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グラスホッパー
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グラスホッパーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全427件 141~160 8/22ページ
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登場人物が「鈴木」「蝉」「鯨」と物語上で入れ替わり、各々の視点からの描写となっていた。恐らく主人公(?)の目線のみで語られれば他が悪役で終わってしまうところ、丁寧な心理描写で感情移入してしまった。 | ||||
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小ネタの使い回しが絶妙で、見入ってしまう。美しくないはずの世界が、何か親近感の湧く、懐かしいような気分にさせられる。 | ||||
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誰でもある心の迷いを表している。こんな気持ちになったのは久しぶりですね。 | ||||
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伊坂幸太郎らしい展開だが、出だしのスピードが乏しい感じがした。 | ||||
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バラバラだった3人の視点が1つになっていくのに引き込まれました。 | ||||
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私には合わない、最後まで読んだが感情移入できない、これが名作、いや迷作そのもの、今まで読んだ中で最低のランクに入る。 | ||||
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マリアビートルを読んだ後に読みました。読む順序が逆だったら、内容には差し障らないもののマリアビートルが更に楽しめただろうと思います。 話の構成が新鮮でした。 | ||||
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伊坂ワールドが楽しめる。マリアビートル、AXとの三部作はぜひ一気にお読みください。 | ||||
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凄腕の殺し屋たちは冷徹に人を殺害していきます。しかし、それぞれ悩みや痛みを抱えて苦しんでいる姿が胸の迫ってきます。過去に殺した相手が幽霊のように現れて苦しむ男。人生を上司に縛らてている感覚が抜けず、自由を求める男。とてつもなく恐ろしい殺し屋が人間的に苦しむ姿が印象的で魅力的に見えます。 カッコよさと緊張感がたまらない。実際に「鯨」に目を合わされたら、「蝉」のナイフさばきを見たら、恐怖とともにカッコ良さを感じたでしょう。最後まで展開が読めず、各登場人物が死に隣接している緊張感がたまらない作品です。是非ご一読を。 オススメの方 1.本格的なハードボイルドを探している方。 2.緊張感ある小説を探している方。 3.「殺し屋」と聞いてピンときた方。 | ||||
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先に言っておきますが私は伊坂幸太郎が好きです。 『あるキング』と『SOSの猿』以外は割と楽しんで読みました。 好きでしたが、伊坂幸太郎作品を楽しんでた頃から2年経ち、その間文学作品等を読む機会が増えてました。 なのでこの作品がつまらないというより、私の好みが変わってしまった可能性もあります。 正直、この作品は楽しめませんでした。 まず登場人物の掘り下げが甘く感情移入出来ません。蝉や鯨、槿がなぜ殺し屋、押し屋と呼ばれる仕事をするようになったのか、仕事に対してどう思ってるのかなどの掘り下げが足りないので、鯨がホームレス仲間にちょっとアドバイスされて突然清算すると言い出した気分屋さんにしか見えません。 蝉なんかは掘り下げたら絶対面白くなりそうなのに簡単に殺されちゃって、と思いながら読んでました。 次に、蝉はまだマシですが、鯨の目を見てるだけで自殺したくなるとかいうもはや超能力の領域に入る設定が受け付けません。 ここに関しては、私が元々「幽霊が見える」以上の非現実的要素は受け付けないので、好みの問題だと思います。 そして、グラスホッパー=バッタを活かしきれてないのが残念。 こんなにリアリティがない内容は漫画にしたほうがいいです。 漫画を軽んじているのではありません。非現実的ゆえ絵がないとイマイチ楽しめないのです。 一言で表すなら厨二病でした。 2年前に伊坂幸太郎作品が好きだったので、『マリアビートル』も一緒に買ってしまってますが、読む気になれません。 | ||||
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終始胸糞悪い。 殺人やドラッグ、その他凶悪犯罪、それらをポップに扱うべきではない。 特にそういった社会に闇を問題提起しているようにも読み取れず、単に演出や小説の1つの題材として利用しているだけ。小説だから何を書いてもいいわけではない。 そして相変わらずのご都合主婦展開。 | ||||
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私にとって正直読むのが怖くて長らく躊躇っていた本書ですが、結果は相当にダークな内容ながらも殺人シーンに耐えて何とか遣り過ごすと読後はしみじみとした満足感に満たされましたね。伊坂さんの悪党小説にはイカレタおふざけと非情でシリアスな哀しみが同居していますよね。鯨の前に現れる亡霊達は皆生前よりご陽気ですし蝉は愚か者だけど何となく憎めませんね。冷静な槿は飛びバッタの減少に黙々と励み強運な鈴木は今も何処かで頑張っている事でしょうね。 | ||||
