
作者の作品は初めてですが、登場人物の会話部分が妙にしっくりきたのと、ストーリー展開と登場人物のキャラが独特で大変気に入りました。
その他の作品も片っ端からチェックしてみたいと思います。
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No.88:
(2pt)

主人公に思う

この方の作品は、なぁんかしっくりこない、馴染めない。なんでかな?と思っていたが、恐らく、作者の世界観?と自分のが違うからなんだろうと、この作品でわかった。世の中、こんな世界はあると思わせるリアリティを感じる。ナイフで人を刺した時の描写も、とても現実的。槿という人物は、魅力的。しかし、主人公のような男性はいないって。ひとりの女性をそこまで追い求めたりしない。他の作品にも、同じことを感じてしっくりこないのだと思う。
グラスホッパー (角川文庫)Amazon書評・レビュー:グラスホッパー (角川文庫)より
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