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何の予備知識もなく読み始めたが、すぐに引き込まれた。3人の人物の1人称語りだがミステリアスな内容で、これがどのように交わり1つのストーリーとなるのか、大いに興味をそそられた。理不尽な暴力を扱い、くせのある話なので万人向けとは思えないが、波長が合えば卓抜なストーリーテリングと構成力に感心すると思う。 殺し屋同士の争いが加速して絶体絶命のピンチに陥った一般人の「鈴木」が、何とか窮地を脱した終盤が本作のハイライト。それまでに張られた伏線が回収されて安堵すると同時に、妻を失った「鈴木」が生きる力を取り戻す描き方は前向きで素直に良かった。タイトルを含めて随所で隠喩的表現が見られるのも作者のセンスの良さを感じる。 | ||||
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軽快で、暴力的で、情があって、登場人物全てが魅力的でまるで映画を観てるように一気に読める。 | ||||
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人にあげたのでよく分かりませんが今度機会があれば見せてもらおうと思ってます。 | ||||
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とても面白いです。 ターゲットを心理的に自殺に追い込む「鯨」、圧倒的身体能力を持つナイフ使い「蝉」といった殺しを生業とする二人の男の描かれ方がハードボイルドな感じでとても良いですね。 本書は、上記二人の殺し屋の、プロとして視点に加え、妻を殺された復讐心から怪しい組織の社員となった、元教師の「鈴木」の視点を合わせた三つの立場からそれぞれ語られていく手法がとられています。 この「鈴木」パートは、復讐という目的がありながら、鈴木のお人好しな性格から、追い詰められた状況にあっても絶望感よりユーモア感が漂う、これまでの伊坂幸太郎を感じさせるパートです。 魅力的なキャラクターの存在、ぐいぐいと読ませる面白さで全体としてバランス良く、読後感も爽快です。 次は、さっそく続編の「マリアビートル」を読んでみたいと思います。 | ||||
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元教師の「鈴木」、自殺教唆を専門とする「鯨」、ナイフ使いの殺し屋「蝉」。物語は、彼ら三人の視点で交互に語られます。描かれるのは、彼ら三人の人生が、交通事故を装う殺し屋「押し屋」と交錯することで、次第にひとつに収斂していく様です。 抵抗を覚えたのは、登場人物たちの行動がまったく合理的ではないこと。たしかに作中のリアリティの水準は下げられているので、その点からいえば問題はないのかもしれません。それでも、あまりに作者のつくったシナリオの都合で登場人物たちが動かされすぎです。 カフカ的な不条理を描く小説であればともかく、起承転結がきちんとある娯楽小説を読む心構えで読んだため、読んでいるあいだずっとひっかかりを覚えました。最後の文章でネタばらしをされても(悪い意味で)だまされたようにしか思えません。 登場人物たちへの感情移入を妨げる、地の文の乾いた表現。ナンセンスに聞こえながらも意味ありげにも見えるダイアローグの言葉遊び。個人的に本来そうしたハードボイルド小説に特徴的な要素は好きなはずなのに、作者の文体も苦手でした。 そのため、物語が7割ほど進み、サスペンス要素が放り込まれるまでは読むのが苦痛でした。そのサスペンス展開にしても、前もってしかれた伏線の一部に強引さを感じてしまいます。最後の文章で作中すべての不可解さが許されるとはいえ、やはり不満が残りました。 密集して暮らすことで凶暴性を獲得する「バッタ=グラスホッパー」のメタファーも生かせていたとは思えません。作中では死、罪、罰のイメージが散りばめられているのですが、それらはべつに、数多くの人々がひしめきあう都会にひそむ暴力ゆえのものではない印象を受けたからです。 伊坂幸太郎さんの作品は数冊しか読んだことがないのですが、そのなかでも本作はクセが強いように思いました。伊坂作品のなかではかなり好き嫌いが分かれる作品ではないでしょうか。 | ||||
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先に読んだ「週末のフール」に収められている作品のタイトルの意味が分からず撃沈。本書のタイトルも読了してから調べ てみた。あッそういう事だったのかと。ならばグラスホッパー達が主人公なんだと理解。殺し屋のキャラが立ち過ぎて面白 いし、死にゆく姿の描写が超リアルで迫力満点グロテスクの極み! | ||||
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読んだあとの満足感が全くない。ストーリー性が感じられない。自分にはダメでした。長くないのが良かったです。 | ||||
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書店でAXを手にとって面白そうだなと思ってamazonを検索して初めてシリーズものだと分かり、グラスホッパーから読んでみました。Kindle版があったので書店に引き返すことなくゲットできてよかったです。殺し屋の話なので苦手な描写もありましたが、文章自体は読みやすくてあっという間に読み終わりました。三人の殺し屋が物語の進行とともに絡んでくるところが面白かったです。早速マリアビートルも読んでみようと思います。 | ||||
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